北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

『密』

『密(みつ)

この字を単体で書いてみると何だか新鮮です。(この場合は打ち込みですが)

よくよく考えてみると、今までの人生において「密」の文字を書く機会はあまりなかったような気がします。

あえて言うなら。

「秘密」

コレが多かったような気がします。

 

秘密の花園

秘密の関係

秘密の時間

秘密の部屋

…………

 

全般的に艶めかしくて妖しな感じ。

まあ、どちらかというと「密」よりは「秘」の字の効果でしょうか。

 

↓小説も読んでTVシリーズも見てますがオンナってコワイですねぇ

秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

 

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えーと、他には。

秘密のケンミンSHOW

ひみつのアッコちゃん←漢字じゃないとか細かいことはいいじゃないですか

あらまあ、妖しどころか途端に明るい印象になりましたね!

 

おっといけない。

しょっぱなから脱線するところでした。悪いクセです。

上の話は忘れてください。

 

とにかく、これが私にとって一番身近な「密」のワードだったのに、最近聞こえてくるのは

『密閉・密集・密接』ばかり。

 

流行り病から生まれたこの3つの「密」ワード、

「密」の文字を見るだけでもう息苦しい(   ´Д`)

そんな気分になる世の中となりました。

 

↓我が家の「密」の例

プスキニアとシラー・シベリカ密f:id:kapibara5168:20200520213259j:imageタマザキサクラソウ
f:id:kapibara5168:20200520213308j:imageワスレナグサ
f:id:kapibara5168:20200520213311j:imageアレコレ触って品定めはよろしくないので狙い定めて取った豚バラブロックのアチラ側の脂身が多く、そこを削って作ったパンチェッタ密
f:id:kapibara5168:20200520213255j:imageハムチーズロール密
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緊急事態宣言発令のもとリモートワークが推奨され、それが可能な会社では多くの人が在宅勤務となり、都会の満員電車のギュウギュウ詰めがかなり解消されているとのこと。※もっとも宣言解除されたところでは戻りつつあるそうですが。

この満員電車から解放された人々は一体どこにいるのか。

言うまでもなくほとんどの人は「Stay Home」の掛け声のもと、自分の家かと思います。

 

となると当然、新たな場所(家庭)に新たな密(家族)が発生するワケです。

もちろん一人暮らしや家族の少ない人、もしくは部屋がたくさんある大豪邸に暮らす人などにとってはそれほどの問題にはならないかとは思いますが、多くの人々にとってはそれなりの忍耐力が試されることとなったようです。

 

「おうち時間」として家族でお料理をしたり工作をしたり、たくさんの楽し気な動画がUPされる一方で漏れ聞こえてくる、

「毎日家族分の3食を作るのがキツイ」

「自分ばかり働いて家族が何もしない」

「常に夫が家にいるのでストレスが溜まる」 

などなど。主に主婦のボヤキのような

 

いつもなら日中は会社や学校に出かけ、程よく離れる時間のあった家族同士が毎日24時間ビッチリ顔を突き合わせることになったストレスにより、軋轢がギシギシと大きな音を立てているご家庭もあるようです。

息抜きに外出、なんてのもままならない状況でずっと同じ空間にいては、いくら家族といっても気疲れはするでしょう。

いきなり家庭内に降ってわいた「密」

上手にガス抜きをしながら、身体の距離は近くても心のパーソナルスペースを保って穏やかに暮らしたいものですね。

………………

 

え?

電車も通ってないイナカ住まいのオマエに「密」を語ってほしくない?

辛辣ですねぇ…

 

いえね。

そんなイナカ・少人数家庭の我が家にも発生したんですよ。

「密」が!

 

以前からチョイチョイとブログを覗いてくださっている方にはおわかりかと思いますが、我が家にいる2名の女子猫

私を見るのんのさんの目はいつも冷たい


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正直仲良くありません。

それは保護猫としてやって来た「のんの」さんがあまりフレンドリーな性格ではないのに、今まで飼ってきた歴代の女子猫たちの経験から、子猫なら仲良くなるだろうと勝手に想像した私に責任があります。

のんのさんに悪いところはひとつもなく、ただ社交性に欠けるだけ。

よちよちと寄っていく小さなまりもさんを傷つけたりはしないものの、決して受け入れることなく既に5年以上が経過しました。

仲良くとはいかないものの何となくお互い距離を…それこそ、

ソーシャルディスタンス?

を保ちながら、それなりに平和に暮らしています。

 

しかし最近、まりもさんがのんのさんに対して距離を詰めてくることが何度かありました。

 

このところ、ソファの背もたれクッションを潰して寝るのがお気に入りののんのさん。クッションはもうケバケバのボロボロ

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気持ちよく羽毛のクッションに沈み込んで寝ています。

 

そこへやって来て、真下にドスコイ…もとい、ドッカリと陣取るまりも嬢。

ここまで近いのは珍しく、もうコレはふたりにとっては「密」と呼んでいい距離感。

 

「(ええ…アイツ来ちゃったよ)」

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「(そこで寝るんか…)」
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ムックリ
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鎌首をもたげ、さりげない風を装って背後を伺うまりも嬢。

警戒するのんのさん。
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絡み合う視線。

完全にバレてますけども?
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にも関わらず、そぉ〜っと手をあげて。

「・・・・・」f:id:kapibara5168:20200520192315j:image

「・・・・・」「・・・・・」

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完バレしているにも関わらずそのままのんのさんのシッポをパンチ!するまりも嬢と「シャーーーッ!!」の雄叫びと共にすかさず飛び退くのんのさん。

「だからアンタいやなのよね💢!」
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めでたく従来通りのソーシャルディスタンスの距離に戻る女子猫たち。

 

猫にも感染例があるといいますし、このふたりに関しては感染対策バッチリです。

「ちぇー、ケチんぼ!つまんない」

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嫌がられるのは、まりちゃんがいつも不意打ちで飛びかかったりパンチするからだよ。

 

余談ですが最近どこかで、

家にいつもいない人がずっといるようになると、猫も実はちょっとストレス

という説(あくまでもひとつの説ですよ、その子の性格もあるだろうし)を読みました。

それまでは不肖ワタクシ、

「ずーっと家にいるから猫たちも嬉しいだろうな…フフッ可愛い奴らめ(・∀・)ニヤニヤ」

と勝手にニヤついておりました。

 

そう言われるとたしかに、

ちょっとぉ…ウザイ…

みたいな顔をされる頻度が増えた気がしないでもない。

程よい距離感、ソーシャルディスタンス。

人間と猫にも必要よね。

 

*******

ホントは続けて庭のコトも書きたかったのですが更新間隔があきすぎるせいか、いつも詰め込み過ぎて冗長になるのを反省して、今回はここまでに。

「更新をサボリ過ぎず、文章は短めに」

これが私の今の課題ですねw

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします☆

夕暮れの空に泳ぐシロナガスクジラを見つけたよ♪

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巣ごもりの春

北海道・上川盆地にもようやくがやってきました。

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記録的な少雪の冬だったおかげで、春が遅い我が家の庭にも、例年より2週間ほど早く春の花たちが顔を見せてくれました。

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長い冬を耐えた北国の人間にとって、『春』という季節は、ただの四季のひとつではない特別な喜びの象徴でもあります。

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そう。

いつも通りの春ならば。

 

春の到来が嬉しいものに変わりはありませんが、やはりアレですね。

新型コロナウイルス

この厄介な未知のウイルスのせいで、世界各国が窮地に追い込まれています。

 

前回の更新が2/27。

そこから既に1ヶ月半以上が経った今回の更新までウイルスの猛威が衰えることはなく、今現在も刻々と状況が変わり予断を許しません。

おお、春よ春

もっと単純に春の到来を喜びたかったよ。゚(゚´ω`゚)゚。

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前回記事を更新した日の翌2月28日、国内で感染が先行した形となった北海道では全国に先駆け、道知事の判断で2月28日〜3月19日までの3週間『緊急事態宣言』が出されました。

その間の我が家における外出は週に1〜2度、ほぼ買い物と実家の親の用事だけとなりました。

 

厳しい風土で生き残るためには四の五の言わずに協力し合う、だってそうしないと死んじゃうから( ̄皿 ̄)!

という開拓時代からの道民ダマシイが発揮されたのでしょうか。

元よりイナカの我が家周辺ですが、宣言を出されてからはさらに人やクルマの往来が減り、窓から見える景色はまるで元旦の朝のよう。

スーパーも、私が平日に行くせいかわかりませんが、割引きデーのような日でもなければガラガラでした。

皆さんかなり頑張っていたと思います。

 

努力のかいもあり予定通り3月19日、宣言は解除されましたが、多くの人がその後もマジメに自粛生活を続けていました。

 

が。

一旦感染者数が下がった北海道にも第二波がやって来ているようです。

私の住む旭川市は今まで割と感染者数は抑えられていましたが、最近首都圏からウイルスが持ち込まれ、新たな心配のタネになっています。しかも実家に近いし

 

せっかく地域の人が頑張って保っていたのに…とグッタリしますが、時は戻せません。

 

緩むな

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ということですね。

 

そして昨日4月16日。

緊急事態宣言の全国への拡充により、北海道は「特定警戒都道府県」に指定され、2度目の公的な自粛要請が出されました。

 

北海道独自だった2月末の宣言から数えると自粛生活は2ヶ月近くになります。

地域の人たちにも疲れやストレスは見られますが、多大なリスクのなか働いてくださっている医療機関の方々のことを思えば泣き言など言うわけにもいきません。

引き続き自粛に努めようと思います。

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ただし、暗くピリピリとした空気に飲み込まれてしまっては免疫が下がるというもの。

こんな時は何か作業に熱中したい╭( ・ᄇ・)̑ﻭ ̑✨

そう思って1度目の(北海道独自の)緊急事態宣言の時は、普段やらない場所を掃除したり、ダイエットと運動不足解消を兼ねてエアロバイクを漕ぎまくったりしていました。

 

でも掃除は別に楽しくないし、バイクは漕ぎすぎてヒザを痛める始末。

 

「そのエアロバイク邪魔なんですけど」

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なので途中から自分にとって比較的作業が苦にならない料理など、食を充実させる方向にシフトチェンジすることに。

え?

ダイエットはどうしたって???

明日をも知れぬこのご時世、ダイエットに一体どれほどの意味がございましょうか?

いや、ない。

作って楽しく、食べて美味しい。

即ちシヤワセ。

開き直り上等なのであります( ̄^ ̄)ゞ!

