増毛町再び
先日のお盆にお墓参りで訪れた増毛町。
実は忘れ物をしておりました。
などと、もったいつけましたが何のことはなく。
この海辺の町に来た時恒例の、『海鮮丼』を食べそこねた、しかも2年連続で、というだけの話です。
今年のお盆は出発が遅かったので、雨の中バタバタとお墓参りを済ませて『国稀』で日本酒を買ったらもうタイムリミット。
混み合うお寿司屋さんを横目にスタコラと敗走したのでした。
ところが先週末、普段決まった休みのない個人事業主の我が家ですが、急遽時間が出来たので海鮮丼リベンジに向かうことに決定。
首を洗って待っているがよい、海鮮丼よ(#゚Д゚)‼︎シャオラー!
しかし、せっかく時間に余裕があるのだから、普段あまり行かない場所にもお邪魔してみることにしました。
毎年訪れてはいるものの、お墓参り→酒蔵・ワイナリー→海産物販売所、の定番ルートをまわると時間いっぱいになってしまうので、増毛町の中まであまり見たことがなかったのです。
ということで、小さな町の昭和レトロで懐かしい風景、撮ってきましたよ〜♪
海の風景は内陸育ちの私にとって、いつも心躍るものです。
あっ、信号が偶然に全色消えてる!
小さい頃の夏は、増毛町に近い日本海側の海水浴場(留萌・臼谷・鬼鹿など)に出かけました。
水温は低いことがほとんどで、時には震え、唇を紫にしながらの水遊びです。
※これより更に北にも海水浴場はありますが、遠いので我が家は上記3つメインでキャンプなどをしていました。
そんな海を見下ろす場所にあるのが、道内最古で最大の木造校舎『旧増毛小学校』です。
この写真の左側に建っています。
義父と義母はこの小学校に通っていました。
校舎の側面を左にして歩いて行くと、ガラス窓から習字や道具が残されているのが見えます。
校舎の曲がり角まで来ました。
こちらが正面入口です。
大きい!
今は静かなこの町で、1000人ほどの児童が通ったという旧増毛小学校は昭和11年、当時盛んだったニシン漁の網元たちの寄付により建てられました。
立派な佇まいに当時の隆盛が偲ばれます。
この旧校舎は平成24年に移転するまで使用されており、残された時計は6時10分23秒あたりで止まっていました。
校章が可愛い。
イカリとウミネコ?と思って調べてみると、『群れ飛ぶカモメと白砂、良港』だそうです。
逆の端まで来ると、更に向こう側に校舎が延びています。
義父曰く、「回廊のようになっていた」とのこと。
大きな体育館も木造です。
体育館の内部はトラス構造という、橋などに使われる丈夫な造りだそうですが、写真を見るととてもオシャレな感じでした。
子どもの姿のなくなった校舎周りにも花は咲く
ピンクの花はセイヨウオニアザミ、白い小花の塊はニラの花
白い小花の正体がわからなくて困っていたら、いつも読ませていただいているお酒ブログでこの花を発見!aramasachanさま、ありがとうございます<(_ _*)>
残念ながら校舎も体育館も普段見学することは出来ませんが、特別に公開される時もあるようなので機会があればぜひ見てみたいものです。
『増毛厳島神社』
別名「彫刻神社」とも呼ばれるこちらの本殿は総ケヤキづくりとなっています。
美しい鶴の彫刻が迎えてくれます。
拝殿の中には、江戸時代の壮麗な天井画や絵馬・硝子絵・彫刻などが多数、良好な状態で保存されているとのこと。
夫は見たことがあるそうですが、見学には予約が必要なので、こちらも今回は参拝だけして次の場所へ移動します。
『観光案内所 風待食堂』
元々は1913年(大正2年)創業の多田商店さんの店舗だったものが、1981年(昭和56年)に公開された高倉健主演の『駅 STATION』のロケに使われて、それがそのまま観光案内所になったという変わり種。
2016年12月、JR留萌ー増毛間の廃線に伴い廃駅となった増毛駅のすぐそばにあります。
中は映画の資料や再現されたセットもあり、外観通りのレトロです。
案内所の隣には風情ある『旅館 富田屋』さん。
昭和8年に建てられた木造3階建ての旅館ですが既に廃業しており、外観の見学のみになっています。
その向かいの増毛駅は今年2018年、綺麗にリニューアルされていました。
終着駅であった増毛駅、レールの端には「線路の終端を示す標識」が(この標識、はっきりした名前がないようです)。
たった一人で線路を守る孤高の番人に見えるのは感傷的すぎるかな。
最大の目的だった海鮮丼を『寿司のまつくら』さんで食べる。
お盆は激混みだけど、今回はタイミング良くすぐに入れてラッキーでした。
「ジャンボ生ちらし」が有名だけれど、絶対に食べきれないのでいつもの「特選生ちらし」をオーダー。
刺身の下にもカニやアワビが隠れてます
2年連続で食べられなかった怨念を込めて「ウニ刺し」も頼む。
小洒落た盛り付けでやってきた
2年ぶりの超贅沢に、私の怨念も無事浄化されたようです。
美味しかった〜、ご馳走さまです!
