北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

結局いつもの

前回の更新から既に20日以上、いつものことですが皆さまお久しぶりです。

態度ワルイぞ、まりちゃんf:id:kapibara5168:20191024193313j:image

さて、イキナリですが困ったことがあります。

最近の私の傾向として、

「更新たまーに、そのぶん一度に無理矢理詰め放題の長文祭り」

というパターンがデフォになりつつあり。

5000字超えもちょいちょいあって、最終的な編集以外をほとんどをスマホで行なっている私の、目・肩・腕・腰・精神に多大な負担をかけると同時に、せっかく撮った写真も旬を逃しっぱなしの周回遅れ。

 

収益のためでも有益な情報を発信しているわけでもなく、好き勝手に書き散らしているだけの雑記ブログですから、更新が滞ろうが誰に迷惑がかかるということもないのですが、出来ればボケ防止のためにも細く長く書き続けたい。

 

しかし、更新の間隔が開きすぎると、ブログをどうやって書いていたのかすら朧げになり、なかなか手が出ない。

膨大な写真もどうしよう。

ああ、困った。

困ったぞ。

「ホントにポンコツねぇ」f:id:kapibara5168:20191024193109j:image

最近の話で記事を書くのを諦め、はてなの『お題スロット』を初めて回してみたもののピンと来ない。

 

…ハッ(`ロ´;)!!?

 

そういえば、こういう時や冬場に庭の話が出来ない時のためにワタシ、思いついた小ネタや書き残したいことを下書きにチョイ書きしておかなかったっけ?

そう思い出し、下書きを漁ってみました。

『まりも嬢、ダイエットに成功する』

ロボコンと冬祭り』

『ケンちゃんのプレゼント』

『カワウソ』

『オオジシギ』

『ウラさん』

『タケウチ爺さんのこと』

『ころちゃん』

『ルーツ』

※タイトルは練ってないのでテキトーです

………

………………

うーーーん、なんだろう。

この流れから唐突過ぎる。

 

ということで、

やっぱり素直に撮りためた写真などをしずしずと貼っていこうかと( ˙-˙ )

さんざん前フリしたあげく、誠に申し訳ございませんw

 

*******

 

前回の記事、十勝岳連峰の素晴らしい紅葉のあとも、いくつか紅葉を見に出かけてきました。

写真は、10月初旬〜中旬の上川町・層雲峡〜上士幌町三国峠と、滝上町・錦仙峡です。

ではサクサク〜っと!

層雲峡名物・柱状節理にしがみつく紅葉を見ながらf:id:kapibara5168:20191024155223j:image
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このあたりはそそり立つ柱状節理の岩壁がずっと続いているのですが、こんな硬そうな場所にも文句を言わず、しっかり根を下ろしている木々はエライなぁ…

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層雲峡を抜けてそのまま、上士幌町三国峠へ。

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三国峠は、北海道の国道の中で一番標高の高い峠(標高1,139m)です。

トドマツやエゾマツの樹海の上を通る赤い橋が印象的f:id:kapibara5168:20191024163319j:image

赤色の紅葉はほとんどなく、黄色と針葉樹の濃い緑が中心です。
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もとより朝から天候が不安定で、峠に差し掛かる頃にはかなりどんよりw

撮った写真もかなり暗かったので、見やすいように明るく調整しました。

下に貼った動画が見たままの明るさです。↓

ちょうど見頃の時期だったのですが、紅葉を通り越して寒々しい、というか実際すごく寒かった…(8℃)

華やか、という感じの紅葉ではありませんでしたが、見渡す限りの樹海は圧巻でした!

帰りは夕陽に照らされる黄色い並木を見ながらf:id:kapibara5168:20191024164401j:image
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次は10月中旬、訪れたのは、錦仙峡。

今年の夏、2度ほどお邪魔した滝上町にあります。

旭川紋別自動車道・愛別ICから浮島ICまでの無料区間を使って約2時間強f:id:kapibara5168:20191024173823j:image

1度目は終わりかけのシバザクラを見に、2度目はずっと来たかったガーデン『陽殖園』さんへ。

一応その時の記事を貼っておきますね♪

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

シバザクラは終わりかけでしたが、たまたま寄った錦仙峡が思いのほか美しかったので、紅葉の時期に来てみたいと思っていたからです。

この看板をその時見つけたf:id:kapibara5168:20191024173222j:image

では散策開始!

「たきのうえホテル渓谷」さんの横の入り口から散策路へ。

道一本挟んだ別の入り口には、木彫りのキツネ、リス、ウサギがお出迎えf:id:kapibara5168:20191024175706j:image


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裏手のレストラン?が遊歩道に面していて、ここから景色を眺めながら食事が出来るようです。

これはイイですね〜!

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前回訪れた時は、魚が必死のアタックを繰り返していた「洛陽の滝」f:id:kapibara5168:20191024181409j:image

別の角度からも♪

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整備された遊歩道には、モミジやカエデといった色鮮やかに紅葉する木がたくさんあるので見応えがあります。

これ以上選べなかったので、枚数が多いですけど、一気に貼っちゃいます。

重たかったらスミマセン( ̄人 ̄)

色とりどり〜♡f:id:kapibara5168:20191024183612j:image
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色鮮やかな景色の中にも、場所や植物の違いで雰囲気も変わります。

陽射しの加減もあり、何となくパステル調というか優しい色合f:id:kapibara5168:20191024184313j:image

このあたりは流れがゆったりとしていて、ゆるゆると流れていく落ち葉がまるで金箔のように見えました。

赤い実やドングリがたくさん落ちていて、ここに住むリスたちだけではとても食べきれないでしょうね笑

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パカッと割れたところから芽が
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水に映る紅葉の色も綺麗でした。

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気持ちの良い秋晴れの日、けっこうなものを見せていただき、ありがとうございました!

ナムナム…

 

さてと、帰ろ…

 

おっ?

何やら視線を感じるのですが。

「ヴッ…ヴヴゥ…」

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わっ、ビックリした!

…ま、迷子かな?

そんな大口開けて、どうしたの?

「ヴワーーーン!!!」

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ハイ。

遊歩道横にある暗渠(あんきょ)君でした。

人はどうしてすぐに、穴が三つあると人の顔に見えてしまうんでしょうねぇ?