 

ということで、ちょっと言葉が汚くて申し訳ないんですけど

「こんな時にダイエットなんてクソ食らえ」仲間←勝手に認定スミマセン、いつも仲良くしてくださる人生の先輩ブロガーで師匠のunibabaさんの記事もご紹介。

料理上手で趣味良く暮らしながらも気取らない楽しいお人柄。

自粛生活でも毎日の暮らしや手料理を楽しんでらっしゃるご様子です。

そんなunibabaさんに触発されて、私も自粛生活中ヒマに任せて作ったものなどを少々載せてみようかと。

 

うん。

食べることってやっぱり大事。

 

特売鶏ムネで鶏ハム、長芋とベーコンのガーリックバター炒め

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ジューシーなモモ肉も美味しいけれど、お安いムネ肉は家計の味方!

長芋大好き。

 

人が少なくて売れなかったのか、チンするだけのチーズフォンデュが半額だったのでゲット!

初めて買ったけどウマイ。

パンだけ手作り


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酒がススムねぇ。。

 

以前から挑戦しようと思っていた「再現モノ」

六花亭』の「玉がしわ」風フルーツケーキを、袋の裏の原材料を見ながら作ってみました。

けっこう再現出来たかも!


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ブランデーに漬けたドライフルーツとそれを漬け込んだブランデー、仕上げにもたっぷりブランデー。

切ってみたら何となくニッコリ顔

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食べたあとクルマの運転はご法度ですw

 

我が家では牛乳はあまりがちなのでプリンやチーズケーキに。

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蒸し器を持ってないのでストウブ鍋を使用しました。

苦めに出来たカラメルがウマイ


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カンタン、混ぜるだけのチーズケーキ。


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写真をTwitterにUPしたところ、リプライをくれた人たちとの会話で生まれた猫ちゃんとこぶたさん。


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1度目の自粛生活の中で感じたことですが、ネットやSNSにはずいぶんと助けられました。

思うように外出も人と会うことも出来ない日々が続くと、やはり焦燥感や孤独感に苛まれることがあります。

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私の場合ブログの他に使っているのは概ねTwitterですが、こうして自分が発信したり、又は誰かが呟いたことから画面越しに会話が出来たりすることはとても励みになりました。

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基本アナログで呑気な私ですが、もしこれらのツールがなかったら長引く引きこもり生活にウツ状態になっていたかも…と思わないでもありません。

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使う前は怖さも感じていたSNSですが、2018年の「北海道胆振東部地震」でも停電のなか声をかけていただいたり、とても力になりました。

例え家の中に閉じこもっていても、スマホ・PC・タブレットで簡単に外の世界と繋がれるのはとてもありがたいことですね。

 

今回は一見すると景色は何も変わらず、ウイルスの姿も目に見えません。

ですが被害は凄まじい。

いつ収束するかもわかりません。

 

けれど、自粛はしても小さな楽しみを見つけることは禁じられていません。

 

毎日の暮らしの中で楽しみを見つけ、出来ることをし、腐らず、心穏やかに過ごしてこうと思います。

 

この巣ごもりの春が、

「あの時は一体どうなるかと思ったよ」

と、穏やかに振り返ることが出来る日が1日も早く訪れますように。

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雪の妖精・シマエナガがやって来た!

まんまるでフワフワの愛らしい姿。

そのラブリーな見た目から、昨今大人気の野鳥『シマエナガ(島柄長)』

エナガの北海道亜種で、雪の妖精とも呼ばれるスズメよりも小さな鳥です。

 

そんな可愛らしいシマエナガちゃん。

 

私も大好きで、シマエナガで有名な写真家さんのフォトブックを買い、そのオマケについてきたポストカードやカレンダーをトイレの壁に貼って朝な夕なにジーッと見つめたり写真をさすってみたりと、けっこうヤバめに愛でる毎日。

しかし、その本物を見たことはありませんでした。

あったとしてもカラダが小さくすばしっこいため、視認出来ていなかったのでしょう。

 

スズメなどもそうですが、寒い時期の小鳥が羽毛に空気を取り込んで、まぁるいフォルムになっているのを見たことがあるでしょうか?

私たちが写真などで目にする可愛らしいまんまるのシマエナガは、寒い冬に耐えるため膨らんだシマエナガなのですね。

北海道では特別珍しい鳥というワケでもないようですので、

いつかどこかで出会いたい╭( ・ㅂ・)و!

そう思っていたところ、なんと昨日そのチャンスに恵まれました。

しかも山や公園でもなく、我が家の窓から!

いつも座るソファの左手には庭に面した窓があるのですが、窓からそこそこ近い位置にあるジューンベリーに複数の白っぽい小鳥がパラパラと飛んできたのが見えました。

 

常連のシジュウカラかな?

そう思ったのですが、枝に残ったジューンベリーの実がほぼ食べ尽くされてからは、彼らは薄情にもあまり顔を出してくれません。

では君たちは誰?

 

よく見えない。。

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このジューンベリーは株立ちで細い枝が密集しているので少々見づらいのです。

んん?

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んんん?

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シ、シシ

シマエナガちゃんキターーー!!!

手前の枝にピントが合ってるのは見逃して

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窓越しとはいえ、ジューンベリーとの距離は3m強(大雑把に推定)。

カメラをセットするのにアワアワしていたのでしっかり数を数えられなかったのですが、6〜7羽の小さな群れのようです。

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丸いねぇ。

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オチリも可愛い。

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フワ毛が陽射しに透けてます。

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ピンボケだけどやっぱり可愛い!

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羽の存在をあまり感じないシマエナガですが、ちゃんとあります(当たり前w)!

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普段からカメラのスキルを磨いていれば小枝をウマイこと避けてジャスピンで撮れたのかもしれませんが、ワタクシの実力的にコレで精一杯でした(;´-∀-`)ゞ

でも初のご対面で写真にも収められ(8〜9割ピンボケですけども)満足です。

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いつ飛んでいってしまうかとハラハラしながらカメラを覗きこんでいたのですが、けっこう長居してくれました。

感覚的には10分以上、細かい枝の中を移動しながら寛いでいたように思います。

しばらくすると、1羽、また1羽と少しずつ時間差で飛び去っていきました。

わずかに残ったジューンベリーの干からびた実でも見つけて食べていってくれたならいいのですが。

 

この小枝の多いジューンベリーの木、上にも書いたように写真を撮るには甚だ厄介なのですが、考えてみると小枝が密集しているからこそ小鳥が外敵から身を守るのに有効なのかもしれません。

 

近年、我が家ではジューンベリーの実をほとんど収穫しないためか(実が小さいですし)シジュウカラなどのカラ類やシメ、ムクドリヒヨドリその他が時々やって来ます。

クチコミですかね?

ただの羽休めや移動のついでなのか、果実に興味がなさそうなアカゲラヤマゲラなども来ることがあります。

たまにイタズラ者のカラスが細い枝につかまって枝を揺するのはちょっと困りますが…

 

小さくか弱いシマエナガが、目的地に移動する際の安全な休憩所として我が家のジューンベリーを選んでくれたというならば、写真を撮るのに苦労するくらい何ということはないですね。

来てくれてありがとう、シマエナガちゃん!

また来てね!

 

そう願いながらこの記事を書いていたワケですが、さっき書いた悪口が聞こえたのでしょうか。

ジューンベリーの実がほぼ食べ尽くされてから顔出ししなくなった薄情シジュウカラ

が、1羽だけやって来て羽を休めていきました。

1枚こっきり、またもやピンボケでしか撮れず

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シジュウカラさんに謝罪いたします( ̄人 ̄)

 

*******

前回から既に1ヶ月以上過ぎ、それなりにネタはあったのにも関わらず、何だか更新のタイミングを逃してグダグダしておりました。もうこのままウヤムヤに終わっちゃうのかなぁ…とか

シマエナガちゃんパワー、恐るべし!

 

せっかく更新を再開することが出来たので、備忘録がてらこの1ヶ月余りの写真を少々貼ってみますので、お時間のある方は覗いていってくださいね。

 

冬でもたまには美瑛ドライブ♪

今年は美瑛の丘も雪が少なくて草や地面が見えて一面真っ白の雪原は少なかったf:id:kapibara5168:20200227173348j:image
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2月上旬、渡り鳥の集まる片田舎の公園にて。

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透き通る綺麗な水には大きなニジマスがいて、1匹のメスを巡って熾烈な争いが繰り広げられていました。

カップルはもう決まっているようなのですが、あぶれたオスがスキあらば繁殖に参加しようと躍起になっています。

 

メスが川床を掘り、カップルになったオスが横に並んでイザ!というタイミングを狙って他のオスたちが、我も我もとワーッと寄って行く。

ニジマスを守ろうと旦那ニジマスが怒って追い払う、をずっと繰り返し。

すんごい大変そう…

観察していた約1時間半(←ずっとしゃがんで動画や写真を撮っていたら、冷え切ったのと足の痺れでなかなか立ち上がれずw)の間に数度の繁殖行動を見られましたが、なかなかカップルだけの繁殖はさせてもらえず結局他のオスもちゃっかり参加していました。

この池、他の女子ニジマスはいなかったんでしょうかねぇ…

観察の傍ら、池をバックに−10℃を下回る気温の中で長時間ウェディングドレスで写真を撮る海外からの観光客。ここで写真を撮るのが流行っているようだ…


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何も羽織らせてもらえず長い時間肩を出したままの女の子、かわいそうにグッタリ雪の上に座り込んでて、オバチャンは「新郎、なんか羽織るものかけたげなさいよ。ニジマスを見習え!」って言いたくなったぞ。

 

2月の満月「スノームーン」

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旭川永山新川にて、白鳥と鴨たち

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層雲峡・氷瀑まつり

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会場は川のすぐ側に作られています。

暗くてスミマセンw

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いろんな国のコインが貼り付けられた氷の招き猫

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キミもヒグマの懐に抱かれてみないか?