さてと、帰ろ帰ろ。
余は満足じゃ。
帰り道は道端の草花を撮りながら帰ろう。
ヨツバヒヨドリ(前)とオオイタドリ(後ろ)
ナガボノシロワレモコウ
ドカンと迫力のあるエゾノヨロイグサ(似たものはいくつもあるのだけど、茎の色が濃い紫なのでコレと判断しました。違っていたら教えてくださると嬉しいです!)
ちょっと自信がないのだけど、アマニュウ、かな?
高い空とピンクのススキの穂が、もう秋だよと言っているようでした。
次回はまた来年…
って、ああ!
いつものシードルを買い忘れたっ‼︎
またもや怨念は来年に繰り越されるのでありました…ちぇっ!
【オマケ】
『まりも、飛翔(ちょいボケ)』
庭仕事の助っ人参上
もう朝晩すっかり涼しくなり、庭も秋の気配が濃くなってきました。
白いカサブランカ、紫のルリタマアザミ、黄色のヘリオプシス・ブレッシングハムダブロン
奥は真っ白から退色したアナベルのグリーン、手前は咲き始めのノリウツギのグリーン、これからピンク色に咲き進む
新旧グリーン対決
まだたっぷりと緑のボリュームはあるけれど、夏の花々は少しずつ色褪せて、生える雑草の勢いも何となく弱まってきた気がします。
といっても、最近草むしりをサボリがちだったので、充分過ぎるほど生い茂ってはいるんですけれど^^;
返り咲きのバラたちにも疲れがみえる
それにしても、あと2ヶ月くらい先には冬囲い作業しているなんて信じられない!
こないだ春を迎えたばかりじゃん?
夏なんてさっき来たばかりだよ?
小さな白い玉、サクシセラ・フロステッドパールズは虫たちに人気
蜂が蝶を脅かしたところを偶然撮った
1年のうち実質半分が冬で、残りの半分で春・夏・秋をやりくりしなきゃならないなんて忙しすぎるよ、北海道!
とまあ文句言ってるけど、縁あって生まれて、離れることも出来たのに離れなかったのは自分の勝手。
そんな苦情を言われても、と北海道さんが困惑顔(´・_・`)ですのでこの辺で文句は切り上げましょう。
サボリ癖のついた自分を騙し騙し、庭に出て少しずつ作業することとします。
混ざり合って咲く2種類のエキナセアの花びらもだいぶくたびれて
増えて増えて仕方ないワレモコウと巨大な株と化したホスタ・フランシー
ひとり黙々と草をむしる、そんな孤独な作業中。
ここ数年はもっぱらポケットに忍ばせたスマホで、ラジオやらYouTubeやらを聴きながら手を動かします。
しかしながらラジオは家のWi-Fiと屋外の兼ね合いなのか、さっき聞いた話にいつのまにか戻っていたり切れてしまったり、どうにも不安定です。
YouTubeもミックスリストの合間にちょいちょい挟まるCMが邪魔くさい。
そこで、手持ちの CDや iTunes Storeで買ったお気に入りの音楽を編集して、スマホに落として持っていけば良いのだと、今更ながら気がついたワケなのです(遅)。
庭仕事などの他、ドライブのお供にも便利ですしね。
先日処分した私のクルマは、もう何年も前にカーオーディオがお亡くなりになっていて、CDはおろかラジオすら聴けず、スマホがなければオンボロ車(15才)が時折あげる悲鳴を聞きながら走るしかない、というシロモノでした。
庭仕事でも新しい車でも、好きな音楽をストレスなく聴きたいという、ささやかな願い。
最近スマホが壊れ、バックアップの重要性を痛感してからはiTunesをよく触るようになり、やっと(今頃)使い方がわかってきたので「お気に入りBGM集」を作ろうと思い至ったワケなのです。
「使えるようになるの遅くない?」うん…
若い頃、好きな曲ばかりを自分で編集したカセットテープを聴きながらドライブしませんでしたか?『カセットテープ世代』の方々…
私も愛車のホンダの2代目CR-Xで自作のテープを聴きながら夜の農道を走りましたw …なんか恥ずかしいぞっ!
