神戸へ
こんばんは、トビーです。
久々に北海道を離れて旅行へ行ってきました。
本当にただのおのぼりさんで、気の利いた旅行記は書けそうもありませんが、次回の
『そらちワイン×ワインFesta②』
までの合間にお読みいただければ幸いです。
駆け足でご紹介します
新千歳空港から、道民の翼『AIR DO(エアドゥ)』でいざ!
翼のところには、チョコレートを抱えたマスコットキャラ、『ベアドゥ』の姿
いってきます!
サーブされた飲み物のカップがベアドゥ仕様で可愛い
ちなみに飲み物の一番人気は『じゃがバタースープ』かな?周りの人のほとんどが頼んでいました。
私はアイスコーヒーで
そろそろ到着
わー、建物いっぱい!都会だ!
(子どものような感想…)
ポートライナーに乗って
宿泊先『ケーニヒスクローネ神戸』に到着
今回の旅行は、こちらのホテルに泊まるのが目的でした。
一緒に来たTちゃんが、以前から来てみたかったというホテルです。
神戸のお菓子屋さんのケーニヒスクローネさんが経営するホテルで、朝食は焼きたてパンとスイーツが食べ放題というプランでの参加です。
年齢がひとまわりほど下のTちゃんは、顔出しOKとのことで、マスコットキャラクターのくまポチと記念撮影
日本をはじめ、世界も1人で旅行する強者です。
旅慣れたTちゃんが私を引率してくれます。ありがとう、Tちゃん!
ウェルカムスイーツ
乾杯用のドリンクの用意もあり、私はスパークリングワインをいただきました。
夕食は南京町で、客引きのおばさまにあっさり捕まる
大衆食堂といった感じのお店で、飲茶セット的なものを頼む
その後は真っ直ぐホテルに帰り爆睡
朝食のケーキとパン
ビーフシチューが美味しかった!
ゆで卵乗せるんですね〜
パンは2個、ケーキ3個で限界が来る
では観光へ
フィギュアスケート好きとしては行っておきたかった『弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)』へ!
男子フィギュア、羽生結弦選手のオリンピック金メダル連覇を祈願します。
もし2018年の平昌オリンピックで連覇出来れば、アメリカのディック・バトン以来、66年ぶりの快挙となります。
もしそれが日本人であったなら本当にすごいことです。
頑張って欲しいです。
4年に一度のオリンピック、開催場所が政情不安で心配ではありますが、どの選手も怪我なく全力が出せるよう、祈ってきました!
シンボルの八咫烏(やたがらす)のキャラクター『ゆづ丸』君もパシャリ
八咫烏は日本サッカー協会のシンボルマークでもありますね。サッカー関連の絵馬もたくさん奉納されていました。
引退後、タレントとしても大活躍の織田信成さんの絵馬を発見
広い土地が欲しいんだね(笑)
お次は初日、ホテルへ向かって歩いていて見つけたコレ
テレビで見て、「行きたいなー」と思っていた『怖い絵展』
ここでやってた!ラッキー!行こう!
なかなかにエキセントリック
平日なのにすごい人でした!
ひと通り観るのに2時間近くはかかりました。
『女神が人間の美貌の羊飼いに夢中になり、その美しさを永遠とするために、永遠の眠りを与え、毎夜動かぬ彼を抱擁する』
みたいな説明の絵があり、真後ろの女の子が
『えぇ…サイコパスやんなぁ!』
と言っているのを聞いて、激しく同意
関西の方たちが、けっこうツッコミを入れながら絵を鑑賞しているのを聞いて、土地柄の違いを実感します。
観光名所をぶらぶら歩き
せっかく来たのだから、夜は奮発して神戸ビーフをいただくことに
フィレとランプをTちゃんと半分づつシェア
柔らかい!美味しい!
目の前でステーキを焼いてくれる白人のシェフがとっても紳士で、Tちゃんと2人で感動
2日目朝食
早くも洋食に疲れて和食に逃げる
わざわざこのホテルに泊まって、和食の朝食をとっている人はあまりいないように見えるけど仕方がない
※実のことを言えば、私もTちゃんも、そんなに甘党ではないんですよ…
ケーキは少し頑張ってみる
朝食を終え雨模様の中、大のパンダ好きでパンダ信者のTちゃんと、パンダのいる『王子動物園』へ
いた
ムシムシとしているので、ぐったりのご様子
ライオン夫婦
水に浸かったまま動かないシロクマ
みんな暑そう、ガンバレ!
懐かしい顔も
ナミコ、ここに嫁入りしてたのねぇ
旭山動物園、カバ館新しくなったよ!