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2月上旬コロナウィルスが大きく取り上げられ始めた頃で、例年よりは中韓の観光客は少なく感じました。

この頃はまだコチラもノンビリした空気が漂っていてマスク装着で見に行ったのですが、ご存知の通り緊急事態の北海道、もうしばらくはイベントなどには近寄れませんね💦

明日は久しぶりの知人と外で食事などしながら近況を…と予定を立てていたのですが、諦めて自宅でのお茶会に変更しました。

早く収束してくれないと経済が動かなくなり、立ち行かなくなる会社やお店も増えそうで心配です。

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あれ?シマエナガの背中みたいなカラーリングの毛むくじゃらが落ちてる。

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まりちゃんは呑気でいいねぇ。

「んあ?」

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ニュースを見ると不安ばかりだけど、まりちゃんを見るとホッとしますよ。

「そう?なんかよくわかんないけど良かった」

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皆さまも充分お気をつけください。

それではまた次回、よろしくお願いいたします☆

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遅まきながら

皆さま、新年明け…

いや、いくらなんでも図々しいですね。

寒中お見舞い申し上げます。

どうしてその顔

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寒中。

そうは言っても何とも雪の少ない今冬。

本来であれば市街地に比べ雪が格段に多い街はずれの我が家ですが、それでも感覚的には例年の半分以下です。

 

毎年この時期には庭の冬囲いの女竹が半分以上隠れてしまっていることが多いのに、バラなどの大きめ冬囲いはまだヒザ下程度。

冬囲いにヒザがあるかどうかの是非は別にして、経験したことがないほどの雪の少ない冬に驚いています。

 

家の前のスペースを除雪する時は、時期が進むにつれて庭の中にも雪を放り込むため余計にカサが増すのですが、今年は逆側の空き地に捨てるだけで済んでいるのでアッサリしたものです。

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昨冬の似たような時期と比べてみるとこんな感じです。

2018.12.28


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毎年、屋根からの落雪でミニチュア山脈がリビング窓から見られるようになるのですが、それも今年は無し。

2019.1.19

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雪の多い年は何度もこの山を崩さなければ外が見えなくなります。

 ↓2年前の記事ですが冬の窓の外に出現する山脈を踏破するアザラシ型粗品銀行員の物語です

north-hashikko.hatenablog.com

 

2019.2.2

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最終的には冬囲いの女竹はすっぽりと雪の下、屋根からの落雪や除雪で積み上げた雪で庭の面影もありません。

 

雪の少ない年というのは今までもたしかにありましたし、これからまだ北海道は冬が続きますのでこの先どっさり降らないとも限りません。

しかしコレは全くの素人感覚でハズレても責めないで欲しいのですが、

今年はもうこんなもんで終わり

そんな気がしてなりません。

長期予報なども見ていないので、ただの素人の私の感覚です。

 

通常は年明け前に、

「今年は雪降らないねー」

なんて言っていても年が明けたあたりには

もう勘弁してください( ; ᴗ ; )

ってくらい降って、

「やっぱり帳尻が合うようにできてるよね」

ってグチるまでが、私の知る少雪の冬の様式美なのです。

 

むしろ「今年は雪が少ないね♪」なんて口に出すとフラグが立って、

かえって後々ヒドイ目に合う

私はそう学習しました。

 

アレですよ。

映画などで序盤のうちに主人公の相棒が

「オレ、この仕事が終わったら故郷で彼女と結婚するんだ。。。」

みたいなセリフを口にすると、その相棒は仕事を果たす前に亡くなってしまうというベタな展開。

「そういえば昔の深夜のバラエティ番組で、ベタ男さんとベタ子さんでベタな展開を再現するヤツなかったっけ」

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あと、これは実体験ですが、

妙に仕事がヒマで誰も来ない日の終業まであと30分。

そんな時ついウッカリ、

「今日はヒマだったねー

( *´艸`)クスクス」

なんて口を滑らせたならもう大変。

 

終業10分前に厄介な案件が飛び込んできて鬼の残業になって泣きを見るハメになるのです。

 

なので何ごと

楽勝に見えても、決してゴールテープを切るまではナメた発言をしてはいけない

コレが、私が初々しいオネーチャンからズボラなオバサンに変貌するまでに会得した教訓です。

まぁ残業云々のくだりは『気のせい』で済まされるにせよ、

雪が遅い・少ないと感じても大抵は後からキッチリ降って帳尻が合う

これは概ね同意していただける道民、豪雪地帯の方々も多いのではないでしょうか?

 

雪が多いと除雪ウンザリ〜!とブツブツ文句を言うくせに、あまりにも少ないとちょっと地球〜!大丈夫?と不安になる。

 

正直なところ、毎年これくらいの積雪量だったらラクなのになぁ…とは思います。

ただし、雪が降るから・厳寒だからこそ美しい北海道の景色もたくさんあります。

あまりに雪が少なければスキー場や除雪のお仕事の方などにも影響するでしょう。

我が家からそこそこ近くにあるスキー場も、今年は相当オープンが遅れていましたので心配していました。

今は何とか営業出来ているようで良かったです。

 

*******

さてここからはワタクシゴトなど。

 

前回の更新からサボリにサボって既に1ヶ月以上。

Twitterは気軽なのでチョイチョイ呟いてはいたのですが、はてなさんにはすっかりご無沙汰。

幸いなことに特に良いこともなければ悪いこともなく平々凡々、猫たちも相変わらずのんびりと暮らしています。

はみ出るのんのさん

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コワイから目を瞑ってお眠りよ
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狭くてカワイソウ!

と思われるかもしれませんが、本来は人間用の靴下などを入れるのに置いていたカゴだったものに本ニャンがムリヤリ入って使用しているので誤解なさいませぬよう。

かえって立派な猫ハウス・猫ちぐらなどを購入し、

「さあさあ、遠慮なくお入りよ!」

とススメても、「フンッ」とばかりに皆さん総スルー。

だからこれで良いのです。

 

最近はソファの一番良いところと、人間用のフリースケットを自分のものにして一日中寝ているのんのさん。

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寒さも空腹も関係なく眠れるのが一番だね。

 

いつもマイペースなまりもさんにはサンタさんからプレゼントが届きました。

「何コレ」

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机を移動させちゃったから、机に乗って気軽に窓の外を見られなくてつまらないでしょ?

ってサンタさんが持ってきてくれたよ。

気が利くねぇ、サンタさん(私)ったら!


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…ふうはあ。

出来た!

母さんがまりちゃんのために組み立てたよ!

サンタさんもどうせなら組み立てていってくれたらいいのにねぇ( ̄皿 ̄)

 

…で、いかが?

「まあまあ」

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そう…なら良かったよ。

「それより今日のオヤツはまだ?」

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いつものその待ちのポーズ、踏んづけそうでコワイからやめてくれないかな。

「は」

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「や」

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「くー!」

※爪研ぎで壁紙がワシャワシャになってるのは多分目の錯覚です

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はいはい。

そんなに伸び上がらなくても今あげますよ。

はい、どうぞ。

「宗田かつお&かつお節味しか食べないんだからね」ハイハイ

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いつも思うんだけど、テレビCMに出てくる猫ちゃんたちはもっと可愛らしく食べてるのに、どうしてまりちゃんは般若みたいになるのかな?

「は?母さんウルサイの」

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ああ、すみませんねぇ。

 

…って、まりちゃんアンタ。

「はい?」

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夏に少し痩せたと思ったらまた太…ふくよかになったんじゃあない?

どれ。

…やっぱり6kg超えてる!

1日に小さい缶詰半分とちゅーる1本とカリカリくらいなのにどうして。

「それはねぇ」

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あっ、悪い顔して毛繕いしているのんのさん!

何か知ってるんですか!?

「ええまぁ」

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「それは」

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「別室にある、私のぶんのカリカリを盗み食いしてるからよ」

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のんのさん、そんなに後ろ脚ピーン!なのに足つらないのすごいですねぇ。

「だから何とかしてちょうだい?困るんですけど💢」

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いつも迷惑かけてすまないね。

のんのさんはムラ食いだから、カリカリ置きっぱで食べたい時に食べられるようにしてるのがアダになってるんだよねぇ…

うーん、考えてみるよ。

(バレた)

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そりゃバレますがな。

しかしヒトに飼われて食べ物に不自由はないはずなのに、冬になるとのんのさんもまりもさんも食欲が増します。

部屋の中も決して寒くはなく、むしろ北海道の家らしくかなり暖かいハズ(通年23〜24℃に保っています)。

それでも本能で、冬には脂肪を貯めようとするのでしょうか。

 

やっぱり生き物って自然の中の一部なんですねぇ

……

………

って

ハッ…(」° □ ° )」!

ということは、やはりワタシが痩せないのも自然の摂理なのかも…!

↓年末、豚の角煮を作るのに脂を固めてるところ


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更に脂を取ったから多分ヘルシー
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キッチンの棚を整理してたら期限切れ未開封の詰め替え用一味が出てきたので食べるラー油を作ってみた


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使った油は胡麻油とキャノーラ油だし、香味野菜やクルミも体にいいからきっとヘルシー

 

ですよね。

 

「母さんのデブ」

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デブにデブって言われたぁぁぁ!

 

これは屈辱。

 

たしかに若い頃より10kgばかり太ったけれども、オバチャンとしてコレは妥当な数字では!?

太りやすい薬も飲んでたし!

 

……

まりもさんのおデブをちょこっと皆さんにチクるつもりが、何故かワタシが窮地に陥るこの展開。

よくある。

 

下書きもせずに思いつくまま書いていくとこういうことになりがちですね。

しかしこうなったからには仕方がない。

 

10kg痩せるのは無理としても、ゆっくりゆっくり、1年で3kgくらいを目標に緩〜くやってみましょうかねぇ。

会社辞めてから健康診断も受けてないし。

 

ズボラーなワタシが新年の抱負を立てるハメになるとは、書き始めた朝には思いもよりませんでした笑。

しかし今年初めての投稿でこうなったのも何かの思し召し。

 

あっ、そうそう!

今年のおみくじも大吉だったからきっといいこと書いてあるはず!

えいやっ!

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願望

思うまゝです しかし油断すれば叶わず

…うん、まぁ大吉っちゃ大吉だけどもさ。アタリマエというか

まぁ結局、何ゴトも自分次第ってコトよね。

 

頑張らないけどやってみようか、まりちゃんも一緒に。

「ええぇ〜…ヤダな。母さん1人でやればイイのに」

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まあまあ、そう言わず。

ほんのチョット気をつけるだけだからさ。

晩酌の安ワインを焼酎にしたり、最後の一杯をがまんするくらいだよ!

