花の季節到来と乙女心
6月に入るとようやく我が家の庭にもチラホラと花が咲き始めました。
前回はバラの凍害のことでほとんど終わってしまい、せっかく咲いていたものもあまり載せられませんでした。
なので古いものから少しずつ。
あっという間に花が散ったジューンベリーは、もう小さな実をたわわに実らせています。
収穫はしないので、今年もたくさんの小鳥たちのお腹を膨らませるでしょう。
水滴も綺麗。
たった一株だけチンマリと植えてあるクリスマスローズ・メープルシフォン。
GWに咲いて、今は種がついています。
性質上、親株と同じ花は咲かないかもしれませんが、種から育ててどんな花が咲くのか確かめてみるのもいいですね。
もう散ってしまいましたが、フワフワと小さな白い蝶のように咲くポテンティラ・ルペストリスは、まだ寂しい我が家の庭で先陣を切って咲いてくれる可愛いヤツです。
強健で、あちこちからこぼれダネで出てきます。
オリエンタル・ポピーは我が家では珍しい真っ赤な花色。
何色が咲くかわからないというブラインド買い?をして、ピンクや白を期待していたのですが、やっぱり赤だったよね笑
でも、自分ではあまり赤い花を買わないので良かったのかもしれません。
丈夫でよく増えます。
上から割れるのかと思ったら下から割れた。そこはかとないエイリアン感。
↑を撮ったあと、他をウロウロ撮影して戻ったらはずれかけのガワの一片が落ちて、クシャクシャの和紙みたいな花びらが顔を出していました。
パッカン!と割れてクシャクシャがふんわり広がります。
最初はちょっぴりガッカリした真っ赤な花色も、今はこの元気いっぱいな色が好きになりました。
油断すると増えすぎるのがたまにキズですけど💦
ちなみに今はもう、花びらはすっかり落ちて南米のサッカー選手のようになっています。
首元にイカしたストールつき
そして前回記事のルピナス同様、勝手に生えてきてどんどん勢力を広げている野生のアイリスのような花。
未だに正しい名前がわからないので、ご存知の方がいらっしゃいましたら何とぞご教示を…
去年も同じことを書きましたがこの花、入れてもらった庭土に入っていたんでしょうね。
あんまりいい土を入れてもらえなかったみたい
でもまあ可愛いからいっか!
とそのままにしてありますが結構大きめなので、本当はもっと目立たせたかった花たちが影に隠れがちなのがちょっと困り物です。
その一番の被害者なのがアストランティア・ローマさん。
玄関の側、通路に面した場所で揺れていてほしかったのですが野生アイリスがその前面に出現してしまい、その背中側で咲くことになってしまいました。
栄養を取られるのかさほど大きくありませんが、それでも消えてしまうことなく長年咲いてくれているので、儚げな見かけによらず案外丈夫なようです。
今年はクイーン・オブ・スウェーデンとアイスバーグの凍害のせいで少し景色が寂しくなるかもと、いくつかの宿根草と一年草も少々植えてみました。
植えてはみましたが、もともとある宿根草の隙間で心細そうな様子を見ると、一年草はやはり寄せ植えにでもした方が良かったかもしれませんね。
↓一年草
レディダリア・ユバ
ダークな色味の葉っぱに惹かれて。
越冬は難しそうなので、一年限りのつもりでアイスバーグの足元に。
クレロデンドルム・ブルーウィング
『クレロデンドルム・ブルーウィング』
舌を噛みそうなこの植物、今まで見落としていたのでしょうか。
今年初めて存在に気付きました。
初めて見た時、ブルーの涼しげな色に一目惚れしたのですがその時は買わず、次に見た時にやっぱりいいなと購入。
原産地が「熱帯アフリカ」となっているので、北海道での庭植えは無理ですね。
夏のピアスに良さそう♪
宿根草も。
これはもう花が終わった状態だったのでポットについていたラベルを。
最近訪れた近郊の公園を歩いていた時に、足元の小道の脇にピンクの小花が丸く集まって咲く匍匐状に広がる植物を見かけました。
すっごく可愛い。
我が家のプンゲンストウヒの周りは、日陰になるせいか木が栄養を持っていってしまうのか花を植えてもあまり育たず(雑草はすごく生えるけど)、土を掘るとすぐ細かい木の根にあたるので新しく植物を植えるのも最近は諦めていました。
どうせ何も植えられないなら、グラウンドカバーになるようなもので可愛らしいものないかなぁ?と思っていた矢先に出会ったのがコレ。
名前はわからなかったものの偶然見つけたこのラベルで、多分そうだと思い購入してきました。
グラウンドカバーとしてはリシマキア・ヌンムラリアを以前から植えているのですが、我が家では少々蔓延り過ぎるので、今少しずつ場所を選んで整理しています。
フォプシスの苗を植えるのにスコップを入れると、何やらたくさん根に触れてちょっと怖いのですが強引に植え込み。
プンゲンストウヒの中心近くはリシマキア、通路側はこのフォプシス、とバランスが取れるといいのですが、そう上手くいくかどうかは果たして。
アキレア・ノブレッサ
アキレア=ノコギリソウですね。
園芸店でこれを見た時思い出したのは、去年訪れた滝上町(たきのうえちょう)の『陽殖園』さんでのこと。
案内をしてくれる園主の高橋さんが道沿いの白い小さな花を触りながら、
「これ、ノコギリソウって言われて買ったんだけど、何か違うなーってずっと思ってて。でもやっぱりノコギリソウでいいらしいんだよね」
というようなことを仰っていました。
ノコギリソウというと↓こういう感じのイメージが強いのですが、丸い小花バージョンもあるんだ、可愛いなぁと印象に残っていたのです。
セイヨウノコギリソウの参考写真お借りしました。
ネットで調べてみると、ノブレッサはアキレア・プタルミカという種の中の品種名になるようです。
『陽殖園』さんのものと同じ品種かはわかりませんが、何だか嬉しくなって買ってしまいました。
これも強健でよく増えるというので蔓延り過ぎないよう気をつけたいと思います。
ゲラニウム・マグニフィカム
昔、青みのあるゲラニウムが欲しくて「ゲラニウム・ジョンソンズブルー」のラベルのついたポットを購入したところ、咲いたのは全く違う種類のピンクの花色でした(多分ビオコボという種)。
たまにあるラベルやタグの間違いですね。
花に罪はないのでそのまま植えてありますが、植えた場所が悪かったのもあり(プンゲンストウヒの近く&リシマキアの勢力が強く何を植えても負けてしまう)どんどん小さくなってしまいました。
ゲラニウムは丈夫で寒冷地ではよく育つとあるのに、その後買ったゲラニウムもいなくなったり、期待ほど大きくならなかったり。
手入れが悪いのか庭土が痩せているのかその両方か。
ウチとゲラニウムはイマイチ縁が薄いのかなと感じつつも再挑戦、アイスバーグの足元に植えてみました。
今のところは順調なようです。
あと、白いシモツケも買ったのですが、まだあまり良い写真がないので今回は省略ということで新入りのお話はここまでに。
ヤナギバチョウジソウ
プンゲンストウヒの近くに植えられた割には頑張っていて、地味にですが毎年少しずつ花数が多くなっています。
買った当時「アムソニア・タバーナエモンタナ」というラベルがついていました。
海外のチョウジソウで日本のものとは少々違うようですが、水色の花色が涼し気でお気に入りです。
けっこう長く咲いてくれるのが嬉しい。
シャクヤク・ソルベット
バラが咲く前に大輪の花を咲かせてくれます。
そして香りが素晴らしい!
ちょっと側に寄るだけで辺りに漂う甘い香り。
シャクヤクが咲くと庭は一気に活気づき、気持ちも急上昇⤴︎
雨上がりにはシャクヤクの蜜が大好きなアリも姿を消し、美しさがいっそう際立ちます。
ちなみにコチラ、もう一株ある別の品種のシャクヤクなのですが↓
品種は『シャクヤク・エミールデバディーン』と書いてありましたが、ググッてもほとんど情報が出てきませんね。
一見するとソルベットと違いがわからず、真ん中のモシャモシャがソルベットより若干控えめなくらいでしょうか。
いくらソルベットが気に入ったからって、ここまで同じようなものを買わなくても良かったんじゃない?
と、当時の自分に問いかけたい。
それはともかくとして、やっぱり花は良いなぁ。
世の中が上へ下への大騒ぎでも、植物は黙ってちゃんと為すべきことをしているんだもの。
今年もまた花が見られて良かった。
ねぇ、まりちゃん?
お花綺麗だねえ。
「……」
?
聞こえてる?
「聞こえません」
いやいや、聞こえてるし。
「聞こえないったら聞こえなーーーい!」
どど、どうしたの?
何か…怒ってます?
……しぃが…
ハイ?
「母さんには〝でりかしぃ〟がないのよ!」
えっ?デリカ?
フロントグリルがゴツくてデッカイあの…
「ソレは◯菱の作ってるクルマでしょー!
母さんのそういう微妙なボケ、キライなのよー!!
うわーーーん!!!」
ずいぶんおかんむりだねぇ…
母さん何か悪いことしたっけ?
「したも何も、ほらコレ!」
バン!
ああコレ、こないだ動物医療保険のアニコムさんから届いたまりちゃんのバースデーカードだね。
これがどうしたの?
「母さんここ1年、ヒトにワタシの歳を説明する時いっつも『5歳です』って言ってたでしょ?」
「ワタシ、〝今年5歳〟になるんじゃないのーー!ホントはもっと若かったのに1年ソンしたぁーーー!!」
あー、そうそう!
