北のはしっこ惑星

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ぐうたら貯金

ブログの中で、ちょいちょい『私はぐうたらですよ』と言い訳をしています。

 

しかも、「ぐうたらのくせにやりたがり」という相反する性質を持っており、買えば済むようなものを趣味半分、ワザワザ手間と時間とお金をかけて作ったりすることがあります(例えば、油脂と苛性ソーダを使って石鹸を作るとか)。

 

そんなことをしていれば当然、日常生活を営む上でこなさなければならない家事などの時間を圧迫してしまいます。

 

そこで考えるわけですよ。

 

『ぐうたらしつつも、ぐうたらがバレないようにするにはどうしたらいいものか』

 

なんて姑息な( *`ω´)

 

それをかなえるひとつの方法として、『ぐうたら貯金』というものをしています。

 

私が勝手に考えた造語なので、自分の世界だけで使える仮想通貨のようなもの、

単位は『gu-tara(グータラ)』とでもしましょうか。

 

「一回ぐうたら出来るだけの準備」

をしたら、1gu-tara積み立てされたことになり、貯まれば貯まる程、後々ぐうたらが出来るということになります。

 

これを使うには当然、先にgu-taraを貯めるための作業をする必要があります。

 

掃除や洗濯は、gu-taraを稼ぐのは効率が悪いので(あまり先取りとかしにくい分野なので)、主にそれは料理で行うことにしています。

 

料理は割と好きなので、気分が乗って料理をしている時に、ちょっとだけ作業を上乗せします。

 

例えばトマトソースを作る時は3回分を、

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一気に作って〜

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2回分冷凍

これで2gu-tara貯金されたことになります。

 

夕食を作りながら、パン種を作って冷蔵庫に入れておく(こねなくても、冷蔵庫に一晩入れておくだけで発酵終了)

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パン種は2日くらいは大丈夫なので、気が向いたら冷蔵庫から出して、二次発酵させて焼きます。

※ホームベーカリーがないのでこの方法

パン作りは半分趣味みたいな感じでやれるので、そこまでの作業感がないのがいいところです。  

 

一斤分仕込むと、うーん、二人で食べるなら1gu-taraかな。

 

 

お肉を使う時、何割かを別に取り分けて味付けして冷凍してしまう

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はい、1gu-tara

 

先日の『そらちワイン×ワインFesta②』で、二次会のアヒージョに使ったセミドライトマトのオイル漬けも、気分がノった時に作ったもの

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たくさんミニトマトが採れたので 

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オーブンにおまかせでセミドライに

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完成、3〜4gu-tara位かなぁ?

  

同じく作ったジェノバソースはひと瓶200ml、一回に半分くらい使うので二回分あることになり、ひと瓶2gu-tara扱いとなります。

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要は『作り置き』の一種ですね。

これらを使うと、時短&それなりにちゃんと作った感が出てゴマカシがきくというわけです。

 

ただし『作り置き』に近いと言っても、それを改めて作る時間を取ってしまっては、ぐうたら者の矜持に反します。

ぐうたらするための作業で必死になってしまっては本末転倒なのです。

(わかっていただけるでしょうか…)

 

あくまでも「ついでにやってもいい」とか「気分がノってまいりました」とかのタイミングで、ノリで作業します。

 

気分が良い時に、こっそりとgu-tara積み立ての作業を紛れ込ませることで、『今、自分は楽しい作業中である』と、自らを錯覚させることが出来るのです。

 

 

ただし、このように積み上げてきたぐうたら貯金、すぐ引き出してしまうので案外貯まりません。

あくまでも気分で作るので、その気にならなければgu-taraは積み立てられません。

 

こうなると、昔読んだ童話に出てきた、『魔法のテーブルクロス』が欲しい。

題名を忘れたので調べると、『北風のくれたテーブルかけ』というノルウェーの童話のようです。

 

一言お願いするだけで、あっという間にご馳走が並ぶというテーブルかけ。

これさえあれば。

 

テーブルかけを横取りした宿のおばさんの気持ちが痛いほどわかります。

 

Please give me 魔法のテーブルかけ‼︎

(どさくさに紛れて、金貨を吐き出す羊もプリーズ)

 

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(いい歳こいて、こんなことばかり考えてるの?)

 

はい…そうなんですスミマセン!

 

※参考

北風のくれたテーブルかけのあらすじです。
↓  
http://hukumusume.com/douwa/pc/world/11/29.htm
スマホからだと、もしかすると見づらいかもしれません。