個人的に今回一番のかわいこちゃん
顔を寄せてナデナデを要求される
可愛い♡
でも他に仲間の姿が見えなかったから、少し寂しそうかな
皆さん、ブンタ君をよろしくお願いします!
ゾウさんも近くで見ることが出来ました。鼻息で落ち葉を一ヶ所に集め、美味しそうな葉っぱだけを器用に選り分けて食べています。かしこ可愛い。
あとはお土産などを買い、帰路につきます。
雨の神戸を後にして
ありがとう神戸!楽しかった、またね!
帰りはギターを抱えたベアドゥ
じゃがバタースープをもらう
陸地見えないけど、夕日が見えた
ただいま〜
Tちゃんのおかげで、楽しい旅となりました。ありがとう、Tちゃん!
それでは皆さま、
『そらちワイン×ワインFesta②』は、もう少々お待ちくださいね〜!
そらちワイン×ワインFestaへ行ってきた!①
9/2土曜日、曇り、少々風あり
気温、暑くも寒くもない、ワインを外で飲むにはいい温度!
※後から調べ
最低気温15℃、最高気温22℃でした
意外と低かった…
小さい頃から晩酌の習慣がある家庭で育ち、よその家のお父さんが夕食にお酒を飲まなかったり、ましてや白いごはんを食べることもあるなんて知らずに育ったトビーです、こんにちは!
※父の名誉のために言っておきますがアル中ではありません。酒豪なだけです。
酒飲みの血筋と体質と環境に恵まれ、順調に飲んべえ人生を歩んでまいりましたが、ここ数年γ-gtp値が高止まりしていて、実際弱くなった自覚があるために、多少の節制をしてまいりました。
(晩酌はやめてませんけど☆)
去年会社を辞めてから健康診断をしていないので、今の私のγ-gtp値がどのようになっているのかは不明ですが、平均値に収まっていない自信はあります。
ALTとかASTは大丈夫なんですけどね〜!
しかし、こんなポスターをうっかり見つけてしまっては、もうどうしようもないではないですか。
というわけで、北海道空知地方にある滝川市に出掛けてまいりました!
車で行くと運転手が飲めなくなってしまうので、高速バスで行こうか?と提案するも、自分が運転するからいいという主人の言葉に甘えて自家用車で行くことに…(ちょっと後悔)。
黄色く色づいてきた稲穂と、道端のメマツヨイグサを見ながら約50kmの道のりを1時間弱かけてドライブします。
(高速道路もありますが一般道を使いました)
空知地方は北空知・中空知・南空知に分けられ、滝川市は中空知の中心都市です。
空知地方にはいくつものワイナリーやヴィンヤード(葡萄園)があり、最近盛り上がっている北海道ワインの産地のひとつになります。
私にとって滝川市と言えば 、普段は札幌に行く時に通過するだけで、街中まで入った記憶がありません。
これは良い機会です!
場所はJAたきかわ 赤レンガ倉庫前
素朴な舞台が気取らずいい感じ
開場してすぐなので、まだ人も多くありません。
これが札幌や旭川のイベントなら、もっと混雑して駐車場などにも苦労しただろうと思いますが、こののどかな感じ、自分好みです。
入場料はかかりませんが、ワインを飲むには専用グラスを200円で買う必要があります。デポジット制なので、帰りにグラスを返却すれば100円返してくれます。
主人には申し訳ないですが、一人分のグラスを購入。
厚みがあってしっかりしたグラスです。酔っ払った人が壊さないようにとの配慮ですね、きっと。
そして貰ったチラシでワイン×ワインとワイ×ワイがかかっていることに気が付きました。
ワイワイ愉しみましょう!
ここで好きなワインをグラスに注いでもらいます。ボトルでも買えます。
滝川でビールも作っているんですね!
残念ながら今回はワインなので別の機会にまた…。
謎のゆるキャラ発見!私は初見でした。
『臼子ねえさん(うすこねえさん)』だそうです。
浦臼町から『鶴沼ワイナリー』が出店しているので、応援に来てくれているんですね。
「ちょっと毒舌で妖艶な永遠の32歳」
とありましたが、今回無言だったので毒舌かどうかはわかりませんでした。
確かに妖艶、この色気を出すには若い子では無理ですね(笑)
32歳、まだまだ若いと思いますが。
人もだんだん増えてきました。
けっこうたくさんのお店が出ています。滝川が本店の『松尾ジンギスカン』さんもありますね!
今回の目玉らしい厚岸(あっけし)産牡蠣の炭火焼き!