「それ、絶対に痩せないと思うわ」

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何はともあれ、今年も無理なくホソボソとブログを続けていけたらと思っています。出来ればダイエットも

 

では、今年1年の皆さまの健康を祈りながら本日はこれにて。

 

また次回よろしくお願いいたします☆

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フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ③

皆さま、こんばんは。

スマホでチマチマ記事を書くためか、この数日で肩と腕がすっかり死んでしまったトビーです。

皆さまの腕・肩・腰はお元気でしょうか。

 

今回は、前回記事の24時間以内に更新するミッションに挑戦していたのですがやっぱり失敗いたしました。

GPファイナルの前に更新してしまおうと思ったんですがねぇ…(;´Д`)

しかも今回も8900字超え。長くてスミマセン。

そんなワケで、お時間がある時にでも読んでいただけましたら☆

では、よろしくお願いいたします。

 

☆男子シングルSP☆

今回のNHK杯に日本人男子は3人出場しています。

羽生結弦選手と若手の2人(いや、羽生選手も24歳と充分お若いのですがw)が登場します。

NHK杯公式サイトより)


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左が山本草太選手19歳、右が島田高志郎選手18歳です。

両選手とも前半の第1グループでの滑走になります。

山本選手は4番目、島田選手はグループの6番目、最終滑走。

 

では山本選手から。

実は今回の山本選手の札幌・真駒内でのNHK杯出場について、私は感慨深いものを感じていました。

というのも、2016年に真駒内セキスイハイムアリーナで開催されたNHK杯で、私は初めて山本選手の生演技を見る予定だったからです。

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しかし、山本選手の出場は叶いませんでした。

 

えーと。

間違うといけないので時系列をWikiで確認しながら書きますね。

ノービス、ジュニアと順調に成績を収め、将来の日本男子を背負って立つだろうと大きな期待がかけられていた山本選手は2016年3月、世界ジュニア選手権の直前に右足首を骨折してしまいます。

その後は順調に回復しているという報道にホッとしたのも束の間、7月に右足首内側のくるぶしを疲労骨折。

9月にボルトを埋め込む手術を受け、復帰予定だった10月末にまたもや同箇所を負傷してしまいます。

 

この2016年、山本選手は11月のフランス杯とNHK杯の2大会にアサインされており、華々しいシニアデビューを飾るはずでしたが全て欠場という辛いシーズンとなってしまいました。

ジュニア時代、羽生選手が憧れと言っていた山本選手。

初めてのシニアGPシリーズで同じ大会に出られるなんて嬉しいだろうなと、私もその競演を楽しみにしていましたので度重なるケガの末の欠場には気の毒で言葉もありませんでした。

 

その後ネットなどから情報を探ると、自身のTwitterから「フィギュアスケーター」の文字を削除してしまったり、ファンの間ではもしやこのまま辞めてしまうのでは…と心配されていました。

 

しかし2017年9月、2度の骨折と3度の手術を乗り越え、1年半以上のブランクの後、山本選手は中部選手権でフィギュアスケートに復帰します。

既にジュニア時代、4回転を跳べていた山本選手が跳んだジャンプは全て1回転でした。

その時のファンの反応は、全て1回転という事実に心を痛めながらも、山本選手が帰ってきてくれたことに対する感謝と喜びに溢れていました。

 

その後、少しずつ地道にジャンプを戻してきた山本選手。

昨年2018年には広島でのNHK杯に出場し、とうとう初のシニアGPシリーズデビューを飾りました。

この時の最高難度は3Aで、4回転は入れていませんでしたが6位の成績を収めています。

 

しかし今回、SP構成には4回転サルコーと4回転トウループの2本の4回転を組み込んでいます。

よくぞここまで。゚(つД`)゚。

足首にはボルトが入ったままと以前聞きましたので、今回もそうなのでしょうね。

無理は禁物ですが、山本選手の思うがままの戦いが出来ますようにと祈りつつ、演技を見守りました。

すいませんw 結局前置きが長くて('A`)

NHK杯公式サイトより)

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観客の皆さんは会場まで足を運ぶくらいフィギュアがお好きな方々ですから、山本選手のケガの事情を知っているファンも多かったと思います。

私の真ん前の列の2人組は、草太、と書かれた日本国旗を持っていました。

山本選手の登場に、ひときわ大きな拍手が起こります。

 

最初のコンビネーション、4回転サルコー+3回転トウループ

決めたー!!

拍手拍手👏👏👏

 

と思ったら。

次の単独ジャンプ、4回転トウループが抜けて2回転に。

OH…

男子のSPではジャンプは以下の3本を跳ぶことが決められています。

  • 2回転または3回転のアクセル
  • 3回転または4回転の単独ジャンプ
  • 4回転または3回転+(3回転または2回転)のコンビネーション

※なお、コンビネーションはアクセルと単独ジャンプに使った種類のものは使えない

そして↑の2つ目の項目、単独のジャンプは、男子は必ず3回転か4回転と決まっています。

もしコレがピヨッと抜けて、2回転もしくは1回転になってしまったら?

0点です。

手心・優しさ一切なし。

 

4回転トウループは基礎点が9.5ありますから、これが2回転になってしまった瞬間に、予定していた9.5点は羽が生えて飛んでいってしまったワケですね。

上手くいけばコレに加点がついたわけですから、それが全てパァ

 

ジャンプをコケた場合も減点はされますが、点数が全く残らないということはありません。

「抜け」がとにかくマズイ。

SPにおける単独ジャンプの抜けは、かなりのアイタタタ…_:(´ཀ`」 ∠)なのです。

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3Aは何とか着氷。

キレイな滑り✨

力強い表情でフィニッシュです

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ジャンプはあともう少しでしたが、もともとスケーティングがとても上手ですので、ジャンプを失敗したとしても見どころの多い選手です。

SPは7位でした。

あ、今回の大会とは全然関係ないんですけど、昔見て可愛かった山本選手の「サンダーバード」、貼っておきますので良かったらどうぞ♪

https://youtu.be/a6wBGBoLAAg

 

NHK杯公式サイトより)

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出場した日本人選手はみんな細身のスラリとした選手ばかりですが、島田選手にいたっては見るたび抱く感想が、

「手足が長すぎて大変そう…」

それでも数年前と比べると体型がいくらから安定して、若干短くなった感があります…もっとコワイくらい手足が長かったw

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そんな島田選手は18歳、本格的なシニアデビューは今季から。

コーチは今も絶大な人気を誇る元スイスの人気選手、ステファン・ランビエール氏。

昔も今もカッコいいです!

↓ご本人が黒歴史として封印したがっているというウワサのランビエール氏の動画ですが、ツライことがあってもコレを見ると必ず笑えるので、よくお世話になっていました

 

冒頭3Aは綺麗に決まったのですが、1本だけ組み込んだ4回転トウループは残念、転倒です。

コンビネーションも決め、盛り上がってきたところで何故か何もないところでいきなりのコケ。

足が絡まったように見えたのですが、やっぱり長過ぎる足が原因でしょうかw

恥ずかしそうな島田選手がスクリーンに映し出されると会場からも思わず笑いが


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うねるランビエール


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祈る島田選手、可愛いなw

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ほのぼのキスクラ

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島田選手はSP6位スタートです。

 

さあ。

このまま日本人選手つながりで羽生選手にいきましょう。

…フフ

さぞかし長く語ると思うでしょ?

NHK杯公式サイトより)

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いえいえ、もう羽生選手にアレコレ言うつもりは何ひとつございませんw

 

一応言うと、演技はとても素晴らしかったですよ!

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会場の盛り上がりも最高潮でした。

最後のコンビネーションの4回転トウループは少々堪えましたが、きちんと3回転トウループもつけましたし、全体の美しさには何の影響もありません。

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とにかく。

今シーズン、健康で怪我なくここまで来てくれた

もうそれだけで、元気に滑る姿を見られただけで、ファンとしては充分ありがたい気持ちです( ̄人 ̄)

 

長年トップを走り続け、特に海外からはフィギュア界のキングともGOATとも呼ばれる羽生選手ですが、その存在が大きくなるにつれ、心身ともに気苦労や周囲からの雑音が増えていったのもまた事実です。

※GOATとは「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字にちなんだスラング

 

五輪連覇も果たしたし、

もう好きなように思うようにわがままに、幸せに生きておくれ

という心境。

たまに悪いコトするとかさぁ( ̄∇ ̄)

 

今現在の羽生選手はもう、誰が相手というより自分との戦いなのですね。

自分が理想とするもの、理想の自分を追い求め、追いつき、追い越してゆく。

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って全然、

観戦記でも解説でもないw

 SPの点数は109.34でした。

あともう少しくださいな

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うん。

SPは日本人選手だけにして、FSにいっちゃいましょう。

 

え?

ホントはもうメンドクサくなったんだろうって?

 

そそそ、そんなことはありませんよ!多分

※ホントは下書きには海外選手のコトも書いたのですが、ここまで長くなりすぎたのでw

 

では。

☆男子シングルFS☆

この大会が終われば、GPファイナルへ進出する選手が全カテゴリ確定することとなります。

前回までの大会でファイナル進出を決めている男子シングル選手は、ロシアのアレクサンドル・サマリン選手と、アメリカのネイサン・チェン選手の2名です。

 

このNHK杯に出場し、直接ファイナルへの切符を掴む選手もいれば、表彰台のメンツにより進出が決まるのを画面の向こうで待っている選手もいます。

 

さあ、残り4枚の切符を掴むのは誰でしょうか?もう結果は出てますけどね

NHK杯公式サイトより)


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大歓声に迎えられた山本選手は3本の4回転のうち2本を決めました!

しかしコンビネーションの抜けがあり、それを何とかリカバリー。

満足のいく演技ではなかったと思いますがSPの7位からひとつ順位を上げ、6位となりました。


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しかし、インタビューとか見てると落ち着いてるな…羽生選手より年上に見えるw

 

同じく大声援の島田選手。

4回転を二つ予定していましたが、冒頭の4回転トウループを転倒、もうひとつ予定していた4回転トウループは3回転ルッツに変更。

転倒に動揺せず、手堅くまとめましたね!

ホッとした表情です。

総合順位はSPの6位から下がってしまいましたが(9位)楽しそうに演技してくれました。

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175cmの長身に長い手足でスタイル抜群ですが、身体に似合わぬこの童顔。

18歳の男性には嬉しくない褒め言葉かもしれませんが、やはり可愛らしい。


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いつかこの身体に顔は追いつくのでしょうか…

 

 

羽生選手は圧巻でした。

直前の6分間練習で入念に4回転ループの確認をするのを、観客も確認します笑

 

ファイナルはまだ確定していないとはいえ当確ですから、あとは如何に4回転ジャンプを揃えて完成度の高い演技をするかということ。

点数のことを言えば、今季の世界最高得点は羽生選手が持っていますので、目指すはカナダ大会で出した自身の322.59点超えです。

 

まさに自分との戦い。

過去の自分を倒すことが目標となります。

一体自分がどこまで行けるのか?

