北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

幸せなお菓子

皆さま、こんにちは!前回はひたすら地味~な冬ドライブにお付き合いいただき、誠にありがとうございました( ´ ▽ ` )

冬の美瑛のような目を引く景色ではありませんが、これもまた北海道の日常風景です。

見ていただいた方、感謝感激雨あられ(死語)でございます!

 

さて早速。

前回記事にちらり載せましたお菓子がコチラです。

f:id:kapibara5168:20171215024818j:image

かわいいでしょ! 

 

ドライブの途中に寄った『クリーマリー農夢』さんの乳製品直場所「Milk Bar」に併設されている「野の花菓子店」さんで買いました。

 

f:id:kapibara5168:20171215031043j:image

誰にも出会わず車を走らせていると、やがて見えてくるホルスタイン付きの看板。人の気配にホッとします。

こちらは少ない頭数の乳牛を大事に育て、牛乳・ヨーグルトの宅配を基本に、自家製のチーズやバターなどを販売している小規模な牧場です。

家畜が産業動物として機械のように扱われることに疑問を持ち、『アニマルウェルフェア(動物・家畜福祉)』に基づき、出来るだけ牛に負荷をかけずに飼育しているのだそうです。

以下はHPから一部分だけ抜粋したものですが、

私たちは、そのようなストレスの多い産業動物から生まれる食べ物と、ストレスの少ない可愛がられた家畜から生まれる食べ物とは違うと考えています。

と書かれています。あまりここで書いて齟齬を生じると困りますので、興味のある方はリンクを貼りますので読んでみてくださいね!

http://www7a.biglobe.ne.jp/~creamery-gnome/

こちらからオーナーご夫妻が作るチーズを買うことも出来ます。

 

そんな幸せに暮らしている乳牛たちの牛乳から作られた自家製のチーズなどの乳製品と、その乳製品や牛乳を使ったお菓子を製造・販売しているのがこちらの店舗です。

f:id:kapibara5168:20171215033628j:image

この「Milk Bar」の中にお菓子を製造・販売している『野の花菓子店』 さんが併設されています。

f:id:kapibara5168:20171215031103j:plain
f:id:kapibara5168:20171215031200j:plain

 

ほとんど人通りも車通りもないこの場所で、ひっそりと美味しいお菓子を製造しているなんて、ちょっと感動します。

 

『野の花菓子店』さんは、大阪から北海道に移住されたという女性が一人で切り盛りしています。

バター以外は全て『クリーマリー農夢』さんの乳製品を使っているそうです。

そうですよね、生乳の生産量が少ない中でバターを作ってらっしゃるのですから、多量にバターを使うお菓子にまわすのは難しいですよね。

f:id:kapibara5168:20171215045014j:image

可愛らしい焼き菓子中心のラインナップです。

f:id:kapibara5168:20171215045039j:image

並べているものは見本ですので、カウンターの優しい店主さんに商品をお願いして出してもらいます。

f:id:kapibara5168:20171215161744j:image

牛グッズがたくさん飾ってありました。

 

こちらが 家族同様に飼われている牛さんですね!HPでは5頭と書いてありますが、今年出産した牛さんもいるようなので変わっているかもしれません。

写真は4頭の美人(美牛)さん。

f:id:kapibara5168:20171215045156j:image

※写真撮影の許可をいただいています。

 

こちらの牧場で飼われている犬の「ぼー」ちゃんと、猫の「にょんにょん」ちゃんの写真もありました。

f:id:kapibara5168:20171215045119j:image

猫飼いとしては「にょんにょん」ちゃんに言及しない訳にはいきません。

牛舎のネズミ捕りに大活躍だそうです。

 

「ネズミは捕まえるだけなんですか?」

「食べます…。」

「やっぱり食べるんですね…。」

「せめて全部食べてくれたら。」

「残すんですか…キツイですね…。」

 

いや、これは人間の勝手な感想ですね。極めて由緒正しい、働く猫「にょんにょん」ちゃんです!メンコイなぁ(*´ω`*)

 

会話を交わしながら、『プリン』と『メレンゲ』と『うっしっし』を包んでもらいます。

f:id:kapibara5168:20171215144736j:image 

『うっしっし』は牛型のクッキーで、もちろん可愛かったのですが、半分はジャケ買いですね( ̄∇ ̄)。

 

『うっしっし』をひとつください!とお姉さんに注文。

声に出して読みたい『うっしっし』。

マーブル柄のホルスタイン模様は出たとこ勝負!だそうです。

 

牛と笑い声をかけたネーミングかと思ったのですが、お店を始めた頃にいた4頭の牛をもじって、「牛が4頭、うしがし、うしし、うっしっし」らしいです。

牛が4頭から来ていたんですね〜。

※「うっしっし」は4枚ならぬ「4頭入り」!

 

真っ白なプレーンなメレンゲ

f:id:kapibara5168:20171215153746j:image

ココナツなどが混ざっているものが多いそうなんですが、こちらはシンプル。雪のように白いです。

f:id:kapibara5168:20171215154100j:image

ん?このメレンゲに何やら既視感。

f:id:kapibara5168:20171215154359j:image

君か‼︎

f:id:kapibara5168:20171215154559j:image

まりもも興味シンシン。

「ビニールはむはむしちゃおーっと♪」(おやめなさい)

f:id:kapibara5168:20171215154849j:image

プリンはネットのクチコミを見ると、濃厚なタイプとあっさりタイプの2種類があるようなんですが、この日は一種類だけ置いてありました。濃厚タイプの方ですね。

f:id:kapibara5168:20171215155709j:image

表面にクリームの膜のようなひび割れがあります。美味しそうです!

f:id:kapibara5168:20171215155827j:image

柔らか過ぎない好みの固さ、コクがあって美味し〜い♪

f:id:kapibara5168:20171215155845j:image

カラメルと一緒に。もちろんのことウマイ。

 

「 脚を骨折しやすいので気を付けてお持ち帰り下さい」と注意書きがあったので、細心の注意を払って持って帰りました。成功です!

f:id:kapibara5168:20171215162418j:plain
f:id:kapibara5168:20171215170109j:plain

口の中でしゅわしゅわと溶けるメレンゲは、朝の「おめざ」にピッタリ。噛まなくていいので楽チン♪(どんだけメンドくさがり)

 

こんな風にも遊べることを発見。

f:id:kapibara5168:20171215170500j:image

 何と裏の林に野生の牛が⁉

f:id:kapibara5168:20171215170606j:image

飛んだ!フライングうっしー‼

 

なーんてねー。ははは。ムシャムシャ。

 

うん、バターたっぷりの手作りの味。優しい味。

 

人里離れた小さな牧場、その幸せな牛から生まれたお菓子は、やっぱり幸せな味がしましたとさ…*:.。..(∩´∀`∩)。.:*オイシカッタヨー 

 

 

『野の花菓子店』さんのブログのリンクもコッソリ置いておきます♪

http://nonokashi.exblog.jp/