※以下、私の若かりし頃のオリジナル音楽テープにまつわる青春の1ページを語ります。すごくどうでもいい話なので、ヒマな人だけ読んでください。
↓
大昔まだ学生だったある日の深夜、一人暮らしの部屋でテレビを見ていると、いきなりドアの郵便受けがガタガタいったと思うと、勢いよく何かが放り込まれ、玄関のコンクリート床に落下するという事案が発生し、心臓が飛び出るほどタマゲタ私。しばらく様子を見てから恐る恐る確認しに行くとそれは紙袋に入ったカセットテープで、袋の裏側を見ると『Merry Christmas byさん太』と書いてあり、というか、英語のつづりが間違っていたように思う。「さん太って誰…こわっ‼︎」っと、謎の『さん太』なる人物にビビリつつ、一応再生してみる。久保田利伸やエルトン・ジョンなど、数人の日本人や海外アーティストたちの歌を自ら編集したと思われるオリジナルのカセットテープだった。後日、犯人(といっていいのか)は数ヶ月前に別れた彼氏だったと判明したが、当然ながら上手くいくハズはなかった。クリスマス少し前の(サンタ→さん太か…)、あまり甘酸っぱくもない思い出。
夏の暑い日、灼熱の車内に放置したカセットテープがグッタリのびて、アップテンポの曲もスローでアンニュイな歌声に様変わりして苦笑いするまでがお約束のカセットテープ。
今はもうそんな心配もありません。
「そんな話、お若い方々にはわからない…」
PCに取り込んだ古い手持ちのCDや、iTunes Storeで買った曲から好きなものを選んでプレイリストに突っ込んでいく作業は、昔オリジナルのカセットテープを作っていた時のようにワクワクします。
普段、私が好んで聴くタイプの曲はスローテンポで、気だるかったりリラックスするようなものが多いので、「眠たくなる」「全部同じに聴こえる」と言われがち。
「眠ーーーーい!」
なので、多少メリハリを意識して選曲します。
落ち着いた曲が多いから、ここで米津玄師入れちゃお。おばちゃんだって米津玄師、聴いてもよかろ?
とりあえず10曲で48分のプレイリストを作って、草むしりのお供に聞いてみると、これがまあ思った以上に作業がはかどります(゚∀゚)ウレシー!
当然ですが好きな曲しか流れないのでノーストレス、上機嫌で無心に草をむしることが出来、あっという間に10曲48分が経過。
もうひと回り行けそう。
再生順をシャッフルにして、もう一度。
ああ、しかし残念、雨が降ってきた。
1時間と少しで終了。
もう少しやれたのになぁ。おお、まるで働き者みたい!