 

…ほうほう。

シ、シュ、スュ、

シミュラクラ現象

というそうですよ、皆さん!詳しくは自分でググッてね(・∀・)♪

「大口ならワタシも負けなーい!!!」

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うんうん、まりちゃんの勝ち。

 

買い物帰りに紅葉を

9月最後の日曜日。

スーパーでお買い物。

あまり買い込んでもねぇ…と思いつつ、10月増税前にお酒の1本2本、いやあともう1本。

ついでに本みりんや料理酒も1本ずつ。

…重たいな。

でもこのスーパー、今日はポイント10倍の日だし、9月末までキャッシュレス決済だと10%返ってくるんだよねぇ。

 

などと、思いっきり庶民っぷりを発揮して買い物を終えた帰り、せっかく外へ出たんだからと軽くドライブでもして帰ることにしました。

 

さて、何処へ行こう?

朝から計画的に考えていれば他にも行き先の選択肢はあるのでしょうが、大抵は無計画なので近場をウロウロして帰ってくる、ということになります。

 

ということで、いつもの美瑛方面へ。

前の週末に、そろそろ十勝岳の方は紅葉が来ているのでは?と思い、十勝岳・望岳台へ出かけてみたのですが、行ってみるとまだそれほどではないようでした。

 

その時よりもいくらか紅葉が進んでいるかしらん?

軽い気持ちで、液体ばかりでチャプチャプと重い買い物袋を後部座席に積んだまま、十勝岳方面へ。

雨がパラパラ、お天気はあまり良くありません。

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平地でも、先週よりも木々が色づいてきています。

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前方に見えてきた山の中腹が紅葉しているのが見えてきた頃、私はちょっぴり後悔していました。

「今日、カメラ持ってきてない…」

そう。

先週はまだあまり紅葉していなかったので、まだそんなでもないだろうと軽い気持ちでやって来たのでカメラは置いて来てしまいました。

(´;ω;`)

 

左へ行くと先週末出かけた『望岳台』方面、『北の国から』などでも有名になった無料温泉「吹上温泉」もこちらから行けます。

今日は真っ直ぐに『十勝岳温泉』方面へ。
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少しずつ高度が上がり、鮮やかな紅葉が見えてきました。

もう、しっかり綺麗に色づいています。

工事中のブルーシートは見ないことに
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車のすぐ側まで、紅葉したいろいろな種類の木の枝が迫ってきています。
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着いたのは、標高1280m・北海道で一番高い場所にある、十勝岳温泉「湯元 凌雲閣」さんの裏手にある展望台。

ここの横から登山道に入れるようになっているので、登山の格好をした老若男女の姿もたくさん!

私はヘタレの体力ナシなので登山は無理ですが、こんな素晴らしい眺めを見ながら山歩きをするのは堪らないだろうな、と羨ましく思いました。

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山に入らない私はここから見せていただきましょう。

。。。なんだかすごく綺麗そう。

 

シツコイようですが。

どうしてワタシはカメラを持って来なかったんでしょう…

先週末は持ってたのに( ゚皿゚)キーッ!! 

 

とグダグダ言いつつも、スマホで写真を撮ってみましたので載せてみますね♪

お天気は今ひとつで風も強く、雲が流れて太陽が出たり隠れたりでしたが素晴らしい紅葉具合!

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熱心にずっとファインダーを覗き続けるお爺さんや、歓声を上げる観光客

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奥に見える荒々しい山肌は、江戸時代の安政4年に噴火した安政火口です。

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もしかすると、私もこの場所で紅葉を見たのは初めてかもしれません。

少なくとも、こんなに緑・赤・黄色・オレンジ、その他の色が鮮やかな紅葉の景色は久々に見た気がします。

 

カメラがなかったのは本当ーーーーーに残念でしたが、動画も撮ってみましたのでよろしければ♪

風や川の音も聞こえることで、リアルな風景を感じられる気がします。

時々吹く強い風に雲が流され日が射すと、山の表情も変わります。

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帰りは前の週末に来た『望岳台』を回って帰りました。

先程の凌雲閣の展望台よりも紅葉はずっと遠いところにありますが、こちらの方が人は多かったように思います。

どちらかといえば、噴煙の上がる荒々しい山を見る、というのがメインかもしれませんね。

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今回は、カメラを持たずに行ったら紅葉最高潮!という、ちょっぴり残念なことになってしまいましたが、もしまた次の機会があれば、その時は必ずやしっかりと一眼レフを!

 

*******

さて、秋といえば食欲の秋。

先日出かけたアロマ教室で、他の生徒さんから秋の味覚をいただきました。

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大きな栗〜〜〜!!!

…ではなく、手作りの栗パン!

皮の色はココア、中身はカスタードにマロンペーストを混ぜ込んだもの。

栗のお尻のザラザラした皮はクッキー生地にケシの実で。

 

フンワリ美味しい。

パン教室をされていたこともある方なので、当然ですがプロのお味でした。

 

栗つながりで。

実家に生えている栗のおすそ分けが来たので少々茹で栗に。

大きなものは更にヨソに分けてしまったので小さめが多いですが、何の手入れもされていない栗の木にしては立派で味もなかなか。


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調べてみると、旭川は栗の北限に近いと思われます。

私が旭川に越してきた時が7歳、今の実家に先に住んでいた祖母が植えたものかと思いますので、樹齢はゆうに40年を超えている、もしくは50年近いのではないでしょうか。

大きさは栗パンにはさすがに及ばず

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すっかり古びた実家と古びた父…おっと、高齢の父。

せっかく厳寒の地を長らく生き抜いてきた栗の大木。

 

いつかこの家と土地を手放す時が来ても、切られることなくまた誰かが秋の味覚を味わってくれたらいいな。

今はけっこう栄えて家も増えてしまった実家付近、その時こんな大きな木を残してくれるかはわかりませんけれど。

実際にやったら絶対にすっごく怒られて更に嫌われそうなので、カメラを使ったトリック?で、のんのさんの頭に栗を乗せてみました(* ̄m ̄)

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では最後に、少しだけ青空が見えて明るくなってきた1枚を。

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ではまた次回、よろしくお願いいたします☆

 

景色いろいろ

北国の夏は過ぎ去り、残されたのは草ボーボーの我が家の庭。

「どうせもう少しで枯れちゃうんだからほっておけば?」

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という悪魔の囁きと、季節の変わり目のせいかすぐ落ちてくる雨粒になかなか重い腰が上がらずにいたのですが、やはりあまりにヒドイ。

天気のご機嫌の良い時を見計らって草むしりをし、冬に向けて宿根草や枯れ枝の整理をし始めました。

あれだけ賑やかに花々の間を飛び回っていた虫たちの姿は消え、たった3ヶ月前の初夏の煌きが遠い昔のようです。

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それでも我が家の古株・白いガウラは無数の蝶々のように風に揺れ、今年2年目のアプリコット・キャンディは、涼しくなった今こそ本番!とばかりに張り切って蕾を開いていきます。

秋のバラは色が冴え、虫に齧られることもなく綺麗ですね。

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一本だけ、家の中にお招きしました。

仲間と離れて寂しかろうと、昼間は庭が見える位置に飾っています。

ちょうど良い花瓶があいておらず、少々ゴツイ花瓶に

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アナベルノリウツギは、毎年茶色に枯れてしまってからザッパザッパと刈り倒し処分してしまうのですが、今年はドライフラワーを作るのが上手な友人に刺激され、色がまだ残るうちに少し刈り取りドライにしてみました。

雨で傷んだりあまりキレイではない部分もあるのですが、売り物ではないので良しとします

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特に何も考えず、ザックリまとめて干しただけなので、友人と分けてから形にしようかと思っています。

どこに飾ろうかなぁ?