そうなの。
なんか勘違いしちゃってたんだよね。
ゴメンねぇ。
でもさ、母さん自分の年だってすぐに思い出せないんだよ。
それに「ソン」って、むしろ思ってたより若くて1歳トクしたんじゃあ…
あのねぇ。
猫にとっての1歳がどのくらい重みがあると思ってるの?
ハイこれ!猫の年齢換算表!
ハガキくれたアニコムさんから借りてきた!
ドン!
人間の年齢でいうとねぇ
4歳なら32歳
5歳なら36歳
4歳も違うの!!
こないだ何かの用事でやって来たイケメン爽やかお兄さんにも5歳って言ってたし!!
母さんから見たら32歳も36歳もどっちも若いんだけどねぇ。
それにイケメン爽やかお兄さんだってまりちゃんを見て
『5歳か。。人間なら36歳だな』
なんてワザワザ思わないよ。
可愛いって言ってたじゃん?
母さんは乙女心を忘れちゃってるの!
ていうか、ないの!!
二度とないワタシの4歳(32歳)時代、返してよぅ!
いやまあ、間違ったのはゴメンだけど、まりちゃんが何歳だって可愛いのは間違いないんだから許しておくれよ。
まりちゃんの前にいた姉さん猫たちも、いたいけな子猫時代はもちろん、元気いっぱいの若猫の頃も、ヨボヨボのおばあちゃん猫になってからも、ずっとずっと可愛かったよ。
むしろ年を取るごとに賢く可愛くなっていったから、まりちゃんもまだまだこれから可愛くなるよ!
…そぉお?
何だかごまかされてる気がするけど…
ホラホラ、難しい顔しないで遊ぼう!
その手には…
とりゃあっ!!
「やっぱりあの子は単純ねぇ」
手が遅いので、数日かけてノンビリ記事を書いているとあっという間に庭の様子は変わっていきます。
出かけてきた場所もあるし、私の更新スピードでは追いつけないよどうしよう(;´Д`)
などと右往左往しつつ。
次回、またよろしくお願いいたします。
痛恨のミスと逞しきルピナス
初夏。
北海道の四季において一番ウキウキする季節かもしれません(※個人の感想です)。
気温も日中は20℃以上の暖かい日が続き、明るい陽射しと湿気の少ないサラリとした空気。
早朝、薄く開けてある窓から聞こえる鳥や虫たちの声が朗らかです。
5月中旬、ジューンベリー満開
前回、庭の話は次回に持ち越しますと言いました。
しかしその2週間ほどの間にも季節の移り変わりのスピードの早いこと早いこと!
北国の植物は短い期間で一気に芽吹いて育って咲いて、種や実をつけなければならないので忙しいのです。
あっという間に景色が変わってしまうので、タイミングを逸したものが出てきたりするのはどうぞご勘弁を…( ̄人 ̄)
まずはタイトルの件ですが、実はワタクシ、庭の雪が消えてややしばらくしてからとんでもないヤラカシをしたことに気が付きました。
最近のコロナウィルス騒動ですっかり忘却の彼方でしたが、先の2019〜2020の冬は記録的な少雪だったのを皆さま覚えてらっしゃいますでしょうか?
↓は今年の1/16に更新した私の記事を抜粋したものです
そうは言っても何とも雪の少ない今冬。
本来であれば市街地に比べ雪が格段に多い街はずれの我が家ですが、それでも感覚的には例年の半分以下です。
毎年この時期には庭の冬囲いの女竹が半分以上隠れてしまっていることが多いのに、バラなどの大きめ冬囲いはまだヒザ下程度。
冬囲いにヒザがあるかどうかの是非は別にして、経験したことがないほどの雪の少ない冬に驚いています。
家の前のスペースを除雪する時は、時期が進むにつれて庭の中にも雪を放り込むため余計にカサが増すのですが、今年は逆側の空き地に捨てるだけで済んでいるのでアッサリしたものです。
↓はその時の記事に、少ない庭の積雪量を示すために載せた写真です。
今年2020.1月半ばの玄関前、通路と庭の境目付近
北海道では多くの地域で冬の間の枝折れや凍害を防ぐために、木やそれに準ずるような植物の周りに女竹を組んで補強し、モノによってネットやコモを巻く冬囲いを行います。
ナマケモノを自認する私でも、さすがにコレはやらないわけにはいきません。
特にバラは必須です。
同じ角度から撮っていないのでわかりにくいですが、↓2019の2月上旬の写真と比べてみるとまるで違うのがおわかりでしょうか。
前年の2019.2月上旬、私の胸のあたりの高さ
1枚目(2020)の下半分、人間の長靴の跡とキツネの足跡の間の斜めラインの僅かな盛り上がりが、2枚目(2019)のそそり立った雪壁と同じくらいの位置です(屋根からの直接の落雪のほか、通路を除雪した雪の一部も投げ入れるため、自然に積もる積雪量よりは高くなっています)。
通常、最終的に庭は雪にすっぽり埋れ、冬囲いの女竹の上部だけが見えるような状態になります。
それが今冬、小さなものはともかく、そこそこ背丈のある囲いは高さの1/3〜1/4を残し、とうとう全てが雪に覆われることはありませんでした。
しかし同時に屋根からの落雪も少なく、毎年ヤキモキする枝折れの心配はありません。
除雪もサックリ済むので、
「いやぁ〜、今年は雪が少な過ぎて気持ち悪いけど、色々ラクだね( ・`ω・´)b!」
そんな風に、少しばかり浮かれるくらいには楽な冬越しでした。
まさか春先、そのせいで
半日寝込むほどのショック
が待ち構えているなんて、その時は思ってもみなかったのです。
おおげさねぇ
雪が少ないということは、雪解けも早いということ。
何につけ行動がトロい私は、大抵冬囲いを外すのも他の人より遅いのですが、今年は雪解けが早かったのでいつもより早いタイミングで冬囲いを外しました。
以下は私のTwitterですが、4/12に外したようですね。
いつもの年より間違いなく早い作業なのに、「ちょっと遅いか?」なんて、しかも〝笑〟の字までつけてハシャイでいるのが、このあと訪れる悲劇も知らず我ながら痛々しい。
今日はお天気が良いので庭仕事始め
— トビー (@toby_marimo) 2020年4月12日
やっと冬囲いを外してます
ちょっと遅いか笑?
元々イナカの我が家ですが、いつもの春よりも更にだーれも通らない pic.twitter.com/STrQnJdG2w
庭の枯れ葉や枯れ枝をお片付け
— トビー (@toby_marimo) 2020年4月13日
雪の重みでペッタリ固まった枯れ葉をゴソッとはがしたら、
下から大量のこげ茶色のイモムシのような虫がわらわらとコンニチハ
思わず「ウッホッ!」ってゴリラみたいな声出た pic.twitter.com/Xu4MXQEyEN
そう、私はまだ気付いていなかったのです。
バラたちの異変を。
『ズボラでもエエじゃないかガーデニング』を実践する私ですが、なんのかんのと庭の冬越しに関して決定的な失敗をしたことはありませんでした。
過去に一度、屋根からの落雪がギリ当たる場所に植えてしまったシャルロット・オースチンが落雪に圧迫され、メインの太枝とその他数本が枝折れしたことがあり、これが今までの最大の失敗でした(女竹の本数を増やして強度を上げることで解決)。
人にも地域にもよりますので一概には言えませんが、北海道のバラは基本、しっかりした剪定は春のみで良いと言われています。
秋はせいぜい、冬囲いの邪魔にならないようにとか雪面からなるべく枝先が出ないようにとか、そういった思惑で高さを調整する程度が多いかと思います。
私も冬の間の枝折れを警戒して、枝数を調整し過ぎないようにしていました。
兎にも角にも
「枝折れ」
そればかり気にして冬囲いをしていたのです。
今冬は雪が少なかったので、囲いを外しても予想通り枝折れしたものはありませんでした。
ただ、ちょっと気になったのは枝の色。
特に、
「クイーン・オブ・スウェーデン」
2019夏
と
「アイスバーグ」
2019夏
このふたつ。
全体的に枝が黒っぽい気がするけど、毎年こんなものだっけ?