それが現役を続けるモチベーションの大きなパーセンテージを占めているのだと思いますが、なかなか過酷な旅路です。

 

 

吹きすさぶ風の音から始まる、エドウィンマートン『Origin(オリジン)』

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最初の4回転ループは軸が曲がってヒヤリとしたものの根性で降りてみせます。

ループがキモだと知っている観客はひと安心の大きな歓声。

 

そのあとの4回転サルコーは完璧に美しく、会場は盛り上がります。

スピン・ステップ、3回転ルッツ、4回転トウループも決め、いよいよ後半へ。

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後半冒頭にはカナダ大会での322.59点のうち20.90を稼いだ世界初の3連続ジャンプ、4T1Eu3Fが控えています。

うーんと、一般的な読みは、

『4回転トウループ・シングルオイラートリプルフリップ

でいいのかしらん。

 

が。

 

ここで3連の最初のジャンプ、羽生選手にとって難しくないはずの4回転トウループが2回転に抜けてしまいました。

観客の心臓、

止まる( ꒪Д꒪)

 

ショートプログラムとは違い、2回転になっても0点にはなりませんが、そのまま何もせずプログラムを進めていくと悲しい点数になってしまいます

演技を続けながら失った点数を埋めるべく、リカバリーの構成を頭の中で組み直さなくてはなりませんが、ただ失敗したジャンプを跳び直せばいいワケではありません。

何かね、いろいろめんどくさいルールがあるんですよ。

そのルールに照らし合わせて違反にならないような構成を、演技をしながら考えなければならない。

エライこっちゃ。

 

特に羽生選手の場合は高い点数を見込めるコンビネーションを、更に高得点を狙える1.1倍のボーナスがつく位置に配置しています(フリーでは最後の3本)。

プログラム終盤の最後の3本ということは、失敗した場合リカバリー出来る箇所がない、もしくは限られるということです。

そういった事態を避けるために多くの選手はこういう崖っぷちの構成を組みません。

なのにそうしてしまうのが羽生選手なんですね。ある意味、変態

 

私はルールに書かれたことをザックリとしか理解していませんでしたので、羽生選手にこのミスが出た時、どのようなリカバリーの方法が最善なのかサッパリわかりませんでした。

ただひたすら、

あばばばば(((;°Д°;))))

となるばかりw

 

会場からは少しでも力になるようにと、思いを込めた手拍子が起こります。

羽生選手なら、決してここで諦めないということを観客は知っています。

 

ミスのあった3連ジャンプのあとの本来の予定は3A+3回転トウループでしたが、ここを4回転トウループ+3回転トウループに。

その次の予定3A+2回転トウループは、3A+1オイラー+3回転サルコーへ。

 

細かい計算のことはわかりませんでしたが、怒涛の如く予定構成を変えてきたのを見て、

とにかく、なんか、すごいリカバリーした!!!←表現が稚拙で申し訳ない

と。

会場は大興奮、割れんばかりの大歓声が、古い真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(失礼)の天井を吹き飛ばしそう。

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全てのジャンプを終えたあとの見せ場の長いイナバウアーには、リカバリーへの感嘆と感動が加わって、悲鳴にも似た声が上がります。

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クライマックスに向け手拍子はますます大きくなり、フィニッシュと同時に弾けるように観客がスタンディングオベーション

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スゴイもん見ちゃったYO!

↑観客の反応を一言で言えば、こんな感じでしょうかw

本来の構成が成功出来ればもちろんそれが一番良かったのでしょうが、この日の鬼のリカバリーは、それ以上に観客の心を捉えた気がします。

 

構成変更のこともあり、点数がどう出るのかが私にはわかりません。

多分カナダ大会で自分で出した今季の最高得点、322.59を目指していたハズですから、えーと。

あ、ワタシ算数苦手なんで電卓を使わせてもらいますねw

 

カナダ大会総合得点322.59 − 今回のSP得点109.34ですので213.25点が欲しいところですが結果は195.71点。

これでも充分高得点なのですが、この時少し、会場からため息が。

プーさんガクガク

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のちにインタビューでこの時のことを聞かれ、「観客の期待を裏切ってしまった」と羽生選手は仰いましたが、それは違います。

観客は異次元のリカバリーに感動しこそすれ、ガッカリするようなことは何もありませんでした。

 

多分あの小さなどよめきは、これだけの素晴らしいリカバリーに対して、もう少し評価して欲しかったなジャッジさん…という気持ちではないかと思います。

 

私は、選手が失敗しても出来るだけ、あぁ〜⤵︎というような声は出さないように心がけています。

悪気はなくても選手に追い討ちをかけるようで、気が引けるので…

なのであの時もグッと口を結んで、小さな鼻息だけにしたんですがね笑

 

まぁ、ここを羽生選手が見ることなどないでしょうが、

羽生選手、会場の誰もそんなことは思ってなかったですよ←勝手に断言

と言っておきます( ̄▽ ̄)

 

さてさて。

これで男子シングルのファイナル進出者全員が確定しました。

既に決定していたネイサン・チェン選手、サマリン選手に加え、ドミトリー・アリエフ選手(ロシア)、ボーヤン・ジン選手(中国)、

そして今回のNHK杯出場者からは、ケビン・エイモズ選手(フランス)、羽生結弦選手(日本)です。

 

せっかくですから、今大会をおおいに盛り上げてくれたケビン・エイモズ選手も少々。

NHK杯公式サイトより)


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今季、一気にファンを増やしたのではないでしょうか?

私も以前は、面白い感じの選手だとは思いつつもそこまで興味はありませんでした。

しかし今季の活躍は目覚ましく、フランス大会では3位。

滑りが良くキビキビと動き、ユニークな演技をします。

そして何だか憎めないというか。

採点を待つ間ドキドキするからってコーチに甘えすぎ


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感情がダダ漏れタイプ
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結局使わなかった海外選手メモを今見返しているのですが、エイモズ選手については

  • チャキチャキ音ハメ
  • 動き良し
  • 近くのおばさまが、「私エイモズ好きよ」と話しているのを聞いて、「うん、私も好きです」と言いそうに。

こんな感じですかね笑

4回転持ちですが高難度で勝負というよりも、表現も滑りも良い、見ていて楽しい選手。

すっかりファンになりました!

今大会では羽生選手に続く2位、銀メダルを獲得しました。

 

今回の表彰台は、金が羽生選手、銀がエイモズ選手、銅がカナダのロマン・サドフスキー選手でした。

ロマン君、その髪型はそれでいいのかい?それとも寝グセ?

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もしかしてシニアの大きな国際大会で表彰台に乗ったのは初めてかな?

嬉しそう、良かったね!
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NHK杯公式サイトより)

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キレイに右肩上がりの棒グラフみたいになっていますね笑

左のエイモズ選手が160cm、中央の羽生選手が172cm、左のサドフスキー選手が184cmで、ちょうど12cm刻み。

表彰式では羽生選手がサドフスキー選手に対抗して背伸びをするも、サドフスキー選手が背伸びを仕返して羽生選手完敗、といったような微笑ましい光景がありましたよ♪

和やかな良い表彰式でした。

 

NHK杯に行くといつもいてくれる三十路の2人、ヴォロノフ選手(ロシア)とビチェンコ選手(イスラエル)にも触れたかったのですが、今日は写真だけ。

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引退せずに滑ってくれているだけで嬉しい。

ありがとうございました!

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エキシビション

競技は終わり、残すはエキシビションのみ。

勝負の時間は終わり、音と光が織りなす華やかなアイスショーで3日間の大会を締めくくります。

 

ゲストに来ていた、ノービスクラスの男の子も、ジュニアの女の子もとても上手でしたよ!

NHK杯公式サイトより)


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そしてエキシビションのサプライズゲストとして、人気急上昇中のジュニアのアイスダンスペア、吉田唄菜(よしだうたな)さんと、西山真瑚(にしやましんご)君の二人が来てくれました。

NHK杯公式サイトより)

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今年2月に組んだばかりの若いカップルですが、8月に行われたジュニアGPシリーズアメリカ大会に初出場して、13組中6位と大健闘。

一度生で見てみたかったので嬉しいサプライズでした!

上手で華があります(*´ω`*)

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今大会で衝撃のデビューを果たしたペアの三浦&木原組といい、日本にもようやくカップル競技に明るい光が差し込んできたのでしょうか。

これから楽しみでなりません。

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およそ3時間の煌びやかなショーもそろそろ終わりの時間が近づきました。

 

大トリはもちろん羽生結弦選手です。

演目は松任谷由美さんの

『春よ、来い』

 

北海道で羽生選手と『春よ、来い』の組み合わせとなると、今年の24時間TVで、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)で大きな被害を受けた厚真町を訪れ、その後町民を招待したアイスショーでの演目が『春よ、来い』でした。

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自身の被災体験(3.11)からずっと、災害の被災者支援を続けている羽生選手ですので、まだ傷を抱えている人々のことを考えた選曲だったのでしょうか。

ヤバイぞ。

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この曲だけでも胸に来るものがあるのに、ピアノの旋律と羽生選手の柔らかい演技は涙腺に来るw

グッと目を見開いて我慢しました。

f:id:kapibara5168:20191206175224j:image羽生結弦、北の大地で「春よ、来い」 エキシビションに登場 - フォトジャーナル - 産経フォト

ああ、楽しかった。

選手の皆さん、ありがとうございました!

NHK杯公式サイトより)

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この長い記事をお読みいただいた皆さまもありがとうございました!

我ながら一体いつ終われるのだろうと心配になりましたが、これでようやく枕を高くして眠れそうです。

コメントをいただいた皆さまには、これから順にお返事に参りますので、今しばらくお待ちくださいませ<(_ _)>

 

今回、グウタラな自分的には割と頑張りましたのでリハビリ期間が必要かもしれませんw

もし次回の更新が年明けになったとしても、優しい皆さまには「しょうがないなぁ」と笑って、またゆるくお付き合いいただけましたら幸いです。

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします☆

 

「良いお年を!!」

ずいぶん早いな!いや、まだ今年最後と決まったワケじゃないからw

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フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ②

困った。

GPファイナルが始まるというのになかなか続きが書けないぞ。

いくらお気楽観戦記と言えど、いい加減な情報を書く訳にはいくまい。

そう考え、録画をチェックし観戦時の記憶と擦り合わせ作業をしているとつい見入ってしまい、あああああ、今日も時間切れだよ!になるという繰り返し。

まぁ、いっぺんに書こうとするからイケナイんですがね…( ̄ー ̄)

 

ということでようやく前回の続きです。

実際のタイムスケジュールと前後しますが、カップル競技の続きからまいりましょう。

ちなみに今回は8000字近くになっていますので、お時間がある時にでも読んでいただけたら☆ 

「長過ぎるから分けろよ!」と私の中の誰かが言っていますが、アーアーキコエナイ

 

ではでは。

 

 

アイスダンス

前日の面白衣装のRD(リズムダンス)から、本日のFD(フリーダンス)のパパシゼはシックです。

NHK杯公式サイトより)

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あ、今日も度々画面撮りで失礼いたします(会場は写真・動画撮影禁止)。

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盛り上がる音楽とか、そういうものはないのですが何せ滑りが一級品。

ただただ見惚れて終わってしまいます。


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からの、おふざけパパダキスちゃんw

会場スクリーンに映った最後の自分のポーズのマネ?

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ギリシャ彫刻みたいな顔して面白いなんてズルイな…

当たり前のようにこのままフリーダンスも世界最高得点を更新して優勝・金メダルです。

NHK杯公式サイトより)

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2位・3位も前日のRDの順位と変わらずで、銀メダルがアレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン組(ロシア)、銅メダルがシャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ組(イタリア)となりました。

NHK杯公式サイトより)


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それにしてもステパノワさん、顔もスタイルも素晴らしいな


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羨ましいぞ、ブキン君

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3位ギニャールさんの攻めたメイクが会場スクリーンに大映しになると、客席からちょっとしたどよめきが起こる


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若手カップル2組も表彰台には届かなかったものの、おおいに観客を沸かせました。

大きな声援を貰っていた、可愛いライラ・フィヤー&ルイス・ギブソン組(イギリス)は惜しくも4位


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今回の私のお気に入り、ジュニアから上がったばかりのソフィア・シェフチェンコ&イーゴリ・エレメンコ組(ロシア)は6位でした


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シニアでも活躍を期待します!

