雨に負けているヒマはないらしい
こんばんは、トビーです。
諸事情が出来て忙しくなり、数日ブログにあまりさわれませんでした(あっ、深刻な話ではありませんよ〜)。
来てくださった皆さんのところにもなかなか遊びにいけず、スミマセン(´ε`;)ゝ
後からまたお邪魔させていただきますので何卒よろしくお願いいたします〜♪
それでは、今回は我が家のバラのお話を。
写真も多く少々長いので、今回と次回の2回に分けることにしました。
おヒマがある時にでも、どうぞ見てやってくださいませヽ(・∀・)☆
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道北地方、ここしばらく天候が安定しません。
「もー!雨ばっかりなのー!」
「これって蝦夷梅雨?」
せっかくバラが咲き始めたのに、雨・強風・低温、かと思えば急に蒸し暑くなったりで、気持ちの良い初夏の北海道がどこかへ行方不明です。
それでも庭の花たちは今を逃してなるものかと、グイグイ背を伸ばし蕾をつけ、次々と花を咲かせます。
我が家は宿根草メインの庭なので、バラの数は多くありません。
以上5名です。
写真はたくさん撮ったのですが前述のとおり、雨ばかりなのでずぶ濡れの写真が多くなっています。
これも一興と眺めていただけたら幸いです。
それでは一番手は我が家のバラの最古参『ニコール』さんです。
私のような初心者がバラなどに手を出してはイケナイと自制しつつ、バラのある庭に憧れていたあの頃。
しかしどうにも想いは捨てがたく、ついに園芸店の「SALE」の文字に負けた私は一鉢のバラを求め、ハウスの中をウロウロと彷徨い歩いていたのです。
わあ、みんなキレイだなー(°▽°)
…………
…んで?何選べばいいの?
はてさて困った。
私はただ、『薔薇』という名の花が欲しくてフラフラとやってきて、知識も策もないままクラゲのように園芸店を漂っているのです。
そこで私は呆然とおびただしい数のバラに囲まれて突っ立っているワケですが、救世主現る。
声をかけてくれた店員のお姉さんに全てを委ねる決心をしました。
「あのー、ド素人の初心者でも育てられるバラをください」
このオーダーにより強健さを買われ、白羽の矢が立ったのが、『ニコール』嬢でした。
ニコールさんとしては、そんなド素人の初心者に買われたくはなかったかもしれませんが、これも縁だからと言い含め諦めてもらうことに。
ニコールさんはさほど背は高くなく、横張り気味で高いところでも1mありません。トゲはしっかりがっちりゴツいです。
「フフ…キレイなバラには棘があるのよ」
それ、自分で言っちゃいます?
今年一番に蕾を付けたバラもニコール
ゆるゆると蕾は解け
濃いめピンクの縁取りの、ちょっと派手な色合いの花が咲きました。
薄暗闇の中だと時に蛍光ピンクに見える(私には)時があります。
この記事を書くにあたって確認作業をしていたところ、お母さんは『ストロベリー・アイス』という可愛らしい名前の品種でした。
10年近い付き合いなのに、今更出自を知る…
雨に打たれるニコールさん
我が家の二つのイングリッシュ・ローズに比べ、雨にも負けないしっかりとした花びら。
「体の丈夫な派手めの姉さん」、これが私のニコールさんのイメージです。
「なんかソレ、あまり嬉しくないカンジ…」
かと思えば、たまーに現れる可憐な少女
縁取りのピンクが薄く、他の花たちとちょっと違う趣があります。
他の賑やかな姉さんたちと異なって、おとなしくひっそりとした風情があり出現するとちょっと嬉しい一輪です。
「私だって可憐だものー!」ジタバタ!
ハイハイ、可憐可憐。
じゃあ次は誰にしようかな。
では、最古参を紹介したので、逆に一番新しいこの方を…
と、その前に宿根草も少々挟んでみましょうか。
だんだん蕾の周囲がピンク色に染まって
開くと薄紫の花びら
開ききると、こんもりと中心が高くなります。
モフモフなお客さまがご来店。
お味はいかがでしょうか?
ブルーベリー、気付かないうちに花が咲いて青い実をつけていました。
わずかに残っていた花を撮影
【番外編】
以前載せた、赤いオリエンタル・ポピー(オニゲシ)の現在の姿
花びらが落ちたらこんなイカしたヘアスタイルのヒトみたいになります。
こんなサッカー選手とかいませんでしたっけ?
では、そろそろつぎのバラに。
先ほどのニコールさんが最古参なら、この方は今年来たばかりの新人さん。
前回の記事の冒頭に載せたこのバラ、
『アプリコット・キャンディ』
数年ぶりに庭に新しいバラをお迎えしました。
この一輪は我が家に来て初めて咲いたもの。
年に一度催される園芸市で、例によって目的もなく各店を冷やかしながら歩いているうちに出会ったバラです。
↓やってきたばかりの状態
見ていただくとわかるとと思うのですが、枝についている花はもう終わりかけ。
でも、この終わりかけの姿と花色に心惹かれたのです。
変わってますかね…
咲き始めの姿を知らぬまま、あえてネットでも調べず開花の時を待ちました。
オレンジがかった赤い蕾
蕾の外側の強い色とは違う、優しい色の花弁が顔を覗かせます。
蕾が開いていく様子がなんとも美しいです。
雨降りで庭に出られないので窓から撮影
隣のスペースから、花が雨を含んで重たくなったシャクヤク・ソルベットが覆いかぶさってきてこんにちは。
「見ない顔ねぇ?」
「以後お見知り置きを」
植える場所に制限があったのでお隣さんになりましたが、相性的には間に何か別の色味の小花などを入れた方がいいかもしれません。
このへんが、私が園芸市で見た感じですね。しべが見える姿も好きです。
低い位置で咲いた花は、以前から植えてあった「サルビア・ネモローサ」といい相性のようです。
サルビア・ネモローサ
先ほどスカビオサにおいでになったお客さま、こちらにも食事にいらしてくださったようです。
この浮遊感…モフモフ、可愛い手足
お気に入りの1枚になりました。
「さっきから聞いてれば、ヨソのヒトを可愛い可愛いって」
そんなヒマがあるなら
私を(ズイ)
か・ま・えーーー!(ズイズイ)
あっ、近すぎてボケた!
残念、まりちゃん。