毎年のことなのに、冬囲いを外した時の状態をほとんど覚えていないという我がノーミソにビックリです。
イヤな感じですがとりあえず、明らかに生きていないとわかる部分のカットと軽い剪定をし、あとは枝についた小さな芽が膨らんでくるのを確認してからにしようと様子を見ることに。
冬囲いを外してから半月以上。
5月に入り、他のバラは緑色を保った枝からようやく葉が展開し始めましたが、待てど暮らせど、この二種類のバラの固い小さな芽はゆるむ気配もなく、茶色くシン…としたままです。
これは。。。( ꒪Д꒪)
よくよく確認すると、冬囲いを外した時に色は悪くても何となく生きてるように見えた枝すらも明らかに水分を失って、小さな芽も固まってしまっています。
しかも枝のほとんど全てが( ꒪Д꒪)
ここでようやく、私はバラがひどい凍害を受けていたことに気付きました。
何ともお粗末。
気付くのが遅過ぎる。
いや全くお恥ずかしい話です。
今までの冬は、すっぽりと暖かい雪の布団のおかげで厳寒地ながら凍害とはほぼ無縁でした。
それがまさか、今年こんなひどいありさまになってしまうなんて。
要因としては
- 少雪のため冬囲いをしてあっても例年のように雪の下にならず、寒風に耐えられなかった
- 雪解けが早かったため、いつもより半月ほど早めに冬囲いを外した(その後冷えた日や雪が降った日もアリ)
- その両方
北国で庭づくりをされる方にとってはお馴染みかもしれませんが、寒冷地で植物を育てるにあたり参考になるのが『ハーディネスゾーン』という指標です。
これはアメリカ農務省が平均最低気温で地域分けをし、植物がどのくらいの気温で戸外で越冬出来るかの耐寒性の目安を示したものです(気温以外の他条件は勘案されず)。
日本でもその土地ごとに指標が適用され、旭川はソコソコ厳しいゾーンナンバー5となっています。
私が参考にしている本のひとつ『北海道のバラづくり(著者:工藤敏博氏)』北海道新聞社より
園芸書によっては植物にゾーンナンバーの表示があるので、その数値が植えようとする土地のナンバー以下の数ならばザックリと、越冬は大丈夫でしょう、ということになります。
ただし数字はあくまでも目安ですので、積雪等の条件によっては多少ゾーンナンバーから外れた植物でも上手く育ったり、逆にゾーンナンバーにドストライクであっても生育イマイチ、ということもあるようです。
基本、植物を迎える時は地元の園芸店で耐寒性を確認して買うので、自分で上記のハーディネスゾーンと照らし合わせることはほとんどありません。
我が家のバラもお店で耐寒性を確認してから購入したものばかりです。
旭川はゾーン5という寒い土地ではありますが積雪による保温が期待出来るため、バラも種類を選び、しっかり対策すればこれまでは毎年問題なく越冬出来ていたのです。
そこに油断がありました。
同じく『北海道のバラづくり』より
しかし今冬は記録的な少雪、今までは雪の恩恵で凍害が最小限で済んでいただけだったのだと、今更ながら厳しい自然環境を痛感することとなりました。
自分の力などちっぽけなもの。
厄介者とばかり思っていた雪に救われていたのですね。
*******
可愛いバラの枯死の可能性を突きつけられたショックで冷蔵庫に放置された大根のようにしおしおになった私は、とりあえず精神の安定を図るため半日寝込んで現実逃避。
のんのさんもスヤスヤ
ひとときにせよ、全てを忘れることが出来る眠りは素晴らしい。
甘やかな眠りよ、ありがとう✨✨✨
zzz…
ZZZ………
………z………zz……
…………
フンガッ!!⊙ ⊙パチクリ
ひとしきり眠ったら、おお、何だかちょっと元気が出てきました。
え、反省が足りない?
だってもう、しゃあないじゃんねぇ?
数日後。
とりあえず枯死した枝の除去のため、剪定バサミとトップジンMペースト(枝の傷口に塗る殺菌剤)を握りしめ、いざ行かん。
まずは長年たいしたお世話をせずともたくさんの花を咲かせてくれる『クイーン・オブ・スウェーデン』さんの元へ。
全体を見れば完全に立ち枯れた状態ですが…
デデン!!
生 き て る よ
地際から数センチしかない緑色の箇所から、いくつかの赤い芽が伸び始めています。
さすが、「クイーン」の名前を持ちながら、そこらの庶民よりもたくましいのでは、と思うほど元気に繰り返し花を咲かせるクイーン・オブ・スウェーデンさんです。
放っておくと身長158cmの私とさほど変わらないほど大きくなってしまう彼女ですが、生きている部分だけを残して切っていきます。
ごめんね。
ふぬっ!
すっかり硬くなった太い枯枝は剪定バサミではなかなか根元から切れないので、ひとまず切れるところで切っておきます。
長い間庭の中で大きな存在だった彼女は硬くて切りきれなかった枯枝を含めても20cmほどの、まるで赤ちゃんのように小さくなってしまいました。
※切ないので写真は撮っていません。
周りのワスレナグサに、しばしその寂しい姿を隠してもらうことにいたしましょう。
少しでも栄養取られないようにワスレナグサ抜いた方がいいんじゃないの?
そうかもしれないけど、いいんだよ。。
次は、去年お迎えしたばかりの「アイスバーグ」です。
↑の記事に、このアイスバーグがどのような経緯でウチにやって来たのか詳細が書いてあるのですが、せっかくイジワルセレブオバサン(※個人の感想です)から守って連れ帰ったのに枯らしてしまったのなら、何て可哀想なことをしてしまったのかと暗澹たる思いでした。
実は凍害に気付く前、我が家で初めてのツルバラということで張り切ってオベリスクに誘引したのです(枯枝をw)。
枯枝が虚しく絡まるオベリスクも、気力がなくてそのままにしてあったのですが、良かった!
こちらも生きていてくれました。
今年花が咲くはずだった枯枝を全て切り落とし、ほぼ「げんこつ剪定」に近い形にまで切り詰めました。
無事に生き延びられますように、と思いながら。
*******
さて、この子たちの現在ですが何とか頑張ってくれているようです。
「クイーン・オブ・スウェーデン」
周りのワスレナグサや切り残した枯枝などで見た目は悪いですが、かなりの復活具合です。
上から
さすが超身体の丈夫な女王さま。
このまま何卒、健やかに。
「アイスバーグ」
1本こっきりですが、こちらもしっかりした枝が伸びてきました。
この夏の花は期待出来ませんが、大事にしたいと思います。
私は自然を甘くみて、その油断から今回危うくふたつのバラを死なせてしまうところでした。
暮らしていく上では厄介で、荒れ狂えば生き物の命さえ容赦なく奪う恐ろしい雪は、自然の恵みでもあったことを改めて思い知らされました。
ここで自分への戒めを込めて、大好きな漫画『ゴールデンカムイ』から、アイヌの教えをお借りしようと思います。
『カント オㇿワ ヤク サㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ イサㇺ』
(天から役目なしに降ろされた物はひとつもない)
何の気なしに目にしていた言葉ですが、身に染みました。
*******
これからの季節、北海道はグイグイとスピードを上げながら短い夏を一気に駆け抜けます。
当ブログは庭の話のほか、北海道の景色やイベントの様子なども取り上げてきましたが、今年は各イベント・お祭りも軒並み中止、観光名所への訪問などもなかなか気楽に赴くことは難しそうです。
テーマが狭まってしまうのは少々寂しく、また取り止めのないおしゃべりが増えてしまうかもしれませんが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
では最後に。
私が手掛けたワケでも我が家の庭でもありませんが、我が家の周りで勝手に増え続ける「ルピナス」を。
こちらに引っ越してくる前からこのあたりの空き地で(勝手に)繁殖しています。
とうとう我が家の庭にも一株侵入を許すw
かなりの繁殖力なので、大抵は夏の草刈りの際に土地の持ち主によって刈られてしまうのですが、今年は我が家は隣りとの空き地にかかるルピナスを刈らずに残してみました。
そして昨日、草刈りにやって来た隣りの土地の持ち主。
残されたルピナスを見て空気を読んだらしく、自分の土地にあるぶんのルピナスを刈らずに残していってくれました。
気を遣わせてすみません。
ちょうど最盛期ですので、どうぞご覧あれ。
『密』
『密(みつ)』
この字を単体で書いてみると何だか新鮮です。(この場合は打ち込みですが)
よくよく考えてみると、今までの人生において「密」の文字を書く機会はあまりなかったような気がします。
あえて言うなら。
「秘密」
コレが多かったような気がします。
秘密の関係
秘密の時間
秘密の部屋
…………
全般的に艶めかしくて妖しな感じ。
まあ、どちらかというと「密」よりは「秘」の字の効果でしょうか。
↓小説も読んでTVシリーズも見てますがオンナってコワイですねぇ
えーと、他には。
ひみつのアッコちゃん←漢字じゃないとか細かいことはいいじゃないですか
あらまあ、妖しどころか途端に明るい印象になりましたね!
おっといけない。
しょっぱなから脱線するところでした。悪いクセです。
上の話は忘れてください。
とにかく、これが私にとって一番身近な「密」のワードだったのに、最近聞こえてくるのは
『密閉・密集・密接』ばかり。
流行り病から生まれたこの3つの「密」ワード、
「密」の文字を見るだけでもう息苦しい( ´Д`)
そんな気分になる世の中となりました。
↓我が家の「密」の例
プスキニアとシラー・シベリカ密タマザキサクラソウ密
ワスレナグサ密
アレコレ触って品定めはよろしくないので狙い定めて取った豚バラブロックのアチラ側の脂身が多く、そこを削って作ったパンチェッタ密
ハムチーズロール密
緊急事態宣言発令のもとリモートワークが推奨され、それが可能な会社では多くの人が在宅勤務となり、都会の満員電車のギュウギュウ詰めがかなり解消されているとのこと。※もっとも宣言解除されたところでは戻りつつあるそうですが。
この満員電車から解放された人々は一体どこにいるのか。
言うまでもなくほとんどの人は「Stay Home」の掛け声のもと、自分の家かと思います。
となると当然、新たな場所(家庭)に新たな密(家族)が発生するワケです。
もちろん一人暮らしや家族の少ない人、もしくは部屋がたくさんある大豪邸に暮らす人などにとってはそれほどの問題にはならないかとは思いますが、多くの人々にとってはそれなりの忍耐力が試されることとなったようです。
「おうち時間」として家族でお料理をしたり工作をしたり、たくさんの楽し気な動画がUPされる一方で漏れ聞こえてくる、
「毎日家族分の3食を作るのがキツイ」
「自分ばかり働いて家族が何もしない」
「常に夫が家にいるのでストレスが溜まる」
などなど。主に主婦のボヤキのような
いつもなら日中は会社や学校に出かけ、程よく離れる時間のあった家族同士が毎日24時間ビッチリ顔を突き合わせることになったストレスにより、軋轢がギシギシと大きな音を立てているご家庭もあるようです。
息抜きに外出、なんてのもままならない状況でずっと同じ空間にいては、いくら家族といっても気疲れはするでしょう。
いきなり家庭内に降ってわいた「密」
上手にガス抜きをしながら、身体の距離は近くても心のパーソナルスペースを保って穏やかに暮らしたいものですね。
………………
え?