牡蠣食べたい
ポスターを見た時からふつふつと沸いていたこの欲望を満たすべきかどうか、この黄色い手書きポップの前で私は考えていました。
牡蠣は大好き。特に焼き牡蠣が。
冷たい白ワインと一緒に食べたい!
なぜグズグズと逡巡しているかというと2〜3年前に人生初、牡蠣にあたってしまった苦い思い出があるからです。
しかも1ヶ月の間に2回。
1度目は会社の仲間と行った居酒屋、2度目は義実家からいただいたものでした。
2度目の時は新鮮なものでしたが念のために、酒蒸し・グラタン・ハーブパン粉焼きという、生を避けた完全なラインナップ、これはイケるでしょ!
でもダメだった。
あっ、見つけましたよ!その時撮った写真を!
こんなに火を通してダメ、今までなんともなかったのに2回連続でアウト!
ってコトは、私もう牡蠣を食べられないカラダになってしまったの…?
店の前で仁王立ちしながらポップを睨みつける私に、ニコニコしながら売り子のお兄さん(おじさん)が、罪のない笑顔で話しかけてきます。
「美味しいですよ!どうですか(^○^)」
そんなこたぁ知ってるよ。
いけません、声には出さないものの脳内の口調が荒々しくなっています。
「美味しいですよね、大好きなんです」
「ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )!」
「でも以前あたっちゃって」
「 (´・_・`)」
「一度あたったら次もダメで」
「(⌒-⌒; )」
言葉につまるお兄さん。私のせいで困惑させてしまった…これは申し訳ない!
空気にいたたまれなくなり、つい
「でも試しに一口だけ食べちゃおっかなーっ?あたったらあたったときで ‼︎」
買いました。
お供のワインは
『山崎ワイナリー』さんの「ソーヴィニヨン・ブラン 2016』
辛口でさわやかな飲み口
牡蠣は、色々含んでそうなプックリしたおなか(?)を避けて、縁の黒っぽい方から小さめに一口。
うまいにきまってるよね。
久しぶりの牡蠣と白ワイン、美味しかったです。
結果から言うとあたりませんでした!こういう減感作療法っぽい感じでいけば、また大丈夫になるかもしれません。
ちなみにこれが本日のワインリスト
五つのワイナリーさんが出店しています。
『山崎ワイナリー』
『宝水ワイナリー』
『TAKIZAWA WINERY』
『鶴沼ワイナリー』
『マオイワイナリー』
主人は運転手なので、口は私のひとつ限り。
多くの種類を試すのは難しそうなので、とりあえず各ワイナリーにつき1種類は飲めればいいなという目標です。
ではまいりましょう。次。
『TAKIZAWA WINERY』
「デラウェア マセレ サンスフル2016」
ロゼ 辛口
いわゆるロゼ色とはちょっと違いますね。デラウェアの皮の色が出ています。
少し濁っていて、口に含むとわずかに発砲感があります。
お供は滝川特産の長芋の「フライド長芋」と「松尾ジンギスカン皿盛り」
ホクホク、サクサク、ヌルッと美味しい
そしてジンギスカン!
やっぱり滝川なら、味付きジンギスカンの雄、『松尾ジンギスカン』食べなきゃでしょ!
焼き手のお兄さんに、写真を撮ってもいいですか?と聞くと、
「いいよ〜!いい画(え)が撮れるようにするからちょっと待っててね〜♪」
と、肉をドバドバッと投入!
投入につぐ投入!
親切なお兄さん
「いいね!がたくさん貰えるように♪ 」
すみません、TwitterもFacebookもやってないんですよ。
この写真だとわかりにくいですが、これタダの鉄板じゃありません。
真ん中が少し盛り上がっていて、中央に肉を乗せ、タレが溜まる縁に野菜を入れて焼く、由緒正しい「漬け込みダレの味付けジンギスカン」を焼くために作られた鉄板のようです。
普通のジンギスカン鍋では焼きが追いつかないので、特注の鉄板を使っているのでしょうか?
↓『松尾ジンギスカン』焼き方
http://www.matsuo1956.jp/howto/grill/nabe/
北海道においてのジンギスカンは、冷凍または生の羊肉を焼いてあとからタレをつけて食べる地域と、最初からタレに漬け込んだ味付けタイプを食べる地域とに分かれています。
私は味付けタイプしか知らずに育ったので、高校卒業後、進学先の札幌で初めてジンギスカンを食べに行くと、味付けされていない冷凍のマトンやラムが出てきてカルチャーショックを受けました。
前にテレビで、味付き肉地域と焼いてからタレをつける地域、境目はどこだ⁉︎みたいな番組をやっていたのを観たんですが…どの辺りだったかな?
