北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

バラとあれこれ

昨日、長雨でずっと出来なかった草むしりをするために庭に出てみました。

雑草もボウボウですが、植えてある植物もすっかりボリュームを増して、細い通路がよりいっそう狭くなっています。

背の高くなった植物の間に潜り込んで草をむしり、雨で倒れたものを起こし、花がらを切ったりして3時間超、やっと少し見やすくなりました。

まだ手付かずのトコロはありますが、まあ良い。

ワタシ ガンバッタ。

イヤになる前に切り上げちゃいます。

 

久しぶりの穏やかな天気に、今まで必死に雨から逃れていただろう蝶やハチ達たちが庭に来て、花から花へ嬉しそうに飛び回っています。

ヒメシジミ(多分)

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違ってたらどなたか教えてくださーい!

逆さまにとまっていたので写真の向きを変えてみました。
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蜜を集めるハチたちの邪魔をしないようにカメラを持って庭を歩いていると、バラの椅子に座る(?)お客さまに出会いました。

特等席!

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アマガエルさんですね♪

バラのニコールのしべの上でじっと動きません。

ご馳走がやって来るのを待っているのか、久々の陽気に花の上から景色を楽しんでいるのか聞いてみたいところです。

あまりにパシャパシャやっているので、心なしか迷惑そうな顔になってきた(そんな気がした)ので退散することにしました。

可愛い写真を撮らせてくれてありがとう!

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 さて、そろそろ前々回のバラ記事の続きにまいりましょうか。

この長雨に最盛期が重なってしまったのでゆっくり眺めることは叶いませんでしたが、しっとりとした姿もまた美しかったです。

今回貼る写真はその最盛期の頃のものが多いので、リアルタイムではありませんがどうぞよろしくお願いします!

 

では去年の春、屋根からの落雪により枝折れがひどくあまり花をつけられなかった『シャルロット・オースチンから

 

今年は頑張ってたくさんの花をつけてくれました。

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蕾の開き始めってワクワクしますねぇ(*´з`)

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シャルロット・オースチンの相棒に植えたのは長ーい名前の『カンパニュラ・パーシシフォリア(パーシフォリア)グランディフローラ』

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桔梗に似てますね!

その通り、和名は『桃葉桔梗』です。
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何故かシャルロット・オースチンに近いほど薄い紫になる、自然のグラデーション。

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普通の桔梗の、折り紙の風船みたいな蕾も面白いのですが、この蕾も可愛くて好き。

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この花とこの花を、うまく一緒に咲かせたいと思って隣り合わせに植えてもビミョーに時期がズレて、「あぁ…(´ω`)」ってなりがちな我が家の庭ですが、この両者は息ピッタリの開花です。

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エライぞ(ちょっとだけ私も)

今年もガッチリ冬囲いして、来年も綺麗に咲かせたいと思います。

 

では、次はいかにも可愛らしいピンクの『クイーン・オブ・スウェーデン

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咲き始めはアプリコットのかかったニュアンスのある色から始まり、咲き進むと初々しいイメージのピンクになります。


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コロンとしたカップ型から、シャローカップ咲き(浅いカップ咲き)に。

スウェーデンの女王さま、なんて名前ですがとても気さくに、毎年たくさんの花を咲かせてくれます。

女王さまはカラダも丈夫

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雨が続くと華奢な花びらが少し透けたりしますが、儚げになってそれも綺麗です。

よく見るとアリさんが雨宿り中
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シャルロットさんに相棒がいるなら、この女王さまにも相棒がいるわけですが、こちらは残念ながら、少し時期がズレてしまうんですよね。

 

またね、長い名前なんですよ。

『フィリペンデュラ ブルガリ フローレプレノ』

 

…長い。では和名で。

『ロクベンシモツケと呼ばれていますが、この名前で検索すると、花や葉っぱが違う画像が出てきたりするんですよね。

 

…ホントに花の名前は難しいのぉ( ̄ー ̄)

 

まあとにかく、今はまだ蕾がほとんどです。

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ちょっと花の咲いたところ。

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2年前にスマホで撮った写真が残っていました。少しバラも咲いてますね!
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ちょっとの差なのに惜しいなぁ。

 

でも仕方がありません。

植物にとってはそんな都合は関係ありませんものね。

 

『名無しのミニバラ』も少々。

ミニバラ、としか書いてなかったと思う…

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高さは膝上くらいでしょうか。

ホントはもっとたくさん咲いているのですが、イマイチいい写真がないので、咲き始めの頃のもの。
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ミニバラを地植えしていいのかもわからないまま、とりあえず植えたのですが元気に毎年花をつけてくれるので特に不満はないようです。

一重のバラはこれだけなので、地味に気に入っています。

 

それではそろそろ終わろうと思うのですが、さっきちょっと悲しい出来事が起きました。

 

今日は天気が回復したものの結構な強風。

フィリペンデュラの咲き具合を見に外へ出てみると咲き始めたデルフィニウムが1本、バッタリ倒れて伏していました。

オーマイガー!