 

そうそう、アナベルを選別しながら刈り取りをしていた時に見つけたお客さま。

顔を見ようと覗き込むと、やめて!と言わんばかりにソッポを向かれた

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アマガエルさんは可愛い。

私が読ませていただいているブログの筆者さんが最近、お庭の花につかまるアマガエルを見ているうちに、苦手だったはずなのに愛着が湧いてきて可愛く見えるようになったと仰っていました。

 

アマガエルよ、やったね!

 

そんなアマガエルさんは、このブログのスマホ版のヘッダ画像にも長らく活躍してもらったり、何かとお世話になっています。

↓長いことブログの顔を務めていただいた写真

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このゴージャスな椅子を狙う蜂にも怯まず
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また来年、バラの椅子をご用意してお待ちしております♪

 

令和初の夏。

今年はあまりあちこち出かけることがありませんでした。

毎年パスポートを買って通った『上野ファーム』さんもとうとう行かずじまい。

近隣のガーデン巡りもほとんどせずにシーズンを終えてしまいました。

滝上町の『陽殖園』さんのみで力尽きた感(笑)

インパクトありましたからね〜。

それでも、長く寒く白い北海道の冬に耐えるべく、緑色の景色を目に焼き付けておこうとチマチマと近隣へドライブなどは出かけております。

9月の連休も、これといってどこかへ出かけたりはしなかったのですが、いつも通り美瑛方面をフラフラと。

中旬の連休の美瑛は観光客のピークも過ぎたのか、静かな秋を迎えていました。

おっ、放牧中の牛さん発見!

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車を停めると、ん?なんだなんだ?とみんな一斉にコチラに歩いてきてビビる。

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「なんか美味しいものくれるんじゃないの?」
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「来て損した。みんな解散解散!」
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そう言っていたかはわかりませんが、何かイイコトがあるわけではないと察した牛の皆さんは踵を返して去っていきましたw

 

激しいアップダウンの直線道路が2.5kmも続く「ジェットコースターの路」

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美瑛の丘はトラクターなどが忙しく働いていました。

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麦などは既に刈り取られ、剥き出しの土部分も多かったのですが、緑肥用のヒマワリやキカラシの黄色が目につきます。

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キカラシの鮮やかさが、薄曇りの丘を明るく彩っていました。

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前まではなかった、こんな看板が設置されていました。

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元々この美瑛の丘の美しい景色は観光客のためのものではなく、畑を耕す農家さんの生活の場でしたが、あまりに風景として美しかったためにすっかり有名になってしまいました。

 

しかしそれは、ここで農業を営む人にとってマナーを守らない観光客との戦いでもあったのです。

 

長年旭川に住んでいる私も、昔から度々通らせてもらっているこの丘の道ですが、観光客が増えるにつれ外国語の

「畑の中に侵入しないでほしい」

旨の看板が増えていくのを見てきました。

 

また外国の方だけではなく、芸能人のCMやMVに使われて有名になった木にモラルのない観光客が殺到し、度重なる迷惑行為に耐えかねた所有者の方がその木を伐採してしまったこともあります。

 

観光客が増えても、その景観を作り出している畑の持ち主さんには負担が増えるばかりで利がない。

実際、私もそういう場面を幾度となく見ていましたので、ニュースを見てショックではありましたが、仕方のない判断だったのかなと考えていました。

 

しかし畑の持ち主の方々も、対立するばかりでは何も生まれないということでプロジェクトを立ち上げたのですね。

ただ、「立ち入り禁止!」と書いた看板を立てるのではなく、農家さんの思いを知ってもらうことで、観光客の畑への立ち入りがいけないことだと知ってもらう。

まだ始まったばかりの試みのようですのでどのように成長していくのかわかりませんが、誰にとっても良い形になっていくように願わずにはいられません。

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それにしても、本当に綺麗だなぁ。

いつまでもこの美しい景色が見られますよう、願ってやみません。

 

 

*******

さて、すっかり朝晩涼しくなり寝やすくなった今日この頃。

猫たちも暖かい場所で気持ち良くお昼寝する景色が見られるようになりました。

新しい、あったか膝掛けをゲットしたのんのさん

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まりもはみっしりした毛並みのせいか、暖かい毛布などはあまり必要ないらしい
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まりちゃん、ヒマなら少し庭の片付けを手伝ってくれない?

「やーだよ!!!」

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うん、知ってる。

言ってみただけ。

 

 

秋風吹く

朝晩の風に、こちら道北地方はすっかり秋の気配が漂い始めています。

ここしばらくの雨がちなお天気と、そのせいでより一層庭仕事をしたくない私とのコラボ。

今、我が庭は「雑草」と呼ばれる植物たちが我が世の春を謳歌しております。

秋なのに。

 

「もう少しで枯れてしまうんだから、いっそこのまま知らん顔してしまおうか」

…そんな気になっている今日この頃です。

 

そんな中、2日ばかり晴天が続いたため、久々に庭へ出てみました。

おそるおそる。

 

ええ、草ボーボーの実態を直視したくなくて、庭をじっくり見ないようにしていたのです。

 

するとどうでしょう!

長雨の影響で、得体の知れないキノコがにょっきにょき!