札幌は、焼いてからタレ地域だったので、滝川〜札幌間のどこかじゃないかと思うんですけどねぇ。
でもどちらも美味しいので良しとします。
あっという間に鉄板の上が、肉と野菜の洪水に!
お兄さんが野菜をちょっとどかして、
「ここにうどん入れるともっといいんだけどねー!」
と、写真映えを気にしてくれます。
流行りのインスタ女子じゃないので大丈夫ですよ。
投入してくれたのは個包装の青いラインが入った袋のお肉だったので、これですかね?
500円で、容器にたっぷり入っていました。やっぱり『松尾ジンギスカン』のジンギスカン美味しい!
特に赤ワインとは最高だと思います♪
ジンギスカン、2皿目
お次は赤ワインに入りますが、ここで一旦切って、残りは次回以降としたいと思います。
っていうか私、明日から本州へ、二泊三日の旅行行くんですけど何も用意していない…、準備大丈夫⁉︎
友達と行くので更新の間があいたり、時間があれば、現地レポもするかもしれません。
続きを見ていただける予定の皆さま、ゆるゆるとお待ちくださいませ。
一回完結の予定でしたが、予想以上に楽しかったため長くなってしまいました。
次回もよろしくお願いいたします!
彼女のリーサルウェポン
(もう、イタズラばっかりしてー)
フック!
(猫パンチ打ってくるのやめて?)
がおーーー‼︎ わたし強いのーーーー‼︎
ライオンとかトラと親戚なんだからね?
まいった?
(うん、マイッタ)
ふう、今日も勝っちゃった!
さてと…
お手入れお手入れっと…
ぺろぺろ
ピッカピカになったよ!
大事な切り札なのよ、コレ
だってねぇ、どんなにイタズラしても、この!わたしの!白いクリームパンみたいな丸い手を差し出したら
ほんとにもー!って言いながら許してくれるのよね〜、チョロいの、ニャハッ☆
♪指先ひとぉつでぇ〜、ダウンさぁー♪
ケンシロウにも勝てるかも!
ほらっ
どうよ
これがわたしのリーサルウェポン!
(ハイハイ、こうさーん!)
……チラッ
あれっ、のんたん降りてきたの?
あのひとメッチャおだってるよね?ああいうの、苦手なの私
※「おだってる」=北海道弁で、調子のってる、の意味
(は、はい、うるさくてごめんなさい)
ちなみに「のんの」のリーサルウェポンは
後脚のミケ猫具合とまだらの肉球♡
(あんまり見せてくれないけど)
こんな強力な免罪符持ってるなんて、猫はズルイなぁ
ハイッ、私の負け!
↓以前評判の良かった、まりものイタズラ記事です。時間がありましたら♪
私の好きな道端の草花
『キクニガナ』
近くの道路際にて撮影
調べると、なんと野菜の『チコリ』はこのキクニガナのことなのだとか。
フランス語で『アンディーブ』
近所に咲くこの花、そんな小洒落た名前も持っていたとは!
地中で軟白化させた若い葉や芽を食べる、ほろ苦い野菜です。
一枚一枚はがして、ボート型に窪んだ葉の上に好きな具材をトッピングしてオードブル風にしたりする『チコリボート』などのレシピがよくあがっています。
しかもその根を乾燥させて焙煎すると、チコリコーヒーというコーヒーによく似た飲み物になり、フランスなどでは広く愛飲されているそうです。
カフェインレス・デトックス効果・血糖値の上昇を抑える・消炎作用・肝機能向上等々…
綺麗な花を咲かせるだけではなく、有能でもあるとは大したものです。
車通りの多い道路際に、8月に入ると咲き始める涼しげな色合いの青紫の花。
旭川から札幌に向かう、国道12号線の『神居古潭(かむいこたん)』の道路際の一部でも見られます。近所に咲いているものより、こちらの方がたくさん咲いています。
本当はお墓参りのついでに、神居古潭のキクニガナを写真に撮ろうと思っていたのですが、大雨で無理そうだったので、近所のこちらを撮ってみました。
咲き始めるまで忘れていましたが、以前に記事にした事のある『ノラニンジン』と双璧の、私の中で好きな道っ端の草花です。
※双璧なのに忘れてたの⁉︎というツッコミはなしでお願いします。
同じヨーロッパからの帰化植物ではありますが、ノラニンジンの方が圧倒的に生息範囲が広く、キクニガナはあまり多くはない印象です。
ノラニンジンといい、ヨーロッパ産の外来種は可憐な雰囲気の花が多い…
可愛いからウチの庭にも来てくれないかしら…っていうか、スコップ持って行って一株さらってくるのはダメかなぁ…、すごく怪しい人に見えると思うけど。
と、思ったら近所のお庭にキクニガナの姿を見つけました。
近所に広いお庭を持っているおうちがあって、つるバラなどを中心に素敵な植栽をしています。
買い物帰りなどに、たまにそのお庭の前を、「私と違ってきちんと庭づくりしてるわぁ」などと感心しながら通るのですが、道路に近い場所にひっそりと植えられているのを発見!
