景色いろいろ
北国の夏は過ぎ去り、残されたのは草ボーボーの我が家の庭。
「どうせもう少しで枯れちゃうんだからほっておけば?」
という悪魔の囁きと、季節の変わり目のせいかすぐ落ちてくる雨粒になかなか重い腰が上がらずにいたのですが、やはりあまりにヒドイ。
天気のご機嫌の良い時を見計らって草むしりをし、冬に向けて宿根草や枯れ枝の整理をし始めました。
あれだけ賑やかに花々の間を飛び回っていた虫たちの姿は消え、たった3ヶ月前の初夏の煌きが遠い昔のようです。
それでも我が家の古株・白いガウラは無数の蝶々のように風に揺れ、今年2年目のアプリコット・キャンディは、涼しくなった今こそ本番!とばかりに張り切って蕾を開いていきます。
秋のバラは色が冴え、虫に齧られることもなく綺麗ですね。
一本だけ、家の中にお招きしました。
仲間と離れて寂しかろうと、昼間は庭が見える位置に飾っています。
ちょうど良い花瓶があいておらず、少々ゴツイ花瓶に
アナベルとノリウツギは、毎年茶色に枯れてしまってからザッパザッパと刈り倒し処分してしまうのですが、今年はドライフラワーを作るのが上手な友人に刺激され、色がまだ残るうちに少し刈り取りドライにしてみました。
雨で傷んだりあまりキレイではない部分もあるのですが、売り物ではないので良しとします
特に何も考えず、ザックリまとめて干しただけなので、友人と分けてから形にしようかと思っています。
どこに飾ろうかなぁ?
そうそう、アナベルを選別しながら刈り取りをしていた時に見つけたお客さま。
顔を見ようと覗き込むと、やめて!と言わんばかりにソッポを向かれた
アマガエルさんは可愛い。
私が読ませていただいているブログの筆者さんが最近、お庭の花につかまるアマガエルを見ているうちに、苦手だったはずなのに愛着が湧いてきて可愛く見えるようになったと仰っていました。
アマガエルよ、やったね!
そんなアマガエルさんは、このブログのスマホ版のヘッダ画像にも長らく活躍してもらったり、何かとお世話になっています。
↓長いことブログの顔を務めていただいた写真
このゴージャスな椅子を狙う蜂にも怯まず
また来年、バラの椅子をご用意してお待ちしております♪
令和初の夏。
今年はあまりあちこち出かけることがありませんでした。
毎年パスポートを買って通った『上野ファーム』さんもとうとう行かずじまい。
近隣のガーデン巡りもほとんどせずにシーズンを終えてしまいました。
滝上町の『陽殖園』さんのみで力尽きた感(笑)
インパクトありましたからね〜。
それでも、長く寒く白い北海道の冬に耐えるべく、緑色の景色を目に焼き付けておこうとチマチマと近隣へドライブなどは出かけております。
9月の連休も、これといってどこかへ出かけたりはしなかったのですが、いつも通り美瑛方面をフラフラと。
中旬の連休の美瑛は観光客のピークも過ぎたのか、静かな秋を迎えていました。
おっ、放牧中の牛さん発見!
車を停めると、ん?なんだなんだ?とみんな一斉にコチラに歩いてきてビビる。
「なんか美味しいものくれるんじゃないの?」
「来て損した。みんな解散解散!」
そう言っていたかはわかりませんが、何かイイコトがあるわけではないと察した牛の皆さんは踵を返して去っていきましたw
激しいアップダウンの直線道路が2.5kmも続く「ジェットコースターの路」
美瑛の丘はトラクターなどが忙しく働いていました。
麦などは既に刈り取られ、剥き出しの土部分も多かったのですが、緑肥用のヒマワリやキカラシの黄色が目につきます。
キカラシの鮮やかさが、薄曇りの丘を明るく彩っていました。
前まではなかった、こんな看板が設置されていました。
元々この美瑛の丘の美しい景色は観光客のためのものではなく、畑を耕す農家さんの生活の場でしたが、あまりに風景として美しかったためにすっかり有名になってしまいました。
しかしそれは、ここで農業を営む人にとってマナーを守らない観光客との戦いでもあったのです。
長年旭川に住んでいる私も、昔から度々通らせてもらっているこの丘の道ですが、観光客が増えるにつれ外国語の
「畑の中に侵入しないでほしい」
旨の看板が増えていくのを見てきました。
また外国の方だけではなく、芸能人のCMやMVに使われて有名になった木にモラルのない観光客が殺到し、度重なる迷惑行為に耐えかねた所有者の方がその木を伐採してしまったこともあります。
観光客が増えても、その景観を作り出している畑の持ち主さんには負担が増えるばかりで利がない。
実際、私もそういう場面を幾度となく見ていましたので、ニュースを見てショックではありましたが、仕方のない判断だったのかなと考えていました。
しかし畑の持ち主の方々も、対立するばかりでは何も生まれないということでプロジェクトを立ち上げたのですね。
ただ、「立ち入り禁止!」と書いた看板を立てるのではなく、農家さんの思いを知ってもらうことで、観光客の畑への立ち入りがいけないことだと知ってもらう。
まだ始まったばかりの試みのようですのでどのように成長していくのかわかりませんが、誰にとっても良い形になっていくように願わずにはいられません。
それにしても、本当に綺麗だなぁ。
いつまでもこの美しい景色が見られますよう、願ってやみません。
*******
さて、すっかり朝晩涼しくなり寝やすくなった今日この頃。
猫たちも暖かい場所で気持ち良くお昼寝する景色が見られるようになりました。
新しい、あったか膝掛けをゲットしたのんのさん
まりもはみっしりした毛並みのせいか、暖かい毛布などはあまり必要ないらしい
まりちゃん、ヒマなら少し庭の片付けを手伝ってくれない?
「やーだよ!!!」
うん、知ってる。
言ってみただけ。
秋風吹く
朝晩の風に、こちら道北地方はすっかり秋の気配が漂い始めています。
ここしばらくの雨がちなお天気と、そのせいでより一層庭仕事をしたくない私とのコラボ。
今、我が庭は「雑草」と呼ばれる植物たちが我が世の春を謳歌しております。
秋なのに。
「もう少しで枯れてしまうんだから、いっそこのまま知らん顔してしまおうか」
…そんな気になっている今日この頃です。
そんな中、2日ばかり晴天が続いたため、久々に庭へ出てみました。
おそるおそる。
ええ、草ボーボーの実態を直視したくなくて、庭をじっくり見ないようにしていたのです。
するとどうでしょう!
長雨の影響で、得体の知れないキノコがにょっきにょき!
