北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

アサシン

家の中というものは基本、誰もが安心して身も心も緩めて過ごすのが許される場所です。

心置きなく趣味に没頭したり、読みたい本を読んだり、毛玉のついた部屋着でゴロゴロしたり、意味もなく変顔したり。

あなたは自由です。

(※家庭内の力関係による不自由さは考慮しておりません)

 

もちろん美味しいお茶とお菓子を用意して、ソファでゆっくり寛ぐことも出来ます。

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ウフフ、やっぱりおうちはいいわねぇ♪

安らぐわぁ。

 

でも考えてみてください。

 

もしその場所が安全な場所でなかったら。

 

ソファの背後にあなたをつけ狙う

アサシン  ※暗殺者、刺客

が潜んでいたら。

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背もたれに体を預け、一息ついた途端に放たれる連続猫パンチ。

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Angel of Death

通称『ホワイトグローブ・デビル』(適当)

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どうです。

落ち着かないでしょう?

 

しかも、

ヒット&アウェイの達人

ときています。

 

「見つかった!ヤッベ、逃げろーー!」

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緊張の緩みきった相手の背後に音もなく忍び寄り、後頭部めがけて高速連続パンチをお見舞いし、反撃される前に脱兎のごとく逃げる卑怯なやり口です。

 

イデデデデデデ!

突然の攻撃を受けた者は、時に耳に引っかかった爪により出血し、アサシン『ホワイトグローブ・デビル』の餌食になるのです。

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(マメに爪を切りなさいよ、って声が)

 

いったいどんな顔をして狙っているんでしょうか。

 

どれどれ。

 

(チラリ)

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いるいる。

ぐるっと回って。

 

「ねえ、まりちゃん。何してんのぉ?」

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「別に何も?」

都合が悪い時は目を合わさない。

人間も動物も基本ですね。

 

「今ゆっくりしたいから、おとなしくしててね?」

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「うん、大丈夫。何もしない。」

 

「頼むよ、ホントに。」

 

どぉれ、コーヒーをば。

 

「隙ありーーーーー‼︎」

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こぉの卑怯モノがぁーーーーー!!!!!

ドドドドド!

ドタドタドタ!

ズダダダダダダダ!

 

「……ふう。ここまで来ればもう追ってはこれまい。」

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ニヤリ☆

袋のネズミ、もとい猫なワケですが、自分の城に逃げ込めば安心とタカをくくっているようです。

甘い。

 

ガッと、まりも嬢が入ったままのダンボール城を掴み、昔なつかしの遊具、『コーヒーカップ』のごとく回転させます。

グルグルグルグルグルー!

ははは、回れ回れ〜。

かあさんは大人げないんだぞ〜。

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「もうやめてーーー‼︎」

そう言ったかどうかはわかりませんが、このへんで勘弁してあげましょう。

 

「人の嫌がることはしてはいけません。もうわかったね?」

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「うん、わかった。もうしない。」

よしよし、えらいぞ!

 

では改めてコーヒーを。

 

(クックック…甘い、甘いんだよなぁ)

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皆さん。

皆さんの背後にも『ホワイトグローブ・デビル』が狙っているかもしれません。

ゆめゆめ油断なさらぬようご注意を!

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「私はみんなの後ろにいるよ。」

ニヤリ☆

 

 

*******

前回の記事にコメントをいただいた皆さま、時々起こることですが、コメントに☆をつけても反映されない現象が起きておりました。全てきちんと読んで返信もしていますので、もし読んでいらっしゃらない方がいましたら、どうぞ今一度覗いてみてくださいね(^^)ありがとうございました!

 

『あなたへのお知らせ』にメッセージが来た

こんばんは♪

ここしばらく、3日おきくらいのブログ更新を守っていましたが、今回はイレギュラーに出てきてしまいました。

 

今日はちょっとしんみりした話になりますので、明るい気分になりたい方は回れ右していただいても大丈夫ですからね〜(o^^o)!

 

それでは。

皆さんは、今まで読んでいたブログの更新が急に途絶えてしまって、どうしたんだろうと心配したことはありませんか?

私はあります。

楽しいコメントのやり取りもあり、ブログをやめるかも、などという雰囲気もなかったのに、ある日から急に更新が途絶えてしまったこと。

変化らしきものがあったとすれば、毎日更新していたブログの後半、忙しい、疲れた、体調が良くない、という発言がいつもの楽しげな記事にチラホラ混ざるようになったことでした。

その後何日か更新がない日が続き、毎日更新は途絶えてしまったのですが、数日後にブログ主さんは「お久しぶりです!」といつも通りに猫ちゃんたちとの楽しい記事をUPされました。

ただやはり、忙しい、疲れているという言葉が入っていて、疲れているのに返信の手間をかけさせるのは気が引けると、コメントを入れなかったこの記事から、もうブログが更新されることはありませんでした。

 

もう面倒になってやめてしまったのかな?

