いざ大阪!~NHK杯男子シングル編~
先日久しぶりにブログをUPしました。投稿した記事の確認のために画面を下にどんどんスクロールしていったら、記事終わりの空白の更に下に、下書きのメモが残っているのに気付きました。
「うぉあ!恥ずかしい///!」
既にお二人ほど、☆をつけてくださっています。
(けけ、消さなければ!一刻も早く!)
蘇る記憶。
このブログがまだ数記事だった頃、過去記事を貼ろうとスマホをいじっていたら、何故か記事を削除しまうというイレギュラーな事態に陥ってしまい大変パニクったことがあります。
(今となっては、何をどう操作したら削除してしまうことになったのか謎)
今ですら最低限のやり方でしかブログを書いていないのに、始めて半月も経たない超初心者の私にとって予定外のことは「死」を意味するに等しく(おおげさ)、
まさに(。Д°;三;゚Д°) 状態。
別に慌てずゆっくり調べればいいのに、焦って下書きに戻してしまい、せっかくいただいた数少ないお星さまを全て失くしてしまいました。
前回とは少々条件が違いますが、焦って同じ轍を踏まないように慎重に当該箇所を削除し、再投稿を済ませました。
割としつこく何度も見返してから投稿する私なのですが、油断しました。きっとそのメモに気付いた人は、「消し忘れてるぞー」と思いながら優しい気持ちで見なかったことにしてくれたのでしょう。
ありがとうございます!
さて本題ですが。
前回は、11月10日に行われたフィギュアスケートGPシリーズNHK杯のショートプログラムを現地で観た個人的感想を書きました。主に女子シングル選手についてですね。
そして今回は男子シングル。
……難しい……。
今回の男子シングルは直前に怪我のため欠場となってしまった羽生結弦選手の他にも、カナダのパトリック・チャン選手(ソチオリンピック銀メダリスト)が事前に棄権しており、いわゆる一般に名の知れたビッグネームが揃って不在という試合になってしまいました。※村上大介選手(もと広島カープのマエケン似)も肺炎のため棄権となっています。
もちろん出場した選手たちはみな魅力的なのですが、特別熱心にフィギュアを観ている人以外は「誰かわからない」可能性があるのではないかと思ったのです。
このブログはフィギュアスケートに特化したものでもないし、大まかなルールと何とかジャンプの見分けがつく程度の知識の自分では、現地観戦の感想をつらつらと述べても伝わりにくいのでは…と感じ、困ったなーと。
女子は割と名前が知れている選手も多かったので、そこに頼って勝手な感想を言っていたわけですが、あまり一般に名前が浸透していない選手はどうやって書いたらいいものか、非常に悩んでしまったのです(自分のブログなんだから好きに書けばいいのでしょうが)。
そこで今回は、出場した男子シングル選手のショートプログラム(SP)の順位と簡単な選手紹介を、私見を交えてお送りしたいと思います。
この中からGPファイナルに出てくる選手もいるかもしれませんので、ぜひ名前を覚えていただけたらと思います!