 

☆ペア☆

こちらも予想通り、というか予定通りスイ・ハン組が金メダルを獲得しました。

NHK杯公式サイトより)

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スイ選手にジャンプのミスが出たものの、こちらもアイスダンスのパパシゼ同様、世界最高得点を出しました。

全体が素晴らしいので、最初の方のジャンプ失敗は演技終わりには忘れてしまいました。

2位にカーステン・ムーアタワーズ&マイケル・マリナロ組(カナダ)、3位にアナスタシア・ミシナ&アレクサンドル・ガリアモフ組(ロシア)という結果になりました。

 

申し訳ないですが、今回2位と3位はスルスルっとスルーさせていただいて。

 

何と言っても、今回大きな驚きと喜びを与えてくれたのが日本ペア、

三浦 璃来&木原 龍一組

でした。

前日のショートは、試合を観ていた観客の心を一気に引き込みました。

NHK杯公式サイトより)

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地上波こそありませんでしたが、BSではカップル競技もライブ放送をしてくれましたので、衝撃を受けたTV前の視聴者も多かったのではないでしょうか。

長いペア不遇時代からようやく、新たな時代を築いてくれそうな日本ペアの誕生。

その生まれる瞬間を目の前で見たかもしれない

そんな感動がありました。

 

ちょっと話は逸れますが、最弱と言われ甲子園では常に1〜2回戦で敗退していた、昔の北海道の高校野球

そんな時、綺羅星の如く現れた駒大苫小牧は道民を熱狂の渦に巻き込みました。

その日もTVで試合を見て応援していたのですが、ピッチャー交代が告げられ出てきたのは初めて見る強そうな面構えの2年生。

田中将大投手でした。

力強いスライダーやたしかなピッチングに「こんな子が2年生にいたのか!」と驚き、期待感で一杯になったのを覚えています。

スターが誕生する瞬間を見た、まさにそんな気持ちでした。

田中将大投手のその後の活躍は活躍は皆さんのご存知の通りです。

 

少し比較対象が大き過ぎましたかね^^;?

でも、それに近い感動があったのですよ。この結成3ヶ月のペアには。

木原選手のパートナーがなかなか定まらないのはハタから見てモヤッとすることもありましたが、今こうして素晴らしい相手と巡り合えたのは、必要な回り道だったのかもしれません。

あとはそれぞれにお別れしたこれまでパートナーの方々にも、良いお相手が見つかることを願うばかりです。

 

三浦&木原ペアは、直前の6分間練習でスロージャンプの練習中に他のペアと接触するアクシデントがあり、観客から悲鳴が上がりましたが、幸いケガもなくお互いに謝罪をして無事に演技を行うことが出来ました。

 

内容は3回転サルコーのスロージャンプにミスが出たものの、前日に引き続き息のあった素晴らしい演技を見せてくれました。

前日の演技はまぐれなんかじゃなかったというのを証明してくれましたね!

会場は新しい日本ペアの誕生に、惜しみなく大きな拍手とスタオベを送りました。

順位はSPの6位からひとつ上げ、8組中5位入賞です。

まだ生まれたばかりの日本ペアですが、これから成長を見守っていく楽しみが出来ました。

木原選手が27歳、三浦選手は17歳と歳の差はありますが、とても相性が良いとお見受けしますので末長く仲良く頑張っていただけたら…と願わずにはいられません。

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ペア三浦・木原組 自分たちも驚く健闘の5位に笑顔 フィギュアNHK杯 - 毎日新聞

 

☆女子シングルSP☆

ようやくシングル競技まで辿り着きました。

(ペアの三浦&木原ペアに興奮し過ぎて、予定の長さをオーバーしてしまった笑)

さて、前記事で「今回大会は何らかのアクシデントがない限り優勝者は決まっているようなもの」と書きましたが女子のみ、ほんの少しだけ、どうなるかな?と考えていました。

1番の優勝候補は今年シニアに上がったばかりの3人の天才少女のうちのひとり、ロシアのコストルナヤ選手16歳。

NHK杯公式サイトより)

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日本の紀平梨花選手と同じ3Aを持っています。

それもものすごく質の良い。

それに加え、ただジャンプだけではない芸術性や表現の良さがあります。

他の2人のロシア少女選手は4回転を跳ぶこともあり、ややジャンプに偏ったイメージですが、コストルナヤ選手は3Aを跳べる上にそれらの要素も兼ね備えスキがありません。

 

しかし、先立って行われたGPシリーズ・フランス大会で完璧と思われるコストルナヤ選手の3Aに回転不足の判定が付き、物議を醸しました(この時同じ大会に出たザギトワ選手にも必要以上のマイナス判定が付き、この両選手や4回転持ちのトゥルソワ、シェルバコワを抱えるエテリコーチのチームへの何らかの思惑が働いたか?というような)

採点競技の、いえ、フィギュアスケートの何だかなと思うところは、ジャッジの裁量が大き過ぎて、多くの人が「?」と思う採点が平気で行われること。

一定の基準が守られず、大会によって厳しかったりユルかったり、国、または選手によっても厳しく判定される人、見逃される人。

そんなことが日常茶飯事なので、大会毎にフタを開けてみるまでその傾向がわからない、というおかしな話になっています。

 

今回コストルナヤ選手やザギトワ選手にフランス大会同様のやり過ぎ基準を設けるのか、批判を受けたことで調整してくるのか。

一方、コストルナヤ選手との3A勝負が大きな話題になっていた紀平梨花選手にも、左足のケガが長引いていて大きな得点源となる3回転ルッツが入れられそうもないことなど不安要素が。

NHK杯公式サイトより)

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それを打開するために4回転サルコーを入れるかどうか?など様々な憶測が飛び交いました(実際、SP前日の公式練習では4回転サルコーを一度だけ降りています)。

とはいえ、紀平選手・コストルナヤ選手・ザギトワ選手の3人が順位はともあれ表彰台であろうというのが大方の予想です。

 

ところでこの大会は、紀平選手以外にも日本人選手が出場しています。

NHK杯公式サイトより)


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左:横井ゆは菜(ゆはな)選手 

右:山下 真瑚(まこ)選手

横井選手は19歳と、紀平選手より年上ですが今年がシニアデビューです。

山下選手は昨シーズンデビューの16歳。

みんな、若くていいね。。。

|´-`)

若い子のパワーのおこぼれをもらおうwとフレッシュな演技に期待が膨らみます!

 

横井選手は可愛い?悪女を演じて8位発進。

コンビネーション予定の冒頭3回転フリップ+3回転トウループを失敗するも、後半構成を変えてリカバリー!

えらい!

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山下真瑚選手。

NHK杯公式サイトより)

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アメリカ大会ではケガの影響で思ったような演技が出来ず悔しい結果でしたが、この日はノーミス!

大きな素晴らしいジャンプを決めてくれました。

悲しそうなアメリカ大会での表情を覚えていたので、はじける笑顔におばちゃん安堵したよ…

会場も温かい拍手に溢れていましたよ♪

 

さてここから本命の3人の選手を。

滑走順にアリョーナ・コストルナヤ選手から。

NHK杯公式サイトより)

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本当にロシアの女子は美しいよね…

顔だけ見たらもう嫁に行ってもいいくらい完成されてますけど、まだ16歳ですからw

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フランス大会優勝のコストルナヤ選手、今回大会の中で一番高い構成を組んでいましたが、3Aの高さ・美しさ、スピードも速く全ての要素が軽々と完璧でした。

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完璧が過ぎる。

(思わず「ハイ優勝!」と独り言が出てしまうくらいに)

多くの観客は、この大会でコストルナヤ選手を観るのを楽しみにしていたハズです。

演技が終わるか終わらないか、待ちきれずに飛び上がらんばかりのスタオベと鳴り止まない拍手が、観客の期待に充分応えたことを物語っていました。

やっぱり噂に違わぬ天才少女でしたね。

85.04点でSP世界歴代最高得点を叩き出しました…凄すぎ

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そして次の滑走者がアリーナ・ザギトワ選手。

平昌オリンピックで金メダルを獲った女王ですら、あっという間に後輩が突き上げてくる…ロシアの女子シングルは過酷です。

先のフランス大会でもコストルナヤ選手と一緒だったザギトワ選手は2位でした。

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ザギトワ選手も大人気の選手ですから登場した時の盛り上がりはハンパないのですが、やはり完璧だったコストルナヤ選手の直後という緊張が勝ってしまったか。

大きな得点源である3回転ルッツ+3回転ループを失敗してしまい、コンビネーションに出来ず。

その後も精彩を欠き、後半3回転フリップに3回転ループをつけようと試みるも1回転ループになってしまいました。

セカンドループは難しいと良く聞くのですが、付けやすい3回転トウループにせず3回転ループにこだわったところに、五輪女王の矜持を感じたのは考え過ぎでしょうか。

会場からは悲しげなザギトワ選手を励ますかのような拍手が大きく鳴り響いていました。

SP4位でのスタートです。

 

最終滑走は我らが日本の紀平選手。

今までと違う赤い衣装に身を包んでいます。

これも似合いますね!

NHK杯公式サイトより)

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去年2018年に続き、NHK杯での優勝を狙います。

冒頭3Aは高く綺麗。

女子にはかなりの高難度のハズの3Aですが既に安定感すら感じます。

ジャンプは最後の3回転ループは、ちょっとばかりおっとっとになりましたが、これくらいはご愛敬。

コストルナヤ選手という強敵相手にメンタル強いです!

それに、紀平選手の振り付けの動きは独特で何だかクセになります。

ウネウネしてるというか不思議な動き。

今季のテーマが『世界平和』、でしたっけ。

オリエンタル?な雰囲気で、神秘的謎めいているというか。

あんな角度でウネウネ出来、且つキビキビと動けるというのはやはり身体能力や体幹がしっかりしているのでしょうね。

身体使いが上手い。

スゴイよ、梨花ちゃん!

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音楽も途中から「ダバダバダバダバ…」と、呪文のようなダバダバが頭から離れず、女性の雄叫びのような高音も何を表現しているのかイマイチわからない…

が。

素敵プロと言えなくともこのプログラム、私はけっこう好きですw

得点は79.89で80点台には乗りませんでしたが充分凄かったです!

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長くなりましたが、もうこのままFSまでいってしまいましょう!