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ジブリっぽいと言えなくもない
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プンゲンストウヒの下を中心に、お味噌汁なら何日ぶんも作れそうな。

…作りませんよ( ̄皿 ̄)

 

雑草&謎キノコに打ちひしがれながらも、久しぶりに花たちの様子を見て回りました。

バラが少し返り咲いています。

お手入れが悪いので、葉っぱはけっこう病気になってますね…

クイーン・オブ・スウェーデンf:id:kapibara5168:20190902172528j:image

名無しのミニバラ
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アプリコット・キャンディ
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一季咲きのハズですが、今年植えたつるアイスバーグもいくつか咲いています。

返り咲くこともあるのね。

ちょっと得したー

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このアイスバーグが我が家に来るに至った経緯はこちらに書いてあります♪

シャルロット・オースチンf:id:kapibara5168:20190902172525j:image

秋にしてはなかなかたくさん蕾をつけてくれました。

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ノリウツギも緑色から始まり白、今はもうピンクに変わろうとしています。

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綺麗なピンクになったらドライフラワー作りの上手な友人を見習って、ひと枝ふた枝、ドライにしてみましょうか。

 

そして今年はブルーベリーの当たり年。

ちょっと見ぬ間にたくさんのブルーベリーが熟していて、慌てて収穫に取りかかりました。

 

完璧にキレイなものだけ収穫して339g、今年の総量は1kg超え。

既にけっこうな量を冷凍保存してあるため、今回は少し生のままお菓子に加工してみました。


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ブルーベリー・ベイクドチーズケーキクリームチーズの箱のレシピ通りに。

正確に言うと溶かしバターを入れ忘れたんですけれど、特に問題はありませんでした。

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細長く切って、ブルーベリーの紫が綺麗なチーズケーキバーに。

コーヒーと良く合います。

もう温かい飲み物が美味しい季節になりました。

前回のブルーベリージャムの時は、化学反応のコトを知らず、とんでもない色にw↓

月日は流れてもうはや9月。

そろそろ収穫の秋、各地で収穫祭や食のイベントも始まりますね。

 

9/1日曜日、富良野市で行われた

『ふらのワインぶどう祭り2019』

へ行ってまいりました。

少々不安定に思われたお天気も、着いた時にはピカピカの青空。

会場広場横の噴水はワイングラスをかたどったもの。

モニュメントは、北国で育つワインぶどうの力強さを表す黒を基調に、赤ワインの赤、白ワインの清楚さを表す白で彩られ、ワイングラスにそそがれる噴水がワインをイメージしています

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だそうです。

ピカピカの青空に皆さん楽しそうに杯を重ねていました。
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500円でワイングラスをレンタルし、1杯200円から。

高いものでも600円くらいだったと思うのでかなりリーズナブルに楽しめると思います。

グラスを割ってしまうと500円は返してもらえないのでそこは慎重に!

(・`ω´・ ●)キッ

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食べ物も富良野の美味しい地場のものが、これまたお安く提供されており、ついアレもコレもと手が出てしまいます。

食べる前に写真を撮ろうと思ってもつい忘れて食べてしまうwチーズオムレツも食べかけ部分を避けて写しました


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写真には残っていませんが、フランクフルトも美味しかったです。

まさに地域の皆さんに、豊かな富良野の恵みを還元しようというお祭り。


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北海道の子供たちによるジャズ演奏や、ワインの銘柄当てコンテスト、地元の可愛い女子高生たちによるぶどう踏みの実演などを見ながら、楽しい時間が過ぎていきます。


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『北海道ジュニアジャズワークショップ』の子どもたちによるジャズ

「もっと飲んでね!」と、お餅やおつまみを撒いたりサービス満点。

子どもたちのダンス発表などもあり、お酒のイベントながら老若男女・子どもたち、どの世代も楽しめる、大らかなイベントとなっていました。

ワインや飲食物を買うと福引補助券が貰えるので、帰り際に3回挑戦して2回ハズレ(ポケットティッシュ)、一つは5等で富良野市内で使える商品券500円。

5等で500円て、太っ腹じゃない!?

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さっそく市内にある『FURANO MARCHE(フラノマルシェ)』にて、普段買わないちょっと良いバターと、エゾシカコロッケを購入しました。

道民だからといって、そうしょっちゅうエゾシカは食べないですからね?

まだ食べていませんが、お祭りのお土産に買った赤ワインと一緒に食べてみたいと思います。
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お日さまが出ればまだまだ暖かいですが、時折吹く風に秋の気配が漂うようになり、虫たちの声も秋の音色になりました。

庭の見回りのあと、玄関を歩くバッタを発見。

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家のドアにしがみつく緑色のバッタを眺めていると、写真の向こう側、右の後脚が欠損しているのに気づきました。

 

北海道の短い夏を、頑張って生きたのだなぁ…

と、小さな生き物に胸を打たれた秋の始まり。

 

本日は代役(まりも)を立てました

皆さまこんにちは。

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まりもです。

あ、仏頂面ですみません。

 

お元気ですか?

どうもご無沙汰しております。

前回の更新からそろそろ1ヶ月。

母さん、過去最高にサボってます。

 

だからワタシ、言ってやったのよ。

バシッと!

母さんサボりすぎじゃね?

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そろそろ書かないとますますボケるよ! ただでさえ「スットコドッコイ」とか言われてるんだからさぁ…

ってね。

 

そしたら言うの。

「ブログって、どうやって書いたらいいんだっけ…」

さすがいいトシして、このお盆期間に2回も出先で穴開き靴下履いてるのに気がついて照れ笑い(〃∀〃)ゞしただけあるわよねぇ。

 

3日のうち2日、知らずに穴開き靴下履いて出かけるなんてどうかしてない?

履く時気づかないもんなの?

「私だって白ソックスと白手袋、ちゃんと管理してるよ」

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「2足とも同じ3足セットのうちの靴下なんだけど、ほぼ同時に穴があくなんて間が悪いったら(。˘•ε•˘。)」

とか不満顔だけど、割と当たり前じゃないかしらねぇ。

だって、同じくらいの頻度で履いてるワケだし。

 

いや、靴下の話なんてどうでもいいの。

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書こうよ、ブログ。

1ヶ月近くもあったんだから、何かしらあるでしょうよ。

 

は?

あることはあるけど、逆に溜まり過ぎてどうまとめたらいいかわからない?

 

仕方ないわねぇ!(このポンコツめ)

今日のところはワタシが代役で話を進めてあげるから。

「私は関係ないから話しかけないでね」

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どれ、写真なり何なり、いくつか並べてみてよ。


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何コレ。

閲覧注意物件なんじゃないの?

月の裏側?

墓石?


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えっ!

ブルーベリージャムのホットケーキなの!?

どうしてこうなった。

 

………

うん…うん。

なるほど。

今年はブルーベリーが豊作だから、冷凍庫の古いヤツをジャムにして消費しちまいましょう。

そう思ったワケね。

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んで、作って瓶に詰めたあとの、鍋にこびりついたジャムがもったいないからホットケーキの生地を流し込んで焼いてみたと。

そしたらアラ不思議。

ゾンビ色のホットケーキが!!