では今回出場の男子シングル日本人選手は2人です。
(NHKsports online より)
左:友野一希(とものかずき)選手 19歳 SP6位
右:佐藤洸彬(さとうひろあき)選手 21歳 SP10位
友野選手は急性肺炎のため欠場となった村上大介選手の代わりに、急遽今回の出場となりました。地元大阪の選手です!昨シーズンの全日本ジュニアの優勝者で、着々と成績を残しています。今回も4サルコウを決めノーミスの演技、会場で大声援とスタオベで祝福されました。今後の日本男子をけん引する一人となってくれるはずです!少年ぽいコミカルなイメージがありましたが、今回のSP『ツィゴイネルワイゼン』はずいぶん大人になったように見えました。
佐藤選手は岩手県の選手です。今回がシニアGPシリーズデビュー戦です。コンビネーション4-3の予定が4-2になりましたが、デビュー戦で4トウループを決めて上々の滑り出し!ちなみにSPはシルクドソレイユの『トーテム』、振付師の先生に「なんだかよくわからない生き物になりなさい」と言われたプログラム、面白くて好きです。
日本人の若い2選手のSP、会場は大盛り上がりでした♪
(NHKsports online より)
左からセルゲイ・ヴォロノフ選手(ロシア)、アダム・リッポン選手(アメリカ)、アレクセイ・ビチェンコ選手(イスラエル)
SPの成績は1位、4位、2位です。
順に、30歳・28歳・29歳、フィギュアスケート界では「高齢選手」と呼ばれてしまうお年頃の3選手です。一般に言えば男性としてようやく脂が乗り始めるころですが、20代半ばでの引退が珍しくない競技のため、しばしば(愛情を込めて)年寄り扱いされる選手たちです。
もう結果が出ているので言ってしまいますが、今回の大会の表彰台は、この3人となりました。
↑ 次の日、ホテルの部屋で飲んだくれながらテレビを画面どり
いやこれ、なかなか貴重な絵面なんですよ。昨今、高難度構成の若手が表彰台を独占することがほとんどのため、体力や新しい4回転の習得で遅れをとりがちな高齢組が表彰台を独占するというのは、 まずないのです。
羽生選手やパトリック・チャン選手がいない大会ではありましたが、3人ともSP・FPとも揃えてきましたので文句のない優勝、「ウンウン、良かったねぇ…(´Д⊂ヽ」という、おばちゃん丸出しで感慨深く表彰台を見守りました(テレビ前で)。
3人とも好きな選手なので、年など気にせず、まだまだ頑張ってほしいです!
番狂わせだったのはジェイソン・ブラウン選手(アメリカ) 22歳 SP3位
(NHKsports online より)
羽生、チャンの両選手がいない今大会の筆頭優勝候補だったはずなのですが、結果4位で表彰台を逃しました。4回転は得意ではありませんが、女性顔負けの柔軟性と美しい滑りでたくさんのファンがいる選手です。SP・FPともにジャンプの精彩を欠いてしまったのが痛かったです。この時代に決め手になる4回転を持っていないというのは、やはり厳しいんですね。すごーく素敵な選手なんですが( ;∀;)。
そしてすごくいい人。本人の手書きです(日本語がとても上手です)。
(NHKsports online より)
左から
キーガン・メッシング選手 (カナダ)25歳 SP5位 今回棄権したチャン選手の代役として出場です。スケーティング抜群!ひいひいおじいさん(高祖父)が、カナダの日本人移民第1号、永野万蔵さん。日本人の血を引いてるんですね!
ナム・ニューエン選手(カナダ)19歳 SP11位 2014年世界ジュニアチャンピオン。少し前は羽生選手が所属する、クリケット・クラブにも籍を置いていた元リンクメイトでもあります。今大会はSP・FPとも残念な結果となってしまいました。背が伸びすぎたのが悪いのかなぁ…(180cm)。
ミハル・ブレジナ選手(チェコ)27歳 SP9位 彼もまたベテラン組ですが、怪我などで近年は満足な結果が残せていません。とても人気のある選手なのですが、今回のベテラン勢の流れに乗ることは出来ませんでした。なんとかもう一花!
最後は期待の若手海外選手。
(NHKsports online より)
左:デニス・ヴァシリエフス選手(ラトビア)18歳 SP8位 ラトビアの選手として初めてジュニアGPシリーズのメダルを獲得しました。明るくて華があり、師匠は人気選手だったステファン・ランビエール、師匠も弟子も人気もの。師匠譲りのスピンが上手い。足が長すぎて邪魔そう。
右:ドミトリー・アリエフ選手(ロシア)18歳 SP7位 昨シーズン、ジュニアGPファイナルを当時のジュニア最高点で優勝し、今シーズンからシニアに上がりました。ジュニアから上がったばかりとは思えないスケーティングですが、今回はジャンプが…。SPの『仮面舞踏会』似合ってました(仮面舞踏会といえば浅田さんを思い出しますね~)!
普段あまり目立たない選手が多かったかもしれませんが、みんなそれぞれ魅力的な選手ですので、見かける機会がありましたら応援してくれたら嬉しいです♪
SP後は焼き鳥屋で一杯やって、大阪の夜景と次の日の大阪グルメを夢見ながら爆睡しました。
次回は大阪で食べた、大阪らしいものを記事にしたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします!
フィギュアスケートに興味のある方もない方も、お付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>♪