好きな音楽を聴くことで余計なことを考えず、機嫌よく作業出来たのが良かったのでしょう。
思わぬ効果にすっかり気を良くして、更に色々なオリジナルテープならぬ、オリジナルプレイリストを作って、庭仕事にドライブにと活躍させようと目論み中。
新しいことが出来るようになるって楽しいなぁ(例え世間からは周回遅れであっても)。
では最後に、今回庭仕事に大いに貢献してくれたプレイリストの中の一曲を貼って終わりにしたいと思います。
歌詞の解釈は人によって変わるかもしれませんが、切ないけれど温かくて、いつもジワっときてしまいます。声も好き。
『同じ話』
ネズミが降る夜は日本酒を
「ポトリ」…
目の前のテーブルに何かが落ちてきました。
そのまま頭を後ろに倒して見上げると。
頭上から覗く者あり。
「ヒマでしょ?遊んで」
この真下はソファとテーブル。
ソファに座ってのんびりしていると突如、上から銀色のネズミやら猫じゃらしが降ってきます。
食事中だったりすると、危うく皿に入りそうになることも。
「投げて」
ヒマな時は、1階と2階でしばらくキャッチボールをします。
キャッチボールというか、このエライお方はその場から動かず、飛んできたものを打ち返すのみ。
人間が走り、拾い、投げ、疲弊します。
この日の晩酌中にもお誘いがありましたが、2〜3度お相手をしてからネズミさんを遠くへぴょーーーい!と飛ばして強制終了。
「ひどーい、手抜きー!つまんなーい!」
食事中だからね、ごめんよ。
それに酔っ払いがずっと上向きながらネズミを投げ続けるのって、頭の血管が切れそうな気がするんだ。
「言い訳は聞きません」
「ところで今日のお酒は日本酒?」
ハイ、お盆に「増毛(ましけ)」にお墓参りに出かけたので、今年も最北の酒造会社『国稀』さんで買ってきたお酒を。
試飲コーナーにいた男性に聞くと、杜氏さんだけでなく事務員さんや配達に関わる方など、会社の若手さんが参加して作ったとのこと。
あまり甘口のタイプは飲まないのだけれど、こういうコンセプトものは面白いのでつい買ってしまう。
去年、国稀酒造さんへ行った時の記事はこちらですが読み返してみると、けっこう一生懸命調べて書いています。
よろしければ♪
そしてこの記事中にも書いてあるのですが、とりあえず何でも「美味しい」しか言わない無能レポーターなので、味についてあれこれ言うのは自粛いたします^^;
お酒のアテは、肉じゃが・鯖の塩焼き・茄子の即席漬け。写真なし。
美味しくいただきました♪
※お酒ブログの方の記事なども読ませていただくのですが、味わいをとても上手に表現されていて、スゴイなぁ…といつも思います。
せっかくですので、新しく撮ってきた増毛町と、『国稀酒造』さんの写真を少し。
去年はスマホで撮っているので、デジタルリマスター版、とでもいいましょうか笑
*******
今年のお盆、増毛の海は雨模様。
ベッタベタの凪凪です。
実は昔、スキューバダイビングをやっていた時のホームグランウンドはこの近くでした。
鉛色の海、懐かしいなぁ!
…いや、やっぱり明るい海がいいかな。
ちょっと貼っておきます。私の辛かったダイビング経験。あ、ちなみに辛かったのは全て他の地域です。
⇩
『暑寒海浜キャンプ場(しょかんかいひんキャンプ場)』
お天気は悪いけど、けっこうたくさんのテントが張られてますね!
少々目つきが鋭いウミネコさんたち。茶色はまだ若い個体だそうです。
入ってすぐ左に撮影ポイント。
去年も載せましたが、ある方々にとっての聖地のようです。
これ見よがしに置いてある被りモノ。
…煽ったって被りませんよ!
着いてすぐに若い女の子たちが、
「めっちゃインスタ映えするの撮れたー♪」
と、ニコニコおしゃべりしながらここから歩いてきたので、彼女たちは被ったのかもしれませんね。
若けりゃ、こんなヅラを被ろうがどうしようが、可愛いに決まっとる(#゚Д゚)!
と、ヒガミ根性丸出しにしながら、
「ホントに、インスタ映えする〜、って言うんだな」と、ちょっと感心(オバサン…)。
資料室のようなところ
入ってすぐ左に、一升瓶ならぬ『一斗瓶』が並んでいます。
一升瓶が1,800ml、その10倍の18,000mlの瓶ですね。
やっぱり大きい。
去年の記事で、「比較するものがないので大きさがわかりにくいのですが…」と書きましたが、他でもそういう意見があったのでしょうか、今年は傍に比較のための一升瓶が!