電車も通ってないイナカ住まいのオマエに「密」を語ってほしくない?
辛辣ですねぇ…
いえね。
そんなイナカ・少人数家庭の我が家にも発生したんですよ。
「密」が!
以前からチョイチョイとブログを覗いてくださっている方にはおわかりかと思いますが、我が家にいる2名の女子猫。
私を見るのんのさんの目はいつも冷たい
正直仲良くありません。
それは保護猫としてやって来た「のんの」さんがあまりフレンドリーな性格ではないのに、今まで飼ってきた歴代の女子猫たちの経験から、子猫なら仲良くなるだろうと勝手に想像した私に責任があります。
のんのさんに悪いところはひとつもなく、ただ社交性に欠けるだけ。
よちよちと寄っていく小さなまりもさんを傷つけたりはしないものの、決して受け入れることなく既に5年以上が経過しました。
仲良くとはいかないものの何となくお互い距離を…それこそ、
ソーシャルディスタンス?
を保ちながら、それなりに平和に暮らしています。
しかし最近、まりもさんがのんのさんに対して距離を詰めてくることが何度かありました。
このところ、ソファの背もたれクッションを潰して寝るのがお気に入りののんのさん。クッションはもうケバケバのボロボロ
気持ちよく羽毛のクッションに沈み込んで寝ています。
そこへやって来て、真下にドスコイ…もとい、ドッカリと陣取るまりも嬢。
ここまで近いのは珍しく、もうコレはふたりにとっては「密」と呼んでいい距離感。
「(ええ…アイツ来ちゃったよ)」
「(そこで寝るんか…)」
ムックリ。
鎌首をもたげ、さりげない風を装って背後を伺うまりも嬢。
警戒するのんのさん。
絡み合う視線。
完全にバレてますけども?
にも関わらず、そぉ〜っと手をあげて。
「・・・・・」
「・・・・・」「・・・・・」
完バレしているにも関わらずそのままのんのさんのシッポをパンチ!するまりも嬢と「シャーーーッ!!」の雄叫びと共にすかさず飛び退くのんのさん。
「だからアンタいやなのよね💢!」
めでたく従来通りのソーシャルディスタンスの距離に戻る女子猫たち。
猫にも感染例があるといいますし、このふたりに関しては感染対策バッチリです。
「ちぇー、ケチんぼ!つまんない」
嫌がられるのは、まりちゃんがいつも不意打ちで飛びかかったりパンチするからだよ。
余談ですが最近どこかで、
家にいつもいない人がずっといるようになると、猫も実はちょっとストレス
という説(あくまでもひとつの説ですよ、その子の性格もあるだろうし)を読みました。
それまでは不肖ワタクシ、
「ずーっと家にいるから猫たちも嬉しいだろうな…フフッ可愛い奴らめ(・∀・)ニヤニヤ」
と勝手にニヤついておりました。
そう言われるとたしかに、
ちょっとぉ…ウザイ…
みたいな顔をされる頻度が増えた気がしないでもない。
程よい距離感、ソーシャルディスタンス。
人間と猫にも必要よね。
*******
ホントは続けて庭のコトも書きたかったのですが更新間隔があきすぎるせいか、いつも詰め込み過ぎて冗長になるのを反省して、今回はここまでに。
「更新をサボリ過ぎず、文章は短めに」
これが私の今の課題ですねw
それではまた次回、よろしくお願いいたします☆
夕暮れの空に泳ぐシロナガスクジラを見つけたよ♪
巣ごもりの春
北海道・上川盆地にもようやく春がやってきました。
記録的な少雪の冬だったおかげで、春が遅い我が家の庭にも、例年より2週間ほど早く春の花たちが顔を見せてくれました。
長い冬を耐えた北国の人間にとって、『春』という季節は、ただの四季のひとつではない特別な喜びの象徴でもあります。
そう。
いつも通りの春ならば。
春の到来が嬉しいものに変わりはありませんが、やはりアレですね。
この厄介な未知のウイルスのせいで、世界各国が窮地に追い込まれています。
前回の更新が2/27。
そこから既に1ヶ月半以上が経った今回の更新までウイルスの猛威が衰えることはなく、今現在も刻々と状況が変わり予断を許しません。
おお、春よ春
もっと単純に春の到来を喜びたかったよ。゚(゚´ω`゚)゚。
前回記事を更新した日の翌2月28日、国内で感染が先行した形となった北海道では全国に先駆け、道知事の判断で2月28日〜3月19日までの3週間『緊急事態宣言』が出されました。
その間の我が家における外出は週に1〜2度、ほぼ買い物と実家の親の用事だけとなりました。
厳しい風土で生き残るためには四の五の言わずに協力し合う、だってそうしないと死んじゃうから( ̄皿 ̄)!
という開拓時代からの道民ダマシイが発揮されたのでしょうか。
元よりイナカの我が家周辺ですが、宣言を出されてからはさらに人やクルマの往来が減り、窓から見える景色はまるで元旦の朝のよう。
スーパーも、私が平日に行くせいかわかりませんが、割引きデーのような日でもなければガラガラでした。
皆さんかなり頑張っていたと思います。
努力のかいもあり予定通り3月19日、宣言は解除されましたが、多くの人がその後もマジメに自粛生活を続けていました。
が。
一旦感染者数が下がった北海道にも第二波がやって来ているようです。
私の住む旭川市は今まで割と感染者数は抑えられていましたが、最近首都圏からウイルスが持ち込まれ、新たな心配のタネになっています。しかも実家に近いし
せっかく地域の人が頑張って保っていたのに…とグッタリしますが、時は戻せません。
緩むな
ということですね。
そして昨日4月16日。
緊急事態宣言の全国への拡充により、北海道は「特定警戒都道府県」に指定され、2度目の公的な自粛要請が出されました。
北海道独自だった2月末の宣言から数えると自粛生活は2ヶ月近くになります。
地域の人たちにも疲れやストレスは見られますが、多大なリスクのなか働いてくださっている医療機関の方々のことを思えば泣き言など言うわけにもいきません。
引き続き自粛に努めようと思います。
ただし、暗くピリピリとした空気に飲み込まれてしまっては免疫が下がるというもの。
こんな時は何か作業に熱中したい╭( ・ᄇ・)̑ﻭ ̑✨
そう思って1度目の(北海道独自の)緊急事態宣言の時は、普段やらない場所を掃除したり、ダイエットと運動不足解消を兼ねてエアロバイクを漕ぎまくったりしていました。
でも掃除は別に楽しくないし、バイクは漕ぎすぎてヒザを痛める始末。
「そのエアロバイク邪魔なんですけど」
なので途中から自分にとって比較的作業が苦にならない料理など、食を充実させる方向にシフトチェンジすることに。
え?
ダイエットはどうしたって???
明日をも知れぬこのご時世、ダイエットに一体どれほどの意味がございましょうか?
いや、ない。
作って楽しく、食べて美味しい。
即ちシヤワセ。
開き直り上等なのであります( ̄^ ̄)ゞ!
ということで、ちょっと言葉が汚くて申し訳ないんですけど
「こんな時にダイエットなんてクソ食らえ」仲間←勝手に認定スミマセン、いつも仲良くしてくださる人生の先輩ブロガーで師匠のunibabaさんの記事もご紹介。
料理上手で趣味良く暮らしながらも気取らない楽しいお人柄。
自粛生活でも毎日の暮らしや手料理を楽しんでらっしゃるご様子です。
そんなunibabaさんに触発されて、私も自粛生活中ヒマに任せて作ったものなどを少々載せてみようかと。
うん。
食べることってやっぱり大事。
特売鶏ムネで鶏ハム、長芋とベーコンのガーリックバター炒め
ジューシーなモモ肉も美味しいけれど、お安いムネ肉は家計の味方!
長芋大好き。
人が少なくて売れなかったのか、チンするだけのチーズフォンデュが半額だったのでゲット!
初めて買ったけどウマイ。
パンだけ手作り
酒がススムねぇ。。
以前から挑戦しようと思っていた「再現モノ」
『六花亭』の「玉がしわ」風フルーツケーキを、袋の裏の原材料を見ながら作ってみました。
けっこう再現出来たかも!
ブランデーに漬けたドライフルーツとそれを漬け込んだブランデー、仕上げにもたっぷりブランデー。
切ってみたら何となくニッコリ顔
食べたあとクルマの運転はご法度ですw
我が家では牛乳はあまりがちなのでプリンやチーズケーキに。
蒸し器を持ってないのでストウブ鍋を使用しました。
苦めに出来たカラメルがウマイ
カンタン、混ぜるだけのチーズケーキ。
写真をTwitterにUPしたところ、リプライをくれた人たちとの会話で生まれた猫ちゃんとこぶたさん。
1度目の自粛生活の中で感じたことですが、ネットやSNSにはずいぶんと助けられました。
思うように外出も人と会うことも出来ない日々が続くと、やはり焦燥感や孤独感に苛まれることがあります。
私の場合ブログの他に使っているのは概ねTwitterですが、こうして自分が発信したり、又は誰かが呟いたことから画面越しに会話が出来たりすることはとても励みになりました。
基本アナログで呑気な私ですが、もしこれらのツールがなかったら長引く引きこもり生活にウツ状態になっていたかも…と思わないでもありません。
使う前は怖さも感じていたSNSですが、2018年の「北海道胆振東部地震」でも停電のなか声をかけていただいたり、とても力になりました。
例え家の中に閉じこもっていても、スマホ・PC・タブレットで簡単に外の世界と繋がれるのはとてもありがたいことですね。
今回は一見すると景色は何も変わらず、ウイルスの姿も目に見えません。
ですが被害は凄まじい。
いつ収束するかもわかりません。
けれど、自粛はしても小さな楽しみを見つけることは禁じられていません。
毎日の暮らしの中で楽しみを見つけ、出来ることをし、腐らず、心穏やかに過ごしてこうと思います。
この巣ごもりの春が、
「あの時は一体どうなるかと思ったよ」
と、穏やかに振り返ることが出来る日が1日も早く訪れますように。
雪の妖精・シマエナガがやって来た!