味は極めてフツーの、うっすらブルーベリー風味のホットケーキ。

「むちゃくちゃマズそうなんですけど」

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あまりにビックリしたんで、母さんTwitterでみんなに報告したんだよね。

すると早速、教えてくれる親切な方が降臨。

ブルーベリーのアントシアニンという色素は、アルカリ性に触れると色が変化するらしいですよ〜!とのこと。

 

で、母さん慌ててネットで検索したら、ホットケーキMIXに含まれる重曹は熱に触れると強いアルカリ性に変化し、そのためブルーベリーのアントシアニンを含んだ生地が青緑色になった、という事実を知ったのよね。

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母さんは知らなかったけど、これは小学生の夏休みの自由研究としてけっこう有名らしくて、実験のレポートがいくつもネットに上がっていたの。

でも安心して!

見てくれの悪いこのホットケーキを可愛くする方法もちゃんとあるんだって!

↓ゾンビ色のケーキに

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♪レモン汁〜!※ドラ◯もん風に言ってもらってかまいません
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ホラ可愛くなった!!だいぶ…
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「ちょっと酸っぱい…」
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そう。

アルカリ性から酸性に変化させれば可愛らしいピンクに大変身するのです!

ただし全体をピンクにするべくレモンをドバドバすると、酸っぱくなって食べるのがツラくなるのでご注意を。。。

 

って母さん。

おばちゃんのくせに、今頃夏休みの自由研究してるの?

母さんが小学生の時にやった自由研究って、

「アリの観察」

だったよね?

アリの巣の側にグラニュー糖や煮干しを置いて、それをアリが巣に運び込む様子を、何時間もただ見てるだけの。

そしてそれが先生にけっこう褒められたもんだから、次の年は二匹目のドジョウ狙いで

「スズメの観察」

にしたら、先生全然スルーだったんだよね!

プークスクス!!

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ああ、おかしい!そんなに面白くはないぞ

…で、他には何してたの?

どこか出かけたんでしょう?

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ああ、美瑛の『青い池』ね!

この日は条件が良かったらしく、すごく綺麗な青が出ていたので観光客の人たちがとても喜んでたんだってねぇ。

ラッキーだったね、この日に来れたヒト。
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動画も少しだけ♪

同じ日の美瑛・天人峡温泉街にある

『白ひげの滝』

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こちらも動画。滝の音が少し大きいかもしれません。画面フラフラお許しを。

うーん。

ワタシもそろそろ疲れちゃったわ。

母さんたら、全然役に立たないんですもの!

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ヒトにばっかり押し付けてさ。

あとは庭の花をちょっと紹介したら、今日はもうワタシ働きませんからね。

次回は母さん、ちゃんとやってよね?

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(・∀・)/ハーイ!

 

アガパンサス

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エキナセア(白)

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サクシセラ・フロステッドパールズ

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エキノプス(ルリタマアザミ)

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それでは皆さま、また次回に☆

 

 

草むしりをしたくないので

皆さま、お元気でしょうか。

前回と前々回の『陽殖園』記事を書き終えたあと、すっかりヌケガラ(꒪Д꒪)と化しておりましたトビーです。

やっといくらかタマシイが戻ってきたと思えば、ここしばらく北海道らしからぬジメジメ、ムシムシしたお天気続き。

 

湿気に弱い道民を

これでもか!

と、せせら笑うが如くの湿気攻撃にいささかウンザリしております。

ああ、いつにも増して何にもしたくない。

 

しかも今、北海道は夏本番。

花たちもどんどん咲くけれど、雑草さんたちの攻勢もスゴイ。

草取りしなきゃねぇ?

お庭、かなりボーボーですよ、トビーさん。

 

……や…くな…

 

はい?

聞こえないですけども。

 

…りたくない…す

 

やりたくない、です。

( ̄- ̄)

 

えぇ、そんなこと言ったって、あとから大変にな…

やりたくないったら、ないんだよぅ!

 

先延ばしするほど自分の首が締まるのはよくわかっているのですが、なかなか我が心を説得出来ません。

 

ということで、ブログを先に更新することにいたしました♪

しばらく庭も猫もやってないしね(逃)♡

 

*******

花弁がニュルニュル伸びて咲くのが面白い、モナルダ・パープル』

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モナルダはハチも蝶も、みんな大好き。f:id:kapibara5168:20190725195311j:imagef:id:kapibara5168:20190725200708j:image

モナルダの隣は控えめな赤い花『ペンステモン・ジングルベルズ』

庭作り初期の頃から植えっぱなし。

だんだんバラけてしまい、あまりたくさん咲かなくなっていたのですが、春先に少し整理したせいか今年は(ちょっぴり)花付きが復活しました。

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『シャスタデイジー・オールドコート』

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わしゃわしゃ。

もしゃもしゃ。

 

あまりかまってやらずとも大株になり、たくさん花を咲かせてくれます。

ズボラな人にはオススメですよ♪

私のような、ね( ̄^ ̄)!

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この花もなかなか虫たちに人気があります。

この日は熱心なヒメシジミの♀が来ていました。

青みの強い♂に比べて裏側(腹側)はグレー寄り、背中側は黒っぽいです。f:id:kapibara5168:20190725200105j:image
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参考までに、♂の写真も貼っておきますね♪


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シャスタデイジー・オールドコートの後ろにチラリしていたのは、

デルフィニウム・ギネバー』

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今までいくつもデルフィニウムを植えましたが、大抵は2年程度で消えて無くなるのが常でした。

これは他のものに比べて丈夫なのか、毎年元気にたくさんの花を咲かせてくれるタフなお嬢さんです。

 

デルフィニウムはザックリ分けて、こういった長い花穂に花がびっしり咲くタイプと、もっと華奢でまばらな花付きのタイプがあるのですが、ホントのことを言えば好みは後者。※ギネバーさんには内緒

でもウチの庭に合わないのか、華奢なタイプのものは直ぐに消えてしまうんですよねぇ…

 

そして去年の記事、デルフィニウムが雨と強風で次々とボッキリ折れた件。

大きな花穂が満開になると、どうしても頭が重くなり不安定になってしまいます。

今年は比較的天候も落ち着いており、支柱も早めに入れていたのですが、やっぱり大雨が降ったあとにボッキボキ。

↓コレは一部です。ガラスが汚いのは皆さん気にしないように。

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家の中に飾るにはゴツ過ぎ(なんてったって、花穂が30〜50cmくらいある)なのですが仕方ないので、余生は家の中。

 

さて、真ん中が黄色・その周りは黄緑、外縁は緑のグラデーションの開きかけの蕾。

じっと見つめていると、目が回る感覚になるこの花は何でしょう?
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正解はヒメヒマワリの

『ヘリオプシス・ブレッシングハムダブロン』
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たまたま、光の加減で濃いオレンジ色に撮れたのが鮮やかだったので載せてみますね。