コメントを今回入れなかったから?まさかね。

 

心配になって10日前の最終記事に、『私信に使ってごめんなさい。お元気ですか?』というようなコメントを入れました。

期待していたわけではないのですが、やはり返信はありません。

返信の義務はないですし、そもそも更新が途絶えたのですから仕方ないと諦めました。

 

それからしばらく経ったある日、私の『あなたへのお知らせ』に、誰か別の方がその最後の記事にコメントしたことを知らせるメッセージが入っていました。

 

コメント欄を使う方ならわかると思いますが、誰かのブログ記事のコメント欄(ブクマではなく)に書き込みをすると、あとから他の誰かがその記事に対してコメントを書いた時にブログ主だけでなく、自分にもそれが通知されますね。
要はそのお知らせだったのですが、気になった私は久しぶりに彼女のブログを開きました。

 

コメントした方はブログ主の彼女が飼っている猫ちゃんたちの元々の保護主さんらしく、可愛らしく育ちましたね、など近況を尋ねるような内容でした。

 

しかし数日経っても、私と同様、そのコメントにブログ主である彼女からの返信がつくことはありませんでした。

 

もうブログがイヤになったのか体調不良か、私にはわからないけれど、何だか辛くなって、もう考えるのはやめよう、忘れようと努めました。

 

それから半年ほど経った数日前のことです。

私の『あなたへのお知らせ』に一通のコメント通知が入っていました。


『◯◯さんが△△さんの■■にコメントを書きました』

 

ずっと更新されていない彼女のブログに誰かがコメントを書いたらしく、先にコメントを入れていた私にも通知が来たというわけです。

 

久しぶりに彼女のブログに訪れると、そのコメントは最近問題になっているスパムコメントでした。

私の、お元気ですか?と並んで、全文英語の、ある薬剤の購入を促すリンク入りのスパムコメントが貼ってありました。

今それが多くのブロガーさんのコメント欄に届いていて、大変迷惑なことになっているというアレです。

ずっと更新されていないブログにも届くのかと驚きましたが、あの日のままの日付に少し胸がキュッとしました。

そして気付いたのは、私の後からコメントを入れていた、猫の近況を尋ねる元の保護主さんの文章がまるっと消えていること。

 

出来るんですね、投稿した先のコメントを削除することが。

その方が削除したのでしょうか?

 

他の記事についたコメントだったかと、いくつか過去記事を探してみましたが、やはりありません。

 

正直なところ、何か悪いことがあったのではないかとの暗い思いをずっと拭えずにいたのですが、何があったか、などという推理を今更しても答えは出ません。

 

この思いが私の思い過ごしであって、彼女は単にブログに飽きてしまったのだと思いたい。

コメントが来なかったのを区切りに、やめてしまったんだ。

疲れていると言っていたし、現代人は忙しいんだから。

もうブログなんて面倒だわー、なんて言って、ご主人と猫と彼女で、幸せに暮らしているんだよ。 きっと。

 

 

読む人が悲しくなったり、つらくなったりするような記事は書かないという信条がありますが、今回は自分にもケジメをつけるため、ちょっとブルーな記事を書いてしまいました。

ごめんなさい。

 

とりあえず一言。

おのれ、スパムのヤツめ!滅びろ!

自分とこには来てないですけど。

 

次回は通常運転に戻りますので、どうぞご容赦を!

早めに更新しますので明日か明後日にまたお会いしましょう☆

 

ではまた( ´ ▽ ` )

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少し前、窓から見えたピンク色の夕焼け。薄紫の空とのグラデーションがとても綺麗で、慌ててカメラを持ち出して窓越しに数枚を撮影。

ピンク色はみるみる褪せて、あっという間に薄青い夕闇に。

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実験と検証、そして。

前回の記事では、『炊飯器がダメになったらしい』、というお話を書きました。

コメントやブクマでのご心配やアドバイス、体験談などありがとうございました!皆さんに背中を押されたワタクシは、炊飯器を使わずとも美味しいピカピカのご飯を炊いて、

『ホラ見てください!こんなに立派なご飯が!』

と、報告する予定でした。

 

でした?

 

まあ焦らずに聞いてください。

※今回予定以上に長くなってしまいましたので、おヒマな時にでも読んでいただけましたら♪

 

前回のラスト、私は10年以上毎日お世話になっているのに、IHクッキングヒーターに装備された『自動炊飯ボタン』に気付かず、プロフェッサー・まりもによる指摘でようやくその存在を認識しました。

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『もうこれで安心だ』

それまでの炊飯失敗のプレッシャーから解き放たれたのを感じました。

次の日は早速そのボタンをポチッと押して美味しいご飯を炊く予定でしたが、予定外に夫婦喧嘩が勃発したため、それは中止となりました。

持ち越しとなった『自動炊飯』は日を改め、その翌日に決行することとなり、ついにその時が。

20cmのストウブ鍋にお米が3合、お水も規定通り3カップ。より、気持ち少なめ。ご飯はちょっと硬めが好き。

もう大丈夫、うまくいく。

だって『自動炊飯』だもの。ポチッ♪

 

この流れからもうわかっていただけますね。

大失敗です。

自動炊飯と鋳物ホーロー鍋の相性が悪いのかどうかはわかりませんが、出来上がりは真ん中がほぼ生、鍋のフチには細かい割れたお米が乾燥したような感じでくっついています。

今までで最悪の炊き上がりとなりました。

なんでどうしてコンチクショー( ;∀;)

あまりお子さまに聞かせたくない罵詈雑言が頭を駆け巡ります。

とりあえず、もうどうとでもなーれの精神で真ん中目がけて100ccほど水をぶっかけ、もう一度中火→弱火にかけ、しばらく様子を見守りました。

そこはかとなく漂う焦げの匂い。

おこげの香ばしい香りではなく、焦げの匂い。

火を止め、しばらく蒸らしてから蓋を開けます。

生米風だったところも、なんとなくご飯ぽくなっています。

しゃもじを差し入れるとネッチャリモッチャリした感触と共に、ご飯の粒が崩れておはぎのような半殺し状態に。

鍋底のご飯は黒っぽく焦げて、その匂いがご飯全体にホンワリとまとわりついています。

何じゃあこりゃあ…(#・∀・)