ジブリっぽいと言えなくもない
プンゲンストウヒの下を中心に、お味噌汁なら何日ぶんも作れそうな。
…作りませんよ( ̄皿 ̄)
雑草&謎キノコに打ちひしがれながらも、久しぶりに花たちの様子を見て回りました。
バラが少し返り咲いています。
お手入れが悪いので、葉っぱはけっこう病気になってますね…
クイーン・オブ・スウェーデン
名無しのミニバラ
アプリコット・キャンディ
一季咲きのハズですが、今年植えたつるアイスバーグもいくつか咲いています。
返り咲くこともあるのね。
ちょっと得したー
このアイスバーグが我が家に来るに至った経緯はこちらに書いてあります♪
シャルロット・オースチン
秋にしてはなかなかたくさん蕾をつけてくれました。
ノリウツギも緑色から始まり白、今はもうピンクに変わろうとしています。
綺麗なピンクになったらドライフラワー作りの上手な友人を見習って、ひと枝ふた枝、ドライにしてみましょうか。
そして今年はブルーベリーの当たり年。
ちょっと見ぬ間にたくさんのブルーベリーが熟していて、慌てて収穫に取りかかりました。
完璧にキレイなものだけ収穫して339g、今年の総量は1kg超え。
既にけっこうな量を冷凍保存してあるため、今回は少し生のままお菓子に加工してみました。
ブルーベリー・ベイクドチーズケーキ、クリームチーズの箱のレシピ通りに。
正確に言うと溶かしバターを入れ忘れたんですけれど、特に問題はありませんでした。
細長く切って、ブルーベリーの紫が綺麗なチーズケーキバーに。
コーヒーと良く合います。
もう温かい飲み物が美味しい季節になりました。
前回のブルーベリージャムの時は、化学反応のコトを知らず、とんでもない色にw↓
月日は流れてもうはや9月。
そろそろ収穫の秋、各地で収穫祭や食のイベントも始まりますね。
9/1日曜日、富良野市で行われた
『ふらのワインぶどう祭り2019』
へ行ってまいりました。
少々不安定に思われたお天気も、着いた時にはピカピカの青空。
会場広場横の噴水はワイングラスをかたどったもの。
モニュメントは、北国で育つワインぶどうの力強さを表す黒を基調に、赤ワインの赤、白ワインの清楚さを表す白で彩られ、ワイングラスにそそがれる噴水がワインをイメージしています
だそうです。
ピカピカの青空に皆さん楽しそうに杯を重ねていました。
500円でワイングラスをレンタルし、1杯200円から。
高いものでも600円くらいだったと思うのでかなりリーズナブルに楽しめると思います。
グラスを割ってしまうと500円は返してもらえないのでそこは慎重に!
(・`ω´・ ●)キッ
食べ物も富良野の美味しい地場のものが、これまたお安く提供されており、ついアレもコレもと手が出てしまいます。
食べる前に写真を撮ろうと思ってもつい忘れて食べてしまうwチーズオムレツも食べかけ部分を避けて写しました
写真には残っていませんが、フランクフルトも美味しかったです。
まさに地域の皆さんに、豊かな富良野の恵みを還元しようというお祭り。
北海道の子供たちによるジャズ演奏や、ワインの銘柄当てコンテスト、地元の可愛い女子高生たちによるぶどう踏みの実演などを見ながら、楽しい時間が過ぎていきます。
『北海道ジュニアジャズワークショップ』の子どもたちによるジャズ
「もっと飲んでね!」と、お餅やおつまみを撒いたりサービス満点。
子どもたちのダンス発表などもあり、お酒のイベントながら老若男女・子どもたち、どの世代も楽しめる、大らかなイベントとなっていました。
ワインや飲食物を買うと福引補助券が貰えるので、帰り際に3回挑戦して2回ハズレ(ポケットティッシュ)、一つは5等で富良野市内で使える商品券500円。
5等で500円て、太っ腹じゃない!?
さっそく市内にある『FURANO MARCHE(フラノマルシェ)』にて、普段買わないちょっと良いバターと、エゾシカコロッケを購入しました。
道民だからといって、そうしょっちゅうエゾシカは食べないですからね?
まだ食べていませんが、お祭りのお土産に買った赤ワインと一緒に食べてみたいと思います。
お日さまが出ればまだまだ暖かいですが、時折吹く風に秋の気配が漂うようになり、虫たちの声も秋の音色になりました。
庭の見回りのあと、玄関を歩くバッタを発見。
家のドアにしがみつく緑色のバッタを眺めていると、写真の向こう側、右の後脚が欠損しているのに気づきました。
北海道の短い夏を、頑張って生きたのだなぁ…
と、小さな生き物に胸を打たれた秋の始まり。
本日は代役(まりも)を立てました
皆さまこんにちは。
まりもです。
あ、仏頂面ですみません。
お元気ですか?
どうもご無沙汰しております。
前回の更新からそろそろ1ヶ月。
母さん、過去最高にサボってます。
だからワタシ、言ってやったのよ。
バシッと!
母さんサボりすぎじゃね?
そろそろ書かないとますますボケるよ! ただでさえ「スットコドッコイ」とか言われてるんだからさぁ…
ってね。
そしたら言うの。
「ブログって、どうやって書いたらいいんだっけ…」
さすがいいトシして、このお盆期間に2回も出先で穴開き靴下履いてるのに気がついて照れ笑い(〃∀〃)ゞしただけあるわよねぇ。
3日のうち2日、知らずに穴開き靴下履いて出かけるなんてどうかしてない?
履く時気づかないもんなの?
「私だって白ソックスと白手袋、ちゃんと管理してるよ」
「2足とも同じ3足セットのうちの靴下なんだけど、ほぼ同時に穴があくなんて間が悪いったら(。˘•ε•˘。)」
とか不満顔だけど、割と当たり前じゃないかしらねぇ。
だって、同じくらいの頻度で履いてるワケだし。
いや、靴下の話なんてどうでもいいの。
書こうよ、ブログ。
1ヶ月近くもあったんだから、何かしらあるでしょうよ。
は?
あることはあるけど、逆に溜まり過ぎてどうまとめたらいいかわからない?
仕方ないわねぇ!(このポンコツめ)
今日のところはワタシが代役で話を進めてあげるから。
「私は関係ないから話しかけないでね」
どれ、写真なり何なり、いくつか並べてみてよ。
何コレ。
閲覧注意物件なんじゃないの?
月の裏側?
墓石?
えっ!
ブルーベリージャムのホットケーキなの!?
どうしてこうなった。
………
うん…うん。
なるほど。
今年はブルーベリーが豊作だから、冷凍庫の古いヤツをジャムにして消費しちまいましょう。
そう思ったワケね。
んで、作って瓶に詰めたあとの、鍋にこびりついたジャムがもったいないからホットケーキの生地を流し込んで焼いてみたと。
そしたらアラ不思議。
ゾンビ色のホットケーキが!!
味は極めてフツーの、うっすらブルーベリー風味のホットケーキ。
「むちゃくちゃマズそうなんですけど」
あまりにビックリしたんで、母さんTwitterでみんなに報告したんだよね。
冷凍庫整理のため、古い冷凍ブルーベリーをジャムに加工した
— トビー (@toby_marimo) 2019年7月27日
お鍋にくっついたジャムがもったいなくてホットケーキMIXをぶち込んで焼いたら、ゾンビ🧟♀️色になったよ pic.twitter.com/XCvbHeJL4Y
すると早速、教えてくれる親切な方が降臨。
ブルーベリーのアントシアニンという色素は、アルカリ性に触れると色が変化するらしいですよ〜!とのこと。
で、母さん慌ててネットで検索したら、ホットケーキMIXに含まれる重曹は熱に触れると強いアルカリ性に変化し、そのためブルーベリーのアントシアニンを含んだ生地が青緑色になった、という事実を知ったのよね。
母さんは知らなかったけど、これは小学生の夏休みの自由研究としてけっこう有名らしくて、実験のレポートがいくつもネットに上がっていたの。
でも安心して!