おかげでサイズ感がよくわかります。
昔作られていたお酒が陳列されています。中身はお酒のままなのかしら?
※陳列されているお酒については、去年の記事に載せています
酒器や、酒造りの道具など
見学の後はいつも通りに試飲コーナーで試飲をして、2本連れて帰ることに。
先程の『縁結び』と、もう一つは『国稀 純米吟醸』
こちらはまだ飲んでいないので、後からのお楽しみ。
「ふーん」
あれっ、引っ込んじゃったの?
「だって私は晩酌も出来ないし、ネズミもロクに投げてもらえないんだもの」
「つまんなーい」
そうだね、ごめんごめん!
今度はちゃんと、イヤになるほど投げるから許してよ。
「…武士に二言はないな?」
(武士じゃないけど)
ははー!仰せのままに!
まりも、未知の生物と出会う
それはお盆もそろそろフィナーレを迎えようとする15日のことでした。
お墓参りなどに疲れたワタクシが居眠りをしている間に、まりもが新たな生物と対面を果たしていたようです。
おや、もったいつけてみたものの、もう画面に出ちゃってますね!
ご覧の通り、エゾシカです。※夫撮影
そぼ降る雨の中、家の裏スペース(荒れ放題)に現れて、葛(くず)の葉を食べています。
お耳パタパタ
体プルプル
まりもパチクリ
まだ子鹿でしょうか?
どことなくあどけない表情に見えます。
今年は裏の草刈りをすっかりサボっているので、民家だとは思わずやってきたのかな笑?
※これだけ見ると我が家はスゴイ山の中に見えますが、一応住宅地です
いや、「笑」とか言ってないでとっとと草刈りをした方がいいかもしれないです。
実は我が家の近隣には、ヒグマが出た過去がありまして。
複数の足跡と、民家の栗の木を目当てにやって来たらしい痕跡が見つかりました。
当時ガソリンが高騰したのと、職場まで歩けない距離でもなかった私は、その民家の横の道を徒歩通勤していました。
いいかげん歩きがイヤになってきていたので、それにかこつけて徒歩通勤をやめちゃったんですけどね〜♪(´ε` )
近所のお友達が、「そこの道路にクマのフン落ちてたよー」と言っていたこともあり、まあ、歩いてはいたんでしょうね。
見たことはないけれど。
夜は人通りもほぼないので、深夜にもなればクマさんが散歩していても、まず誰も気がつかないでしょう。
家の周りの高い草などが、大きな動物になぎ倒されたようになっていたこともあり(多分エゾシカ…多分)、何かが潜めるような草むらになっているのはあまり良くないですよね。
もしかしたら悪い人も潜んで…
いや、気持ち悪くて人が潜むのは無理だと思いますがw
まりもは初めて見るエゾシカを凝視していますが、得体の知れない相手に戸惑っているようにも見えます。
ロングバージョンの動画も置いておきますので、お時間のある方はどうぞ!
エゾシカの方もこちらの存在に気づいてじっと見つめています。
まりちゃーん!
初めてのエゾシカ、怖かった?
「はい?ワタシにコワイものなんてないですけど?」
「そんなことよりねぇ」
「今は甲子園でしょ?」
「球児の汗、涙…」
「この歓声、まるで球場にいるようよ」
(そんなテレビの真ん前にいれば臨場感あるよね)
「可愛いチアガール、ワタシもなりたかった…」
「あと残すは決勝のみ!」
「どっちも頑張ってほしいのよ」
へぇ。
高校野球が好きだったとは知らなかったよ、まりちゃん。
今年の青
皆さまこんばんは。
寒いです(TㅅT)
北海道道北地方の当地、お盆明けの本日は日中、16℃までしか気温が上がりませんでした。
大雪山系黒岳では初雪を観測したとか。
こないだまで30℃を超えていたのに極端ですねぇ。
さて今日は、なかなか貼ることが出来なかった美瑛町白金温泉方面で撮った写真を少々。
例の「スマホ急逝事件」直前に撮ってきたものですが、その後バタバタしているうちに貼りそこねてしまいました。
半月ほど前のものですが、どうぞよろしくお願いします!