まんまるでフワフワの愛らしい姿。
そのラブリーな見た目から、昨今大人気の野鳥『シマエナガ(島柄長)』
エナガの北海道亜種で、雪の妖精とも呼ばれるスズメよりも小さな鳥です。
そんな可愛らしいシマエナガちゃん。
私も大好きで、シマエナガで有名な写真家さんのフォトブックを買い、そのオマケについてきたポストカードやカレンダーをトイレの壁に貼って朝な夕なにジーッと見つめたり写真をさすってみたりと、けっこうヤバめに愛でる毎日。
しかし、その本物を見たことはありませんでした。
あったとしてもカラダが小さくすばしっこいため、視認出来ていなかったのでしょう。
スズメなどもそうですが、寒い時期の小鳥が羽毛に空気を取り込んで、まぁるいフォルムになっているのを見たことがあるでしょうか?
私たちが写真などで目にする可愛らしいまんまるのシマエナガは、寒い冬に耐えるため膨らんだシマエナガなのですね。
北海道では特別珍しい鳥というワケでもないようですので、
いつかどこかで出会いたい╭( ・ㅂ・)و!
そう思っていたところ、なんと昨日そのチャンスに恵まれました。
しかも山や公園でもなく、我が家の窓から!
いつも座るソファの左手には庭に面した窓があるのですが、窓からそこそこ近い位置にあるジューンベリーに複数の白っぽい小鳥がパラパラと飛んできたのが見えました。
常連のシジュウカラかな?
そう思ったのですが、枝に残ったジューンベリーの実がほぼ食べ尽くされてからは、彼らは薄情にもあまり顔を出してくれません。
では君たちは誰?
よく見えない。。
このジューンベリーは株立ちで細い枝が密集しているので少々見づらいのです。
んん?
んんん?
シ、シシ
シマエナガちゃんキターーー!!!
手前の枝にピントが合ってるのは見逃して
窓越しとはいえ、ジューンベリーとの距離は3m強(大雑把に推定)。
カメラをセットするのにアワアワしていたのでしっかり数を数えられなかったのですが、6〜7羽の小さな群れのようです。
丸いねぇ。
オチリも可愛い。
フワ毛が陽射しに透けてます。
ピンボケだけどやっぱり可愛い!
羽の存在をあまり感じないシマエナガですが、ちゃんとあります(当たり前w)!
普段からカメラのスキルを磨いていれば小枝をウマイこと避けてジャスピンで撮れたのかもしれませんが、ワタクシの実力的にコレで精一杯でした(;´-∀-`)ゞ
でも初のご対面で写真にも収められ(8〜9割ピンボケですけども)満足です。
いつ飛んでいってしまうかとハラハラしながらカメラを覗きこんでいたのですが、けっこう長居してくれました。
感覚的には10分以上、細かい枝の中を移動しながら寛いでいたように思います。
しばらくすると、1羽、また1羽と少しずつ時間差で飛び去っていきました。
わずかに残ったジューンベリーの干からびた実でも見つけて食べていってくれたならいいのですが。
この小枝の多いジューンベリーの木、上にも書いたように写真を撮るには甚だ厄介なのですが、考えてみると小枝が密集しているからこそ小鳥が外敵から身を守るのに有効なのかもしれません。
近年、我が家ではジューンベリーの実をほとんど収穫しないためか(実が小さいですし)シジュウカラなどのカラ類やシメ、ムクドリ・ヒヨドリその他が時々やって来ます。
クチコミですかね?
ただの羽休めや移動のついでなのか、果実に興味がなさそうなアカゲラやヤマゲラなども来ることがあります。
たまにイタズラ者のカラスが細い枝につかまって枝を揺するのはちょっと困りますが…
小さくか弱いシマエナガが、目的地に移動する際の安全な休憩所として我が家のジューンベリーを選んでくれたというならば、写真を撮るのに苦労するくらい何ということはないですね。
来てくれてありがとう、シマエナガちゃん!
また来てね!
そう願いながらこの記事を書いていたワケですが、さっき書いた悪口が聞こえたのでしょうか。
『ジューンベリーの実がほぼ食べ尽くされてから顔出ししなくなった薄情なシジュウカラ』
が、1羽だけやって来て羽を休めていきました。
1枚こっきり、またもやピンボケでしか撮れず
シジュウカラさんに謝罪いたします( ̄人 ̄)
*******
前回から既に1ヶ月以上過ぎ、それなりにネタはあったのにも関わらず、何だか更新のタイミングを逃してグダグダしておりました。もうこのままウヤムヤに終わっちゃうのかなぁ…とか
シマエナガちゃんパワー、恐るべし!
せっかく更新を再開することが出来たので、備忘録がてらこの1ヶ月余りの写真を少々貼ってみますので、お時間のある方は覗いていってくださいね。
冬でもたまには美瑛ドライブ♪
今年は美瑛の丘も雪が少なくて草や地面が見えて一面真っ白の雪原は少なかった
2月上旬、渡り鳥の集まる片田舎の公園にて。
透き通る綺麗な水には大きなニジマスがいて、1匹のメスを巡って熾烈な争いが繰り広げられていました。
カップルはもう決まっているようなのですが、あぶれたオスがスキあらば繁殖に参加しようと躍起になっています。
メスが川床を掘り、カップルになったオスが横に並んでイザ!というタイミングを狙って他のオスたちが、我も我もとワーッと寄って行く。
嫁ニジマスを守ろうと旦那ニジマスが怒って追い払う、をずっと繰り返し。
すんごい大変そう…
観察していた約1時間半(←ずっとしゃがんで動画や写真を撮っていたら、冷え切ったのと足の痺れでなかなか立ち上がれずw)の間に数度の繁殖行動を見られましたが、なかなかカップルだけの繁殖はさせてもらえず結局他のオスもちゃっかり参加していました。
この池、他の女子ニジマスはいなかったんでしょうかねぇ…
観察の傍ら、池をバックに−10℃を下回る気温の中で長時間ウェディングドレスで写真を撮る海外からの観光客。ここで写真を撮るのが流行っているようだ…
何も羽織らせてもらえず長い時間肩を出したままの女の子、かわいそうにグッタリ雪の上に座り込んでて、オバチャンは「新郎、なんか羽織るものかけたげなさいよ。ニジマスを見習え!」って言いたくなったぞ。
2月の満月「スノームーン」
層雲峡・氷瀑まつり
会場は川のすぐ側に作られています。
暗くてスミマセンw
いろんな国のコインが貼り付けられた氷の招き猫
キミもヒグマの懐に抱かれてみないか?
2月上旬コロナウィルスが大きく取り上げられ始めた頃で、例年よりは中韓の観光客は少なく感じました。
この頃はまだコチラもノンビリした空気が漂っていてマスク装着で見に行ったのですが、ご存知の通り緊急事態の北海道、もうしばらくはイベントなどには近寄れませんね💦
明日は久しぶりの知人と外で食事などしながら近況を…と予定を立てていたのですが、諦めて自宅でのお茶会に変更しました。
早く収束してくれないと経済が動かなくなり、立ち行かなくなる会社やお店も増えそうで心配です。
あれ?シマエナガの背中みたいなカラーリングの毛むくじゃらが落ちてる。
まりちゃんは呑気でいいねぇ。
「んあ?」
ニュースを見ると不安ばかりだけど、まりちゃんを見るとホッとしますよ。
「そう?なんかよくわかんないけど良かった」
皆さまも充分お気をつけください。
それではまた次回、よろしくお願いいたします☆
遅まきながら
皆さま、新年明け…
いや、いくらなんでも図々しいですね。
寒中お見舞い申し上げます。
どうしてその顔
寒中。
そうは言っても何とも雪の少ない今冬。
本来であれば市街地に比べ雪が格段に多い街はずれの我が家ですが、それでも感覚的には例年の半分以下です。
毎年この時期には庭の冬囲いの女竹が半分以上隠れてしまっていることが多いのに、バラなどの大きめ冬囲いはまだヒザ下程度。
冬囲いにヒザがあるかどうかの是非は別にして、経験したことがないほどの雪の少ない冬に驚いています。
家の前のスペースを除雪する時は、時期が進むにつれて庭の中にも雪を放り込むため余計にカサが増すのですが、今年は逆側の空き地に捨てるだけで済んでいるのでアッサリしたものです。
昨冬の似たような時期と比べてみるとこんな感じです。
2018.12.28
毎年、屋根からの落雪でミニチュア山脈がリビング窓から見られるようになるのですが、それも今年は無し。
2019.1.19
雪の多い年は何度もこの山を崩さなければ外が見えなくなります。
↓2年前の記事ですが冬の窓の外に出現する山脈を踏破するアザラシ型粗品銀行員の物語です
2019.2.2
最終的には冬囲いの女竹はすっぽりと雪の下、屋根からの落雪や除雪で積み上げた雪で庭の面影もありません。
雪の少ない年というのは今までもたしかにありましたし、これからまだ北海道は冬が続きますのでこの先どっさり降らないとも限りません。
しかしコレは全くの素人感覚でハズレても責めないで欲しいのですが、
今年はもうこんなもんで終わり
そんな気がしてなりません。
長期予報なども見ていないので、ただの素人の私の感覚です。
通常は年明け前に、
「今年は雪降らないねー」
なんて言っていても年が明けたあたりには
もう勘弁してください( ; ᴗ ; )
ってくらい降って、
「やっぱり帳尻が合うようにできてるよね」
ってグチるまでが、私の知る少雪の冬の様式美なのです。
むしろ「今年は雪が少ないね♪」なんて口に出すとフラグが立って、
かえって後々ヒドイ目に合う
私はそう学習しました。
アレですよ。
映画などで序盤のうちに主人公の相棒が
「オレ、この仕事が終わったら故郷で彼女と結婚するんだ。。。」
みたいなセリフを口にすると、その相棒は仕事を果たす前に亡くなってしまうというベタな展開。
「そういえば昔の深夜のバラエティ番組で、ベタ男さんとベタ子さんでベタな展開を再現するヤツなかったっけ」
あと、これは実体験ですが、
妙に仕事がヒマで誰も来ない日の終業まであと30分。
そんな時ついウッカリ、
「今日はヒマだったねー
( *´艸`)クスクス」
なんて口を滑らせたならもう大変。
終業10分前に厄介な案件が飛び込んできて鬼の残業になって泣きを見るハメになるのです。
なので何ごと
楽勝に見えても、決してゴールテープを切るまではナメた発言をしてはいけない
コレが、私が初々しいオネーチャンからズボラなオバサンに変貌するまでに会得した教訓です。
まぁ残業云々のくだりは『気のせい』で済まされるにせよ、
雪が遅い・少ないと感じても大抵は後からキッチリ降って帳尻が合う
これは概ね同意していただける道民、豪雪地帯の方々も多いのではないでしょうか?