見てくれの悪いこのホットケーキを可愛くする方法もちゃんとあるんだって!
↓ゾンビ色のケーキに
♪レモン汁〜!※ドラ◯もん風に言ってもらってかまいません
ホラ可愛くなった!!だいぶ…
「ちょっと酸っぱい…」
そう。
アルカリ性から酸性に変化させれば可愛らしいピンクに大変身するのです!
ただし全体をピンクにするべくレモンをドバドバすると、酸っぱくなって食べるのがツラくなるのでご注意を。。。
って母さん。
おばちゃんのくせに、今頃夏休みの自由研究してるの?
母さんが小学生の時にやった自由研究って、
「アリの観察」
だったよね?
アリの巣の側にグラニュー糖や煮干しを置いて、それをアリが巣に運び込む様子を、何時間もただ見てるだけの。
そしてそれが先生にけっこう褒められたもんだから、次の年は二匹目のドジョウ狙いで
「スズメの観察」
にしたら、先生全然スルーだったんだよね!
プークスクス!!
ああ、おかしい!そんなに面白くはないぞ
…で、他には何してたの?
どこか出かけたんでしょう?
ああ、美瑛の『青い池』ね!
この日は条件が良かったらしく、すごく綺麗な青が出ていたので観光客の人たちがとても喜んでたんだってねぇ。
ラッキーだったね、この日に来れたヒト。
動画も少しだけ♪
同じ日の美瑛・天人峡温泉街にある
『白ひげの滝』
こちらも動画。滝の音が少し大きいかもしれません。画面フラフラお許しを。
うーん。
ワタシもそろそろ疲れちゃったわ。
母さんたら、全然役に立たないんですもの!
ヒトにばっかり押し付けてさ。
あとは庭の花をちょっと紹介したら、今日はもうワタシ働きませんからね。
次回は母さん、ちゃんとやってよね?
(・∀・)/ハーイ!
エキナセア(白)
サクシセラ・フロステッドパールズ
エキノプス(ルリタマアザミ)
それでは皆さま、また次回に☆
草むしりをしたくないので
皆さま、お元気でしょうか。
前回と前々回の『陽殖園』記事を書き終えたあと、すっかりヌケガラ(꒪Д꒪)と化しておりましたトビーです。
やっといくらかタマシイが戻ってきたと思えば、ここしばらく北海道らしからぬジメジメ、ムシムシしたお天気続き。
湿気に弱い道民を
これでもか!
と、せせら笑うが如くの湿気攻撃にいささかウンザリしております。
ああ、いつにも増して何にもしたくない。
しかも今、北海道は夏本番。
花たちもどんどん咲くけれど、雑草さんたちの攻勢もスゴイ。
草取りしなきゃねぇ?
お庭、かなりボーボーですよ、トビーさん。
……や…くな…
はい?
聞こえないですけども。
…りたくない…す
やりたくない、です。
( ̄- ̄)
えぇ、そんなこと言ったって、あとから大変にな…
やりたくないったら、ないんだよぅ!
先延ばしするほど自分の首が締まるのはよくわかっているのですが、なかなか我が心を説得出来ません。
ということで、ブログを先に更新することにいたしました♪
しばらく庭も猫もやってないしね(逃)♡
*******
花弁がニュルニュル伸びて咲くのが面白い、『モナルダ・パープル』
モナルダはハチも蝶も、みんな大好き。
モナルダの隣は控えめな赤い花『ペンステモン・ジングルベルズ』
庭作り初期の頃から植えっぱなし。
だんだんバラけてしまい、あまりたくさん咲かなくなっていたのですが、春先に少し整理したせいか今年は(ちょっぴり)花付きが復活しました。
『シャスタデイジー・オールドコート』
わしゃわしゃ。
もしゃもしゃ。
あまりかまってやらずとも大株になり、たくさん花を咲かせてくれます。
ズボラな人にはオススメですよ♪
私のような、ね( ̄^ ̄)!
この花もなかなか虫たちに人気があります。
この日は熱心なヒメシジミの♀が来ていました。
青みの強い♂に比べて裏側(腹側)はグレー寄り、背中側は黒っぽいです。
参考までに、♂の写真も貼っておきますね♪
シャスタデイジー・オールドコートの後ろにチラリしていたのは、
『デルフィニウム・ギネバー』
今までいくつもデルフィニウムを植えましたが、大抵は2年程度で消えて無くなるのが常でした。
これは他のものに比べて丈夫なのか、毎年元気にたくさんの花を咲かせてくれるタフなお嬢さんです。
デルフィニウムはザックリ分けて、こういった長い花穂に花がびっしり咲くタイプと、もっと華奢でまばらな花付きのタイプがあるのですが、ホントのことを言えば好みは後者。※ギネバーさんには内緒
でもウチの庭に合わないのか、華奢なタイプのものは直ぐに消えてしまうんですよねぇ…
そして去年の記事、デルフィニウムが雨と強風で次々とボッキリ折れた件。
大きな花穂が満開になると、どうしても頭が重くなり不安定になってしまいます。
今年は比較的天候も落ち着いており、支柱も早めに入れていたのですが、やっぱり大雨が降ったあとにボッキボキ。
↓コレは一部です。ガラスが汚いのは皆さん気にしないように。
家の中に飾るにはゴツ過ぎ(なんてったって、花穂が30〜50cmくらいある)なのですが仕方ないので、余生は家の中。
さて、真ん中が黄色・その周りは黄緑、外縁は緑のグラデーションの開きかけの蕾。
じっと見つめていると、目が回る感覚になるこの花は何でしょう?
正解はヒメヒマワリの
『ヘリオプシス・ブレッシングハムダブロン』
たまたま、光の加減で濃いオレンジ色に撮れたのが鮮やかだったので載せてみますね。
ホントはこんなに強い色合いではないですが。
この花もすこぶる丈夫でどんどん増えるのですが、春に「シダルセア・ロザリー」の株に入り込んでいたのを放ったらかしてしまったら、葉っぱだけ成長したものの、花がつきませんでした(;ᵕ;)ロザリーちゃん、ゴメン
秋になってから、入り込んだこの部分を引っこ抜いたら来年は復活してくれるだろうか…シクシク。
気を取り直して、お次も黄色。
『ヘメロカリス・ストラデオロ』
ヘメロカリスの別名は「デイリリー」、名前通り一日花ですが次々と咲きます。
もひとつ黄色ちゃん。
『ヘリオプシス・バーニングハーツ』
銅葉と花色のコントラストが存在感があります。
コレも丈夫で手間いらず。
あ、更に黄色をもうひとつ。
だいぶ前に終わってしまったけれど『トロリウス・ゴールデンクイーン』
こちらは増えて欲しくてもなかなか増えてくれません。
同じトロリウスでも、去年お迎えしたレモンスプリームの方が勢いがあるイメージです。
アリウム「丹頂」
手前から、バラのニコールとハニーサックル(ロニセラ)、ガウラ(白蝶草)。
このガウラは庭の初期に種から苗を作って植えた2株です。
大株になり、晩秋まで花を絶やすことがありません。
油断すると零れ種で増えまくります。
こちらは矮性のピンクのガウラ。「マーヤ」だったかなぁ?