ココ!という目的のないドライブだったのですが、とりあえずこちらの噴煙モクモクの十勝岳の下方、標高930mの展望台『望岳台』を目指してみます。
途中の、美瑛『パッチワークの路』では牧草ロールが作られている最中でした。
巨大なクリームコロンに見える…
この、青いトラクターに牽引された機械(ロールベーラーというらしい)が、干し草や藁を巻き込んでロール状にします。
出来上がると後部がパカッと開いて牧草ロールが転がり落ちてくる仕組み。
出て来る時は思わず「生まれたー!」と言ってしまう笑
大きさは、調べてみると多少のバラツキはあるものの、直径約1.5m、重さは350kg前後のようです。
十勝岳連峰を見ながら進んでいくと『青い池』手前1kmから渋滞。
列を抜けたいけれど片道一車線、対向車が来ると避けようがないので大人しくノロノロと進む。
ほとんどが観光バスとレンタカー
昔は気軽に来れた『青い池』も、ゆっくり見たり写真を撮るには早朝に来るしかなさそうです。
さて『望岳台』到着。
展望台と、十勝岳連峰の山々への登山口を兼ねています。
十勝岳はもちろん、美瑛岳・美瑛富士・上ホロカメットク山・三段山などもここから登ることが出来るそう。
『十勝岳(2,077m)』
活火山なだけあって噴煙が元気
雄大な山々の写真を、と思ったのですが、帰ってから確認してみるとあまり写真を撮っていなかった…(´ι_` )
『美瑛岳』(2,052m)
『三段山』(1,748m)
散策出来る岩場の右前方に見える青々しい『三段山』は、山スキーで有名な山らしいです。
三段山の背後に見える荒々しい岩山は地図から推測するに、上ホロカメットク山(1,920m)かしらん?
望岳台を後にして次に訪れたのは、美瑛町白金温泉街近く、標高約600mにある『ブルーリバー橋(高さ約40m)』とも称される美瑛川にかかる白金橋。
去年もここを訪れて記事にしていますが、まだ一眼を持つ前、スマホでの撮影だったので色や景色を伝えきれない悔しさがダダ漏れの記事となっています笑
ズームで撮っているので近く見えますが、実際は遥か眼下です。
日向だとエメラルドグリーンのような色
このブルーリバー(美瑛川)に落ちる、落差約30mの滝を上から眺める趣向です。
『白ひげの滝』
この滝は地下水が岩の裂け目から噴き出している「潜流瀑(せんりゅうばく)」というタイプで珍しい滝のひとつだそうです。
かなりの高所感があるので、高所恐怖症の人は冷や汗ものかもしれません。
この橋の上からしか眺めることが出来ないのですが、もし下から眺められたらきっとすごい迫力なんでしょうね。
それにしても青い。
ひたすら青い。
ちなみに色調整などは全くしていませんよー。
乳白色がかった不思議なブルーは水酸化アルミニウムの仕業と考えられていますが理屈はどうあれ、ただただ美しいと思う。
自分が一番好きな色、『青』
今年も見に来れて良かったです。
冬には、雪の白と青い流れのコントラストが素晴らしいとのこと。
激寒だと思いますけど。
勇者よ、来たれ (`・ω・´)!
もう一つの『青』の記事もよろしければ。『青い池』を言い訳たっぷりに記事にしています
⇩
レーザービームは遥か遠く
先日、私はカメラの初心者講座へ通っているという話をしました。
本当にホントの初心者講座です。
座学がほとんどなのですが、先日の講座は初の野外撮影!
しかも夜。
その日の課題は、シャッタースピード(SS)、
「被写体を止める・流す(動きをコントロール)」
でした。
時間も短い講座なので、ひと通りの簡単レクチャーのあとすぐ実践です。
わー、夜の街久しぶり♪
ビアガーデンやってる!
飲みたいなぁ、ちょっと寒いけど。
※こちらは最近、夜はかなり涼しいです
などとちょっと私の中で別方向に盛り上がりましたが、今はそれは叶わぬ望み…(´Д` )
ここはカメラに集中せねば!