雪が多いと除雪ウンザリ〜!とブツブツ文句を言うくせに、あまりにも少ないとちょっと地球〜!大丈夫?と不安になる。
正直なところ、毎年これくらいの積雪量だったらラクなのになぁ…とは思います。
ただし、雪が降るから・厳寒だからこそ美しい北海道の景色もたくさんあります。
あまりに雪が少なければスキー場や除雪のお仕事の方などにも影響するでしょう。
我が家からそこそこ近くにあるスキー場も、今年は相当オープンが遅れていましたので心配していました。
今は何とか営業出来ているようで良かったです。
*******
さてここからはワタクシゴトなど。
前回の更新からサボリにサボって既に1ヶ月以上。
Twitterは気軽なのでチョイチョイ呟いてはいたのですが、はてなさんにはすっかりご無沙汰。
幸いなことに特に良いこともなければ悪いこともなく平々凡々、猫たちも相変わらずのんびりと暮らしています。
はみ出るのんのさん
コワイから目を瞑ってお眠りよ
狭くてカワイソウ!
と思われるかもしれませんが、本来は人間用の靴下などを入れるのに置いていたカゴだったものに本ニャンがムリヤリ入って使用しているので誤解なさいませぬよう。
かえって立派な猫ハウス・猫ちぐらなどを購入し、
「さあさあ、遠慮なくお入りよ!」
とススメても、「フンッ」とばかりに皆さん総スルー。
だからこれで良いのです。
最近はソファの一番良いところと、人間用のフリースケットを自分のものにして一日中寝ているのんのさん。
寒さも空腹も関係なく眠れるのが一番だね。
いつもマイペースなまりもさんにはサンタさんからプレゼントが届きました。
「何コレ」
机を移動させちゃったから、机に乗って気軽に窓の外を見られなくてつまらないでしょ?
ってサンタさんが持ってきてくれたよ。
気が利くねぇ、サンタさん(私)ったら!
…ふうはあ。
出来た!
母さんがまりちゃんのために組み立てたよ!
サンタさんもどうせなら組み立てていってくれたらいいのにねぇ( ̄皿 ̄)
…で、いかが?
「まあまあ」
そう…なら良かったよ。
「それより今日のオヤツはまだ?」
いつものその待ちのポーズ、踏んづけそうでコワイからやめてくれないかな。
「は」
「や」
「くー!」
※爪研ぎで壁紙がワシャワシャになってるのは多分目の錯覚です
はいはい。
そんなに伸び上がらなくても今あげますよ。
はい、どうぞ。
いつも思うんだけど、テレビCMに出てくる猫ちゃんたちはもっと可愛らしく食べてるのに、どうしてまりちゃんは般若みたいになるのかな?
「は?母さんウルサイの」
ああ、すみませんねぇ。
…って、まりちゃんアンタ。
「はい?」
夏に少し痩せたと思ったらまた太…ふくよかになったんじゃあない?
どれ。
…やっぱり6kg超えてる!
1日に小さい缶詰半分とちゅーる1本とカリカリくらいなのにどうして。
「それはねぇ」
あっ、悪い顔して毛繕いしているのんのさん!
何か知ってるんですか!?
「ええまぁ」
「それは」
「別室にある、私のぶんのカリカリを盗み食いしてるからよ」
のんのさん、そんなに後ろ脚ピーン!なのに足つらないのすごいですねぇ。
「だから何とかしてちょうだい?困るんですけど💢」
いつも迷惑かけてすまないね。
のんのさんはムラ食いだから、カリカリ置きっぱで食べたい時に食べられるようにしてるのがアダになってるんだよねぇ…
うーん、考えてみるよ。
(バレた)
そりゃバレますがな。
しかしヒトに飼われて食べ物に不自由はないはずなのに、冬になるとのんのさんもまりもさんも食欲が増します。
部屋の中も決して寒くはなく、むしろ北海道の家らしくかなり暖かいハズ(通年23〜24℃に保っています)。
それでも本能で、冬には脂肪を貯めようとするのでしょうか。
やっぱり生き物って自然の中の一部なんですねぇ
…
……
………
って
ハッ…(」° □ ° )」!
ということは、やはりワタシが痩せないのも自然の摂理なのかも…!
↓年末、豚の角煮を作るのに脂を固めてるところ
更に脂を取ったから多分ヘルシー
キッチンの棚を整理してたら期限切れ未開封の詰め替え用一味が出てきたので食べるラー油を作ってみた
使った油は胡麻油とキャノーラ油だし、香味野菜やクルミも体にいいからきっとヘルシー
ですよね。
「母さんのデブ」
デブにデブって言われたぁぁぁ!
これは屈辱。
たしかに若い頃より10kgばかり太ったけれども、オバチャンとしてコレは妥当な数字では!?
太りやすい薬も飲んでたし!
……
まりもさんのおデブをちょこっと皆さんにチクるつもりが、何故かワタシが窮地に陥るこの展開。
よくある。
下書きもせずに思いつくまま書いていくとこういうことになりがちですね。
しかしこうなったからには仕方がない。
10kg痩せるのは無理としても、ゆっくりゆっくり、1年で3kgくらいを目標に緩〜くやってみましょうかねぇ。
会社辞めてから健康診断も受けてないし。
ズボラーなワタシが新年の抱負を立てるハメになるとは、書き始めた朝には思いもよりませんでした笑。
しかし今年初めての投稿でこうなったのも何かの思し召し。
あっ、そうそう!
今年のおみくじも大吉だったからきっといいこと書いてあるはず!
えいやっ!
願望
思うまゝです しかし油断すれば叶わず
…うん、まぁ大吉っちゃ大吉だけどもさ。アタリマエというか
まぁ結局、何ゴトも自分次第ってコトよね。
頑張らないけどやってみようか、まりちゃんも一緒に。
「ええぇ〜…ヤダな。母さん1人でやればイイのに」
まあまあ、そう言わず。
ほんのチョット気をつけるだけだからさ。
晩酌の安ワインを焼酎にしたり、最後の一杯をがまんするくらいだよ!