道路際から…?
いえ、きっと園芸店で売っているチコリを買ったのでしょう。売っているのを見かけたことがあります。
その時は道路っ端のキクニガナと、園芸店で売られているチコリが同一のものだとは気付いておらず、添付の写真を見て、似た花だから近い種類なのだろうと思っただけでした。
スコップ持ってさらってくるなんて、乱暴なことはいけませんね( ˙-˙ )
反省反省…
朝晩めっきり寒くなってきた北海道、急速に秋の気配が漂ってきています。
花たちも冬に向けてそろそろラストスパート、庭の花も道端の花も、しっかり目に焼き付けておかなくちゃ!
旭川近郊をぶらぶらドライブ
これと言って予定のない休日は、よく旭川の近郊をドライブします。
いつも同じような場所をウロウロしてしまうのですが、少し前のこの日も、定番の東川町方面へ車を走らせました。
目的がないと、何となく向かってしまうのが美瑛と東川なのです。
やはり美瑛はいつ行っても風景がいいですし、東川も綺麗な田園風景と素敵なカフェが多いので、ついつい足が向いてしまいます。
ここは『北の住まい設計社』さんです。
いつも何となく最後に辿り着くことが多いです。
結局この日も、最終的にここに来てしまいました。
店内は撮影禁止なので、写真は外観と周辺だけになります。
辿り着く前のルートは…
旭川空港の方のどこかです(伏せているわけではなく、わからないんです〜)。橋の上から見た、水田と青空のコントラストが夏らしくて良いなと思い、写真に収めました。
適当にぐるぐる走り、写真を撮ったり、牧場が経営するジェラート屋さんに寄ったりしながら、気の赴くまま走ります。
『北の住まい設計社』さんは、東川町のかなり奥の方にあり、初めての人はナビがないと難しいかもしれません。
自然豊かな道を、東川奥に向かって道なりにゆっくり走ります。
安定の熊看板
この看板の絵(写真かな?)は、ヒグマの怖さが出ていていいと思います。たまに、かわいい感じのイラストのクマの看板があったりしますが、このくらい怖い方が警戒の気持ちが生まれて良いような気がします。
『北の住まい設計社』さんのショールーム入り口です。
1Fでは主に、北欧の輸入雑貨や食器、布製品や洋服などを扱っています。国内の作家さんが手がける食器や、手仕事の品物なども置いています。
2Fはこちらのメインとも言える、家具の展示がされています。お値段は張りますが、さすがに素敵です。
素材は道産の木材を使っていますが、北の住まいさんの家具は、まさに北欧の家具!といった感じです。
そうそう、2008年の洞爺湖サミットで、各国の首脳が座った大きな丸いテーブルはこちらの『北の住まい設計社』さんの作品でした。
ショールームを裏口から抜けると、カフェに行く小道に出ます。
三角屋根付きの小さい橋を渡ると、カフェの前に、小花のアレンジメントとテイクアウトメニューのボードが置いてあるテーブルがありました。
ショールーム周りの庭の花や、野の花などが可愛らしく飾られています。
建物の入り口には、近郊農家さんで採れた野菜やこだわりの卵などが置かれていることが多いです。
この日は見慣れないコロンと丸い、ちびきゅうりがありました。
近くで見ると、ちょっと透き通っていてなんとも可愛いかったです。ピクルスとかにしたらいい感じ?
参加したことはありませんが、中庭では毎年、北欧のお祭りに倣った「夏至祭」が開かれています。
案内のハガキは毎年来るんですが、地元農家さんのマルシェや作家さんのワークショップ、カフェ…
いいなと思うのですが、パーティーの参加条件が、料理を1人一品持ち寄りというのがあって、それが心理的にハードルが高くて行く勇気が出ないんですよね〜。
「常連さんや身内みたいな人ばかりで、行ってみても場違いなんじゃ?」と想像してしまってなかなか…。
でも、お祭りの様子の写真を見ると、とても素敵なのでいつか勇気を出して行ってみたいです。
今年は6月24日に行われたそうです。
カフェでは食事もスイーツも楽しめますが、この日はカフェ特製のプリンと、すっごく穴の大きなマカロニのようなパスタを買って帰りました。
指がかなり太い人でも、穴に通してクルクル回せます!