 

☆女子シングルFS☆

翌日のフリー、コストルナヤ選手との約5点差を紀平選手が追う展開です。

前日のSP3位には復活の兆しのアメリカの実力者、カレン・チェン選手が入っていましたがFSの今日、コストルナヤ・紀平・ザギトワの3選手に割って入るのは至難の技です。

 

この3選手の中でトップバッターはザギトワ選手、SP4位。

GPファイナル進出のために是非表彰台に乗っておきたいところです。

 

会場スクリーンに映し出された五輪女王の表情は、緊張なのか決意なのか。

その眼差しに観客もシンとして、祈るような気持ちでリンクを見つめます。

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さすがというか何というか。

ザギトワ選手は全てをほぼパーフェクトに遂行しました。

追い込まれているというのにメンタルが強いですね。

僅かにジャンプにミスがあったようですが、会場では気になりませんでした。

もちろんの大歓声、拍手、スタオベ。

会場の観客がどれほど喜んだか、果たしてTVからは伝わったでしょうか?

 

と言いながらも、鉄の女の異名を取るエテリ女史とのキスクラはそんなに嬉しそうではありません。

エテリコーチ、笑ってあげて…

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SPの失敗のことを考えると、そこまで喜べなかったのかもしれませんね。

トップ選手は戦っている次元が違うのだろうなとつくづく。

NHK杯公式サイトより)

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コストルナヤ選手のひとつ前の滑走が紀平選手です。

前夜からFS当日朝まで、情報番組では今日紀平選手が4回転サルコーを入れてくるかどうかという話題で持ちきりでした。

4回転を入れずとも完璧に近い演技をすれば表彰台は堅いでしょうし、そうなればファイナルは確定です。

ここまで来ればあとは本人やコーチがどう判断するかだけの問題になりますね。

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結果的に紀平選手は4回転サルコーは回避し3回転サルコーを選択しました。

後半3回転フリップからのコンビネーションの3Tにちょっとだけ減点がありましたが、ほぼパーフェクトに近い演技でした。

いやー、興奮しましたね。

ジャンピングスタオベですよ、もう笑

ハートの強さや冷静に判断する賢さに感服いたしました( ̄人 ̄)エエモンミタ ナムナム…

NHK杯公式サイトより)

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ところで録画を見ていて気付いたことが。

紀平さんの最後の方、会場全体で大盛り上がりで手拍子を打っていたのですが、録画で見るとそのタイミングが盛大にズレています。

会場ではそんなことはなかったのに、録画の中の手拍子は気持ち悪いくらいズレているのです。

これはTVだけ見た人は、

「今回の真駒内の客はなんてリズム感が悪いんだ!」

と思われたかもしれませんが、現地ではしっかりタイミングが合っていましたので心配なさらないでくださいね♪

逆にあのタイミングで会場全体が手拍子を打っていたらどうかしている、というレベルにズレていましたw

これは一体どういう加減なんですかねぇ?不思議です。

 

話を戻して。

最後から2番目滑走がコストルナヤ選手です。

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もう何も失敗する気がしなかったコストルナヤ選手ですが、二つ目の3Aをステッピングアウト。

しかしそれ以外は全て美しく完璧でした。

NHK杯公式サイトより)

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はあ〜、眼福眼福✨✨

 

「まいったか!」の決めポーズ→すいません、ウソです

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エテリチームの3人の天才少女のうち、体型変化が来ても一番上手く乗り切れるのでは?と言われているコストルナヤ選手。

高難度ジャンプを持つ細身の少女が次々と現れ、短期間で主役が交代するここ数年のロシア女子ですが、コストルナヤ選手は長く見てみたい選手の一人となりました。

息の長い選手になってくださいね!

ロシアさん、何とぞよろしくお願いします。

NHK杯公式サイトより)

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SP3位だった最終滑走のカレン・チェン選手はプレッシャーのせいか、思うような演技が出来ず9位に。

まだ復帰したばかり、気を落とさないでね…

 

日本の横井ゆは菜選手と山下真瑚選手も、4位・5位と頑張りました!

左:横井選手(4位)、右:山下選手(5位)

NHK杯公式サイトより)


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横井選手は3回転ルッツのコンビネーションが2回転になったのと、最後の3連続ジャンプでも抜けがあったことから1本余計に2トウループを跳んでしまう結果となり、点数がカウントされないという少々もったいないミスも。

しかしながら全体にはとても素敵な演技でしたので、本人もビックリの良い点数が出ました。

良かったですね!

演技直後、多分跳びすぎに気づいたと思われる瞬間の横井選手。表情の豊かな選手ですね笑


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山下選手も良いジャンプを跳び、ノーミスに近い演技で笑顔で終わることが出来ました。

後半は疲れて身体が重そうでしたが、これはご本人も納得のいく結果だったでしょうか?

足の甲の痛みもだいぶ和らいでいるとのことで何よりです。

ケガや病気で身体が思うようにならず、辛い顔の選手は気の毒で見ていられないですからね…(´-`)

 

*******

何はともあれ、これでGPファイナルの女子が全員決定しました。

6人のうち4人がロシア選手です。

ロシアの3人の天才少女、トゥルソワ・シェルバコワ・コストルナヤにザギトワで4人。

あとの2人が、アメリカと日本から1人ずつですね。

ブレイディ・テネル選手と我らが日本の紀平梨花選手です。 

うーん、やはりロシアは強かった…。

しかも最近、どこかでコストルナヤ選手が4回転を跳ぶ動画を見てしまいました。

これは紀平選手も4回転サルコーを入れなければ同じ土俵では戦えなさそうですね。

最近の高難度女子、ほとんどの男子選手よりも点数高いんですよね…

 

えーっと。

なので男子も負けずに頑張って!!?

 

ということでようやく、残すところはあと男子シングルのみとなりました。

今回の②を更新したら、自分が心置きなくファイナルを観るために素早く③を更新する予定です。

日本時間12/6(金)早朝から、シニアの競技が始まりますから、何とかそれまでには……!

 

ってコトは24時間ないですねw

 

まぁ、間に合わなくても誰も困りはしないんですけども。

でも若い選手たちに力を貰ったので、自分へのケジメとして私も頑張る…頑張ってみる所存であります(`・ω・´)!

 

…でも書けなかった時はこれは聞かなかったことにしてくださいね♡

 

それでは今回の長い記事に最後までお付き合いいただけました方、もしいらっしゃいましたら心より御礼申し上げます。

ありがとうございました!

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします(イケるか、24時間以内!?)☆

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フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ①

とうとう更新の間が過去最長、1ヶ月以上あいてしまいました。

皆さんお元気でしょうか。

ペロリンチョ

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この1ヶ月にまたひとつトシを取り、来たる冬に備えて庭の冬囲いをしたり、久しぶりの友人たちとランチをしたり。

作業しやすいように葉っぱをむしったあとのバラのトゲ取り


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普段スケートを見ない友人が「真央ちゃんが見たい」と言うので、旭川で開催された『浅田真央サンクスツアー』に行ってみたり、その友人が飼い始めた子猫にデレデレしたり。

味わい深い年寄り猫も好きな私ですが、ふわふわと柔らかな、生命のエネルギーに満ちた子猫もやっぱり愛おしい

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それなりに話題はあったのですが気がつけばあっという間に1ヶ月。

気楽に気ままで良いと考えているブログライフですが、さすがにサボり過ぎました。

 

ということで久しぶりの更新です。

タイトルにあるように、

『2019 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会

へ行ってきた話などを、ゆる〜く語ってみようかと思います。

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さて、このブログを始めてそろそろ2年半になりますが、その間にフィギュアスケート観戦についての記事はこれまで2回(実際の記事数はひとつの大会につき3〜4記事)、今回が3回目になりますね。

 

一応参考までにダラダラと貼っておきますが、気にせず飛ばしてダイジョブですのでお気遣いなくw

↓2018世界選手権(埼玉)

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

 

↓2017NHK杯(大阪)

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

このように、一大会につき複数記事を上げておりますが、内容はフィギュアスケートの観戦レポとしては極めて薄い構成となっております( ̄▽ ̄)

正確に技術や点数を解説してくれるサイトはたくさんありますからね。

そのあたりはそういった専門サイトやブログにサクッとお任せして、道中のドタバタや食べたもの飲んだもの、会場での個人的感想など、雑記ブログらしいユルい観戦記となっております。

何せ書いている環境もユルい


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ですので今回もそのカタチを踏襲して、その場の空気感?を大事に書いていこうかと。

 

それではどうぞよろしくお願いいたします♪

 

 

*******

 

さて今回は、「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券(特定チケット)」としてチケットが販売されました。

近年、さまざまなジャンルの人気のあるチケットが転売サイトで高額で取引されているそうですが、それはフィギュアスケートも例外ではありません。

100%ダフ行為を防げるかはわかりませんが、NHK杯のチケットがその対象になったのは良いことでした。

チケ取りが難関なのはわかっていましたので、当たればラッキー!くらいの気持ちで、あまり期待しすぎないよう気持ちを抑えて抽選に申し込みました。

これはかなりの幸運だったようなのですが、結果的に3日間全日のチケットを手にすることが出来ました。

※今年はチケット運が良すぎてコワイ

ネットなどを見ていると落選の悲鳴が飛び交い、自分が当たったことは嬉しい反面、悲しい思いをしている方も多いのだなと申し訳ない気持ちになったりも…

 

「チケットをご用意出来ませんでした」っていうメールを貰うとリアルに

_ノ乙(、ン、)_

ってなりますからねぇ。

 

しかし当たったからには全力で応援してこよう!

そう決意しました。

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少々脱線しますが、今やチケットがなかなか取れないという話から。

 

「キレイな服着たお姉さん」が氷の上でクルクル回るのに憧れて、冬休みに毎日バスで、隣の学区の中学校のグラウンドに張られたスケートリンクに通い詰めた子どもの頃。

何となく、TVでやっていればチャンネルを合わせるライトな視聴者層として過ごした若い頃。

少し真面目に見るようになったのはアラサーの頃。

かなり真面目に見るようになったここ十数年。

私にとってフィギュアスケートは、長年TVで観るものでした。

 

そんな私が意を決して初めて現地会場に足を運んだのは、2014年に札幌で行われたアイスショー、『スーパースターズ・オン・アイスin札幌』でした。

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そう、

2014年といえばソチオリンピックが行われた年。

それからすぐのアイスショーです。

このチケットがいつ売り出され、いつ自分がポチッたのかハッキリ覚えていないのですが、この時は席を選んで買えたという夢のような状況でした。

※チケ取りの時点でまだ前の方の席が空いていたのに初の現地観戦に「ワタシみたいな観戦のシロウトが」と遠慮し、ワザワザ良くもない席を選ぶという謎行動(笑)

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失意のショートからフリーで巻き返して6位入賞した浅田真央さんや、女子シングル金メダリストのアデリナ・ソトニコワ、男子銀メダリストのパトリック・チャンアイスダンス銀メダリスト、テッサ・バーチュー&スコット・モイア組

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そして男子シングル金メダリスト、まだ少年の面影が残る羽生結弦選手

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その他にも日本人有名選手たちや、優雅な滑りのカロリーナ・コストナー、カナダのクリケットクラブで良きライバルとしてしのぎを削ったハビエル・フェルナンデス選手も。

とても豪華な出演者陣です。

交通の便の悪さで本州のファンからは敬遠されがちな北海道だったとはいえ、今ならば激戦のプラチナチケット間違いなしだったのではないでしょうか。

 

そうそう!