顔にも声にも出しませんでしたが、心には不穏な風がびゅうびゅうと吹き荒れていました。

『ご飯を炊く才能がない』

安心しきって3合も炊いてしまった愚かな自分を恨みました。

美味しい白いご飯でお昼ごはんを食べようと、焼きジャケとたっぷりの豚汁を用意したのに。

前日の喧嘩で、微妙な空気の夫を呼んで昼食をとりましたが、連日のまずいご飯に空気はヒンヤリです。

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「雰囲気微妙だね」

 

どんな鍋だって、普通もう少しまともに炊けるのでは?炊事遠足で子どもが飯ごうで炊いたやつの方がうまく出来てると、私のテクニックに対する遠回しな批判を受け止めながら、責任を取り、焦げの部分で作った塩むすびを食べました。

モチャモチャのご飯部分と焦げのガビガビという一粒で二度マズイ塩むすびでした。

夫もやっとこさっとこ(この言い回しは方言でしょうか?)、表情暗く茶碗一杯の糊状に固まったご飯を食べ終えました。

 

さて困った。

いよいよ炊飯器を買わないとダメなのか。

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「ヤダ!買いたくない!」

 

その前に、心優しい皆さんからアドバイスをいただいているので、そちらも検討してみましょう。

コメント欄にいつも遊びに来てくれる方から、「炊飯鍋なら3,000円位で買えて美味しく炊けますよ」との情報をいただいたのでなるほど!と近場のホームセンターへ。

しかしあまり品数がなく、我が家に適した炊飯鍋を見つけられなかったので一旦保留です。

我が家は土鍋で美味しく炊けていますよ♪という方もいて、もちろんそちらも検討。

念のためクッキングヒーターの説明書を読んでみると、『土鍋などの陶磁器はIH用と表示されていても使用しないでください。形状などによっては本製品の故障の原因に云々』と書いてあります。軟弱過ぎやしませんかねぇ(-_-)

一口付いているラジエントヒーターでは微妙な火加減は無理そうですし、ずっとカセットコンロで炊くのもどうなんだろうと、今回土鍋も候補からは後退です。

 

ぐぬぬ。火を使わないのでメリットも多いのですが、IHは制約も多いですねぇ。最新のものなら、また違うのかもしれませんが。

 

ちなみに出来上がった大量のモチャモチャご飯、そのまま捨てるのがもったいないので苦肉の策で、あられ(おかき?)を作りました。

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一口大に分けたモチャモチャご飯を乾燥させて(今回はオーブンで低温乾燥)から油で揚げ、袋に入れてガシャガシャと塩をまぶす。

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カリカリの美味しいあられが出来た。かなりの量が出来たので、カレー塩バージョンも。

 

とっても美味しく出来ました♪

ビールがすすむこと請け合いの絶品あられ。

このあられが作れるならモチャ飯も悪くないなぁ♪

なんて思わないです、絶対

( ̄曲 ̄) 

焦げついた鍋を洗ったり、あられを揚げてみたり、もう疲れてきました。

 

失敗し過ぎじゃない?

おかしくない?

 

ずっと頭の隅にあった疑念がムクムクと大きくなってきます。

 

前回の記事の冒頭で私は、『炊飯器が壊れたようです。』と申し上げました。

ようです、というのはちょうど新しいお米の袋を開けたタイミングでご飯の炊き上がりがおかしくなってしまったので、もしかするとお米のせいだったりするのかとも考えたから。(前回冒頭文より)

新しい袋を開けたタイミング、というのにどうも引っかかります。

もしかして本当に、お米の方に問題があるという可能性は?

 

実験のため、ホームセンターのとなりのスーパーで別のお米を2kg買って帰りました。銘柄は違います。

帰ってから久々に炊飯器と向かい合い、新しいお米を1合だけセットしてスイッチON!

 

ピーッ、ピーッ。

 

出来上がりの合図です。蒸らし時間をとったあと、いよいよ蓋を開けます。

 

パカッ♪

うん、普通に炊けてるね。

いったいどういう…

 

イヤイヤ待て待て。

もしかしてうまく炊けなかったのはたまたま?2回も?

比較のため同じく1合、問題のお米を再度炊いてみます。

うん、ベッチャベチャのモッチャモチャだね。

これってやっぱりお米のせいなんじゃ。

 

イヤイヤイヤ待て待て待て。

更に検証しよう。

 

圧力鍋さん、出番です。

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今度は圧力鍋で1合ずつ、同じ時間と火加減で炊いてみます。

【結果】

  • あとから買ったお米→ちょっと硬かったけど普通に炊けた。硬かったのは炊き時間の問題と思われる。
  • 最初の問題のお米ベッチャベチャのモッチャモチャ。しゃもじを入れるとお米が崩れる。全体的に糊状。

 

こうして実験と検証を繰り返した結果、

『炊飯器は壊れていない』

という結論に達しました。

 

そうなるともちろん、ストウブ鍋も無罪と思われます。普段、煮込みやグリル、パン焼きと大活躍のストウブさんですが、今回の度重なる失敗で私の信頼は少々揺らいでおりました。

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「ははっ、やっぱりおフランス人だからお米を炊くのは苦手なんだな。」

などと、ちょっと失礼な気持ちが生まれていたのは確かです。

実際ネットの口コミを見ても両論あるようですが、以前に炊き込みご飯を作った時はそんなに悪い記憶はありません。

ここはひとつ、ストウブ鍋にも身の潔白を証明する機会を与えなければ不公平というものです。

新しいお米を1合セット。

自動炊飯ではなく手動で火加減を調節しました。

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はい、普通に炊けました。

きちんとお米の形も保たれ、混ぜても粒は潰れません。

この実験結果が出た時はお腹がいっぱいだったので一口の味見でしたが、何の問題も感じませんでした。

他の方法より美味しく炊けたかと問われればよくわかりませんが、充分食べられる仕上がりです。

ストウブ鍋さん、無罪確定です。疑ってすみませんでした( TДT)