「メッツィ パッケリ」という名前だそうです。
このように家に帰ってから写真を撮ったわけですが、撮り終わってちょっとそのままにしておいたら興味シンシンのまりもがやって来て、
前が見えない‼︎
どうなってるのー⁉︎
プリンを入れてもらった袋に頭を突っ込んで、まるでテレビで見るペット面白動画のようになっていました。
(はずすより先に、写真を撮った私を許して下さい…)
びっくりして目がまん丸になっちゃったね〜!
何が起きたの?
最後に東川町の豆知識をひとつ。
各世帯がポンプで地下水を汲み上げ、台所の蛇口をひねると、塩素消毒なしの大雪山の伏流水が出てくるという贅沢さです。
そのためか、東川町には美味しいコーヒー屋さんやカフェがたくさんあります。
おすすめを一軒ご紹介
ほぼテイクアウトになりますが、美味しいスペシャリティコーヒーがいただけます。
来道された時にはぜひどうぞ!
Jアラートが鳴ったけれど
朝、聞きなれないけたたましい音がスマートフォンから鳴り響きました。
我が家の朝は遅いので、まだ眠っている時でした。
寝たのが遅かったのもありぐっすり眠っていましたが、あの何とも言えない音は私を叩き起こすのに十分でした。
何だかわからないまま、音の出所であるスマートフォンを無意識に掴み、画面を見ると、
『北朝鮮からミサイルが…』
『当該地域に着弾の恐れがあります』
何だか悪い夢を見ているのかな?という現実離れした感覚。
一人起き出してリビングに降り、テレビをつけてみます。
どこの局も黒、赤、白の画面で緊迫した様子です。
『直ちに頑丈な建物か地下に…』
シェルターを持っている訳でもないし、正直家の中にいる以外、出来ることはあるんだろうかと考えてみましたが思いつきません。
とりあえず寒いなと思ったので、パーカーを羽織ります。
本当にそれくらいしか思いつきませんでした。
北海道の方に向かってるんだ、こんな警報出たことないし、もしかしてもしかするのかな
心臓のリズムがちょっと早いのがわかります。
警報を繰り返し伝える女性アナウンサーの声が少しうわずっていて、時折つっかえたりしているところが、緊張を煽ります。
もしかしたら数分後、大変なことになる覚悟をしなきゃならない
昔、戦時中に空襲警報がなった時の人の気持ちってこんなだったのかな
戦時中じゃなくても、何かで自分が死ぬかもしれない状況に陥った人も、これに近い感じなんだろうか?
もしこれが本当に大事になるのなら、人が死ぬ時なんてあっけないし、自分では何も出来ないんだなあ、とソファに体を預けながら、ただ警報を繰り返すテレビ画面を見ていました。
そのうち再び、けたたましいアラートの音が鳴り響きます。
『上空を通過しました』
どうやらこの辺りに落ちることは回避されたようです。
じゃあどこに向かっているの?
まさかアメリカ?まさかね。
それはそれで更に大変な事態になるっていうことだよね?