「それ、絶対に痩せないと思うわ」
何はともあれ、今年も無理なくホソボソとブログを続けていけたらと思っています。出来ればダイエットも
では、今年1年の皆さまの健康を祈りながら本日はこれにて。
また次回よろしくお願いいたします☆
フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ③
皆さま、こんばんは。
スマホでチマチマ記事を書くためか、この数日で肩と腕がすっかり死んでしまったトビーです。
皆さまの腕・肩・腰はお元気でしょうか。
今回は、前回記事の24時間以内に更新するミッションに挑戦していたのですがやっぱり失敗いたしました。
GPファイナルの前に更新してしまおうと思ったんですがねぇ…(;´Д`)
しかも今回も8900字超え。長くてスミマセン。
そんなワケで、お時間がある時にでも読んでいただけましたら☆
では、よろしくお願いいたします。
☆男子シングルSP☆
今回のNHK杯に日本人男子は3人出場しています。
羽生結弦選手と若手の2人(いや、羽生選手も24歳と充分お若いのですがw)が登場します。
(NHK杯公式サイトより)
左が山本草太選手19歳、右が島田高志郎選手18歳です。
両選手とも前半の第1グループでの滑走になります。
山本選手は4番目、島田選手はグループの6番目、最終滑走。
では山本選手から。
実は今回の山本選手の札幌・真駒内でのNHK杯出場について、私は感慨深いものを感じていました。
というのも、2016年に真駒内セキスイハイムアリーナで開催されたNHK杯で、私は初めて山本選手の生演技を見る予定だったからです。
しかし、山本選手の出場は叶いませんでした。
えーと。
間違うといけないので時系列をWikiで確認しながら書きますね。
ノービス、ジュニアと順調に成績を収め、将来の日本男子を背負って立つだろうと大きな期待がかけられていた山本選手は2016年3月、世界ジュニア選手権の直前に右足首を骨折してしまいます。
その後は順調に回復しているという報道にホッとしたのも束の間、7月に右足首内側のくるぶしを疲労骨折。
9月にボルトを埋め込む手術を受け、復帰予定だった10月末にまたもや同箇所を負傷してしまいます。
この2016年、山本選手は11月のフランス杯とNHK杯の2大会にアサインされており、華々しいシニアデビューを飾るはずでしたが全て欠場という辛いシーズンとなってしまいました。
ジュニア時代、羽生選手が憧れと言っていた山本選手。
初めてのシニアGPシリーズで同じ大会に出られるなんて嬉しいだろうなと、私もその競演を楽しみにしていましたので度重なるケガの末の欠場には気の毒で言葉もありませんでした。
その後ネットなどから情報を探ると、自身のTwitterから「フィギュアスケーター」の文字を削除してしまったり、ファンの間ではもしやこのまま辞めてしまうのでは…と心配されていました。
しかし2017年9月、2度の骨折と3度の手術を乗り越え、1年半以上のブランクの後、山本選手は中部選手権でフィギュアスケートに復帰します。
既にジュニア時代、4回転を跳べていた山本選手が跳んだジャンプは全て1回転でした。
その時のファンの反応は、全て1回転という事実に心を痛めながらも、山本選手が帰ってきてくれたことに対する感謝と喜びに溢れていました。
その後、少しずつ地道にジャンプを戻してきた山本選手。
昨年2018年には広島でのNHK杯に出場し、とうとう初のシニアGPシリーズデビューを飾りました。
この時の最高難度は3Aで、4回転は入れていませんでしたが6位の成績を収めています。
しかし今回、SP構成には4回転サルコーと4回転トウループの2本の4回転を組み込んでいます。
よくぞここまで。゚(つД`)゚。
足首にはボルトが入ったままと以前聞きましたので、今回もそうなのでしょうね。
無理は禁物ですが、山本選手の思うがままの戦いが出来ますようにと祈りつつ、演技を見守りました。
すいませんw 結局前置きが長くて('A`)
(NHK杯公式サイトより)
観客の皆さんは会場まで足を運ぶくらいフィギュアがお好きな方々ですから、山本選手のケガの事情を知っているファンも多かったと思います。
私の真ん前の列の2人組は、草太、と書かれた日本国旗を持っていました。
山本選手の登場に、ひときわ大きな拍手が起こります。
決めたー!!
拍手拍手👏👏👏
と思ったら。
次の単独ジャンプ、4回転トウループが抜けて2回転に。
OH…
男子のSPではジャンプは以下の3本を跳ぶことが決められています。
- 2回転または3回転のアクセル
- 3回転または4回転の単独ジャンプ
- 4回転または3回転+(3回転または2回転)のコンビネーション
※なお、コンビネーションはアクセルと単独ジャンプに使った種類のものは使えない
そして↑の2つ目の項目、単独のジャンプは、男子は必ず3回転か4回転と決まっています。
もしコレがピヨッと抜けて、2回転もしくは1回転になってしまったら?
0点です。
手心・優しさ一切なし。
4回転トウループは基礎点が9.5ありますから、これが2回転になってしまった瞬間に、予定していた9.5点は羽が生えて飛んでいってしまったワケですね。
上手くいけばコレに加点がついたわけですから、それが全てパァ
ジャンプをコケた場合も減点はされますが、点数が全く残らないということはありません。
「抜け」がとにかくマズイ。
SPにおける単独ジャンプの抜けは、かなりのアイタタタ…_:(´ཀ`」 ∠)なのです。
3Aは何とか着氷。
キレイな滑り✨
力強い表情でフィニッシュです
ジャンプはあともう少しでしたが、もともとスケーティングがとても上手ですので、ジャンプを失敗したとしても見どころの多い選手です。
SPは7位でした。
あ、今回の大会とは全然関係ないんですけど、昔見て可愛かった山本選手の「サンダーバード」、貼っておきますので良かったらどうぞ♪
(NHK杯公式サイトより)
出場した日本人選手はみんな細身のスラリとした選手ばかりですが、島田選手にいたっては見るたび抱く感想が、
「手足が長すぎて大変そう…」
それでも数年前と比べると体型がいくらから安定して、若干短くなった感があります…もっとコワイくらい手足が長かったw
そんな島田選手は18歳、本格的なシニアデビューは今季から。
コーチは今も絶大な人気を誇る元スイスの人気選手、ステファン・ランビエール氏。
昔も今もカッコいいです!
↓ご本人が黒歴史として封印したがっているというウワサのランビエール氏の動画ですが、ツライことがあってもコレを見ると必ず笑えるので、よくお世話になっていました
冒頭3Aは綺麗に決まったのですが、1本だけ組み込んだ4回転トウループは残念、転倒です。
コンビネーションも決め、盛り上がってきたところで何故か何もないところでいきなりのコケ。
足が絡まったように見えたのですが、やっぱり長過ぎる足が原因でしょうかw
恥ずかしそうな島田選手がスクリーンに映し出されると会場からも思わず笑いが
うねるランビエール氏
祈る島田選手、可愛いなw
ほのぼのキスクラ
島田選手はSP6位スタートです。
さあ。
このまま日本人選手つながりで羽生選手にいきましょう。
…フフ
さぞかし長く語ると思うでしょ?
(NHK杯公式サイトより)
いえいえ、もう羽生選手にアレコレ言うつもりは何ひとつございませんw
一応言うと、演技はとても素晴らしかったですよ!
会場の盛り上がりも最高潮でした。
最後のコンビネーションの4回転トウループは少々堪えましたが、きちんと3回転トウループもつけましたし、全体の美しさには何の影響もありません。
とにかく。
今シーズン、健康で怪我なくここまで来てくれた
もうそれだけで、元気に滑る姿を見られただけで、ファンとしては充分ありがたい気持ちです( ̄人 ̄)
長年トップを走り続け、特に海外からはフィギュア界のキングともGOATとも呼ばれる羽生選手ですが、その存在が大きくなるにつれ、心身ともに気苦労や周囲からの雑音が増えていったのもまた事実です。
※GOATとは「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字にちなんだスラング
五輪連覇も果たしたし、
もう好きなように思うようにわがままに、幸せに生きておくれ
という心境。
たまに悪いコトするとかさぁ( ̄∇ ̄)
今現在の羽生選手はもう、誰が相手というより自分との戦いなのですね。
自分が理想とするもの、理想の自分を追い求め、追いつき、追い越してゆく。
って全然、
観戦記でも解説でもないw
SPの点数は109.34でした。
あともう少しくださいな
うん。
SPは日本人選手だけにして、FSにいっちゃいましょう。
え?
ホントはもうメンドクサくなったんだろうって?
そそそ、そんなことはありませんよ!多分
※ホントは下書きには海外選手のコトも書いたのですが、ここまで長くなりすぎたのでw
では。
☆男子シングルFS☆
この大会が終われば、GPファイナルへ進出する選手が全カテゴリ確定することとなります。
前回までの大会でファイナル進出を決めている男子シングル選手は、ロシアのアレクサンドル・サマリン選手と、アメリカのネイサン・チェン選手の2名です。
このNHK杯に出場し、直接ファイナルへの切符を掴む選手もいれば、表彰台のメンツにより進出が決まるのを画面の向こうで待っている選手もいます。
さあ、残り4枚の切符を掴むのは誰でしょうか?もう結果は出てますけどね
(NHK杯公式サイトより)
大歓声に迎えられた山本選手は3本の4回転のうち2本を決めました!
しかしコンビネーションの抜けがあり、それを何とかリカバリー。
満足のいく演技ではなかったと思いますがSPの7位からひとつ順位を上げ、6位となりました。
しかし、インタビューとか見てると落ち着いてるな…羽生選手より年上に見えるw
同じく大声援の島田選手。
4回転を二つ予定していましたが、冒頭の4回転トウループを転倒、もうひとつ予定していた4回転トウループは3回転ルッツに変更。
転倒に動揺せず、手堅くまとめましたね!
ホッとした表情です。
総合順位はSPの6位から下がってしまいましたが(9位)楽しそうに演技してくれました。
175cmの長身に長い手足でスタイル抜群ですが、身体に似合わぬこの童顔。
18歳の男性には嬉しくない褒め言葉かもしれませんが、やはり可愛らしい。
いつかこの身体に顔は追いつくのでしょうか…
羽生選手は圧巻でした。
直前の6分間練習で入念に4回転ループの確認をするのを、観客も確認します笑
ファイナルはまだ確定していないとはいえ当確ですから、あとは如何に4回転ジャンプを揃えて完成度の高い演技をするかということ。
点数のことを言えば、今季の世界最高得点は羽生選手が持っていますので、目指すはカナダ大会で出した自身の322.59点超えです。
まさに自分との戦い。
過去の自分を倒すことが目標となります。
一体自分がどこまで行けるのか?