 

ということで2種類の米を、炊飯器・ストウブ鍋・圧力鍋で同条件のもと炊飯を繰り返した結果、

  • 炊飯器は悪くない
  • 問題は最初のお米の方だった

ということがわかりました。

鍋を変え、方法を変え、次々出来るモチャ飯を食べ、あられを作り、米から出たでんぷん糊がこびりついた鍋を洗い、原因を探るためグーグル先生に質問し、もはやここまでと炊飯器の検討まで。

 

もうホトホト疲れました。

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たしかに庶民的なお値段のお米なのですが、今まで同じお米を買っていて、今回だけ明らかに炊き上がりが違うというのが不思議です。

栽培時や精米時、保管状況で、米が割れたりヒビが入ったり、白く濁った米が多いと、今回のようにご飯が糊状になったりはするようです。見ればそのような粒も多いので、そうなのかもしれません。

『安い米だからそうなる。それなりの値段の物をお買いなさい。』

という、ネットで見たアドバイスに唇を噛み締めました。

一応銘柄米なんだけどな…。

 

もう疲れたので、残りのお米は実家のバードテーブルに来るスズメに提供して、残念だけどもうそのお米は買わない、ということで話は終わり。

 

にしようと思ったのですが、夫が店に一言物申したいようだったので、実験と検証をした私から店に連絡を入れることにしました。

  • いつも買っているお米が今回に限り糊で固まったようにしか炊けない
  • 他の米だと問題なく炊けるので炊飯器の故障ではない
  • 他の鍋で炊いて比較してみても同じ結果
  • 一応連絡だけしておきます。

という内容で電話をしたところ、残りのお米を引き取って調べてみますとのことで、回収に来てくれました。

実験で半分近く使ってしまったので気が引けたのですが、返金もしてくださってとても誠実に対応していただきました。

結果も遅くなるけれど報告すると言って帰られましたが、よその炊飯器ではしっかり炊けたらどうしましょう(笑)クレーマー扱い?

 

とりあえずもう、米のことは忘れてゆっくりしたいです。

 

結果はこのようになりました。

炊飯器は壊れていなかったということで一安心ですが、皆さまには大変お騒がせいたしました(人´∩`)スイマセン

 

次回からはまた、ユルく、もう少し字数も抑えて読みやすい記事にしたいと思います。

ではまた次回、よろしくお願いいたします☆

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「かあさんの話が長くてごめんね!」

 

春は壊れの季節

炊飯器が壊れたようです。

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ようです、というのはちょうど新しいお米の袋を開けたタイミングでご飯の炊き上がりがおかしくなってしまったので、もしかするとお米のせいだったりするのかとも考えたから。

いつもと同じ銘柄だし、見た目も変わりないんですけれどね〜。日付も新しいですし。

何だかベッチャリとだらしない炊き上がり。

やはり2007年製の炊飯器ですので、寿命というセンが濃厚でしょうか。

 

早速新しい炊飯器を検討したいところですが、おっとどっこい、そうは問屋がおろさないのであります。

 

何故かといいますと、今我が家はちょっとでもスキを見せれば容赦なくお財布から現金が飛んでいく『モノが壊れるサイクル』に陥っているからです。

 

何せ2001年製のCD・MDラジカセが現役を張っている我が家。 

north-hashikko.hatenablog.com

  

基本、道具は壊れるまで買い替えをしないので、おばあちゃん家電やおじいちゃん車が老体にムチ打って、ゼェハァ言いながら仕事をこなしているのが現状です。

 

例えばたまに焼く適当パンは、2002年製のおばあちゃんオーブンレンジで焼いています。

壊れ炊飯器で炊いたナマクラご飯がマズイので、急遽惣菜パンを作ることに。面倒だったので成型も適当。

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適当だけど特に問題はなかった。

 

このオーブンレンジ、連続の温め作業に耐えられず、何か1つを熱々に温めたあとは、すぐに次の温め作業をお願いしても10秒しか加熱してくれません。

絶対に温まっていないのに、きっかり10秒、ピーピーと情けない声で「出来ましたよぉ。」と、嘘の申告をするのです。

 

どうしても温めたい時は、誰かがレンジの前に陣取って、10秒毎に手動でボタンを連打して介助をする必要があります。

『ボタン連打の構え』

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こんな感じでスタンバイ(嘘)

時にはやけに念入りに加熱に勤しんでいて、ずいぶん時間が経つのに表示は−10℃、試しに取り出すと火傷をするほどアッチアチです。

 

おばあちゃんはもう何年も前からこの状況なのですが、レンジ機能はグダグダでも、パンの発酵やオーブン機能は健在なため捨てられないのです。

人間のお年寄りも、出来ることはやってもらうのが脳や身体の機能の維持に役立つ、と言うではありませんか。

こうなったら力尽きるまで頑張ってもらうことにしましたが、いつポックリいくかはわかりません。

 

更に問題なのが2台の車。

どちらも齢十数年、2台とも今年が車検です。

先日車検に出した私の車は容赦なくポンコツ箇所を指摘され、修理をしないと車検は通さぬとイジワルを言われたため、泣く泣く大枚払って車検を通したばかり。

そしてコレは車検の時にはダンマリを決め込んでいたのですが、最近シフトレバーがちょいちょい固まるようになり、そのロック解除も一筋縄でいかない時があるので、これも早晩修理しなくてはならないでしょう。

夫の車は秋に車検が来ますが、かなり距離も乗っているので買い替えになる可能性が高いです。

ついでに言わせてもらえば、先週夫の仕事場のPCが急に意識を失って今なお入院中。

 