『破壊措置はありませんでした』
そうだと思ってました。
とりあえずの危険が去った事で徐々に体の緊張が解け、眠気が戻ってきたのでベッドに戻り、8時過ぎまで二度寝です。
(主婦、そのまま起きてろの声は聞こえない)
だって、疲れちゃったんだもん。
起きてニュースをザッピングしながら見ていると、北海道の襟裳岬上空を通過したとわかりました。
画面撮りですが、このようなルートを通ったとのこと、本当に北海道をかすめたんだなぁ、と実感します。
偶然なんですが、昨日友人と会った時に、『襟裳岬』の話になったんです。
本当に偶然。
その友人とは11月に一緒に旅行の計画を立てていて、昨日はマイレージ会員向けの、11月からの飛行機の予約が出来る日だったので、友人宅に行っていました。
PC画面には、はっきりした種類はわかりませんが『松』の写真が壁紙になっています。
下の方には「1997年 植樹」の看板も写っています。
自分で撮ったらしいその写真のことを尋ねると、20年前に彼女が『えりも町』で、植樹イベントで植えたものなのだそうです。
8月に入ってから、ご主人とのキャンプがてら、木の様子を見に行った時のものでした。
実はその時に彼女は、自分の植えた木を見つけられず、枯れてしまったと思い、せめてもの記念にと、近くの木の写真を撮ったのだそうです。
あとからネットなどの情報で、その辺りの区画や柵の場所が変更され、自分の植樹した場所の見た目が変わってしまったために見つけられなかったということがわかったそうです。
代わりに、と撮った近くの木が、まさに彼女の木だったのです。
枯れていなくて本当に良かった、と彼女は喜んでいました。
私も、良かったねぇ、と言いました。
襟裳岬の上空を通過した、と聞いた時、その会話が瞬時に蘇りました。
彼女の木の上空を飛び去っていったミサイル。
もし木に心があったとしたら、彼女の木はどう思ったのか。
今もテレビのニュースはずっとこの話題を流し続けていて、それを私は見ているし、主人は仕事部屋で仕事をしていて、猫たちは眠ったり、気ままに歩き回ったりしています。
危うい平和な日常なのだと実感した今日の朝、しばらく忘れられそうにありません。
へたれダイバーの想い出
今日はいつもと少し毛色の違うお話をしようと思います。
3500文字ほどになってしまいましたが、よろしければ。
最近ブログの更新のスピードを少し緩めたので、読者になっていただいている方のブログをはじめ、はてなのおすすめブログなどを見る時間のゆとりが出来てきました。
そんな中で、輝く青い海の写真がいくつか目につきました。
透明度の高い海、楽しそうな人々、カヤックやサーフィン、スキューバダイビング…
もう秋の気配が漂う中、去りゆく夏は眩しいものです。
『あんな綺麗であったかい海に潜れるなんていいな〜!羨ましい』
羨ましがるのにはワケがあります。私の海の想い出、ちょっと語ってもいいですか?
使っていたログブックが出てきました。
もう少し若い頃、15年位前が最後になりますが、趣味でスキューバダイビングをやっていました。
初めてのダイビングは旅行先のサイパン島での体験ダイビングです。
スコンと抜けた透明度の高い海での体験はとても楽しいものでした。
珊瑚も岩場もない白砂の海底は、魚の姿はまばらでしたが、初めてのダイビングは大満足で終わり、北海道に帰ってからCカードと呼ばれるライセンスを取りました。
その時点ではまだ泳げもしない、超へたれダイバー爆誕です。
南国のリゾート感はなくても、北海道も楽しくてキレイなポイントはあります。
積丹などは『積丹ブルー』などと呼ばれ透明度も高いし、地形も面白いです。時々暖流にのって暖かい海に生息している魚を見ることが出来たりして、満足度は高いと思います。
知床は、羅臼・ウトロといったダイビングポイントがあります。
私はウトロを3回程度しか潜っていませんが、ワイルドなオオカミウオや、可愛いナメダンゴ、フウセンウオなどにも会え、日本海側と違う自然の荒々しさを感じられました。
道南は潜りに行ったことがないので、南の方なのでキレイなのかな〜?なんて想像だけです。
私のホームグラウンドは、主に増毛や雄冬などの日本海で、時々雄武町などのウトロ以外のオホーツク海にも出掛けました。
アマチュアのダイビングはリゾート地で、キャッキャウフフと楽しむもの、というイメージでライセンスを取ったのに、考えてみると私のダイビングライフにそんなシーン、あったっけ⁇
【私のダイビングに関する記憶】
・北の海なので荒れていることも多い
・水温が低い
・鉛色の海は当たり前
・通称「みそ汁」と呼ばれる視界不良
・昆布の生い茂る中を泳ぐのコワイ
・それはそれでいいのだけれど、出会う魚がタコ、イカ、ホタテ、ホッケ、ソイ、カレイ、ウニなどの食卓でお馴染みのメンツばかりで美味しそう
などなど
思っていたのと違う。
どうしてこうなった。
青い海はどこ?
「普段からこういうコンディションの悪い海で潜ってたら、どこへ行っても大丈夫だから」
そう言われ、素直にウンウンと頷く私。
最初に意気込んで買った機材やドライスーツのことも考えれば、簡単にやめてたまるか。
半分以上意地で、6年ほど潜り続けましたが、その後辞めてしまいました。
その6年のうちで、心に残るイヤなダイビングを三つあげてみたいと思います。
①荒れた海の真ん中で、ピックアップしてくれる船が、怪我人を陸に搬送するためにいなくなった
当日のログブックにメモがあった
書いたそのままです。天候も悪く荒れていましたが、潜るのには支障がないという判断で沖に出るも、波はかなり高く、船は大きく上下します。
波の高い位置から低い位置にズドン!と落ちた時、座っている人の体重で、金属製のベンチがひしゃげて潰れてしまいました。
アドバンスの講習(このレベルを取っておけば、大体どこのダイビングポイントでも潜ることが出来る)を受けに来ていたご夫婦のご主人が、ベンチの下に手を入れてしまっていたために手を潰してしまいました。
グローブをはめているので指が千切れるようなことはありませんでしたが、当然の事ながら潜るのは無理な状態です。一刻も早く病院へ行かなくてはなりません。
ということで、「船は一度港に戻るからお前らここで潜ってろ、後で迎えに来るから」と、荒れた海に置いてけぼりです。
ダイビングなんてやっていながら言うのもなんですが、私はチキンなのでバッドコンディションの海は大嫌い。
タダでさえいやいや船に乗ってきたのに置いていくのかーーー!