今はこんな感じに咲き始めていたのに…

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背丈は160cm超、支柱はしていたのですが大きな花穂なので耐えきれなかったんですね。

それはもうボッキリと。

※バケツの水にとりあえず入れてみた

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このあと短く切り詰めてバケツに入れ、小さな蕾も切ってコップに入れてありますが、うまく残りの花は咲いてくれるでしょうかねぇ…

何本かあるうちの1本ですが、ちょっと悲しい(T-T)

 

一体ワタシが何をしたというのだ。

 

「ちゅーるを毎日1本しかくれないケチだからじゃない?」

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(そのハラをワシワシと揉みしだいてやろうかしら)

 

アザラシに難癖をつけられたところで、本日はこれまで。

また次回、よろしくお願いいたします♪

 

 

雑談など

また少し日にちがあいてしまいました。

今回も引き続き我が家のバラを写真で紹介する予定でしたが、少々プライベートが忙しく写真の整理が追いついていません。

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ブログ巡りの時間もあまり取れないため、どうか不義理をお許しくださいませ(;´Д`)

 

そこで代わりと言ってはなんですが、最近ご無沙汰だった猫たちの様子や近況報告、バラ以外の庭のこと、日々の雑感などを書き逃げしたいと思います。

お時間がありましたら、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

まずは今、猛威をふるっている豪雨の被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。

この大雨の被害が、これ以上広がらないよう願うばかりです。

当該地域の皆さま、どうぞ十分に安全を確保してお過ごしください。

 

こちら旭川でも数日前、全国ニュースになるほどの降水量がありました。

川の氾濫などが起き、農作物にも多大な被害が出ることになりそうです。

当ブログにもお気遣いのコメントをを寄せてくださった皆さま、ありがとうございました。

 

**********

 

さて、以前も書いたことがあると思うのですが我が家はここ数ヶ月、家の設備や家電、クルマなどが壊れていくサイクルに入っています。

設備関係は家を建ててから10年以上経ちましたので仕方ない部分もありますが、一番マイッタのはつい先日、所有していたクルマ2台を一気に廃車にする事態となったことです。

 

もともと2台ともオンボロ車なので(どちらも15歳)天寿を全うしたとは言えるのですが、私のおじいちゃん軽はあと2年乗ろうと思って先日修理をして車検も通したんですがねぇ。

自動車税も2台分払ったのに。

 

夫が仕事で使っている時に、急ブレーキをかけた前のクルマにブレーキが間に合わず、コッツンしちゃいまして。

 

見た目はボンネットが少し浮いているくらいで自走で帰ってきたのですが、修理に出してみると、修理費をかけてまで乗り続けるのはオススメしないなぁ…と、友達の整備士に言われ諦めた次第。

 

もともとの夫のクルマも走行距離14万キロを超え、あちこち傷んで騙し騙し乗り続けていたものの、「おかしな音と振動がするから乗りたくない」とここ数ヶ月放置してバッテリーも上がっています。

9月が車検なのでそれまでに新しいクルマに入れ替え予定でした。

なので今現在、我が家は2台の廃車(予定)を所有しているという、なかなかレアな状況になっています。

 

そんなしょんぼり夫に、更なる衝撃が。

夫最愛の「のんの」さんは元ノラのプライドを、飼い猫となって4年後の今も未だ持ち続ける誇り高い猫。

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「あの子苦手なのよ」

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ワシャワシャと「ハハハこいつぅ、愛い奴じゃ♡」などと無礼に撫でくりまわすことなど許しません。f:id:kapibara5168:20180707182523j:image
それでも「ちょっとならいいよ」と撫でても大目に見てくれるようにはなり、特に大好きな夫であれば、私よりももう少し広い範囲を触るのを許されています。

私の場合はこんな感じで触らせてもらえます^^;

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事故ってしまってハートブレイクな夫が慰めを求め、「のんたーんヽ(TдT)ノ」と脇の下あたりをサワサワとした時に感じた指先の違和感。

 

「のんたんの右脇の辺りに何かある…」

 

乳腺腫瘍でふたりのおばあちゃん猫を看取った私たちにとって、雌猫のシコリやデキモノにはイヤな予感しかありません。

避妊手術をすることで雌猫は乳腺腫瘍などのリスクが下がることが知られていますが、成猫になってからの手術では遅くなるほど効果の期待値が低いとも言われます。

※あくまでデータですので、全てに当てはまることではありません。

我が家のおばあちゃん猫たちも手術はしていましたが、年がいってからでしたのでその恩恵にはあずかれませんでした。

のんのが保護され我が家に来たのは、獣医さんにより避妊手術を施された後ですが、当時は1〜2歳と思われますので成猫ですね。

※ちなみに、まりもは発情期を迎える前の6ヶ月の時に手術しています。

 

何はともあれ病院に連れて行かねばと、怒り狂う野生のトラ🐅のようなのんのを、何とか2人がかりで洗濯ネットに入れ、キャリーケースにIN!修理工場から借りた代車で出かけました。

「許さぬ」
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しかし、大捕物をしてやっと連れてきたのんのさんですが、そういった暴れる猫だと鎮静や麻酔をかけた状態でないと触診は無理なので、2週間様子を見て大きくなるようなら電話予約の上、準備を整えてから再度受診するという方針になりました。