押し寄せる老朽化の波。

一斉にやって来る請求書。

 

抑えられる出費は最小限にとどめたいのが本音です。

安い炊飯器はいくらでもありますが、今このタイミングで炊飯器を買うのはメンタルに来ます。というか懐に来る。

 

それじゃあ鍋でご飯を炊こうじゃないか。

めんどくさいけど。

 

『ラクして美味しい』、の言葉が大好きな私は、まだ稼ぎがあった時代に『STAUB(ストウブ』という、ちょっとお高い鋳物ホーロー鍋をいくつか購入しています。

ものすごく重い、という欠点以外は煮込みもグリルもパン焼きもこなすオールラウンダーです。

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写真では分かりにくいですがサイズや形状がみんな違います。

ご飯も美味しく炊けるともっぱらのウワサ。

今使わずしていつ使うのか。

今でし…

危ない、H先生の懐かしい決めゼリフを、今頃得意げに言うところでした。

では炊いてみましょう。

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一冊だけ持っている『STAUB』のレシピ本を参考にやってみました。

結論からいうと、食べられはしますが何だかしっかり炊き上がっていない感じでイマイチです。

 

しかしそれは鍋のせいではなく、我が家の熱源はIHなので、ガス火のレシピでは熱量不足だったと考えられます。

反省を踏まえてネットなどを参考に再度挑戦。

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今度は少しのおこげ付きで、まずまずの炊き上がりに見えます。

ただ食べてみると、前回よりマシかなという程度。まだ何かが違うようです。

以前作った炊き込みご飯はもっとまともだったはず。

何が悪いのかしら。ナニナニ…。

こっちのレシピは、

『洗った米をザルに上げて、30分おいておきます。』

そっちのレシピは、

『ザルに上げたらそのままにしてはいけません。米が割れてべちゃべちゃになります。』

どっちなのさ!

でも、ザルに上げて置いておいた2回とも何だかシャッキリしない仕上がりだから、これが良くないのかもしれないな…ブツブツ…

じゃあ次は違うやり方を試して…ブツブツブツ…

 

『ねえ、ちょっといい?』

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えっ、何ー?今ちょっと忙しいんだけどー!

『気づいちゃったのよ、私。』

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『メニューボタンを見てたら見つけたの。』

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『コレを使ってみたらいいんじゃないかな、って…。』

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これは…。

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自動炊飯ボタン‼︎

 

毎日見ているIHクッキングヒーターのメニューボタンに何故気づかなかったのでしょうか。

自動で鍋ご飯が炊けるらしいです。

ここ数日アレコレと試行錯誤して、大量のネッチャリご飯を作成してきた私の苦労は。

 

明日はこのボタンをポチッと押して、実力のほどを試してみたいと思います。

もしとても美味しく炊けたなら、嬉しいような悔しいような(#^ω^)

まぁ、10年以上毎日使っておきながら、目の前のボタンに気づかない私が悪いんですけどね。

 

それにしても複雑な火加減をコトもなくやってのけ、ご飯を炊いてくれる炊飯器って、ホントにすごいですね!

 

ただもうしばらく、『モノが壊れるサイクル』が終わるまでは鍋でご飯を炊いてみようかと思います。

ピッカピカの最高ご飯を炊いてみせる(゙ `-´)!

 

それでは皆さん、最後までありがとうございました。

そしてもうこれ以上、何かが壊れませんように!

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「私が気づいて良かったねぇ。』

 

◯◯の治し方教えます

こんばんは、プロフェッサー・まりもです。

今日は猫の皆さんに、緊急事態への対処法をお伝えしたいと思います。

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いざという時慌てないために、私が発見した、このすごいワザをぜひとも活用していただきたいと思います。

 

ではさっそく講義を始めましょう。

 

ここにお集まりの優秀で勤勉な皆さんは、日々トレーニングを欠かさず研鑽を積んでいることと思います。

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 うん、素晴らしい!

 

過酷な訓練、そして訪れる休息の時。

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疲れたあとの心地よい眠り。至福の時間。

我ら猫族にとって、最も重要な時間と言えましょう。

 

しかし親愛なる諸君、油断してはいけません。

 

「‼︎」

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「いっ!」

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「ッターーーーーイ‼︎」

 

皆さん、何が起こったかわかりますか?

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この恐ろしい現象、それは。

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『こむら返り』と言います。

 

これは痛いですね。

しかし慌ててはいけません。

 

「じゃあどうしたらいいのっ⁉︎」

大丈夫です。落ち着いてください。

私が発見したこの方法を試してください。

 

つってしまった足のつま先をつかみ、

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ふくらはぎを伸ばすように、脛の方へグッと引き寄せます。

いいですか?

「グーーーッと‼︎」

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ハイ、治った!

 

どうです?簡単でしょう(ドヤ)?

 

「すみません、プロフェッサー・まりも。少々お耳を。」

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「誠に申し上げにくいのですが、その手法は既に広く世間に周知されているかと思われます。」

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「…マジで?」

 

「残念ながら。」

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…………。

 

…………それでは本日の講義はこれにて終了です。質問はありませんね?

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(プロフェッサー、遠っ!)