当初、大株の白のガウラの側に植えたのですが、白が覆い被さってくるので移動。
我が家のデスゾーン、プンゲンストウヒの近くに移植したのですが(この木の側に植えてもあまり植物が定着しない)しっかり根付いて優秀です。
ガウラはやっぱり強い。
『エキナセア・ピンクパラソル』が咲くところ。
これも花弁が開くというよりはスルスルと伸びてくる感じです。
エキナセアの花弁は美味しいのか、虫たちにすぐ食べられてしまう…
庭の隅の方では、『ソープワート』と領土争い。
『エキナセア・ルビースター』の姿も。
ピンクパラソルよりもピンクが鮮やかで花弁が下垂しがちです。
混ざってますが、違いわかりますよね?
ルビースターと『エキノプス(ルリタマアザミ)』
ルリタマアザミは紫と白の2種類植えていますが、いつも白の方が成長が早いです。
頭パヤパヤ。
『フィソステギア・クラウンスノー(カクトラノオ)』
『ホスタ・フランシー』の蕾も上がってきました。
『ホリホック・パープル』
以前、黒に近い赤の八重のホリホックを植えていて気に入っていたのですが、ほどなくして消えてしまいました。
苗に付いていた写真が似た感じだったので試しに買ってみたのですが、ちょっと違いましたね。
これはこれで良いのですが、写真はなるべく正しい色にして欲しい。。。
『ホリホック・ポーラースター』
一重のスッキリ爽やかなホリホック。
本当はかなり背が高くなるようなのですが、我が家ではあまり大きくならず。
場所が悪いか栄養が足りないか。
我が家には『ブルーレイ』と『デキシー』の2種類のブルーベリーの木があります。
どちらも寒冷地向きの品種です。
今年は豊作になりそう
7/9 の『ブルーレイ』
7/23 にはすっかりいい色に。
隣り合わせに植えられている『デキシー』はまだ青いままなので、時間差収穫が出来そうで良かった〜!
家で食べるのは私しかいないし、ブルーベリーはこの時期に貰うことも多いので、どうにかムダなく食べ切りたいものです。
なんか上手いことオヤツに加工して…
オヤツ…
あ。
猫の皆さん、オヤツの時間でしたね!
ごめんねぇ。
のんのさーん!オヤツですよー!
「………」
…いらなかった?
「食べるけど?」
「忘れないでよねぇ、ホントに」
あー、スイマセンスイマセン。
まりちゃーん、お待たせー!
「遅いわねぇ!あ、切り口キレイに切ってくれないと食べてあげないからね?」
(コウルサイ…)今日の切り口はいかがでしょう?
「うーん、まぁ食べてあげてもいいわよ!」
ははー、ありがたき幸せ!
どれ、あむあむ…
「ちょっとぉ、もっとテンポ良く出してよねぇ!」
しゃくれて下のキバ出てブサイクになってるよ、まりちゃん。
『陽殖園』ー日本一変(わ)っている花園ー へ行ってまいりました:後編
※今回、6000字近い長編になっております。どうぞごゆっくりお読みくださいませ<(_ _)>
訪れたのがあと少し先であれば、夏の『陽殖園』の象徴的な風景としてエゾクガイソウと共に、雑誌などでよく取り上げられる赤いタイマツソウ(モナルダ、ベルガモット)の群生コーナー。
残念ながら今回はおあずけです。
タイマツソウに限らずですが、
「この花が咲いたところ、その風景を見たい!」
そう思うからこそ、熱心なリピーターが何度も足を運ぶのでしょうね。
うーむ、巧妙な手口です笑!
あ、ちなみにツアー終了後に園内を散策していたら、群生ではありませんが別の場所に赤いタイマツソウがポツリポツリと咲くのを見つけましたよ!日当たりなどの条件があるんでしょうね。
あれから1週間超、先日の三連休に訪れた人は咲き誇るタイマツソウの群生を見られたでしょうか。
アストランティアですが、よく見かける園芸種よりも大きく、花弁に見える萼部分が広めで真ん中の小花があまり盛り上がっていないのが目につきました。私はマヨール系しか育てたことがないのですが、コレは栽培がちょっと難しいというマキシマ?フウロソウ
タマザキノコギリソウ
あちらこちらの花や景色の説明をしながら歩く高橋さんは、我々ツアー参加者に「後ろを振り返って見てごらん」
と、振り返るよう促しました。
通ってきたその時とは、また違う景色が見えるでしょう?と。
そのお話は、人間が生きていく人生のことのようにも聞こえます。
がむしゃらにやれることをやり、一心に道を歩んできた人がふと人生を振り返る時、歩いている最中には見えなかったこと、気付かなかったことが見えるのかもしれません。
園内に張り巡らせてある道は、ほとんどが高橋さんがお一人で作られたもの。
広い道に出た時に、
「ここはユンボ(パワーショベル)を使ったよ。自分で?いや、免許持ってないから1日か2日頼んだの。高いからそんなには使わなかったけど。」
自分でやっていないことはやっていないと告白する実直なお人柄。
「ここは低かったところを土を運んで埋め立てたんだよ」
一人で山土を何メートルも掘ったり、今度はそれを積み上げて小山や道を作ったり。
その気の遠くなるような作業を思うと言葉が出ません。
お話は軽快で楽しく、我々8名の参加者も夢中で聞き入ります。
赤ん坊の頃、泣き止まないオレに母親が、花(その花の名前を教えてもらったのですが失念)を握らせてみたら泣き止んでね。
寝るまで離さなくて、眠ってからも握ったままだったって。
だからね、オレは赤ん坊の時からの花好きなの。
ガクアジサイなど
緑の中の鮮やかな赤、アメリカセンノウ(リクニス・カルセドニカ)
園内には色とりどりのナデシコ(ダイアンサス)
前回記事で、蝶がとまっていた赤い花もナデシコです
子どもの頃同居していた、花が好きだったばあちゃんがナデシコっぽい花を何種類か育てていました(呼び名は「ナデシコ」だったり「セキチク(石竹)」だったり、そんな感じでザックリ呼んでいた気がするのですが、私も未だに違いがよくわかりません)。
昔の花好きの北海道人にとってナデシコ系の花は、身近で寒さにも強い、育てやすい植物だったのかもしれませんね。
コレはフクロナデシコの類い?フクロナデシコは、ナデシコがダイアンサスと呼ばれるのに対しコチラは〝シレネ〟、科は同じナデシコでも属が違う…覚えきれん
自分にとって綺麗だと思えれば名前なぞどうでも良い、
のかもしれませんが、花の名前覚えたいマニア(なんだソレ笑)の私にとって、花の膨大な名前は頭が痛くなることもありますが、つい気になってしまうんですよねぇ。。。
おっと、ちょいと脱線!
戻りましょう。
モモバギキョウの紫と白、紫のタイプはウチにもある♪
歩いているとこんな面白い花にも出会いました。
不思議なフォルム
何だか中国風のアクセサリーとか、飾りボタンのようにも見えます。
「ウリノキ(瓜の木)」
北海道から九州まで分布しているそうですが、初めて見ました。
こんな面白い咲き方をするんですね〜!