ホントはこんなに強い色合いではないですが。
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この花もすこぶる丈夫でどんどん増えるのですが、春に「シダルセア・ロザリー」の株に入り込んでいたのを放ったらかしてしまったら、葉っぱだけ成長したものの、花がつきませんでした(;ᵕ;)ロザリーちゃん、ゴメン

秋になってから、入り込んだこの部分を引っこ抜いたら来年は復活してくれるだろうか…シクシク。

 

気を取り直して、お次も黄色。

『ヘメロカリス・ストラデオロ』

ヘメロカリスの別名は「デイリリー」、名前通り一日花ですが次々と咲きます。

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もひとつ黄色ちゃん。

『ヘリオプシス・バーニングハーツ』

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銅葉と花色のコントラストが存在感があります。

コレも丈夫で手間いらず。

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あ、更に黄色をもうひとつ。

だいぶ前に終わってしまったけれど『トロリウス・ゴールデンクイーン』

こちらは増えて欲しくてもなかなか増えてくれません。

同じトロリウスでも、去年お迎えしたレモンスプリームの方が勢いがあるイメージです。

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アリウム「丹頂」

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手前から、バラのニコールとハニーサックル(ロニセラ)、ガウラ(白蝶草)。
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このガウラは庭の初期に種から苗を作って植えた2株です。

大株になり、晩秋まで花を絶やすことがありません。

油断すると零れ種で増えまくります。
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こちらは矮性のピンクのガウラ。「マーヤ」だったかなぁ?f:id:kapibara5168:20190726154011j:image

当初、大株の白のガウラの側に植えたのですが、白が覆い被さってくるので移動。

我が家のデスゾーン、プンゲンストウヒの近くに移植したのですが(この木の側に植えてもあまり植物が定着しない)しっかり根付いて優秀です。

ガウラはやっぱり強い。

 

エキナセア・ピンクパラソル』が咲くところ。

これも花弁が開くというよりはスルスルと伸びてくる感じです。
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エキナセアの花弁は美味しいのか、虫たちにすぐ食べられてしまう…

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庭の隅の方では、『ソープワート』と領土争い。

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エキナセア・ルビースター』の姿も。

ピンクパラソルよりもピンクが鮮やかで花弁が下垂しがちです。

混ざってますが、違いわかりますよね?

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ルビースターとエキノプス(ルリタマアザミ)』
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ルリタマアザミは紫と白の2種類植えていますが、いつも白の方が成長が早いです。

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頭パヤパヤ。
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『フィソステギア・クラウンスノー(カクトラノオ)』

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『ホスタ・フランシー』の蕾も上がってきました。
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『ホリホック・パープル』

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以前、黒に近い赤の八重のホリホックを植えていて気に入っていたのですが、ほどなくして消えてしまいました。

苗に付いていた写真が似た感じだったので試しに買ってみたのですが、ちょっと違いましたね。

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これはこれで良いのですが、写真はなるべく正しい色にして欲しい。。。

『ホリホック・ポーラースター』
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一重のスッキリ爽やかなホリホック。

本当はかなり背が高くなるようなのですが、我が家ではあまり大きくならず。

場所が悪いか栄養が足りないか。

 

我が家には『ブルーレイ』『デキシー』の2種類のブルーベリーの木があります。

どちらも寒冷地向きの品種です。

今年は豊作になりそう

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7/9 の『ブルーレイ』

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7/23 にはすっかりいい色に。
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隣り合わせに植えられている『デキシー』はまだ青いままなので、時間差収穫が出来そうで良かった〜!

家で食べるのは私しかいないし、ブルーベリーはこの時期に貰うことも多いので、どうにかムダなく食べ切りたいものです。

なんか上手いことオヤツに加工して…

 

オヤツ…

あ。

猫の皆さん、オヤツの時間でしたね!

ごめんねぇ。

 

のんのさーん!オヤツですよー!

「………」

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…いらなかった?

「食べるけど?」
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「忘れないでよねぇ、ホントに」
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あー、スイマセンスイマセン。

 

まりちゃーん、お待たせー!

「遅いわねぇ!あ、切り口キレイに切ってくれないと食べてあげないからね?」

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(コウルサイ…)今日の切り口はいかがでしょう?

 「うーん、まぁ食べてあげてもいいわよ!」

ははー、ありがたき幸せ!

どれ、あむあむ…

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「ちょっとぉ、もっとテンポ良く出してよねぇ!」
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しゃくれて下のキバ出てブサイクになってるよ、まりちゃん。

 

『陽殖園』ー日本一変(わ)っている花園ー へ行ってまいりました:後編

※今回、6000字近い長編になっております。どうぞごゆっくりお読みくださいませ<(_ _)>

 

訪れたのがあと少し先であれば、夏の『陽殖園』の象徴的な風景としてエゾクガイソウと共に、雑誌などでよく取り上げられる赤いタイマツソウ(モナルダベルガモット)の群生コーナー。

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残念ながら今回はおあずけです。


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タイマツソウに限らずですが、

「この花が咲いたところ、その風景を見たい!」

そう思うからこそ、熱心なリピーターが何度も足を運ぶのでしょうね。

うーむ、巧妙な手口です笑!

あ、ちなみにツアー終了後に園内を散策していたら、群生ではありませんが別の場所に赤いタイマツソウがポツリポツリと咲くのを見つけましたよ!日当たりなどの条件があるんでしょうね。


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あれから1週間超、先日の三連休に訪れた人は咲き誇るタイマツソウの群生を見られたでしょうか。

 

アストランティアですが、よく見かける園芸種よりも大きく、花弁に見える萼部分が広めで真ん中の小花があまり盛り上がっていないのが目につきました。私はマヨール系しか育てたことがないのですが、コレは栽培がちょっと難しいというマキシマ?f:id:kapibara5168:20190716121515j:imageフウロソウ
f:id:kapibara5168:20190716121518j:imagef:id:kapibara5168:20190716143117j:imageタマザキノコギリソウf:id:kapibara5168:20190716121521j:image

あちらこちらの花や景色の説明をしながら歩く高橋さんは、我々ツアー参加者に「後ろを振り返って見てごらん」

と、振り返るよう促しました。

通ってきたその時とは、また違う景色が見えるでしょう?と。

 

そのお話は、人間が生きていく人生のことのようにも聞こえます。

がむしゃらにやれることをやり、一心に道を歩んできた人がふと人生を振り返る時、歩いている最中には見えなかったこと、気付かなかったことが見えるのかもしれません。

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園内に張り巡らせてある道は、ほとんどが高橋さんがお一人で作られたもの。

