北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

満開!カタクリとエゾエンゴサク

こちら道北では、『スプリング・エフェメラル』と呼ばれる春の花々が盛りを迎えつつあります。

旭川市比布町にまたがる「突哨山(とっしょうざん)」の南端に、旭川の酒造メーカー『男山(おとこやま)株式会社』が所有する、『男山自然公園』があります。

こちらには道内最大級のカタクリ原生花園があり、お天気の良かった昨日、カメラ片手に出かけてきました。

年中開いているわけではなく、春の花々が咲いている間のみの営業となり、今年は4/21〜5/6となっています。

f:id:kapibara5168:20180425145326j:plain
f:id:kapibara5168:20180425145404j:plain

朝、急に思い立って行ったのですが、ほぼ満開となっており、良いタイミングでした。

面倒な事は言わず、サクサクと写真を貼っていきたいと思います(^ ^)

 

緩やかな丘陵地帯を歩いて行きます。

f:id:kapibara5168:20180425150719j:image

f:id:kapibara5168:20180425151005j:image

f:id:kapibara5168:20180425151049j:image

ピンクのカタクリとブルーのエゾエンゴサクは、よくぞ自然にこの取り合わせになったものだとため息が出ます。

f:id:kapibara5168:20180425151535j:image

f:id:kapibara5168:20180425162219j:image

f:id:kapibara5168:20180425151607j:image

f:id:kapibara5168:20180425151638j:image

f:id:kapibara5168:20180425151740j:image

黄色の花はキバナノアマナ

 

黄色い花はフクジュソウもあります。

f:id:kapibara5168:20180425165233j:image

f:id:kapibara5168:20180425152439j:image

f:id:kapibara5168:20180425154715j:image

f:id:kapibara5168:20180425162906j:image

f:id:kapibara5168:20180425152928j:image

白いキクザキイチゲとの取り合わせも可愛い。

f:id:kapibara5168:20180425153426j:image

可憐よのぅ。

 

カタクリエゾエンゴサクキクザキイチゲ、あの世のお花畑って、こんな感じかなぁ…。

あれっ、私死んでないよね?

f:id:kapibara5168:20180425160438j:image

f:id:kapibara5168:20180425162319j:image

木々の葉っぱがまだ出ていないので、宝石箱をひっくり返したような地面がより引き立ちます。

 

カタ「へっへっ、いいじゃねぇか」

キクザ「やめてぇ」

f:id:kapibara5168:20180425161513j:image

セクハラ発見!

 

遠くにうっすら十勝岳連峰の姿が。

f:id:kapibara5168:20180425164141j:image

f:id:kapibara5168:20180425163419j:image

f:id:kapibara5168:20180425163441j:image

f:id:kapibara5168:20180425163106j:image

f:id:kapibara5168:20180425163319j:image

f:id:kapibara5168:20180425163614j:image

ちょっと変わった葉っぱのつき方をしてるカタクリを見つけました。

f:id:kapibara5168:20180425194113j:image

なぜかブーケのように葉っぱが巻いたオシャレさん。

だいたいみんな、ダランと広がってるのに、君は恥ずかしがり屋さんか。

 

ちょっと他と違う紫のエゾエンゴサクも。

f:id:kapibara5168:20180425165703j:image

私は見つけられませんでしたが、まれに白花のカタクリもあるそうです。

そうそう、白花ではありませんが、花弁の枚数が通常の6枚より多い、8枚のカタクリを撮影することができました。

f:id:kapibara5168:20180425170422j:image

f:id:kapibara5168:20180425170439j:image

残念ながら、自分で見つけたわけではありません。

公園の木の管理などをしているらしい男性が、観光客と何やら気さくに会話をしている横を通った時、

「そこのカメラ持ったお嬢さん!」

クルッ「あっ、ハイ(゚∀゚)!」

 