コレをモチーフに、ピアスとかストラップを作ったら可愛いいかも♪
伐採した木を利用したベンチ
わざわざ改めてベンチを設置すると野生動物にマーキングされてしまうことが多いそうなのですが、伐採した木を庭造り作業の中でさりげなーく置いておくと、動物たちが
「あれ?コレは前からあったんだったかな?」
???ʕ ·ᴥ·ʔ ʕ·ᴥ· ʔ???
と勘違いしてマーキングされずに済むんだとか。
もちろん木の伐採も高橋さんお一人で。
園内のところどころにこのように薪の材料の丸太が積み上げてありました。
3年ほどかけて木の油分を抜き、それからようやく使えるようになると言います。※油分が多く残っていると、火にくべた時に煙がすごくて使えないそう
高橋さんの『陽殖園』は、停滞せず作り続ける庭なので、新しい場所もどんどん開拓されています。
今作っている場所も見せていただきました目立つのは上段にギボウシ、下段にクロコスミア
この苗たちが大きく育った時、いったいどんな景色が広がっているのでしょうか。
きっと高橋さんの目には、常に先々の新しい花園が見えているのでしょうね。
北海道の花に指定されているハマナスの花と実
ジギタリスなど、本来は北海道の山林にはない花も、まるではじめからそこにいたかのよう
最初にいただいた園内見取り図に気になるフレーズが。
『大地を彫刻している花園』
と書いてあります。
前述したように『陽殖園』は、そこにあった土地に、ただ花を植えて出来た庭園ではありません。
自然に見える起伏も、実は高橋さんの手により演出されている部分が大きいのです。
「山の中に更に山を作る」
「土を掘り下げて池を作る」
それがより一層、この花園を豊かに見せています。
「大地を彫刻」の意味、こんな解釈で合っているかしらん。
多分、この小山が雑誌等でよく目にする、春と秋にエリカが咲き乱れる「エリカ山」のうちのひとつ(今エリカの花は見えませんね)
こちらの小山にはピンクのエリカっぽい花が咲いていました
小島池
土を運んで小島を作り、更に周りを掘り下げて作られています。
トンボ池
手前に見える細長い花穂はエゾミソハギの蕾。
咲いたら池に似合って綺麗でしょうね〜!
池に近づいた時、バサバサバサッ!とカモのような鳥が。
かろうじて後ろ姿
何度もリピートして来ているという女性が、「この池で初めて見た!」と嬉しそうです。
新しい発見は常にあるのですね。
トンボ池の名の通り、青と黒の縞模様の、体の細いトンボの姿があちこちに見えました。
エゾイトトンボかなぁ、と。
何とか写真に収めたかったのですが、細く小さく動きが早く、ほとんど止まることがないのでピンボケにつぐピンボケ。
スミマセン、鮮やかな姿は各自でググッと!お願いいたします(失笑)
このトンボ池の側に小川のような場所があり、澄んだ水にはアメンボ・トンボ・オタマジャクシ。
のどかな風景でした。
このように水場が点在しますが、一見、池に見えても高橋さんが池とは呼ばないものも。
高橋さんが意図しないもので、勝手に池のカタチになったものは「水たまり」と呼んで区別しています。
「ココは池ですか?水たまりですか?」「水たまり!」こんな会話を二度ほど
園内に咲くさまざまな花は、元々自生している野の花も園芸品種も素晴らしく調和して、どれも自然の中で生き生きとして見えます。
その中でとりわけ印象に残った花がありました。
ヒメジョオンです。
↓コレは我が家の隣の空き地のヒメジョオン
そのあたりの道端でよく見かける、いわゆる「雑草」と呼ばれる植物ですね。
可愛くて私は好きなのですが。
とされています。
勝手に外国から連れて来られたあげく雑草と呼ばれてしまう、気の毒なこの可憐な花。
高橋さんは、このヒメジョオンにとても愛情を持っていらっしゃるようでした。
花がちょいボケですね普通のヒメジョオンは色が白ですが、こちらのものは花弁に青みがかっています。
時々出てくる青みのあるものを選び取り、より青く、より大きくなるように高橋さんが品種改良されたのだそうです。
「ヒメジョオン、雑草だと思うでしょ?
でもね。
こうなるとほら。
もう、ちゃんと花でしょう?」
青いヒメジョオンが生えている場所を通るたび、ニコニコで
「美人でしょう?」
と花の顔をこちらに向けて見せてくれます。
そのたびに私も、
「美人ですねぇ!」
と。
※同行の方より、いい掛け合いねぇ!とお褒めの(?)お言葉、頂戴いたしました笑
ハイ!
これはもう、ちゃんとした花ですね。
*******
楽しくお話を伺いながら進んでいると、
「あっ!」
と向こうに視線を走らせる高橋さん。
「お客さん、もう集まって来ちゃってる!!」
ガイドツアー終盤、受付に近い場所まで戻ってみると、一般開園時間の10時めがけて一般の来園者の方々が集まっているのが見えたようです。
というか、少し過ぎてる?
あらら大変💦
『陽殖園』は庭園の維持・管理から受付・ガイドに至るまで、全てが高橋さんおひとりでこなしています。
当然、高橋さんが門を開けてくれなければお客さんは入れないワケで。
去り際、
「良かったら、すぐに帰らずにゆっくり廻って見ていってね!」
「なんだったら、その人(リピーターの方を指して)について行ってもいいよ!園内のこと、良く知ってるから!」
と馴染み客にボールを渡し、お客さんを迎えるために高橋さんは木々の向こうに消えていきました。
ありがとうございましたー!
高橋さんの後ろ姿を見送ったワタクシ。
1時間半も経った気もしないし、歩き回った疲れも感じません。
ハイ先生!
ワタシ、まだまだイケます(・`ω´・ ●)キッ!
ご指名を受けた方(笑)に、
ご迷惑でなければご一緒させていただいてもいいですか?
と聞くと気持ちよく承諾してくださったので、先に帰ったご夫婦以外の6名で、和やかに散策二次会を楽しみました。
お世話になりました!