広い道に出た時に、

「ここはユンボ(パワーショベル)を使ったよ。自分で?いや、免許持ってないから1日か2日頼んだの。高いからそんなには使わなかったけど。」

自分でやっていないことはやっていないと告白する実直なお人柄。

 

「ここは低かったところを土を運んで埋め立てたんだよ」

一人で山土を何メートルも掘ったり、今度はそれを積み上げて小山や道を作ったり。

その気の遠くなるような作業を思うと言葉が出ません。

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お話は軽快で楽しく、我々8名の参加者も夢中で聞き入ります。

 

赤ん坊の頃、泣き止まないオレに母親が、花(その花の名前を教えてもらったのですが失念)を握らせてみたら泣き止んでね。

寝るまで離さなくて、眠ってからも握ったままだったって。

だからね、オレは赤ん坊の時からの花好きなの。

 

ガクアジサイなど


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緑の中の鮮やかな赤、アメリカセンノウ(リクニス・カルセドニカ)f:id:kapibara5168:20190716144719j:image
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園内には色とりどりのナデシコ(ダイアンサス)


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f:id:kapibara5168:20190716152015j:image前回記事で、蝶がとまっていた赤い花もナデシコですf:id:kapibara5168:20190716182930j:image

子どもの頃同居していた、花が好きだったばあちゃんがナデシコっぽい花を何種類か育てていました(呼び名は「ナデシコ」だったり「セキチク(石竹)」だったり、そんな感じでザックリ呼んでいた気がするのですが、私も未だに違いがよくわかりません)

昔の花好きの北海道人にとってナデシコ系の花は、身近で寒さにも強い、育てやすい植物だったのかもしれませんね。

コレはフクロナデシコの類い?フクロナデシコは、ナデシコがダイアンサスと呼ばれるのに対しコチラは〝シレネ〟、科は同じナデシコでも属が違う…覚えきれんf:id:kapibara5168:20190716152946j:image

自分にとって綺麗だと思えれば名前なぞどうでも良い、

のかもしれませんが、花の名前覚えたいマニア(なんだソレ笑)の私にとって、花の膨大な名前は頭が痛くなることもありますが、つい気になってしまうんですよねぇ。。。

 

おっと、ちょいと脱線!

戻りましょう。

モモバギキョウの紫と白、紫のタイプはウチにもある♪


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歩いているとこんな面白い花にも出会いました。

不思議なフォルムf:id:kapibara5168:20190716161901j:image
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何だか中国風のアクセサリーとか、飾りボタンのようにも見えます。

「ウリノキ(瓜の木)」

北海道から九州まで分布しているそうですが、初めて見ました。

こんな面白い咲き方をするんですね〜!

コレをモチーフに、ピアスとかストラップを作ったら可愛いいかも♪

 

伐採した木を利用したベンチf:id:kapibara5168:20190716174837j:image

わざわざ改めてベンチを設置すると野生動物にマーキングされてしまうことが多いそうなのですが、伐採した木を庭造り作業の中でさりげなーく置いておくと、動物たちが

「あれ?コレは前からあったんだったかな?」

   ???ʕ ·ᴥ·ʔ ʕ·ᴥ· ʔ???

と勘違いしてマーキングされずに済むんだとか。

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もちろん木の伐採も高橋さんお一人で。

園内のところどころにこのように薪の材料の丸太が積み上げてありました。

3年ほどかけて木の油分を抜き、それからようやく使えるようになると言います。※油分が多く残っていると、火にくべた時に煙がすごくて使えないそう

 

高橋さんの『陽殖園』は、停滞せず作り続ける庭なので、新しい場所もどんどん開拓されています。

今作っている場所も見せていただきましたf:id:kapibara5168:20190717103026j:image目立つのは上段にギボウシ、下段にクロコスミア
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この苗たちが大きく育った時、いったいどんな景色が広がっているのでしょうか。

 

きっと高橋さんの目には、常に先々の新しい花園が見えているのでしょうね。

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北海道の花に指定されているハマナスの花と実


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ジギタリスなど、本来は北海道の山林にはない花も、まるではじめからそこにいたかのようf:id:kapibara5168:20190717112042j:image

 

最初にいただいた園内見取り図に気になるフレーズが。

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『大地を彫刻している花園』

と書いてあります。

 

前述したように『陽殖園』は、そこにあった土地に、ただ花を植えて出来た庭園ではありません。

自然に見える起伏も、実は高橋さんの手により演出されている部分が大きいのです。

 

「山の中に更に山を作る」

「土を掘り下げて池を作る」

 

それがより一層、この花園を豊かに見せています。

「大地を彫刻」の意味、こんな解釈で合っているかしらん。

多分、この小山が雑誌等でよく目にする、春と秋にエリカが咲き乱れる「エリカ山」のうちのひとつ(今エリカの花は見えませんね)f:id:kapibara5168:20190717121505j:image

こちらの小山にはピンクのエリカっぽい花が咲いていました
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小島池f:id:kapibara5168:20190717143921j:image

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土を運んで小島を作り、更に周りを掘り下げて作られています。

トンボ池
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手前に見える細長い花穂はエゾミソハギの蕾。

咲いたら池に似合って綺麗でしょうね〜!

 

池に近づいた時、バサバサバサッ!とカモのような鳥が。

かろうじて後ろ姿f:id:kapibara5168:20190717145324j:image

何度もリピートして来ているという女性が、「この池で初めて見た!」と嬉しそうです。

新しい発見は常にあるのですね。

ヒメスイレンコウホネ
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トンボ池の名の通り、青と黒の縞模様の、体の細いトンボの姿があちこちに見えました。

エゾイトトンボかなぁ、と。

何とか写真に収めたかったのですが、細く小さく動きが早く、ほとんど止まることがないのでピンボケにつぐピンボケ。

スミマセン、鮮やかな姿は各自でググッと!お願いいたします(失笑)f:id:kapibara5168:20190717142308j:image

このトンボ池の側に小川のような場所があり、澄んだ水にはアメンボ・トンボ・オタマジャクシ。

のどかな風景でした。

このように水場が点在しますが、一見、池に見えても高橋さんが池とは呼ばないものも。

高橋さんが意図しないもので、勝手に池のカタチになったものは「水たまり」と呼んで区別しています。

「ココは池ですか?水たまりですか?」「水たまり!」こんな会話を二度ほどf:id:kapibara5168:20190716102643j:image

園内に咲くさまざまな花は、元々自生している野の花も園芸品種も素晴らしく調和して、どれも自然の中で生き生きとして見えます。

 

その中でとりわけ印象に残った花がありました。

ヒメジョオンです。

↓コレは我が家の隣の空き地のヒメジョオンf:id:kapibara5168:20190717152403j:image

そのあたりの道端でよく見かける、いわゆる「雑草」と呼ばれる植物ですね。

可愛くて私は好きなのですが。

 

日本の侵略的外来種ワースト100、外来生物法で要注意外来生物に指定

ヒメジョオン / 国立環境研究所 侵入生物DB

とされています。

 

勝手に外国から連れて来られたあげく雑草と呼ばれてしまう、気の毒なこの可憐な花。

高橋さんは、このヒメジョオンにとても愛情を持っていらっしゃるようでした。

花がちょいボケですねf:id:kapibara5168:20190717154200j:image普通のヒメジョオンは色が白ですが、こちらのものは花弁に青みがかっています。
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時々出てくる青みのあるものを選び取り、より青く、より大きくなるように高橋さんが品種改良されたのだそうです。

 

ヒメジョオン、雑草だと思うでしょ?