さて、夜の街の撮影と来れば
『車のライトのレーザービーム(軌跡)』‼︎
三脚も持っていない初心者が何言っちゃってんの?というハナシなんですが、何故そう思ったかと言いますとですね。
私が勝手に崇め奉っている(id:tatsumo77)さんのブログ、
『Circulation - Camera』さんの影響なのです。
で、コレ。
風景も動物も星空も、みんな素敵な写真ばかりなのですが、都会的な写真がまた、すごくカッコイイんです。
車のライトのレーザービームの格好良さを、私はtatsumo77さんのブログで知りました。
いつかこんな写真も撮りたいなぁ…
そう憧れる私の目の前には、夜の街、走る車。
tatsumo77さんの撮る本当の都会に比べればささやかな景色。
だけど、もしかしたら、ほんの、ほんのちょっとだけでも味わえるんじゃない?
「レーザービーム」とやらのはしっこを!
かくて、さっきシャッタースピードを習ったばかりのワタクシ、三脚もなしに夜風に吹かれながら挑戦です。
無謀…
傍らの先生は、よもやこの初心者のおばちゃんがそんな野望を持ってカメラを構えているとは夢にも思っていないでしょう。
( ̄∀ ̄)ククク
ではシャッタースピードを遅くしてっと。
…なんか…全然違う…。
ナニコレ、あまりにヒドイ。
マニュアルじゃないとダメ?※今日はTvモード指定
でもまだ習ってないし。
三脚ないし。
開けておく時間も短すぎだね、こりゃ。
仕方ない。
では、さっき先生が言ってた、
『信号の赤・黄色・青が全部点灯してる写真』を…。
無理だ。
タイミングを計ってたら、グッドなタイミングでデカイ声の酔っ払いが先生に話しかける。
「なあーにやってんのぉーーー(//∇//)?」
何故よりによってこのタイミングで話しかけてくるのか。
やるな、酔っ払い…。
自身のスキルにそぐわないことをやっているのを自覚して、その夜はもう無謀な挑戦は諦めました。
あとはひっそりと、動く街の景色を「流す・止める」を繰り返す。
普段は花や景色を撮ることがほとんどなので、動きのあるものは難しかったです。
「流さず止めてみよう」、と思っても夜なのでシャッタースピードを速くすると暗くなってしまったりで、「ちょうどよい」をつかむのも一苦労。
まだまだ道は遠く険しい。
ひとつひとつ、クリアしていくしかないですね。
この恥ずかしい写真を載せて、自らの戒めとしたいと思います。
もう何がなんだか
世の写真を嗜む方々、どうぞ笑ってやってください…。
フォトマスター検定一級をお持ちのtatsumo77さんは、腕だけでなく知識も豊富。
そのお話は私には難しいところも多々あるのですが(でも温厚なお人柄が伝わる優しい語り口!)、何とか理解出来るようになるまで頑張りたいです♪
そしてこのベスト10の中で、私が特に好きな写真の記事はこちらです♪
tatsumo77さん、記事をたくさん使わせてもらっちゃいました(人´∩`)
ありがとうございます!
では今日はこの辺で、と思ったのですが、載せた私の写真があまりに酷すぎるので、もう少し見られる写真を載せてから…
宿題用に撮りおろした庭の花たちです。
矮性のホリホック(タチアオイ)
※通常の背の高いホリホックは、北海道では「コケコッコ花」なんて呼ばれることもありますよ!この呼び名、可愛くて好き。
花粉がこぼれる様子が綺麗だったのと、白い花を際立たせたかったので暗めに撮ってみた
アプリコット・キャンディ(二番花)
「ボケ」が宿題の時の一枚、夕日がジューンベリーの葉に透けていい感じのボケになったような
種を植え付けてから6〜7年目の去年、初めて一輪だけ咲いたアガパンサス
※育たなかったと諦めて忘れてしまい、すぐそばにある水仙の葉だと思っていたw 咲いてビックリ
今年は4つほど蕾をつけ開花。
WB(ホワイトバランス)を弄ってみる、が宿題に入っていたので、あえて「白熱電球」モードで本来の色味より深いブルーに写るように調整。
では、猫関係もひとつ。
いつもこのように見下ろされています。
お盆に突入ですね。
帰省する方迎える方・お墓詣りに出かける方・のんびり過ごされる方・レジャーを愉しまれる方・いつも通りの日常を過ごす方。
私も期間中は、あまり皆さまのところに伺えないかもしれません。
どうぞ体に気をつけてお過ごしください!