私も一緒に帰るーーー‼︎
そう言いたかった。
しかもダイビングを終えて海面に浮上しても船はいない。
波間で見えなくなる仲間と離れないように浮きつ沈みつ待つ時間は長かった。
②流氷ダイビング
※写真は網走の流氷をお借りしました
クリオネ可愛いー♡とか言っている場合じゃない。ヘタレなんだから、なるべく危険なことはしたくない。
北海道に住んでるダイバーなら当然だよね?流氷ダイビング。みたいなプレッシャーに負けてシブシブ参戦。
このために新しいレギュレーター(口に咥えるエアを吸うための器具)も買う。普通のレギュレーターだと、流氷下の水温に耐えられず事故の元になるからだ。
モジモジ君スタイルの顔の真ん中だけ出るフードをかぶり、『マグナムブリザード』という、すごいそれっぽい名前のレギュレーターを咥える。
(寒いし行きたくない)
そう思いながら、氷上に開けた穴からガイドロープを伝って入ると早速レギュレーターに不具合の出ている人がいる。
フリーフローという状態になって、レギュレーターから空気が出っぱなしになっている。
水温が0℃を下回っているのでレギュレーターが凍ってしまって起きるトラブルだ。フローしたレギュレーターから空気を吸うのはライセンスを取るときに教わることだが、なるべくならしたくない。
自分は寒冷地用のレギュレーターを使っているのでまずならないけれど、やっぱり流氷下はちょっとコワイな〜と思いました。場数踏んでいる人から見ると、なんてことのないトラブルだとは思いますが。
あっ、真下から見る流氷はキレイでしたよ!クリオネも見たし。
閉所恐怖症のある人だと、水面が流氷で覆われているのでイヤかもしれませんね〜。
③湖での高所潜水
このカードのためにちょっとイヤな目に合う
大雪山国立公園の中にある『然別湖』に、高所潜水のスペシャルティコースを受講するため訪れました。
然別湖は水面の標高が800mを超えるため受講場所に使われます。
ダイビングは通常、バディシステムと言って、二人一組でお互いを確認しながら潜ります。この日も参加者同士、バディを組みます。
淡水を潜るのは初めてです。水底は細かい土が沈殿し、倒木などが横たわり独特な雰囲気です。小魚の群れが時折キラキラと光っていました。
しかしこの日は初心者の人が多かったので、フィンで水底を掻き回し、あっという間に周りは煙幕を張ったようになってしまいました。
もう誰の姿も確認できません。
周りに人の気配はなくなり、バディも見失ってしまいました。
とりあえず視界のきくところまで浮上しようと思ったのですが、装備の何かが引っかかっているらしく、浮上できません。
動けば動くほど、水底の細かい土が舞い上がり視界を遮るので、仕方なくそこにジッとしていることにしました。
幸いなことに水深はそれほど深くないので、最悪着ているBCジャケットを脱いで水面まで上がることは出来そうです。
しばらくすると土が沈殿し、少しづつ視界が戻ってきました。
ダイビングの装備には、オクトパスと呼ばれる予備レギュレーターがあるのですが、それが水底の倒木の枝に引っかかり、浮上を阻んでいたのでした。
ガイドも1人足りないことに気づいていなかったようですが、無事で済んだので何も言わない事にしました。
淡水のダイビングはこれ一回きりですが、もうおなかいっぱいです。
ライセンスを取ってから6年、暖かい海の経験は、石垣島と噴火前の三宅島の二ヶ所だけです。
※写真はお借りしています
マンタもイルカもすごく良かった!
仕事の都合などで仕方のないことだったのですが、ダイビング生活のほとんどを寒い海で過ごした私にとって、暖かい海はやはり憧れです。
もう潜ることはなさそうですが、ヘタレの北国ダイバーが思っていたことを正直に書いてみました。
長いお話を、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
やっぱり南国の海はダイバーの憧れ♪