でもね。

こうなるとほら。

もう、ちゃんと花でしょう?」

 

青いヒメジョオンが生えている場所を通るたび、ニコニコで

「美人でしょう?」

と花の顔をこちらに向けて見せてくれます。

そのたびに私も、

「美人ですねぇ!」

と。

※同行の方より、いい掛け合いねぇ!とお褒めの(?)お言葉、頂戴いたしました笑

 

ハイ!

これはもう、ちゃんとした花ですね。

 

*******

 

楽しくお話を伺いながら進んでいると、

「あっ!」

と向こうに視線を走らせる高橋さん。

 

「お客さん、もう集まって来ちゃってる!!」

ガイドツアー終盤、受付に近い場所まで戻ってみると、一般開園時間の10時めがけて一般の来園者の方々が集まっているのが見えたようです。

というか、少し過ぎてる?

 

あらら大変💦

『陽殖園』は庭園の維持・管理から受付・ガイドに至るまで、全てが高橋さんおひとりでこなしています。

当然、高橋さんが門を開けてくれなければお客さんは入れないワケで。

 

去り際、

「良かったら、すぐに帰らずにゆっくり廻って見ていってね!」

「なんだったら、その人(リピーターの方を指して)について行ってもいいよ!園内のこと、良く知ってるから!」

と馴染み客にボールを渡し、お客さんを迎えるために高橋さんは木々の向こうに消えていきました。

 

 ありがとうございましたー!

 

高橋さんの後ろ姿を見送ったワタクシ。

1時間半も経った気もしないし、歩き回った疲れも感じません。

ハイ先生!

ワタシ、まだまだイケます(・`ω´・ ●)キッ!

 

ご指名を受けた方(笑)に、

ご迷惑でなければご一緒させていただいてもいいですか?

と聞くと気持ちよく承諾してくださったので、先に帰ったご夫婦以外の6名で、和やかに散策二次会を楽しみました。

お世話になりました!f:id:kapibara5168:20190717194953j:image
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ほど良きところで二次会も散会し、写真を撮りつつ受付の場所まで戻ったのはガイドツアー終了後の更に1時間半後。

ホタルブクロf:id:kapibara5168:20190717200446j:imageミヤコワスレf:id:kapibara5168:20190717195431j:imageセントーレアf:id:kapibara5168:20190717202247j:image
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3時間も歩きっぱなし。

でも不思議なほど疲れを感じませんでした。

 

受付に戻ってみると高橋さんの姿はありませんでしたが、感想を書くためのノートが置いてあったので、私もこの

『日本一変(わ)っている花園』

に感謝を込めて記入をさせていただくことに。

一体、どうやって書けば気持ちが伝わるかしらと頭を捻っていると、高橋さんが戻ってこられました。

 

来てみたいと思ってからもう10年ほど経って、ようやく来るのが叶いましたという話をすると、

「うん。ウチはね、みんないろんなガーデンを廻ったあと、一番最後に来るところなんだよね」

とニヤリ。

 

たしかに『陽殖園』さんの宣伝や広告といったものは、ほとんど見た記憶がありません。

私もガーデニング雑誌という、ある程度読む人が限られる媒体からです。

近年、北海道には『北海道ガーデン街道』という、有名ガーデンを繋ぐルートが出来たため、多くの花好きの方がガーデン巡りの旅にいらっしゃるようになりました。

大雪~富良野~十勝を結ぶ全長約250kmのガーデン街道は、『陽殖園』のある滝上町とはルートが被らないせいかこちらには組み込まれていません。

それに、たった一人でやっているので大勢のツアー客相手も難しいでしょうしね。

そういった百戦錬磨の?ガーデン巡りの方々が、何かの拍子にこの北の花園に気付く。

 

『陽殖園』さんの秘密の花園感は、この規模で運営しているからこそでもあると思うので、

ホントーに!誠に!勝手な言い分ながら、

「いつまでもこのままだといいなぁ」

と思ってしまうのです。

可愛いクラウンベッチf:id:kapibara5168:20190717200627j:image

お話をさせていただきながらノートに感想を書いていたせいか頭がとっ散らかってしまい、おかしな文章を書いてしまったかもなぁ…

と今更冷や汗をかいている私です。

 

最後に、個人ブログなんですが後ろ姿のお写真を使わせていただいてよろしいですか?とお尋ねしたところ、

「いいよ!でもオレの後ろ姿、ガニ股じゃなかった?」

と茶目っ気たっぷりに、

ウインク✨いただきました〜!!

╭(・ᄇ・)̑ﻭ̑ グッ!

本当に、お茶目で素敵で、気骨のあるおじさまでした。

北海道の観光場所としては少々行きづらい場所ではありますが花好きの皆さま、又はそうでない皆さまも、機会があれば『陽殖園』さんに行ってみてくださいね!

何か大事なものに気付くことが出来る、そんな場所だという気がしました。

 

*******

さて。

2時間強の道のりを折り返し、一路旭川へ。

持って行ったクーラーボックスやカメラ、トートバッグ、スーパーで買った夕食用のお惣菜などで(もう作るのが面倒で)車の中はけっこうな荷物です。

 

これらを持って車から降りる時に『陽殖園』さんでいただいた見取り図がクシャクシャになっては困るなぁと、私の夏のドライブの相棒「新北海道の花」

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この本の適当なところを開き、そこに見取り図を挟みこんで持ち帰りました。

 

荷物を片付け、見取り図を取り出そうと挟んだページを開いてみると、あら不思議!

そのページ、ヒメジョオンの頁でした。

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占い・オカルト話全般には興味の薄い、全くロマンチストではないオバサン。

それが私なのですが、そんな私でも、

これって何だか面白い偶然だなぁ✨

と、青いヒメジョオンと高橋さんの後ろ姿を改めて思い出したのでした。

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