はい、今失笑したそこの君、ちょっと正座して。

確かに即座に返事をしたのは図々しいとは思いますが、それには仕方のない事情があります。

昨日は良い天気だったのもあり、結構たくさんの団体客が来ていました。

私よりも20〜30歳くらいは年上と見受けられる方が大半で、その中では私などまだまだハナタレの小娘と言っていいでしょう。

ましてやカメラを持っていて、お嬢さんと呼ばれて返事をしていい人物となれば、その場では私以外いなかったわけです。

ということで、ご理解いただけましたでしょうか(`・ω・´)

ではお立ちいただいてけっこうです。

 

お話に戻りましょう。

私よりも20歳くらいはお兄サマであろう男性は、仕事中に花弁が8枚のものを見つけ、カメラなどを持っていた周辺の観光客に声掛けをしてくれたようです。

さほど離れていない場所に一輪ずつ、計2輪咲いていました。

f:id:kapibara5168:20180425174425j:image

枚数が多いぶん、なんだか窮屈そうです。

男性は今まで見つけた中では8枚が最高、9枚はまだ見つけたことはないと言っていました。

一緒に見せていただいた数人の中に80代後半くらいの男性がいらっしゃいました。

写真好きの方のようで、NIKON製でレンズも大きめのものを装着していましたが重たいようで、「三脚がないと手が震えて撮れない…」と残念そうにしていました。三脚は少し離れた場所に置いてあったようです。

三脚というものは、カメラ好きのお年寄りにも欠かせないものなんですね。

 

ザゼンソウ

f:id:kapibara5168:20180425181203j:image

ちょっと不思議で異質な雰囲気。シックといえばシックですね。

これは私は1つしか見つけられませんでした。

撮影していると、散策中のご夫婦に「これは何ていう植物?」と聞かれ、焦ってガタピシと脳内検索。

ザゼンソウ…ですかね?多分ですけど…」と答えたのですが、間違ってなくてほっとしました。

 

バイケイソウの葉が展開し始めていました。6月頃、白い花が咲きます。

f:id:kapibara5168:20180425182344j:image

f:id:kapibara5168:20180425182458j:image

ミズバショウ

f:id:kapibara5168:20180425182539j:image

f:id:kapibara5168:20180425182731j:image

私が子どもの頃、同居の祖母がミズバショウを「蛇のマクラ」と呼んでいたのですが、他にもそう呼ぶ方はいるのでしょうか?

基本花好きなのですが、「蛇のマクラは嫌い」と言って、祖母の好みではなかったようです。

 

オオウバユリの若葉

f:id:kapibara5168:20180425183505j:image

葉脈が赤くテラテラした質感です。ガイドブックに名前がなく、スイスチャードに似てる〜と思ったのですがその場ではわからず、自宅にて確認。

 

オオバナノエンレイソウも葉を広げてきています。蕾もついていますね。

f:id:kapibara5168:20180425183917j:image

3枚の花弁の白い花が咲きます。

 

これもガイドブックに名前がなかったのですが、エゾノリュウキンカですね。

f:id:kapibara5168:20180425184737j:image

ミズバショウのそばと、遊歩道を横切る小さな流れに少しだけありました。

 

標準ルートとしては850mと、散策には手ごろな距離です。

私は少し遠回りをしてミズバショウのあるルートにも足を伸ばし、約1.4kmをおよそ 3時間かけて写真を撮りながら歩きました。

多分、昨日訪れた客の中で一番時間をかけて歩いたのではないかと思います。

日ごろの運動不足がたたって、今絶賛筋肉痛です_ノ乙(、ン、)_

写真もたくさん撮ったのでまだまだあるのですが、キリがないのでこのくらいにしておきます(笑)

ではあと少しだけ貼って、今日はおしまいとしましょうか。

 

カタクリも好きですが、実はエゾエンゴサクが特にお気に入り♪

f:id:kapibara5168:20180425193825j:image

f:id:kapibara5168:20180425193938j:image

f:id:kapibara5168:20180425195034j:image

f:id:kapibara5168:20180425195340j:image

f:id:kapibara5168:20180425195428j:image

f:id:kapibara5168:20180425195609j:image

北国の春の空気が、少しでも伝われば幸いです。

f:id:kapibara5168:20180425195904j:image

春はいいねぇ。