それが現役を続けるモチベーションの大きなパーセンテージを占めているのだと思いますが、なかなか過酷な旅路です。
吹きすさぶ風の音から始まる、エドウィン・マートンの『Origin(オリジン)』
最初の4回転ループは軸が曲がってヒヤリとしたものの根性で降りてみせます。
ループがキモだと知っている観客はひと安心の大きな歓声。
そのあとの4回転サルコーは完璧に美しく、会場は盛り上がります。
スピン・ステップ、3回転ルッツ、4回転トウループも決め、いよいよ後半へ。
後半冒頭にはカナダ大会での322.59点のうち20.90を稼いだ世界初の3連続ジャンプ、4T1Eu3Fが控えています。
うーんと、一般的な読みは、
でいいのかしらん。
が。
ここで3連の最初のジャンプ、羽生選手にとって難しくないはずの4回転トウループが2回転に抜けてしまいました。
観客の心臓、
止まる( ꒪Д꒪)
ショートプログラムとは違い、2回転になっても0点にはなりませんが、そのまま何もせずプログラムを進めていくと悲しい点数になってしまいます。
演技を続けながら失った点数を埋めるべく、リカバリーの構成を頭の中で組み直さなくてはなりませんが、ただ失敗したジャンプを跳び直せばいいワケではありません。
何かね、いろいろめんどくさいルールがあるんですよ。
そのルールに照らし合わせて違反にならないような構成を、演技をしながら考えなければならない。
エライこっちゃ。
特に羽生選手の場合は高い点数を見込めるコンビネーションを、更に高得点を狙える1.1倍のボーナスがつく位置に配置しています(フリーでは最後の3本)。
プログラム終盤の最後の3本ということは、失敗した場合リカバリー出来る箇所がない、もしくは限られるということです。
そういった事態を避けるために多くの選手はこういう崖っぷちの構成を組みません。
なのにそうしてしまうのが羽生選手なんですね。ある意味、変態
私はルールに書かれたことをザックリとしか理解していませんでしたので、羽生選手にこのミスが出た時、どのようなリカバリーの方法が最善なのかサッパリわかりませんでした。
ただひたすら、
あばばばば(((;°Д°;))))
となるばかりw
会場からは少しでも力になるようにと、思いを込めた手拍子が起こります。
羽生選手なら、決してここで諦めないということを観客は知っています。
ミスのあった3連ジャンプのあとの本来の予定は3A+3回転トウループでしたが、ここを4回転トウループ+3回転トウループに。
その次の予定3A+2回転トウループは、3A+1オイラー+3回転サルコーへ。
細かい計算のことはわかりませんでしたが、怒涛の如く予定構成を変えてきたのを見て、
とにかく、なんか、すごいリカバリーした!!!←表現が稚拙で申し訳ない
と。
会場は大興奮、割れんばかりの大歓声が、古い真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(失礼)の天井を吹き飛ばしそう。
全てのジャンプを終えたあとの見せ場の長いイナバウアーには、リカバリーへの感嘆と感動が加わって、悲鳴にも似た声が上がります。
クライマックスに向け手拍子はますます大きくなり、フィニッシュと同時に弾けるように観客がスタンディングオベーション。
スゴイもん見ちゃったYO!
↑観客の反応を一言で言えば、こんな感じでしょうかw
本来の構成が成功出来ればもちろんそれが一番良かったのでしょうが、この日の鬼のリカバリーは、それ以上に観客の心を捉えた気がします。
構成変更のこともあり、点数がどう出るのかが私にはわかりません。
多分カナダ大会で自分で出した今季の最高得点、322.59を目指していたハズですから、えーと。
あ、ワタシ算数苦手なんで電卓を使わせてもらいますねw
カナダ大会総合得点322.59 − 今回のSP得点109.34ですので213.25点が欲しいところですが結果は195.71点。
これでも充分高得点なのですが、この時少し、会場からため息が。
プーさんガクガク
のちにインタビューでこの時のことを聞かれ、「観客の期待を裏切ってしまった」と羽生選手は仰いましたが、それは違います。
観客は異次元のリカバリーに感動しこそすれ、ガッカリするようなことは何もありませんでした。
多分あの小さなどよめきは、これだけの素晴らしいリカバリーに対して、もう少し評価して欲しかったなジャッジさん…という気持ちではないかと思います。
私は、選手が失敗しても出来るだけ、あぁ〜⤵︎というような声は出さないように心がけています。
悪気はなくても選手に追い討ちをかけるようで、気が引けるので…
なのであの時もグッと口を結んで、小さな鼻息だけにしたんですがね笑
まぁ、ここを羽生選手が見ることなどないでしょうが、
羽生選手、会場の誰もそんなことは思ってなかったですよ←勝手に断言
と言っておきます( ̄▽ ̄)
さてさて。
これで男子シングルのファイナル進出者全員が確定しました。
既に決定していたネイサン・チェン選手、サマリン選手に加え、ドミトリー・アリエフ選手(ロシア)、ボーヤン・ジン選手(中国)、
そして今回のNHK杯出場者からは、ケビン・エイモズ選手(フランス)、羽生結弦選手(日本)です。
せっかくですから、今大会をおおいに盛り上げてくれたケビン・エイモズ選手も少々。
(NHK杯公式サイトより)
今季、一気にファンを増やしたのではないでしょうか?
私も以前は、面白い感じの選手だとは思いつつもそこまで興味はありませんでした。
しかし今季の活躍は目覚ましく、フランス大会では3位。
滑りが良くキビキビと動き、ユニークな演技をします。
そして何だか憎めないというか。
採点を待つ間ドキドキするからってコーチに甘えすぎ
感情がダダ漏れタイプ
結局使わなかった海外選手メモを今見返しているのですが、エイモズ選手については
- チャキチャキ音ハメ
- 動き良し
- 近くのおばさまが、「私エイモズ好きよ」と話しているのを聞いて、「うん、私も好きです」と言いそうに。
こんな感じですかね笑
4回転持ちですが高難度で勝負というよりも、表現も滑りも良い、見ていて楽しい選手。
すっかりファンになりました!
今大会では羽生選手に続く2位、銀メダルを獲得しました。
今回の表彰台は、金が羽生選手、銀がエイモズ選手、銅がカナダのロマン・サドフスキー選手でした。
ロマン君、その髪型はそれでいいのかい?それとも寝グセ?
もしかしてシニアの大きな国際大会で表彰台に乗ったのは初めてかな?
嬉しそう、良かったね!
(NHK杯公式サイトより)
キレイに右肩上がりの棒グラフみたいになっていますね笑
左のエイモズ選手が160cm、中央の羽生選手が172cm、左のサドフスキー選手が184cmで、ちょうど12cm刻み。
表彰式では羽生選手がサドフスキー選手に対抗して背伸びをするも、サドフスキー選手が背伸びを仕返して羽生選手完敗、といったような微笑ましい光景がありましたよ♪
和やかな良い表彰式でした。
NHK杯に行くといつもいてくれる三十路の2人、ヴォロノフ選手(ロシア)とビチェンコ選手(イスラエル)にも触れたかったのですが、今日は写真だけ。
引退せずに滑ってくれているだけで嬉しい。
ありがとうございました!
☆エキシビション☆
競技は終わり、残すはエキシビションのみ。
勝負の時間は終わり、音と光が織りなす華やかなアイスショーで3日間の大会を締めくくります。
ゲストに来ていた、ノービスクラスの男の子も、ジュニアの女の子もとても上手でしたよ!
(NHK杯公式サイトより)
そしてエキシビションのサプライズゲストとして、人気急上昇中のジュニアのアイスダンスペア、吉田唄菜(よしだうたな)さんと、西山真瑚(にしやましんご)君の二人が来てくれました。
(NHK杯公式サイトより)
今年2月に組んだばかりの若いカップルですが、8月に行われたジュニアGPシリーズ・アメリカ大会に初出場して、13組中6位と大健闘。
一度生で見てみたかったので嬉しいサプライズでした!
上手で華があります(*´ω`*)
今大会で衝撃のデビューを果たしたペアの三浦&木原組といい、日本にもようやくカップル競技に明るい光が差し込んできたのでしょうか。
これから楽しみでなりません。
およそ3時間の煌びやかなショーもそろそろ終わりの時間が近づきました。
大トリはもちろん羽生結弦選手です。
演目は松任谷由美さんの
『春よ、来い』
北海道で羽生選手と『春よ、来い』の組み合わせとなると、今年の24時間TVで、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)で大きな被害を受けた厚真町を訪れ、その後町民を招待したアイスショーでの演目が『春よ、来い』でした。
自身の被災体験(3.11)からずっと、災害の被災者支援を続けている羽生選手ですので、まだ傷を抱えている人々のことを考えた選曲だったのでしょうか。
ヤバイぞ。
この曲だけでも胸に来るものがあるのに、ピアノの旋律と羽生選手の柔らかい演技は涙腺に来るw
グッと目を見開いて我慢しました。
羽生結弦、北の大地で「春よ、来い」 エキシビションに登場 - フォトジャーナル - 産経フォト
ああ、楽しかった。
選手の皆さん、ありがとうございました!
(NHK杯公式サイトより)
この長い記事をお読みいただいた皆さまもありがとうございました!
我ながら一体いつ終われるのだろうと心配になりましたが、これでようやく枕を高くして眠れそうです。
コメントをいただいた皆さまには、これから順にお返事に参りますので、今しばらくお待ちくださいませ<(_ _)>
今回、グウタラな自分的には割と頑張りましたのでリハビリ期間が必要かもしれませんw
もし次回の更新が年明けになったとしても、優しい皆さまには「しょうがないなぁ」と笑って、またゆるくお付き合いいただけましたら幸いです。
それではまた次回、よろしくお願いいたします☆
「良いお年を!!」
ずいぶん早いな!いや、まだ今年最後と決まったワケじゃないからw