結局キャリーケースから出すことはなく、あの格闘は無駄に終わりました(T-T)

夫から話を聞く限りでは、シコリのようなものの感触は「柔らかくてプニプニしている」と言うので、私の知る乳腺腫瘍の感触とは違います(あの子たちの腫瘍は固かった)。

素人の感想では別のモノかもしれないなぁ…という気もするのですが、何せ脇を触るのを許されているのは夫しかいないので、彼に頑張ってもらうしかない、ということで経過観察中です。

その後、夫によれば「柔らかいシコリは小さくなってきている」そうなので少しホッとしたのですが、良い悪いを素人が簡単に決めるのは危険です。

何かのサインである可能性もないとは言えませんので、これからも注意して見ていこうと思います。

あ、本人はいたって普通に元気ですよー♪

特技の「ごめん寝」フリースが毛だらけなのは見ないでね♡

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「全くヒドイ目に合ったわー」

夫は自分が無理矢理ネットに入れたことで、「のんたんに嫌われちゃうよぅ(ノω・、) ウゥ・・・と、とても悲しんでいたのですが今のところ嫌われている様子はなさそうです。良かったね!

 

話は戻りますが、クルマはとりあえず1台だけ買うことにしました。

交通網が発達していない田舎では、クルマは一人につき1台所有するのは珍しくなく、我が家も当然そのように暮らしていました。

ただ、今私は会社に出かけることはありませんし夫も自宅で仕事をしています。

1台でも特別なことがない限り不自由なことはなさそうです。

何より、クルマにかかるお金も節約出来ますしね〜♪

問題山積のクルマに乗っていると危ないので、そろそろ乗り換えなさい!と誰かが言ってくれたのかもしれませんね。

 

それでは、バラ以外の庭の様子も少々。

6/20過ぎにシャクヤク・ソルベットが満開になった頃、もう一つのシャクヤクが開花を始めました。

植えてからもう何年経ったでしょうか、今年初めて蕾をつけました。

植え場所が我が家のデスゾーンだったせいだと思いますが、スクスク育つソルベットを横目にウンともスンとも言わず幾年月。

あまりに咲かないので、どんな花なのかわからなくなっていました。

メモによると芍薬 エミール」と書いてあり、そのあとにデバティーンとか続くのですが、調べてもそんな名前はヒットせず、どうも「マダムエミールデバイン」が正解のよう。

大雑把な性格なのは認めますが、一応付いている名前は間違いないようにメモってるハズなのになぁ…。

ま、いっか。

そしてついに開花!どんな花なんだろう?

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デスゾーンなので後ろにはシロツメクサw

アレ?

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なんか…ソルベットとほぼ一緒に見えるんですが。

↓コレはソルベットf:id:kapibara5168:20180707165154j:image
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比べると真ん中のクシャクシャのボリュームが少ないのと、中心のピンクの花弁がないのかな?

日差しのせいで写真はエミールさんの方が若干暗いですが、イメージはかなり近いです。

なんでほとんど同じの買ったんだろう…我ながらナゾだ。

でもこのエミールさん、雨に打たれっぱなしだったソルベットさんと違い花をすぼめてます。

もしかして賢い…?
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はい、お次は長い名前のヒトが来ましたよ!

カンパニュラ・パーシシフォリア(パーシフォリア)・グランディフローラ

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黄色のバラ、シャルロット・オースチンと隣り合わせに植えています。

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次のバラの回に、シャルロット・オースチンと一緒にたくさん出てくると思います。

ベロニカ・ピンクダマスク

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小さな槍のよう。高さは30~40cmです。
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 もう少しで薄紫ピンクのデルフィニウムも咲きそうです。

「スイートハート」の名札が付いていましたが去年咲いた花は写真の花色とは少々違いました。

「咲いてみたら写真と違った」は時々ありますが、こちらはいい方に裏切られたパターンです。

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背丈はとても高く、わたしの身長(158cm)を超えている花穂もあります。
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今はこの写真よりも、蕾にピンク色が差しています。

 

最後は今日のお客さま、ヒヨドリ ※家の中から窓越しに撮っています

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赤く色づき始めたジューンベリーをお目当てにやって来たようです。
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収穫の予定はないのでどんどんお食べ〜。

 

それでは今日はこの辺で…

 

「ちょっと待った」

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「私を忘れちゃいませんか」

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(あっ…ヤバッ‼︎)

ヤダなぁ、忘れるわけないじゃなーい!

今ね、こないだ撮った可愛いヤツ貼ろうとしてたとこ!

 

ほらね、

スパイダーニャン!

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キミはあまり運動神経良くないから落ちないでね!