またお盆明けにお目にかかりましょう。
「美瑛パッチワークの路」
緑の向こうに牧草ロールが点々と。
災い転じて
しばらくぶりにスマホで更新記事を書いています。
ハイ(・∀・)!
やっとスマホなし生活からオサラバいたしました!
新しいスマホからですけれど。
急逝したスマホさんは状態がよろしくなくて、そこからのデータ復旧は無理でした、残念ながら。
「でも写真のデータだけは全部、くらうど、だかに残ってたからいいじゃない」
「ホントにそれは良かったよ…」
最初に行った修理店でダメで、そうですか〜、仕方ないですよね、ありがとうございます。
そう言って、その足で新しいスマホを買いに行きました。
そこで接客してくれたのは、とっても可愛くて美人な女の子(お世辞じゃなくて可愛いの!)。
これまでのいきさつを話していると、「もしかするとお役に立てるかもしれません」と、別の修理屋さんを紹介してくれることに。
ス、スマホ売らなくても大丈夫…?
と思いましたが、ありがたくそのお店へダメ元で行ってみました。
同業他社から、手に負えなくなった端末の修理を請け負うほど技術のあるお店、しばらく預けて調べてもらい、結果はどうなるか…
しかし結果は、データは前の修理店で完膚なきまでに消されている、という状態だったので、いくら腕利きのエンジニアさんでも無理でした。
先にこちらに来ていたら、データだけでも取り出せたのでは、という状況だったようで残念無念。
しかしここからが素晴らしかった!
細身でオシャレなエンジニア兼オーナーさん、
メチャクチャ親切✨
一緒に残念がってくれるのはもちろん(笑)、機種変更したあと、PCのiTunesに残っている情報やらクラウドの情報やら、何をどうすれば一番いいのか、
「わからないことを聞きたいのだけど、何がわからないのかわからない( ;∀;)」
という、一番困ったパターンの客の私に、
「ノートパソコンなら、持ってきてくれればお手伝いしますよ」
と、天使の微笑み。
地獄に垂らされたお釈迦さまの蜘蛛の糸、灼熱の砂漠の真ん中で生死を彷徨っていたら出会った豪商のキャラバン。
遠慮なくむんずと糸を掴み、差し出された水をガブ飲みした図々しい私。
「アナタとまりもはいつも図々しいと思います」きびしいね、のんたん…
お言葉に甘えて、買ったばかりの端末(お店を紹介してくれた可愛い女性から買いましたよ♪)とノートパソコンを持ち込んで、いろいろ教えてもらいながら無事設定を終えました。
時間もけっこう使って、しかも無料で…スミマセン、ありがとうございました!
結局データは1年前のものに戻ってしまったけれど、端末販売店の女の子もこちらのお店の店長さんも本当に良くしてくれて、無くしてしまったデータもそんなに惜しくないような気がしてくる不思議。
人って親身に接してもらうと、こんなに嬉しいんだなぁ…
仕事としてのふるまいであったとしても、それを通して見える誠実さや人柄って、やっぱり感じるものがあると思うんです。
古くもないスマホが壊れてしまったということに関しては不運でしたが、この新しいスマホには何だか温かい気持ちを感じてしまいます。機械なのにね。
単純かなー?
単純だねぇ。
とにかく感謝の意を込めて、お店のURLを貼らせてください!
「集客効果はありませんよ?」
と言ってもニコニコとOKを出してくれた、
『アイシーステラ (i.c.stella Device Repairs)』さん、ありがとうございました!
余談ですが、実はあんまり嬉しかったので、普段ほとんど呟くことのないtwitterで、ワタクシひっそり呟いてみました。
ほとんどブログ更新のお知らせしかしないし、読む人なんて知れてるのですが、今呟かずにいつ呟くのか!と投稿してみましたら、『週末息子と見る映画』の5児の父、KONMA08父さん(id:konma08)から返信がありました。
KONMA父さん、面白いなぁ。