この時、余興?で羽生選手がまだ習得中だった4回転ループを跳んでみせてくれたのもこの大会でした。

この頃、アクセル以外のジャンプの見分けが怪しかった私ですが、羽生選手がジャンプの軌道に入った途端、周囲の方々が急に静まり返って行方を見守る姿勢になったのを印象深く覚えています。

 

今から考えると、嘘のようなチケット状況でしたね。。。( ̄ー ̄ )

 

 

*******

 

さて本筋に戻りまして。

今年のNHK杯の日程は11/22〜24(金〜日)。

その1週間ほど前は寒くて荒れたため、『嵐』のコンサートにやって来た本州の方々が札幌市内で冬靴を買うニュースなどが流れていましたが、このNHK杯の3日間はお天気に恵まれました。

「ちょっとー、どこ行く気?」まりちゃん、目ヤニ目ヤニw

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22日早朝に出発。

陸路で行けるってステキ。。。

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穏やかな良い天気です。

天気予報はこの初日が一番寒く、後はどんどん暖かくなる予定。
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車窓から見える朝靄の景色が、これから来る本格的な冬を予感させます。

 

 

ハイ、着きました!

札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナです。

開場時間の少し前くらいだったかな?

開場時間は11:00、最初のカテゴリのアイスダンスRD(リズムダンス)は12:30からです。

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ここだけ見るとわかりませんが、この右側には既にビッシリと大行列が出来ています。

前方に並んでいる人は相当早い時間に来ていると思われます。

実際、私のスケ友さんである九州のNさんは「9時に来て並んだ」と言っていました。※Nさんはこれからも出てきますが、3月の世界選手権で、共に餃子を死ぬ思いで食べた同志です

開場時間からアイスダンスの12:30までは1時間半もあります。

今回はいつもより本人確認がしっかりしていて多少時間がかかるとはいえ、試合を見るだけなら朝の8時や9時に並ぶ必要はありません。

では何故こんなに早く並ぶのか。

それには理由がありまして、開場時間は11:00ですが、場内のリンクでは10:30〜11:30まで男子シングルの公式練習が行われていました。

つまり、早めに入れば男子の公式練習の後半(第2グループの選手たち)を見ることが出来るワケです。

その公式練習を見たい方々が、入場の大行列を見越して早く入場できる、前方のポジションを押さえに来ていたのですね。

皆さん、とても熱心です。

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入場待ち列のかなり後方に並んでいた私が自席についたのは11:10頃、男子シングルの第2グループの練習が始まっていましたが、羽生選手の曲かけ練習も見ることが出来ました。

失敗もあれば成功もあり、問題は特にないように感じました。

とにかく、ここ2〜3年の羽生選手はGPシリーズの第2戦目あたりでケガをしてしまい、そのシーズンを完走出来ないことが続いていました。

一ファンとしては、ケガなく健康で痛いところがなく、本人が思うように滑れていれば、もう充分なのです。

まぁ、ご本人はそれでは満足しないでしょうがね…笑

 

この公式練習が終わってしまえば、男子シングルは夜の19:05からの本番を待つだけとなります。

 

 

*******

12:30、まずはカップル競技のアイスダンスから。

日本からは、小松原美里&ティム・コレト組が出場の予定でしたが、小松原さんが9月に脳震盪を起こし、その後も調子が思わしくなく欠場となりました。

どうぞお大事に…。

 

さて、これから現地観戦の感想などをかいつまんで書いていこうと思いますが、その前にちょっとお耳を拝借。

 

今回のNHK杯の出場選手は各カテゴリ、トップ中のトップ選手という豪華なメンツが集結しています。

正直なところ、何らかのアクシデントがなければ優勝者は最初から決まっている、と言っても過言ではない大会です。

実際、その通りになりましたしねw

 

個人的にいろいろと注目している部分はありましたが、会場全体もピリピリせずに大会を楽しんでいる感じを受けました。

その様子や空気感をうまく伝えられるといいのですが…

では、いいかげん前置きが長いので始めましょうか。

たいしたことは書かないので、お気楽にお読みくださいw

 

 

アイスダンス

カップル競技は全くもって詳しくないワタクシ、ただ、「好き」とか「綺麗」とか、そういったフンワリとしたことしかわかりませんのでお許しを( ̄人 ̄)

 

アイスダンスに出場したのは9組。

まずは何と言ってもこの2人、

ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組(フランス)※以下パパシゼ

NHK杯公式サイトより)

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文句なしの優勝候補です!

平昌オリンピック銀メダリスト、今年観戦した世界選手権でも圧巻の金メダルでした。

優雅で滑らか、私のようなシロウトが見てもわかる美しい滑りのカップルです。

本当に美しい…✨

 

しかし、そんな彼らは今季は笑いを取りに来たのでしょうか。

スケートファンの間では既に話題になっていたこの衣装。

それでええんかと。

 

エアロビですね。

しかも、それワザとでしょ?という色の組み合わせ。

衣装はともかく素晴らしいスタイルw

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あ、ウチのTVの画面撮りでスミマセン。

滑りがぬるぬる。


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フィニッシュのドヤもいい感じです。

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多少の乱れはありましたが、サクッと世界最高得点です。

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例えネタのようなコスチュームでも、滑りが素晴らしくてネタプロにならないのがスゴイ。

まるでエキシビションのようでした♪

 

パパシゼの次のカップルは、

アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン組(ロシア)

NHK杯公式サイトより)

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パパシゼのヘンテコ衣装の後にいっそう映える、正統派金髪美女の華やかコスチューム。

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美女過ぎるw
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美しいステパノワさんにボーッと見惚れているうちに終わってしまいましたが、アラ?

会場のスクリーンに映し出された美女の表情が冴えません。

よく見ると綺麗にセットした髪のサイドが浮き上がっています。

生の滑りを見ていた時は気づかなかったのですが、ヘアピンが男性の衣装に引っかかってしまったようです。

で、ちょっとそこでもたついてしまったんですね。

点数を待つ「Kiss and Cry(通称キスクラ)」では綺麗な顔に涙も見えましたが、自己ベストを更新してパパシゼに次ぐリズムダンス第2位につけました。f:id:kapibara5168:20191128190608j:image

アイスダンスRDは上位2組だけを取り上げましたが、若く初々しいこの2組も可愛らしかった〜!

NHK杯公式サイトより)


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左:ソフィア・シェフチェンコ&イーゴリ・エレメンコ組(ロシア)

右:ライラ・フィヤー&ルイス・ギブソン 組(イギリス)

このロシアの若いカップルは、去年のジュニアGPファイナルのチャンピオンだそうです。

とても目を引く感じがしましたので、今季シニアに上がってドンドン活躍してほしいです。

イギリスのフィギュアの選手というと、どのカテゴリにもあまり上位選手がいないイメージなのですが、大きな声援を受けてとても人気がありました!

 

☆ペア☆

優雅なアイスダンスの次は、アクロバティックなペア。

アイスダンスにはジャンプがありませんが、こちらには豪快なスロージャンプや高いリフトなどが目を楽しませてくれますね。

 

会場でも圧倒的な人気を誇っていたカップ

ウェンジン・スイ(隋文静)&ツォン・ハン(韓聡)組(中国)

NHK杯公式サイトより)

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上手いこと言えないのが歯痒いですが、キレがありながら情感たっぷり。

そして前にも何かで書いた気がするのですが、通常ペアの男性は背が高く体つきのがっしりした選手が多いのに、このハン選手は見た目明らかに小柄です。

どうやってあんなに高く、スイ選手を上手にブン投げられるのでしょうか。

とにかくスゴイや。

もちろんコチラもSP(ショートプログラム)第1位通過です。

 

そして。

今回の嬉しい驚きが、日本ペア!!!

三浦 璃来(りく)&木原 龍一組

NHK杯公式サイトより)

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木原君は元男子シングル選手ですが、2013年にペアに転向。

最初のパートナーは2012年にカナダのマーヴィン・トラン選手とのペアを解消した高橋成美選手ですが、その後あまり時を置かずにペア解消、その後も須崎海羽選手とペアを組みましたが3シーズンほどで解消していました。

 

相性ってものもあるだろうけれど、続かないなー、残念だなー、という気持ちになっていました。

最近、新しいパートナーが出来たのは知っていたのですが、何とまだ3ヶ月!

この試合が初めての国際大会でのお披露目だったそうです。

 

正直、高橋成美選手とマーヴィン・トラン選手のペア解消以来、パッとしない日本ペア(スミマセン)。

そもそも競技人口がシングルに比べて全然いないのですから仕方ないといえば仕方ないのですかね。

 

「今回はどのくらいの期間もつのだろうか…」

などと思いながら、ぼんやりと第1グループの入場を眺めていました。

すると、

おや?スイ・ハン組がいる

いやいや。

スイ・ハン組は第2グループ、まだ登場するはずはありません。

 

スイ選手に見えたのは三浦選手。

雰囲気が中国のスイ選手そっくり!

髪型もそうですが、体型も何だか似ています。

最初の数分、勘違いしていましたw

 

滑り出してまたビックリ!

何か今までになく上手くない!?←失礼

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2人揃ってのジャンプも、スロージャンプもツイストも上手くハマってます。

この安定感…新鮮←失礼

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とてもつい最近ペアを組んだとは思えない堂々とした演技。

これが相性、ってヤツなのかしら…?

 

会場全体が夢中になって応援していました。

割れんばかりの拍手です!

いい点数キターーー!

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こんなにはしゃぐ木原君を見た記憶がない。

ヨッシャーーー!!

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いつも日本ペアは最下位が定位置でしたが、これはもしやと思わせる演技。

結果8組中、6位でSPを折り返しました。

すごく良かったよ〜!

パチパチパチパチ👏

 

 

ああ、いいもん見た。

次は女子シン…

 

え?

もう6500字超えちゃった!?

どおりで疲れたと思った…(;´Д`)ハアハア

 

1ヶ月以上ぶりの更新なのに、ワタシ的に頑張りすぎました。

 

ということで今回はこれまで。

続きは次回にすることといたしましょう。

 

長い記事にお付き合いくださいました皆さま、誠にありがとうございました。

それではまた次回、よろしくお願いいたします♪

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