ほど良きところで二次会も散会し、写真を撮りつつ受付の場所まで戻ったのはガイドツアー終了後の更に1時間半後。
ホタルブクロミヤコワスレセントーレア
3時間も歩きっぱなし。
でも不思議なほど疲れを感じませんでした。
受付に戻ってみると高橋さんの姿はありませんでしたが、感想を書くためのノートが置いてあったので、私もこの
『日本一変(わ)っている花園』
に感謝を込めて記入をさせていただくことに。
一体、どうやって書けば気持ちが伝わるかしらと頭を捻っていると、高橋さんが戻ってこられました。
来てみたいと思ってからもう10年ほど経って、ようやく来るのが叶いましたという話をすると、
「うん。ウチはね、みんないろんなガーデンを廻ったあと、一番最後に来るところなんだよね」
とニヤリ。
たしかに『陽殖園』さんの宣伝や広告といったものは、ほとんど見た記憶がありません。
私もガーデニング雑誌という、ある程度読む人が限られる媒体からです。
近年、北海道には『北海道ガーデン街道』という、有名ガーデンを繋ぐルートが出来たため、多くの花好きの方がガーデン巡りの旅にいらっしゃるようになりました。
大雪~富良野~十勝を結ぶ全長約250kmのガーデン街道は、『陽殖園』のある滝上町とはルートが被らないせいかこちらには組み込まれていません。
それに、たった一人でやっているので大勢のツアー客相手も難しいでしょうしね。
そういった百戦錬磨の?ガーデン巡りの方々が、何かの拍子にこの北の花園に気付く。
『陽殖園』さんの「秘密の花園」感は、この規模で運営しているからこそでもあると思うので、
ホントーに!誠に!勝手な言い分ながら、
「いつまでもこのままだといいなぁ」
と思ってしまうのです。
可愛いクラウンベッチ
お話をさせていただきながらノートに感想を書いていたせいか頭がとっ散らかってしまい、おかしな文章を書いてしまったかもなぁ…
と今更冷や汗をかいている私です。
最後に、個人ブログなんですが後ろ姿のお写真を使わせていただいてよろしいですか?とお尋ねしたところ、
「いいよ!でもオレの後ろ姿、ガニ股じゃなかった?」
と茶目っ気たっぷりに、
ウインク✨いただきました〜!!
╭(・ᄇ・)̑ﻭ̑ グッ!
本当に、お茶目で素敵で、気骨のあるおじさまでした。
北海道の観光場所としては少々行きづらい場所ではありますが花好きの皆さま、又はそうでない皆さまも、機会があれば『陽殖園』さんに行ってみてくださいね!
何か大事なものに気付くことが出来る、そんな場所だという気がしました。
*******
さて。
持って行ったクーラーボックスやカメラ、トートバッグ、スーパーで買った夕食用のお惣菜などで(もう作るのが面倒で)車の中はけっこうな荷物です。
これらを持って車から降りる時に『陽殖園』さんでいただいた見取り図がクシャクシャになっては困るなぁと、私の夏のドライブの相棒「新北海道の花」
この本の適当なところを開き、そこに見取り図を挟みこんで持ち帰りました。
荷物を片付け、見取り図を取り出そうと挟んだページを開いてみると、あら不思議!
そのページ、「ヒメジョオン」の頁でした。
占い・オカルト話全般には興味の薄い、全くロマンチストではないオバサン。
それが私なのですが、そんな私でも、
これって何だか面白い偶然だなぁ✨
と、青いヒメジョオンと高橋さんの後ろ姿を改めて思い出したのでした。
『陽殖園 』—日本一変(わ)っている花園— へ行ってきました:前編
先日、前前前回(『君の名は。』感)の記事内にチラリと書いた『陽殖園』という、北海道滝上町の庭園へ出かけてまいりました!
タイトルの、
日本一変(わ)っている花園
は、こちらの庭園のキャッチフレーズ?のようです。
インパクトがありますね!
決してワタクシが勝手に書いているのではありません( ̄▽ ̄)
入り口の少し手前に設置された案内看板
私が『陽殖園』の存在を知ったのは庭いじりを始めた10年以上前、熱心に読んでいた『MyLoFE(まいろふぇ)』という、北海道に特化したガーデニング本の紹介記事だったと記憶しています。
たしかに変わってる!
でもすごく面白い!
北海道の暮らしをピックアップした『スロウ』という雑誌のガーデン特集(2010年)でも巻頭を飾っており、これは今も大事にとってあります。
左の『MyLoFE』は去年のもの。表紙はどちらも陽殖園
北海道には個人から大規模な観光ガーデンまで大小さまざまな魅力的なガーデンがありますが、この『陽殖園』さんはひときわ個性的な庭園として、ガーデニング好きには知る人ぞ知る存在です。
園主の高橋武市さんがわずか14歳で「花で生きていこう」と決心し、77歳になった現在に至るまでたった一人で作り続ける『花園』
滝上町の公式サイトに『養殖園』の成り立ちが紹介されています↓
昨今のガーデニングブームの遥か前より、独自のやり方で自然と共生しながら作り続けてきた庭園の広さは、
約8万平方メートル、園路は約5km
この広大な敷地の園芸作業はもちろん、土木作業もご自分でされているそうです。
えーっと、実際見たことがないので全くピンと来ないのですが、大きさの比較対象としてよく出される東京ドームの広さを検索してみました。
ウィキペディアよりお借りしました
ググッと!
ほうほう。
46,755平方メートルなんですね、東京ドーム(余談ですが札幌ドームは55,168平方メートル)。
広さの実感がわきませんが倍近いではありませんか、『陽殖園』さんの敷地は!
その広さの庭園をただ一人で維持・管理し、更には現在も作り続けているだなんて、小さい庭をいじるだけでヒィヒィ言っている私には想像すらつきません。
そんな超人の方が作っている庭園をいつか見てみたいと思い10年超、とうとう行動に移す時がやってきました。
常に何かしらの花が咲くように考えられた庭園ですので、オープン期間中はいつ行っても良いのですが、やはり北海道で一番気持ちの良い花の季節は7月。
まずはこの時期に尋ねてみようと。
*******
日曜日、早朝6時出発。
朝靄が濃い
旭川紋別自動車道・愛別ICから浮島ICまでの無料区間を利用して2時間強。
この道の途中エゾシカに遭う
目印の看板から緑生い茂る緩やかな坂道を進み、8時過ぎに門の前に到着しました。
『陽殖園』の開園時間は10時〜17時(入園は14:30まで)なので、そこまで早く来ずとも入園することは出来ます。
この時間に来た理由。
それは日曜日の朝のみ行われる、園主・高橋武市さんのガイドツアーに参加するためです。(※日曜ガイドツアーは個人客のみ、団体客は平日に予約制となっているようです)
希望者は8:20までに集合し、受付のあと8:30から開園時間の10時までの1時間半を、高橋さん自らの案内で園内を廻ることが出来ます。
朝露に濡れたクモの巣にさえ期待感を煽られる笑
まだ誰も来ていない中、駐車場際の植物を見たり注意書きの看板などを確認していると、ポツリポツリと個人やホテルからの送迎の車がやって来ました。
「おはようございまーす!」
やって来た方々にこちらから声掛けして場を温めて(笑)おきます。
これから1時間半、共にこの山を歩く同好の士ですからね!
この日は総勢8名。
本州からの方が2名、道内からは6名(うち2名がリピーター)が参加です。
時間になり、高橋武市さんが出て来て門を開けてくれました。
ベージュカーキの帽子に首には豆絞りの手ぬぐいの、朗らかで快活な雰囲気のオジサマです。
まずは受付、名前やどこから来たかなどをノートに記入します。
※以下、高橋さんのお話として「」付きの台詞やその他エピソードが時折入ります。なるべく忠実に書き起こしたつもりですが、メモや録音などはしていないため、仰ったそのままの言葉ではないことをお断りしておきます
高橋さんはノートを見ながら、
「今日は道内の人が多いね!いつもは本州からの人が多いから、やっと少しは北海道の人にも知られたかな?」
とニッコリ。
いただいた園内見取り図。これがないと迷子になってしまう!