「何だか私がおデブに見える写真ばかりチョイスしている気がするのは思い過ごしかしら」

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うん、気のせい気のせい。

 

 

雨に負けているヒマはないらしい

こんばんは、トビーです。

諸事情が出来て忙しくなり、数日ブログにあまりさわれませんでした(あっ、深刻な話ではありませんよ〜)。

来てくださった皆さんのところにもなかなか遊びにいけず、スミマセン(´ε`;)ゝ

後からまたお邪魔させていただきますので何卒よろしくお願いいたします〜♪

 

それでは、今回は我が家のバラのお話を。

写真も多く少々長いので、今回と次回の2回に分けることにしました。

おヒマがある時にでも、どうぞ見てやってくださいませヽ(・∀・)☆

 

*******

 

道北地方、ここしばらく天候が安定しません。

「もー!雨ばっかりなのー!」

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「これって蝦夷梅雨?」

 

せっかくバラが咲き始めたのに、雨・強風・低温、かと思えば急に蒸し暑くなったりで、気持ちの良い初夏の北海道がどこかへ行方不明です。

それでも庭の花たちは今を逃してなるものかと、グイグイ背を伸ばし蕾をつけ、次々と花を咲かせます。

 

我が家は宿根草メインの庭なので、バラの数は多くありません。

以上5名です。

 

写真はたくさん撮ったのですが前述のとおり、雨ばかりなのでずぶ濡れの写真が多くなっています。

これも一興と眺めていただけたら幸いです。

 

それでは一番手は我が家のバラの最古参『ニコール』さんです。

私のような初心者がバラなどに手を出してはイケナイと自制しつつ、バラのある庭に憧れていたあの頃。

しかしどうにも想いは捨てがたく、ついに園芸店の「SALE」の文字に負けた私は一鉢のバラを求め、ハウスの中をウロウロと彷徨い歩いていたのです。

わあ、みんなキレイだなー(°▽°)

…………

 

…んで?何選べばいいの?

 

はてさて困った。

私はただ、『薔薇』という名の花が欲しくてフラフラとやってきて、知識も策もないままクラゲのように園芸店を漂っているのです。

 

そこで私は呆然とおびただしい数のバラに囲まれて突っ立っているワケですが、救世主現る。

声をかけてくれた店員のお姉さんに全てを委ねる決心をしました。

「あのー、ド素人の初心者でも育てられるバラをください」

このオーダーにより強健さを買われ、白羽の矢が立ったのが、『ニコール』嬢でした。

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ニコールさんとしては、そんなド素人の初心者に買われたくはなかったかもしれませんが、これも縁だからと言い含め諦めてもらうことに。

ニコールさんはさほど背は高くなく、横張り気味で高いところでも1mありません。トゲはしっかりがっちりゴツいです。

「フフ…キレイなバラには棘があるのよ」

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それ、自分で言っちゃいます?

 

今年一番に蕾を付けたバラもニコール

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ゆるゆると蕾は解け
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濃いめピンクの縁取りの、ちょっと派手な色合いの花が咲きました。

薄暗闇の中だと時に蛍光ピンクに見える(私には)時があります。

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この記事を書くにあたって確認作業をしていたところ、お母さんは『ストロベリー・アイス』という可愛らしい名前の品種でした。

10年近い付き合いなのに、今更出自を知る…

雨に打たれるニコールさん

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我が家の二つのイングリッシュ・ローズに比べ、雨にも負けないしっかりとした花びら。

「体の丈夫な派手めの姉さん」、これが私のニコールさんのイメージです。

「なんかソレ、あまり嬉しくないカンジ…」

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かと思えば、たまーに現れる可憐な少女f:id:kapibara5168:20180630183957j:image

縁取りのピンクが薄く、他の花たちとちょっと違う趣があります。
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他の賑やかな姉さんたちと異なって、おとなしくひっそりとした風情があり出現するとちょっと嬉しい一輪です。

「私だって可憐だものー!」ジタバタ!
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ハイハイ、可憐可憐。

じゃあ次は誰にしようかな。

では、最古参を紹介したので、逆に一番新しいこの方を…

 

と、その前に宿根草も少々挟んでみましょうか。

スカビオサジャポニカアルピナ

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だんだん蕾の周囲がピンク色に染まって

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開くと薄紫の花びら
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開ききると、こんもりと中心が高くなります。
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モフモフなお客さまがご来店。

お味はいかがでしょうか?

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ワイルドストロベリー

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ブルーベリー、気付かないうちに花が咲いて青い実をつけていました。

わずかに残っていた花を撮影

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【番外編】

以前載せた、赤いオリエンタル・ポピーオニゲシ)の現在の姿

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花びらが落ちたらこんなイカしたヘアスタイルのヒトみたいになります。

こんなサッカー選手とかいませんでしたっけ?

