北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

春は壊れの季節

炊飯器が壊れたようです。

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ようです、というのはちょうど新しいお米の袋を開けたタイミングでご飯の炊き上がりがおかしくなってしまったので、もしかするとお米のせいだったりするのかとも考えたから。

いつもと同じ銘柄だし、見た目も変わりないんですけれどね〜。日付も新しいですし。

何だかベッチャリとだらしない炊き上がり。

やはり2007年製の炊飯器ですので、寿命というセンが濃厚でしょうか。

 

早速新しい炊飯器を検討したいところですが、おっとどっこい、そうは問屋がおろさないのであります。

 

何故かといいますと、今我が家はちょっとでもスキを見せれば容赦なくお財布から現金が飛んでいく『モノが壊れるサイクル』に陥っているからです。

 

何せ2001年製のCD・MDラジカセが現役を張っている我が家。 

north-hashikko.hatenablog.com

  

基本、道具は壊れるまで買い替えをしないので、おばあちゃん家電やおじいちゃん車が老体にムチ打って、ゼェハァ言いながら仕事をこなしているのが現状です。

 

例えばたまに焼く適当パンは、2002年製のおばあちゃんオーブンレンジで焼いています。

壊れ炊飯器で炊いたナマクラご飯がマズイので、急遽惣菜パンを作ることに。面倒だったので成型も適当。

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適当だけど特に問題はなかった。

 

このオーブンレンジ、連続の温め作業に耐えられず、何か1つを熱々に温めたあとは、すぐに次の温め作業をお願いしても10秒しか加熱してくれません。

絶対に温まっていないのに、きっかり10秒、ピーピーと情けない声で「出来ましたよぉ。」と、嘘の申告をするのです。

 

どうしても温めたい時は、誰かがレンジの前に陣取って、10秒毎に手動でボタンを連打して介助をする必要があります。

『ボタン連打の構え』

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こんな感じでスタンバイ(嘘)

時にはやけに念入りに加熱に勤しんでいて、ずいぶん時間が経つのに表示は−10℃、試しに取り出すと火傷をするほどアッチアチです。

 

おばあちゃんはもう何年も前からこの状況なのですが、レンジ機能はグダグダでも、パンの発酵やオーブン機能は健在なため捨てられないのです。

人間のお年寄りも、出来ることはやってもらうのが脳や身体の機能の維持に役立つ、と言うではありませんか。

こうなったら力尽きるまで頑張ってもらうことにしましたが、いつポックリいくかはわかりません。

 

更に問題なのが2台の車。

どちらも齢十数年、2台とも今年が車検です。

先日車検に出した私の車は容赦なくポンコツ箇所を指摘され、修理をしないと車検は通さぬとイジワルを言われたため、泣く泣く大枚払って車検を通したばかり。

そしてコレは車検の時にはダンマリを決め込んでいたのですが、最近シフトレバーがちょいちょい固まるようになり、そのロック解除も一筋縄でいかない時があるので、これも早晩修理しなくてはならないでしょう。

夫の車は秋に車検が来ますが、かなり距離も乗っているので買い替えになる可能性が高いです。

ついでに言わせてもらえば、先週夫の仕事場のPCが急に意識を失って今なお入院中。

 

押し寄せる老朽化の波。

一斉にやって来る請求書。

 

抑えられる出費は最小限にとどめたいのが本音です。

安い炊飯器はいくらでもありますが、今このタイミングで炊飯器を買うのはメンタルに来ます。というか懐に来る。

 

それじゃあ鍋でご飯を炊こうじゃないか。

めんどくさいけど。

 

『ラクして美味しい』、の言葉が大好きな私は、まだ稼ぎがあった時代に『STAUB(ストウブ』という、ちょっとお高い鋳物ホーロー鍋をいくつか購入しています。

ものすごく重い、という欠点以外は煮込みもグリルもパン焼きもこなすオールラウンダーです。

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写真では分かりにくいですがサイズや形状がみんな違います。

ご飯も美味しく炊けるともっぱらのウワサ。

今使わずしていつ使うのか。

今でし…

危ない、H先生の懐かしい決めゼリフを、今頃得意げに言うところでした。

では炊いてみましょう。

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一冊だけ持っている『STAUB』のレシピ本を参考にやってみました。

結論からいうと、食べられはしますが何だかしっかり炊き上がっていない感じでイマイチです。

 

しかしそれは鍋のせいではなく、我が家の熱源はIHなので、ガス火のレシピでは熱量不足だったと考えられます。

反省を踏まえてネットなどを参考に再度挑戦。

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今度は少しのおこげ付きで、まずまずの炊き上がりに見えます。

ただ食べてみると、前回よりマシかなという程度。まだ何かが違うようです。

以前作った炊き込みご飯はもっとまともだったはず。

何が悪いのかしら。ナニナニ…。

こっちのレシピは、

『洗った米をザルに上げて、30分おいておきます。』

そっちのレシピは、

『ザルに上げたらそのままにしてはいけません。米が割れてべちゃべちゃになります。』

どっちなのさ!

でも、ザルに上げて置いておいた2回とも何だかシャッキリしない仕上がりだから、これが良くないのかもしれないな…ブツブツ…

じゃあ次は違うやり方を試して…ブツブツブツ…

 

『ねえ、ちょっといい?』

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えっ、何ー?今ちょっと忙しいんだけどー!

『気づいちゃったのよ、私。』

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『メニューボタンを見てたら見つけたの。』

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『コレを使ってみたらいいんじゃないかな、って…。』

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これは…。

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自動炊飯ボタン‼︎

 

毎日見ているIHクッキングヒーターのメニューボタンに何故気づかなかったのでしょうか。

自動で鍋ご飯が炊けるらしいです。

ここ数日アレコレと試行錯誤して、大量のネッチャリご飯を作成してきた私の苦労は。

 

明日はこのボタンをポチッと押して、実力のほどを試してみたいと思います。

もしとても美味しく炊けたなら、嬉しいような悔しいような(#^ω^)

まぁ、10年以上毎日使っておきながら、目の前のボタンに気づかない私が悪いんですけどね。

 

それにしても複雑な火加減をコトもなくやってのけ、ご飯を炊いてくれる炊飯器って、ホントにすごいですね!

 

ただもうしばらく、『モノが壊れるサイクル』が終わるまでは鍋でご飯を炊いてみようかと思います。

ピッカピカの最高ご飯を炊いてみせる(゙ `-´)!

 

それでは皆さん、最後までありがとうございました。

そしてもうこれ以上、何かが壊れませんように!

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「私が気づいて良かったねぇ。』