今年二度目のバジル狩り
バジルを狩ってきました。
と言っても、義実家にです。
何日も前から家庭菜園に植えた3本のうち2本がワサワサになっていて、じゃあジェノバソース作るからー、と言いながら延び延びになっていたのです。
けっこう茂っています。これを上から2/3くらいを枝ごとチョキーン!と。
義母も今年一度、ジェノバソースを作ってみたらしいのですが、作り方を調べず雰囲気と想像で作ったために、残念な仕上がりになったとのことで…。
適当に作っているのは私も一緒ですが、何度も作っているぶんマシであろうと思い、申し出たわけです。
一回目はこちらです。この時は、ジェノバソース作りました報告をしようと思い、タイトルをつけるにあたり一般的になんと呼ばれるのか知りたくて、検索してみたら意外な呼び方が正解だった、という記事です。まあその後も、ペストソースなんて呼んでいないわけですが。
※今回は貼り付け成功です!ていうか、PCでやるとメチャ簡単だった…
家に帰り、自分のとこのミニトマトもしばらく収穫していないのを思い出したので収穫します。
少し残っていたブルーベリーも一緒に摘んだところ、力加減を間違えてまだ青い実もむしってしまう痛恨のミス!
ビニール袋に突っ込んで持ってきたバジルの葉を、玄関前の階段に座り込んで選別します。
家の前の道路をキツネがトットットッと歩いていきますが、特に珍しくないので写真も撮らずに見送ります。
何せ野良猫よりキツネの方が圧倒的に多い、という住宅地に住んでいます。
近所の友達の家の敷地は、裏庭の林でラクヨウ(ハナイグチ)が取れるくらい広いのですが、この間は、裏庭にエゾシカ来ていたよ〜、と言っていました。
最近、札幌のどこかの公園にキツネが住み着いて、威嚇されることや、エキノコックスの心配をしているというニュースを見ました。
野生動物と人間が上手く棲み分けできれば一番いいのでしょうが、これだけ生活圏が隣接していると、色々問題が出てくるのは悩ましいところです。
虫食いなどのチェックを終え、ザブザブと洗ってから台所にあげると、台の上いっぱいになってしまいました。
水分がついたままだと保存性が悪くなるので、キッチンペーパーで水気を拭き、少し時間をおいて乾かします。
葉をむしってから洗うと、すぐに葉が黒ずんでくるという過去の経験から、今回はなるべく長く枝に葉をつけたままの状態をキープしました
乾かしている間に、松の実を炒り、ニンニク、黒胡椒、EXバージンオイルと合わせて、ハンドブレンダーで軽く混ぜ合わせておきます。
後述しますが、EXバージンオイルは味にけっこう違いがあるので、好みのものを使うか、クセのないオイルを混ぜるなどして味を調整して自分好みにするのも良いと思います。
※分量はすべてカンとノリで塩梅しています
さあ、ここから勝負!仕事をしている主人も引っ張り出して、二人で高速で葉をむしります。
葉っぱだけにしたら116gになりました。
ひたすらガーッと撹拌します。
いい感じになったら粉チーズを好きなだけ入れ、味をみながら塩も入れて完成です。
200mlの瓶に、きっかり二つ出来ました。色はまずまずです。
味はいいんですが、少しの辛味と苦味。EXバージンオイルの辛味と苦味が出てしまったようです。
今までは冷蔵庫に入れても固まらないように、EXのオリーブオイルに何割かグレープシードオイルを混ぜて作っていたのですが、今回はそれを忘れてしまったのが原因です。
グレープシードオイルを入れることで、マイルドなジェノバソースになっていたのですが、今回はEX100%、70超えの義父母は大丈夫かな?
とりあえず持っていってみると、使ったのと同じEXバージンオイルを普段から使っているというので何とかなりそうです。
無駄にならなくて良かった…と一安心。
ひと瓶はそっちで使ってと言われ、持たせてくれたので、しばらくはジェノバソースを楽しめそうです。
そして帰ってから何の気なしにシンクの中を見ると、小さな青虫が。
多分、洗ったバジルの水を切るのにバサバサ振った時に落ちたんですね。
生きていたので外に出しましたが、ちょっとぞわぞわしました〜!
(コレ、ジェノバソースの中に入ってても全然気付かないで美味しくいただいちゃってるんだろうな…)