 

えー、本日はプロフェッサー・まりもの研究室より『こむら返りの治し方』を、お送りしました。

残念ながら新発見ではないようですが、猫の皆さん、お役に立てば幸いです。

 

それでは皆さま、また次回☆

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「恥かかされたー!悔しいから、とりあえずかあさんをかじって憂さ晴らし!」

 

 

マイブーム

先日から急に春がやってきました。

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今年の冬は雪が多くてあまり外に出ないようにしていましたが、いざ暖かくなったらなったで急激な雪解けで道路はグチャグチャ、車のスタックが怖いので結局家から出ないという、引きこもりに近い生活を送っていました。

最近は大きな通りはだいぶ雪どけが進んでいますが、住宅街の小さい道は多量のシャーベット状の雪で、進むのが困難なところもまだまだあります。

 

余談ですが、車がスタックすることを、北海道弁「あずる」と言います。

以前の職場の駐車場は、いつも春先になると溶けた雪でズブズブになり、帰り時間になるとハマって出られない車が続出しました。

「あそこでクルマがあずってるから出られない!」

実は私はあまり知らない言葉だったのですが、使う人がけっこういました。

※知らなかったと言うと夫に驚かれました。

みんな慣れたもので、ハマって(あずって)出られない車を協力して脱出させ、それからようやく全員が駐車場から出られるのです。

土地柄、車は四駆の人が多いですが運が悪いとそれでもハマる時はハマっちゃうんですね。

 

そういった理由と、古い愛車の調子がイマイチということもあり、極力引きこもり家の中で過ごしているのですが、そんな時にありがたいのは、ブログの存在です。

twitterInstagramなどにはなかなか手が出せない私ですが(でも少し興味があります)、こうしてブログを書いたり読んだりすることで、遠い地域の様子を知ったり、ブログ主さんとコメントでやり取りも出来ます。

 

綺麗な花が咲いたよ!

こんな写真撮ってきたよ!

最近こんなことがあった!

こんな美味しいもの食べちゃった!

便利なこと知ったから教えるね!

うちの◯◯、こんな面白いことしたから見て!

難しいこと、噛み砕いて説明します!

実は私、ホントはこう思ってます!

…etc

 

家に居ながらにして日本全国津々浦々、時には世界のお話を聞くことが出来るので、思い切ってブログ始めて良かったなあ、とつくづく思います。

たくさん読みすぎて、肩凝りと眼精疲労が親友になってしまったのは少々困りものですが。

 

そんな引きこもりのブログ活動(?)から最近、小さなマイブームが起きています。

それは『昔聴いた懐かしい曲』です。

元はといえば、少し前に書いたこの記事。

 

north-hashikko.hatenablog.com

  

この記事で、昔遊んだ『ミニスキー』を始め、昭和の子どもだった私が北海道の冬をどんな風に過ごしたかを書かせていただきました。

そしてその流れのまま次の記事で、スキー場で聴いた懐かしい曲のことなども少し書きました。 

north-hashikko.hatenablog.com

 

まだ感性豊かだった頃(笑)に聴いた曲が、思い出の数々とともに蘇ってきます。

 

これはあの時よく聴いた曲。

これ聴きながら泣いたなぁ…。

あの曲やこの曲、好きな曲ばかりを編集してオリジナルのカセットテープを持ってドライブに行ったんだ。

サークルの仲間で急に盛り上がって夜中に海までドライブして、暗い砂浜でゲラゲラ笑ってすっごく楽しかった。

そしてだんだん夜が明けてきて、周りが見えるようになってきたら、近くにあった小さなボートの中に男の人が体育座りで海を眺めているのに気がついて心臓止まりそうになったっけ。

あの人、何かツライことあったのかな。

気づかなかったとはいえ、近くで騒いですみませんでした…。

 

ああ、話が逸れた。

 

そもそもこの静かなマイブームの発端は、ねこぞうさんid:munazouchan48)からいただいたコメント。

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これで、子供の頃スキー場にかかりまくっていた曲の名前が『スカイハイ』であることを知り、内容はスキーとなんら関わり合いがないということもわかりました。

それをきっかけに昔の曲と過去の記憶が次々と思い出されるというループ。

その後、ねこぞうさん家の蔵(ヨド物置から多量のカセットテープが発掘されたということで、コメント欄を通じて大いに盛り上がりました。

昭和から平成初期に若者だった私たちにはめまいがするほど懐かしい曲たち。

キレ味鋭くユーモアがあり、小気味好く日々のことをぶった切っていくスタイルのねこぞうさんは、猫7名とカメのジジイさんと金魚ちゃんたちで構成される『ねこしご党』を率いる党首。

ツライことがあった時は覗いてみてください。きっと、にやにやくすくすと笑いがこぼれ出すでしょう!

 

カセットテープがあまりに懐かしくて、私も何か残っていないかと探してみましたが、やはり以前の引越しでみんな捨ててしまったようです。

しかし、一本だけ難を逃れたテープがあります。

Victorの2001年製のCD・MDラジカセの中に息を潜めていたのは、スピッツのアルバム『ハチミツ』

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レンタルCDからダビングしたものですね。アルバムの発売が1995年ですから、もう23年前⁉︎  こわーΣ('A`)!

この頃はMDという小さいディスクもあり、カセットとMD、両方を使って音楽を聴いていたと思います。

 

このカセットテープ、きっともう二度と自分が再生されるとは思っていなかったでしょう。

眠りから強引に目覚めさせられてビックリの彼は、わずかにテンポは遅いような気がしますが、AMラジオのような少しくぐもった音で歌い出しました。

朗報です。彼は健在でした。

大ヒットした『ロビンソン』も無事に歌い上げました。

オーディエンスも大熱狂です。

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みんなー、もっと盛り上がれ〜!

こんな感じで、家の中に引きこもってはおりますが、それなりに(私は)盛り上がっております。

 

そして先日、読者登録させていただいているイカしたバンドマン 、のぞみューさん(id:nozomyu) にリクエストに応えていただきました。のぞみューさんは豊富なバンド活動を経験したベーシストさん。

『自分を元気づけたい時に聴いた曲を、85〜90、95〜00年あたりの邦楽で教えてください。』と、お願いしました。

のぞみューさん、リクエストに応えていただいてありがとうございます!