熊よけ用?鈴を通したベルト。野生動物よけのためと思われますが、人数把握のためという説(『スロウ』より)もあり。
高橋さん曰く、なるべく園内の自然のままの音を聴いてほしい、ということで全員がチリンチリンさせると騒がし過ぎるため、数人が鈴を身につけていざ出発です。※ちなみに、まだ一度も野生動物の事故はないそうです。
受付横にある卯の花(ウツギ)を手に取り、もう終わりかけだけれどね、と言いながら説明してくれます。
園内いたるところに卯の花があり、
「ほら、微妙に色が違うでしょ?そういうのいっぱいあるけど、見分けつくかなー?オレはつくけども笑」
ニコニコと笑い、ダジャレが大好きな(たくさん聞いたんですけどね^^;メモってないんで忘れました)高橋さんのガイドツアーの始まりです。
受付小屋横の通路を抜けると、正面に用水池。
向こう岸にはヤナギランのピンクと白、エゾクガイソウ、ルピナス、アメリカセンノウ(リクニス・カルセドニカ)の花が咲いているのが見えます。
大きなフキの葉っぱも。
ヤナギランは時折見かける野草ですが、背が高く花も大きいので見応えがあります。
ところどころに群生するヤナギラン
ピンクのレースフラワーと木に絡む野ばら
どこもかしこもシーズンを通じて花が咲くよう計算し、野山の花・園芸種を取り混ぜて植え込まれています。
そして歩き始めて最初の、私たちが行った時期の大きな見どころとなる場所に着きました。
エゾクガイソウの群生です。
斜面いっぱいの個性的なフォルムのエゾクガイソウの長い花穂が、天に向かってニョキニョキと。
基本の紫に、白とピンク。
紫の花は他のガーデンでも植栽されていたり、ちょっとイナカの方、時には普通の空き地に咲いていることもあります。
昔、我が家の近所の空き地にも生えていたのですが、いつしか刈り取られてしまいました( ;∀;)残しといて欲しかったけど、興味のない人にはただの変わった雑草なんだろうな…
白も珍しいなと思ったのですが、ピンクのエゾクガイソウは、高橋さんが品種改良したものだそう。
通りで他で見たことがない。。。
ちなみに、今このエゾクガイソウの場所は、春には一面のスイセンの群生だそうです。
同じ場所にいくつもの植物を植え込み、季節によりガラリと変える姿は、自然に見えて緻密に計算されています。
ピンクの卯の花の可愛らしさといったら!
今でこそ園芸テクニックとしてそういった指南をしてくれる本などがありますが、まだ日本でガーデニングなどという概念が希薄だった頃にですよ?
誰に習うのでもなく独自の考えでそれを実践していた人がいたなんて。
このような方をパイオニアと言うのだなと実感しました。
写真を撮りやすいように枝を引き寄せてくれたり…ありがとうございます!薄くピンクがかった卯の花も可愛い
歩きながら花々の説明をし、時々立ち止まってはその場所を切り拓いたときのことなどをお話してくれます。
『陽殖園』を作ろうと思い立ったいきさつは、本やTVでも明らかにされていますが、ご本人の口からも聞くことが出来ました。
農家の長男に生まれた高橋さんは子どもの頃から水汲みや野菜売りなど、家業の手伝いをされていました。
「オレは長男だからさ、いくら子どもだっていったって一番年上なの。母親が水汲みしてたけど、赤ん坊産んだら動けないでしょ?だからオレが水汲みをしたんだよ」
子どもの時に水汲みに通った下り坂。写真で見るより斜度があります。
今は役目を終え、静かに水をたたえるかつての井戸
「町に野菜を売りに行くの。家で作ってる野菜から、形のいいのを選んでね。
で、ある日家のレンゲツツジの枝を3本、野菜の籠に挿して歩いてみたら、それが背中にしょってる野菜全部より高く売れて。
花って高く売れるんだなぁって。
で、その時オレは、花で生きていこうって思ったのよ。」
それが、高橋さんが中学2年の14歳の時。
それから自宅の周りに少しずつ花を植え続け64年、紆余曲折の末、現在の『陽殖園』の姿となりました。
赤いナデシコで吸蜜する蝶。んー、エゾシロチョウ(レタラ-マレウレウ)に似てるけど、少し黄色いですねぇ?
…さて。
やはりというかなんというか。
最初は何とか一回の記事に収めたいと思っていたのですが、
やっぱり無理。
私の記事をまとめる力量不足もありますが、『陽殖園』さんのお話を一度でサラリと書き終えるのはあまりにもったいない。
ということで、すみません!
次回に続きます!!
我が家の庭もいろいろと咲いてきましたので、もしかすると一度、我が家の庭の回を挟むかもしれません。
グウタラな私のこと故、その時になってみないとわかりませんが、
「トビーさんのいつものこと」
としてお許し願えたらと(‐人‐)
「グウタラが基本なのがそもそも問題」
まあね…
『陽殖園』さんのことは、写真と記憶をキッチリ照らし合わせて書かないといけませんからね。
しっかり頭を働かせて書こうと思っておりますので、何とぞ次回もよろしくお願いいたします!
あ。
前前前回の記事の中に、園主・高橋武市さんの本の商品ページを貼ったのですが今現在、新品の本を定価で手に入れようとすると難しいようです。
中古本が定価の何倍もの値段で売られておりました💦
もし興味があって買おうと思った方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。何を隠そう、私も持ってないのですw
それでは皆さま、また次回に♪
バラと宿根草とクラフトビールと
北国の短い夏に、今年もバラの季節がやって来ました。
シャルロット・オースチン
去年はバラの時期が雨続きで、何だかなぁと残念に思っていたのですが、やっぱり雨に濡れたバラは綺麗です。
名無しのミニバラ
こんもりとしたコンパクトな樹形にたくさんの小花が可愛い。
クイーン・オブ・スウェーデン
咲き始めはアプリコットがかったピンクから。
徐々にアプリコットが薄れてベビーピンクに変化します。
もともと大輪タイプではないのですが、私が摘蕾せず(←めんどくさがり)、本人たちが咲きたいだけ咲かせてしまうので、ひとつひとつは小さめです。
ニコール
一番の古株さんで、私の手荒な手入れにも負けず繰り返し花をつけてくれる丈夫な子ですが、長年のムリがたたったのか春先に太い枝が何本もダメになってしまいました。
本当は咲かせずに養生させてあげた方が良かったんでしょうね。
咲かせちゃいましたけど。
すっかり背丈が小さくなってしまいましたが、頑張り屋のニコール姐さんです。
アプリコット・キャンディ
我が家に来て2回目の夏、しっかり根付いてくれました。
やっぱり素敵な花色。
花の終わりかけ、シベが見えてきたくらいが実は好きです。
去年、植え場所の都合からシャクヤク・ソルベットの隣に入ってもらいましたが、やっぱり色の相性がよくありません。
そのため何か緩衝地帯になる植物はないかと考えて、今年の花フェスタで手に入れた宿根ベロニカのシャーロッテ(80〜100cm)を間に植えてみました。
ソルベットもアプリコット・キャンディもそこそこ背が高いので、うまく緩衝地帯になれるほどの背丈になるかはわかりませんが、白い花穂にクリームの斑入りの葉っぱが爽やかで良い感じです。
たくさん増えますように〜!