 

では、そろそろつぎのバラに。

先ほどのニコールさんが最古参なら、この方は今年来たばかりの新人さん。

前回の記事の冒頭に載せたこのバラ、

アプリコット・キャンディ』

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数年ぶりに庭に新しいバラをお迎えしました。

この一輪は我が家に来て初めて咲いたもの。

年に一度催される園芸市で、例によって目的もなく各店を冷やかしながら歩いているうちに出会ったバラです。

↓やってきたばかりの状態

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見ていただくとわかるとと思うのですが、枝についている花はもう終わりかけ。

でも、この終わりかけの姿と花色に心惹かれたのです。

変わってますかね…

 

咲き始めの姿を知らぬまま、あえてネットでも調べず開花の時を待ちました。

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オレンジがかった赤い蕾

 

蕾の外側の強い色とは違う、優しい色の花弁が顔を覗かせます。

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蕾が開いていく様子がなんとも美しいです。

雨降りで庭に出られないので窓から撮影

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隣のスペースから、花が雨を含んで重たくなったシャクヤク・ソルベットが覆いかぶさってきてこんにちは。

「見ない顔ねぇ?」
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「以後お見知り置きを」

植える場所に制限があったのでお隣さんになりましたが、相性的には間に何か別の色味の小花などを入れた方がいいかもしれません。

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このへんが、私が園芸市で見た感じですね。しべが見える姿も好きです。
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低い位置で咲いた花は、以前から植えてあった「サルビア・ネモローサ」といい相性のようです。

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サルビア・ネモローサ

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先ほどスカビオサにおいでになったお客さま、こちらにも食事にいらしてくださったようです。
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この浮遊感…モフモフ、可愛い手足
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お気に入りの1枚になりました。

 

「さっきから聞いてれば、ヨソのヒトを可愛い可愛いって」

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そんなヒマがあるなら
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私を(ズイ)
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か・ま・えーーー!(ズイズイ)

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あっ、近すぎてボケた!

 

残念、まりちゃん。

 

北国の花々をつなぐ③

ニュースを聞くと全国的に30℃を超え、蒸し暑い日が続いているようです。

皆さま体調を崩されていませんでしょうか?

こちら道北地方はここしばらく、不安定な天候で雨がち、風も強く気温も上がりません。

昨日庭で草むしりをしていた時も、寒くて春先に羽織る上着を着ての作業となりました(夕方で14℃)。

当然、庭の花やわずかに植えた野菜苗などの成長も停滞しているのですが、それでもシャクヤクに続く大物、バラが6/22(金)から開花しはじめました。

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市内でも花が遅れて咲く我が家です。

「ということは、上野ファームさんのバラはもうザクザク咲いているのでは」

 

風も強く午前中にはパラリと雨粒も落ちてきましたが、次の日からはまた雨の予報なので時期を逃してしまうとマズイ!

((((°Д°))))

ということで6/24(日)の午後遅く、3週間ぶりに『上野ファーム』さんへ行ってまいりました。

※ウチのバラはまた次回、よろしくお願いします!

 

最初に言ってしまうと、もちろんバラは咲いていますが満開とまではいきませんでした。

でも咲きたての、まだ傷んでいないバラの数々を楽しめましたよ〜♪

宿根草は前回たくさんあった大型のアリウムはほとんど終わり、小型の「丹頂」などに移行しています。

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前回から引き続き、各種ゲラニウムは草丈が大きくなってたくさんの花をつけていました。

しかし今回一番目立っていた花は、なんといってもジギタリスです。

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「狐の手袋」という、可愛らしい別名もありますね♪

他にもいろいろ咲いてはいるのですが、俯き加減のベル型の花がたくさんついた花穂は華やかで人目を引きます。

 

前置き長いですか(笑)

では、どんどん写真を貼っていきまーす!

花の名前がわかるものはなるべく書いていきますが、細かい品種名などは省略したりしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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池の周りもすっかり緑が濃くなり、花の色も増えてきました。
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左手前の花がジギタリス

下の黄色い槍状の花はエレムルス、前回は白い花色のものを載せました。

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手前はマツムシソウのような淡いパープルの花とピンクのオリエンタル・ポピー

花紹介をしている写真を見ると、この紫の小花は「ノウティア・アーベンシス」という、マツムシソウに似た花のようです。

花の呼び方ってたくさんありますが、マツムシソウは似た花がたくさんあって、マツムシソウ?西洋マツムシソウスカビオサ?ノウティア(クナウティア)?と、聞けば聞くほどわからなくなります。

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名前は何にせよ、自然の風に揺れる薄紫の小花はどんな花とも相性がいいですね。
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これはハナアブ?ミツバチ?

脚をピーンと伸ばし、体中に花粉をつけながら夢中で蜜を集めています。

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エレムルス

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ヤナギラン
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ゲラニウム

たくさんの種類がありましたが、今回は印象的だったこちらだけを。

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淡いピンクのバラとよく合います。

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クレマチス

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オダマキもまだ頑張ってます!