昭和30年代後半〜40年代生まれの方には、「そうそう!懐かしいー!」と、机をバンバンしたくなる曲が並んでいます。

あの頃の気持ちを思い出したくなったらのぞみューさんを訪ねてみてください♪

 

それにしても、ブログでこんな風に交流が出来るなんて、始めた頃は知りませんでした。

最初にねこぞうさんのブログにお邪魔したのも、秋ちゃんと風ちゃんというキジトラの美人姉妹猫の飼い主のメイプルさん(id:akihuooblog)のブログから。

正義感が強くて優しいメイプルさん、とても涙もろくて困っている、という記事をある日見かけて、「私もー!困りますよねー!」と、思わず話しかけに行ってからずっと読ませていただいています。

メイプルさんの記事から、先程のねこぞうさんのブログにも辿り着きました。

画面を通して、住んでいる場所も性別も年齢も関係なく縁が生まれていくなんてすごいなぁ。

こんな時代が来ることを、息を殺してテレビの音楽番組をカセットレコーダーに録音していた小学生の自分に教えてあげたいです。

 

今回、私のマイブームに絡んだ方々を勝手に紹介させていただきました。もし不都合があったらお知らせください!光の速さで削除いたします/(^o^)\

 

それでは本日もおしゃべりにお付き合いいただき、ありがとうございました。

また次回、よろしくお願いいたします☆

 

猫紹介をします(まりも編)

「こんばんは。アイドルのまりもです。」

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「皆さんお待ちかねの、ワタクシまりもが来ましたよ。」

 

もしもーし!

まりもさん、その自己紹介、大変感じが悪い。

アイドルは自称するものではありませんよ。もう少し謙虚な感じでお願いします!

いや、もういい。

その玉ねぎネットで遊んでて!

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「えぇー、なんか色々うるさいヒトがいるー。これ、あんまり楽しくないのに。」

帽子みたいに被ってもらおうかと思ったんだけどねぇ、君のアタマが丸すぎて上手く被れなかったからね。

じゃあこれでしばらく大人しくしてもらえるかな?

「ほほう、コレは…」

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「これなら手を打ちましょう」

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「(むっしゃむっしゃ)…美味い…美味いぞ…!」

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だから顔が怖いんだって。

いったいドコ見てるんだよぅ。

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ベロンベロンベロン…

キミは化け猫か。

 

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『まりも』

2015.6.25生まれ 2才8ヶ月 ♀ スコティッシュフォールド(立ち耳)

 

今は相当ふてぶてしくなったまりもにも、それはそれはあどけない子猫時代がありました。

 

おっと、その前に。

何故まりもがウチに来ることになったのか、その背景をお話ししようかと思います。

※すみません、本日かなり長くなっています。時間がない方はおヒマが出来た時にでも読んでやってください。

 

野良猫から飼い猫になった「のんの」もそろそろ1年が過ぎ、だいぶ家には慣れましたが、当時私の目には「なんだか寂しそう」に見えていました。※その後勘違いであると判明

急に家の中の生活になり、きっとつまらない毎日なのだろうなぁと可哀想に思っていました。

その頃はまだ私も仕事をしていましたし、夫もサラリーマンとして外で働いていましたので、日中は「のんの」ひとりだけ。

結局のところ大きなお世話だったわけですが「のんのにお友達がいたらいいかな?」と思ってしまったのです。

まあ、人間の思い込みですね。

前に飼っていた2匹の雌猫はとても仲良しで、抱き合って眠ったりじゃれあったりと楽しそうに暮らしていましたので、そういった姿もまた見たいなぁ♡と言う私自身の気持ちも強くなってきていました。

 

※ここからは少々私の私情と愚痴が入ります。読まなくても話の流れには関係ないので、興味がない、愚痴はキライという場合は次の写真まですっ飛ばしても全く差し支えありません。

 

そんなある日決定打が。

 

夫の親戚関係のイベントに、半強制的に参加させられることになり、もう考えただけでストレス過多。

 

年に一度、親戚の年寄り連中が盛大に集まって親睦を深めるという濃いイベントに、「たまには若いモンも呼ぶべやー」と召集がかかったわけです。

大年寄たちから見れば私たちも若者扱い。

しかも山の中のコテージを二軒借り切りの雑魚寝の泊りがけ。かなりの人数です。

親戚といっても知らない人の方が多い。

マジ勘弁。

いい歳してこんな言葉を使うことをお許しください(-_-)

 

このくらいで豆腐メンタルと思われるかもしれませんが、当時の私は、仕事のストレスが手持ちのバケツからあふれる寸前まで来ており、この濃厚なイベントは完全にそのバケツをひっくり返すことになると予感しました。

ストレスを収納するバケツの、ムダな容量は1ミリだって空いていないのです。

しかし自分がストレスMAXだからといって、夫の親の顔もあるし断る選択肢はない。仕事もすぐに辞められる訳でもなし。

さてどうしましょうかねぇ?

 

何とか乗り越えなくてはなりません。

私は思いました。

『目の前にニンジンがなくては走れない。』

 

去年やってきた「のんの」はトビ夫と相思相愛。私の入り込むスキはなさそうです。

私を慕ってくれる猫はどこ。

心ゆくまで猫をモフりたい。

(のんのさんはちょびっとしか触らせちゃくれませんからねぇ)

 

猫をモフるという目標がないと爆発する。

そう思ったのです。

「ドカーンってね!」

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さて、愚痴の部分を飛ばした皆さんは、ここから読んでください。

 

夫が独立して家で仕事を始める予定が8月下旬。
少なくとも 9月以降は、夫が日中家にいます。

それなら子猫でも大丈夫かも!