あとは開花中の宿根草たちを少々。
サルビア・ネモローサ
買った時についていた名札は、このあとに続く詳しい品種名がなかったと思うのですが、ちょっと調べた感じだと、「サルビアネモローサ〝ニューメディションローズ〟」かな?と。
バラのアプリコット・キャンディの下草になっています。
カンパニュラ・パーシフォリア・グランディフローラ
去年は隣の黄色いバラ、シャルロット・オースチンとバッチリ同時期に咲いてくれたのですが、今年はちょっと早めに咲いてしまい、最盛期同士の取り合わせになりませんでした。
ベロニカ・ピンクダマスク
蝶や蜂に人気があります。
ゲラニウム・ブラックビューティ
針葉樹のプンゲンストウヒ周りの植物はあまり育ちが良くありません。
やっと咲いた感じです。
オダマキは零れ種でぽこぽこ増えることが多いので、それを期待して植えましたが何ともひ弱ですね( ̄ε ̄)
ハニーサックル(ロニセラ・ヘクロッティ)
ツル性で、アーチなどに絡めればけっこうな高さになりますが、植え場所が屋根雪が落ちる場所にかかっているので我が家では小さめに仕立てています。
花後に透明感のある赤い実がなりますが有毒です。
マロウ(ウスベニアオイ)
花は青い色のハーブティーになることで有名です。
ただ、この株は小さいのでお茶用には使っていません。
実はかなり前に植えたマロウがビックリするくらい巨大になってしまい(180cm超え)、それがポストや玄関、他の植物の邪魔をするようになったため処分してしまいました。
その後何年たっても零れ種で出て来るので、毎年ほとんどを小さいうちに抜いてしまうのですが、今年は気まぐれにふたつほど株を残してみたのです。
うん、やっぱり花は可愛いですね。
おや。
マロウに可愛らしいお客さんが。
ヒメシジミの♂です。とても小さい蝶ですが翅の色が何とも美しい。
今のところのお気に入りは、マロウとアストランティア・ローマのようです。
高そうなブルーのモフモフのお召し物。
黒目がちなお顔は、高貴な超美人。
♂だけど。
どうぞご存分に、心ゆくまでお召し上がりくださいませ!
*******
さて、ここからは前回にチラリと触れた、はてなブロガーさんとのオフ会、というかサシ飲みのことなどを。
その方は私にとって、
写真の神さま (‐人‐)ナムナム
と言って差し支えない、id:tatsumo77さんです。
tatsumo77さん記事にも今回のサシ飲みについて触れていただきました♪↓
今回tatsumo77さんは奥さまと赤ちゃんを連れて、学生時代と数年の勤務期間を過ごした北海道にご旅行にいらしたのです。
写真撮影や家族サービス、北海道時代の懐かしい方々との再会などのイベント満載の超過密スケジュールの中、大変恐縮だったのですが、
「ちょいと一杯♪」
ネジ込んでいただきました!
顔も知らないオバチャンとのサシ飲みを許していただいた奥さまにも、この場を借りて感謝いたします<(_ _)>!
tatsumo77さんは、約2年前にブログを立ち上げて間もない頃のこの記事に☆をいただいたのがお名前を存じ上げるキッカケだったと思います。
今見ると、
写真、暗っ!!
iPhone5で張り切って写真を撮っていた頃ですね。
「こんなにカメラが上手な人に見てもらえたなんて!」
と、恥ずかしくも嬉しかった記憶があります。
私が一眼レフを買い、カメラ教室に通ったのも間違いなくtatsumo77さんの影響です(〃∀〃)ゞ
※これはtatsumo77さんのカッチョエエ「レーザービーム」写真に憧れた私が、初心者の分際でカメラ教室の授業中にレーザービームに挑戦し、撃沈した恥ずかしい記録です↓
そんなtatsumo77さんとお会いするべく6月某日、札幌に行ってまいりました。
久しぶりに札幌の街中もブラブラして楽しもうっと♪
そう思って早めに高速バスに乗ったのはいいのですが、普段は終点のJR札幌駅まで乗るところを、ひとつ手前の待ち合わせ場所に近い停留所で降りたのが運の尽き。
持ち前の方向音痴が発動して、地下鉄大通り駅へなかなか辿り着けず何故か二条市場へ流れ着いてしまいました。
ワタクシ、昔ではありますが4年間札幌に住んでいて、そのうちの2年間はこの大通り付近に毎日出勤していたんですがねぇ。
これは一体どういうワケでしょうか(꒪Д꒪)
『そういや、住んでた頃に二条市場へ来たことなかったな…何でだろ』
と、今どうでもいいノスタルジーに浸っていると、さっきから違和感のあった足、というか素足でサンダルを履いていた足の裏が猛烈に痛い。
うん、痛いぞ。
けっこうな靴擦れを自覚。
しかし誰も助けてはくれないので、心でヒィヒィ、外面は澄まして歩き続け、何とか大通り駅に繋がる地下街への入り口を見つけることが出来ました。
入った蕎麦屋で、ドラッグストアで買った絆創膏を3枚、破れた水ぶくれに
オラァッ(;゚皿゚)ノ!!!
と叩きつけてようやく泣き止む(嘘)
新しくもないサンダルなんですけどねぇ(=_=) 普段あんまり歩かないから…?
もう歩く気が削がれてしまったので軽く蕎麦を啜りつつ時間を潰し、いざ待ち合わせ場所へ!
ススキノなんぞ何十年ぶりかしら
ニッカ大看板の下から
洞爺湖から帰ったばかりの疲れた身体で大急ぎでやって来てくれたのは、
『Circulation - Camera』
の理知的でお優しい印象そのままのtatsumo77さんでした。
カメラだけでなく、クラフトビールマニアでもあるtatsumo77さん
クラフトビールを飲めるお店で、初対面の乾杯!
普段はビールもどきを飲んでばかりのバカ舌の私ですので、銘柄のチョイスは全面的にお任せしました。
メニューを撮ろうとすると撮りやすいようにすかさずフォローしてくれる気の利くtatsumo77さん
ブログでは2年近くブクマなどでお付き合いがあるとはいえ初顔合わせでいきなりのサシ飲み、内心かなり緊張していましたが、タブレットの中のお写真を見せていただいたり、画面越しではなかなか出来ないお話などをしているうちに、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
いただいたクラフトビールは3種類。
1杯目 「空知エール」 滝川クラフトビール工房、regularサイズ
アテはポテトサラダと厚切りベーコン&ソーセージ
2杯目 「山椒エール」 世嬉の一酒造、regularサイズ
3杯目 「ホワイトエール向日葵」 ニセコビール、smallサイズ
飲みやすいのを選んでいただいて、どれも美味しゅうございました♪
クラフトビールの味を説明する術を持たないので、そこはご勘弁を…^^;
旅行で荷物もたくさんあったでしょうに、お土産まで用意してきてくださいました
tatsumo77さん、お忙しい中お時間を作っていただき、本当にありがとうございました!
「旅行で来てくれた方にそんなに気を遣わせて」
ああ、のんたん。
耳が痛いよ。
「ちゃんと反省して?」
まりちゃん。
どうしてか、キミには言われたくないんだな。