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大きな植物(ザックリw)

『上野ファーム』さんは背の高い植物がたくさんあります。

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最後の写真は「フィソカルパス・ディアボロアメリカテマリシモツケ)」、我が家にもあるのですが、冬囲いや剪定をいい加減にしているため、花が見られない年が多いです( ̄▽ ̄;)

今年は一輪だけ咲きました…

 

アーチに絡まるロニセラ(ハニーサックル)・テルマニアーナ

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変わり咲きのエキナセア

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ケシ

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アンチューサ

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エリンジウムもっと大きく咲きます。トゲトゲ!
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まだ肝心のバラを貼っていないのに、もうだいぶ長くなってしまいました。

うーん、やっぱりあれだけの花を一度に載せようとするのは無理がありますね。

 

ではちょっと駆け足で…

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ここからやっとバラの写真です。

ある程度は名前の見当はついているのですが、言いきる自信がないので( ´_ゝ`)写真だけ掲載させていただきます♪

 

レンガのアーチの向こうにバラが見えますね。こういう演出にワクワクします。

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アーチをくぐって少し歩いて振り向くとこんな感じ。
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こちら側は大きなサークルを4つに分け、それぞれのテーマカラーの花々を植え込んだ「サークルボーダー」です。

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何だかバラの写真紹介の方がアッサリ終わってしまった感がありますが、バラはこれからが本番、また来月『上野ファーム』さんにお邪魔したいと思いますので、またその時に…

 

こちらは7月が花の最盛期となります。

緑も花も、更にモリモリになりますので、次回の訪問が楽しみです!

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最後に私のお気に入りの一枚をf:id:kapibara5168:20180626195534j:image

アリウム「丹頂」の帽子脱げかけ。

 

「こういうおばちゃん、いるよね?」

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こらこら。

飼い主トビーさんを含め、年はおばちゃんでも、心にはいつまでも少女が住んでおるのだよ。

オバチャン言うでない。

 

 

シャクヤク・ソルベット

6/19火曜日から本格的に蕾がほころび始めた我が家の初夏の女王様、シャクヤク・ソルベット

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固い蕾の一片がぱらりと解けて
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ふんわり膨らみ

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ぎっしりの花弁が顔を覗かせました

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開きたてはまだ初々しく控えめな少女のようで

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くるんとカップ咲きの外側の花弁は強めのピンク、クリーム色のフリルを抱えて

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甘い雰囲気

 

外側の花弁が少しずつ反り返り、内側のクリーム色の花弁、中心のピンクの花弁が立ち上がりボリュームを増していきます

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クリーム色の花弁も、広がるとともに白っぽい薄ピンクに変化

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少女からあっという間に誰もが振り向く美人さんに

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もう外側の花弁が抱えきれないほど、内側の花弁が膨らみました

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重なり合うたくさんの花弁が華やかです

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雨上がりの水滴がついて綺麗だなぁ…

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次々と開花

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周囲には甘い香り

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『ピオニー(=シャクヤク)』の名称で香水や芳香剤・柔軟剤などたくさんの商品が出ていますが、残念ながらシャクヤクから天然の香りを抽出することは出来ません。全ては優秀な調香師さんの仕事です。

ですから、ぜひ本物のシャクヤクを見かけることがありましたら顔を近づけて、その甘い香りを嗅いでみてください。

幸せな気分になりますよ〜∩(*´`∩)♡

 

時間とともに、色は白っぽく淡く、退色していきます。

ちょっと日陰になっているので紫寄りにみえますね

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咲き始めた火曜は快晴、水曜は曇り&雨、木曜は曇り&雨&雷、今日金曜日は強風。

ソルベットにとってあまり平和な3日間とは言えませんでしたが、明る過ぎない太陽が花色を綺麗に見せてくれた気がします。

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まだ少し蕾が残っているので、もうしばらく楽しめそうです。

 

「今日はすっかりシャクヤクに主役を奪われちゃったわー」
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「私の方が美人じゃない?」

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えーっと、それはノーコメントでお願いします。

 

色彩を味わう幸せ

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我が家の庭の花をモチーフに、flemyさんが水彩画を描いてくださいました。

印象的な赤いオニゲシ(あえてオリエンタル・ポピーとは呼ばない笑)をはじめ、デルフィニウムやブラキカム、チョウジソウetc…なんと、『オオシロオビクロナミシャク』まで!

まるで揚羽蝶かのようなロマンティックな仕上がりです。

※オオシロオビクロナミシャクはです( ̄▽ ̄)

そしてそれを狙うかのような「のんの」と舌ペロンの「まりも」、左上にはflemyさんちの「ふきちゃん」が控えめに。

ふきちゃん、遠慮し過ぎですよー。

 

そしてこれを下書きなしで描いたΣ(゚∀゚ノ)という…

すごいッス!

今までもflemyさんには描いていただいていますが…

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優しく柔らかな色彩や空気感…ウットリ〜♡

素敵すぎて、ホンモノの庭を超えてしまってますよ…フフ…

いつもありがとうございます!

 

京都にお住まいのflemyさんも今回の地震で少なからず影響を受けたそうです。

余震などもあるとのこと、当該地域の皆さまの日常生活が早く戻りますようお祈りいたします。

 

さてここからは庭の花たち。

ここ数日の涼しさで少々足踏みしていましたが、昨日の暖かさでシャクヤク・ソルベットが開花しました!

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今年は蕾が多いので例年より少しだけ小さめな気はしますが、香りも良く華やかな雰囲気を振りまいています。

が、

シャクヤクの紹介は次回にゆっくり…ということで、今日は他の花や蕾などを。

 

前回の記事と、flemyさんの絵にも登場したオニゲシ※オリエンタル・ポピー、開く少し前の姿を撮影出来たので載せてみます。

あの、クッシャクシャの花びらが、はみ出ています。

「はっ、吐きそう…」って見えるんですけど私

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ウグッ、グェッ… (なんかスイマセン、汚くて)
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仲間たちも続きます。

がんばれー!

「もっ、もう少しで…!」
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ぷはー!スッキリ〜!
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3人仲良く開花です。

残っている蕾を見ていただけばおわかりかと思いますが、めっちゃ詰め込まれています。

真ん中のタワシのような(他に表現が浮かばない)大きなしべも収納されていたと思うと、さぞかし窮屈だったでしょうね〜。

いやー、お疲れさまです!

 

【その他に咲いているもの】

アルケミラ・リトルレディ

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ムラサキセンダイハギ

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ジギタリス・エルシーケルセイ
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花の中にちょっと毛が生えてる!

去年の秋遅くに買った、私の初めてのジギタリスです。

少々遅い、10月も半ばを過ぎて植え付けしたので、うまく冬越ししてくれたらいいなと思っていたのですが、無事に花をつけてくれました。

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小さいうちに雪をかぶってしまいました

このまま上までズラズラ〜っと咲いてくれるのかしら♪

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アストランティア・ローマ
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今年はやっぱり花が少なめのよう。
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風に揺れる花姿が大好きです。

 

ちょっとブレイクタイム。

あっ、2枚目に小さなバッタが出てきます!

苦手な方は目を瞑ってー!

シロツメクサ(クローバー)

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我が家のフロントにありながら、今花盛りの雑草シロツメクサ

プンゲンストウヒ周りのデスゾーンをなかなか可愛らしく演出してくれていますが、庭のファーストインプレッションを左右する場所にどうなのか…( ̄▽ ̄;)

この辺り、シロツメクサとリシマキア・ヌンムラリアとワレモコウが領土争いを繰り広げており、何とかしたくてもプンゲンストウヒの根が細かく回っているのでなかなか手を出しづらい場所。

どうしたもんかな。

まあ、いつかそのうち(と言いつつ幾年月…)。

 

寄せ植えのビオラとチビバッタ

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「私はいませんよ」とばかりに静かにして動きません。ハイハイ、気付きませんでしたよー。

 

【バラの蕾たち】

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シャルロット・オースチン あともう少し!
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ニコール これももう少し…

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新人、アプリコット・キャンディ ドキドキ…
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クイーン・オブ・スウェーデン まるで桃のような色と丸っこいフォルム!
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去年の初冬、少し気合いを入れて冬囲いしたせいかバラたちはほとんど傷みもなく冬越し出来ました。

たくさん咲いてくれるといいなぁ。

 

「花ばっかりかまってないで私もかまえー!」

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そうだね、後ろに見えるまりも城もコメントで「あばら家」って言われたし…(´Д` )

猫に対する福利厚生も要求される今日この頃、夏は全く忙しい…

 

 

今はこんな感じです

さてさて、しばらく我が家の庭の様子を記事にしていませんでした。

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ポテンティラ・ルペストリスはまだ花を咲かせ続けていますが、だいぶ花弁が散って丸い小さな萼が目立つようになってきました

今年はブログのプレッシャー効果もあり、比較的まじめに管理しているため、それほどヒドイことにはなっていません。

ほら、たまにお客さんが来た方が家がキレイに保たれる、みたいな?

読んでくださる皆さんのおかげで、我が家の庭は何とか体裁を保つのに成功しています!ありがとうございます!

人が見なけりゃどんなに荒れているのか…

これから花の本番に向けて、なるべく漏れがないように備忘録も兼ねてUPしていきたいと思います。

何せ去年7月中旬過ぎから(勢いで)始めたこのブログ、花の一番いい時期を過ぎてから始めているっていうね…

だからというワケでもなかったのですが、その辺に生えている野草や雑草探索など(何気に趣味でもある)が多かったので、今年はキッチリ庭の花の紹介もしてみたいと思います♪

いやぁ、ちゃんと花の時期までブログを続けられて感無量です。

 

おっとその前に。

以前、記事で取り上げた粗忽者のキビタキ夫婦の話を覚えていただいている方はいますでしょうか?

その後日談です。

あの時私は郵便ポストを守るべく、貼り紙と立て看板をし、ポストへ近づくものに対して警告をしたのですが、そのドッタンバッタン裏目に出たのか、「この場所落ち着かない…」とばかりに巣作りは中断されました(T-T)

その後も庭の木にとまるキビタキと目が合ったりもしたのですが、プイと目を逸らされる感じに。

嫌われちゃった、と多少寂しくもありましたが、人里に巣作りするのもいろいろ大変そうなので、まあこれで良かったんだ…と納得していました。

実際、しばらく様子見で貼り紙・看板をそのままにしておいたのですが、不注意な配達員さんによりAmazonから届いたCDが(気に入ったものはCDで欲しいのです)ポストに突っ込まれていたので、粗忽者のキビタキさんにしてはナイス判断と言えましょう。

それにしても、『粗忽者…』の記事中にこんなことを書いたのですが。

無頓着な人なら、ロクに貼り紙も見ずにポストに入れてしまう可能性もあるかもしれない。

やっぱり不注意な人はいるものですね。

その通りになりました。

あっ、ヤ◯トさんではありませんよ!

ウチに来るヤ◯トさんはいつもちゃんとしてくれています。

名誉のために一応。お世話になっているもので。

 

そんなある日、草むしりでもするかと外に出ると、綺麗な声で鳴く小鳥が近くの電線にとまっていました。

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かなり引き延ばしているのでボケ気味

アレッ!キビタキさんじゃないの!

100%同じキビタキなの⁉︎と詰められると困りますが、多分同じ個体なのではと思います。いや、ただのカンですけど。
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喉なんか膨らませちゃって、いい声で鳴いています。

最近よく聞こえていた鳥のさえずりはこのキビタキだったようです。

このあたりのどこかに巣を作ったのかもしれませんね。

ジッと聞いていると、遠くの別の個体と交互に鳴き交わしているようです。

あまりに綺麗な声なのでスマホでボイスメモを取ったのですが、簡単にブログに載せられなさそうでしたのであしからず…^^;

 

それでは咲いている花をば。

 

チョウジソウ(アムソニア・タバーナエモンタナ)
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我が家の植物が育たない『デスゾーン』にあるため、毎年一本ずつしか増えないw

 

オリエンタル・ポピーの蕾

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パカっと割れて〜

大きな花が開きました。f:id:kapibara5168:20180616155459j:image

薄ーい紙細工のような質感です。

このボリュームで花弁が詰まっているからクシャクシャなんでしょうかねぇ?

これは数年前、色はおまかせお楽しみ♡となっていて花色はわからないまま買いました。

『薄ピンクの花が咲いたらいいな(*´-`)』

淡い希望を持って開花を待ったのですが、咲いてみると真っ赤っか。うーん。

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なかなか主張が激しいので、オリエンタル・ポピーというよりは和名のオニゲシの方が気分的にはしっくり来ます。

でも、他に赤系はあまり植えていないので、これはこれでいいのかな。

 

ポレモニウム・パープルレインストレイン(ハナシノブ)

ムラサキの小花に黄色いしべが可愛らしいです。気温が高くなると緑に変わってしまいますが銅葉です。

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デルフィニウム

〝ギネバー〟と書いてあるものを買いましたが、写真とは少し違う感じです。

以前買ったものも写真とは違う花色だったので、よくあることなのかもしれません

今年買ったものなので背は小さいですが来年に期待です。
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先に咲いた白いデルフィニウムは、もしかすると枯れてしまったのかも、という感じになってしまいました。

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花数も少なかったので、弱かったのかなぁ…

 

そして次は白いアヤメのような花なんですが、実はコレ私は植えてないんです。

もう10年ほど前、この荒地を庭に仕立てた時に業者さんに土を入れてもらったのですが、何もまだ植えていないハズなのに勝手に生えてきたんですよね〜。

土に球根が混ざっていたのかな、と思うんですが。

タイルとか出てきたし適当な土を入れられた疑惑(-_-)?いい土とか指定しなきゃならなかったのかしら

君は誰かな?
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業者さんに思うところはなきにしもあらずですが、花は涼しげで可愛らしい。

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ググってみると、似た花は出てきますが「白いアヤメ」って呼ばれていて、名前がわかりません。

もしご存知の方がいらしたら教えてくださーい(´Д` )

 

寄せ植えのフリをする駐車スペースに生えているオルラヤ(オルレア)
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アストランティア・ローマも開いてきました。今年はあまり花数が多くないかも?
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先日の園芸市(花フェスタ)で、3ポット1000円で買ったもののひとつ、

トロリウス・ゴールデンクイーン(カンムリキンバイ)

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準備する蕾たち

スカビオサ
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バラの蕾も色づいてきました♪

ニコール
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シャルロット・オースチン
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バラはあと2つ…ミニバラも入れると3つですがちょっと遅れているようです。

 

シャクヤク・ソルベット
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以前フラワーアレンジメントを習っていた時、先生がその日の花材である芍薬について「蕾の蜜を上手にとってやらないとうまく咲かないことがある」と言っていました。

その時の花材の芍薬は既に開いていたので、ふーんとしか思っていなかったのですが、いざ自分で育ててみるとナルホド、蕾にわんさかアリが集ります。

この写真にもワッサリいますよ〜

ええぇ…いいのコレ?と思いましたが、一説によるとアリやハチがいることで蕾を食害する他の虫を遠ざける役目があるそうです。

アレンジメント用などはキチンと開かせるために蕾の蜜を洗い流したりするようですが、我が家は庭植えのせいか何もしなくても開花してくれます。

今年はたくさん蕾がついていますが摘蕾していません。

今年はかなり勢いがあるように見えるので全部咲かせてみようかな〜、なんて。

大丈夫かな?

 

ああ、今日もまた予定を超過して長くなってしまいました。

ではそろそろ…

 

「かあさん、もっと上手にまとめなきゃ」
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「書くのも遅いから、家事もロクにしてないし」
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うわぁ、ごめんなさい( ;∀;)

 

ということで反省しつつ、また次回よろしくお願いいたします☆