 

新しく猫を迎えるには色々な方法があるのを知っていますが、今回は先住の「のんの」とうまくいくよう、性質が安定しているであろう猫種から選ぼうと考えました。あまり意味はなかったわけですけども(笑)

この時ブリーダーさんとはタイミングが合わず、ペットショップから猫を迎えるという形になりました。

 

鬱イベントの前に出かけたペットショップ。

店員さんが子猫を次々と抱かせてくれます。

どの子も可愛らしいけれど、何かこう、訴えかけてくるものに欠けるというか…うまく言えませんが。

 

そうこうしていると、なんだか見覚えのあるような毛色が目の端に入りました。

一番上の段の端っこのあまり目立たない場所のケージ。

 

『あれ、のんのと同じようなまだらな毛色の子がいるよ。』

のんのは多分、三毛猫の中の『キジ三毛』という毛色ではないかと思われます。

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「のんの」と似た毛色で目についたスコティッシュフォールド(立ち耳)』の女の子。

スコティッシュは様々な品種が掛け合わされているため毛色は多様です。

その子猫は、白×シルバータビーにクリームの差し色が入った三色。何となく「のんの」を思い出す配色です。

気になったので、お願いしてケージから出してもらいました。

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『ザ・しょんぼり』

この写真は店のHPに載っていた初期のもので、まだかなり小さいですね。。

目の周りのアイラインが、片方は入り片方は入っていない、という顔立ちのせいか片側の目が腫れているようにも見えて何とも悲しげ。

 

私が見た時はこの写真より少し大きくなっていましたが、顔立ちの整った貴族みたいな子猫が多い中で、何だか庶民的な風情を漂わせていました。

兄弟姉妹はみんな先に新しい飼い主さんが決まり、一番最後に残ったのがこの子です、という店員さんの説明もまた哀愁を誘います。

 

抱っこさせてもらうと、他の子猫たちが周囲に気を取られてあまり目線を合わせてくれなかった中で、こちらの顔を凝視し、あまつさえ目潰しを試みようと小さな手をグイグイ伸ばしてきます。

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他の兄弟に遅れを取ったことを知ってか知らずか、思うがまま我が道を行く。

 

じゃあ、キミはおばちゃんちの子になってみるかー。

 

例の憎っくきイベントが控えているため2週間ほどお店で預かってもらい、それが終わってからようやくのお迎えとなりました。予想通り、全く楽しくなかったyo!

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『まりも』の名前の由来については、預かってもらっている間に色々考えていたのですが、なかなか良い名前が思いつきません。

「のんの」と同じようにアイヌ語からも探してみましたが、意味と響きがちょうど良いものを見つけられず行き詰まってしまいました。

そして煮詰まったある日、お店のHPを見ると、少し成長した私たちの子猫の写真が更新されていました。

足元には緑のボール。

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皆さんは北海道の『まりも羊羹』をご存知ですか。

まりも羊羹(まりもようかん)とは、阿寒湖周辺で販売されている土産菓子であり、阿寒湖に生息する藻類の一種マリモを模して作られた、小さな球形のゴム風船の中に羊羹を充填した商品のことである。玉羊羹(ボンボン羊羹)の一種。

Wikipediaより引用

正直に言うと、この緑のボールから連想された北海道銘菓『まりも羊羹』から名前をいただきました。

『マリモ』本体ではなく、羊羹の方から、というのが正解です。

やはり名付けのセンスがないと、こういうことになってしまうのですね。

結果的には北海道らしい名前でもあるし、丸顔の本ニャンには似合っているかなと思います。

少し大きくなって丸顔になりつつある頃。まだ顔つきが幼いですね!

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イタズラしたくてウズウズしてます。

 

ちなみに、毬藻(マリモ)のことは、アイヌ語では『トーカリップ(沼を転がるものの意)』というそうです。

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柄が似ていることがキッカケで一緒に住むことになった「のんの」と「まりも」。仲良しではないけれど、問題なく暮らしているのだから良しとしましょうか。

 

プチ講座・のんのとまりもの見分け方

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柄が似ているので(特に顔)、ぱっと見区別がつかないという方もいらっしゃるのではないか、と思いましたので簡単に違いを。

・「目」→「のんの」は薄い緑、「まりも」は銅色

・「毛色」→「のんの」は額半分向かって右に茶トラ模様入り、「まりも」は顔半分向かって右が主にグレー、左がクリーム色

あとは三角顔か丸顔か、とかでしょうか。

 

今はもう年齢的には大人の「まりも」ですが、性格は初めて会った時の印象と変わりません。

何にでも興味があり遊び好き、のんのにたまにちょっかいをかけてこっぴどく叱られても懲りない不屈のメンタル。

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「フハハ、私に勝てるかな?」

よく食べ、よく眠り、思うがままに振る舞う。

こうやって生きられたらどんなにいいだろう、という思いが猫の形になって現れたようです。

スヤスヤスー

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気持ち良さそうだね、まりちゃん。

スピー

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ムニョムニョ…

「可愛い肉球だねぇ。では失礼して。」

 

ズボッと。

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「………。」

ムギュムギュ。

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「しつこい!」

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アイダダダダダダ。

爪切ってないからめちゃ痛い。けっこう本気噛みだし。

あまりモフりすぎると怒りを買うので注意です。

 

私情などを挟み、すっかり長くなってしまいました。最後までお読みいただいた皆さま、本当にありがとうございます!

本ニャンが、最後の写真が般若顔だとイヤだと申しますので、可愛らしく写ったものをもう一枚貼って終わりにしたいと思います。

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(去年の初夏頃ですが、今よりスリムですね)

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします!