ネズミが降る夜は日本酒を
「ポトリ」…
目の前のテーブルに何かが落ちてきました。
そのまま頭を後ろに倒して見上げると。
頭上から覗く者あり。
「ヒマでしょ?遊んで」
この真下はソファとテーブル。
ソファに座ってのんびりしていると突如、上から銀色のネズミやら猫じゃらしが降ってきます。
食事中だったりすると、危うく皿に入りそうになることも。
「投げて」
ヒマな時は、1階と2階でしばらくキャッチボールをします。
キャッチボールというか、このエライお方はその場から動かず、飛んできたものを打ち返すのみ。
人間が走り、拾い、投げ、疲弊します。
この日の晩酌中にもお誘いがありましたが、2〜3度お相手をしてからネズミさんを遠くへぴょーーーい!と飛ばして強制終了。
「ひどーい、手抜きー!つまんなーい!」
食事中だからね、ごめんよ。
それに酔っ払いがずっと上向きながらネズミを投げ続けるのって、頭の血管が切れそうな気がするんだ。
「言い訳は聞きません」
「ところで今日のお酒は日本酒?」
ハイ、お盆に「増毛(ましけ)」にお墓参りに出かけたので、今年も最北の酒造会社『国稀』さんで買ってきたお酒を。
試飲コーナーにいた男性に聞くと、杜氏さんだけでなく事務員さんや配達に関わる方など、会社の若手さんが参加して作ったとのこと。
あまり甘口のタイプは飲まないのだけれど、こういうコンセプトものは面白いのでつい買ってしまう。
去年、国稀酒造さんへ行った時の記事はこちらですが読み返してみると、けっこう一生懸命調べて書いています。
よろしければ♪
そしてこの記事中にも書いてあるのですが、とりあえず何でも「美味しい」しか言わない無能レポーターなので、味についてあれこれ言うのは自粛いたします^^;
お酒のアテは、肉じゃが・鯖の塩焼き・茄子の即席漬け。写真なし。
美味しくいただきました♪
※お酒ブログの方の記事なども読ませていただくのですが、味わいをとても上手に表現されていて、スゴイなぁ…といつも思います。
せっかくですので、新しく撮ってきた増毛町と、『国稀酒造』さんの写真を少し。
去年はスマホで撮っているので、デジタルリマスター版、とでもいいましょうか笑
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今年のお盆、増毛の海は雨模様。
ベッタベタの凪凪です。
実は昔、スキューバダイビングをやっていた時のホームグランウンドはこの近くでした。
鉛色の海、懐かしいなぁ!
…いや、やっぱり明るい海がいいかな。
ちょっと貼っておきます。私の辛かったダイビング経験。あ、ちなみに辛かったのは全て他の地域です。
⇩
『暑寒海浜キャンプ場(しょかんかいひんキャンプ場)』
お天気は悪いけど、けっこうたくさんのテントが張られてますね!
少々目つきが鋭いウミネコさんたち。茶色はまだ若い個体だそうです。
入ってすぐ左に撮影ポイント。
去年も載せましたが、ある方々にとっての聖地のようです。
これ見よがしに置いてある被りモノ。
…煽ったって被りませんよ!
着いてすぐに若い女の子たちが、
「めっちゃインスタ映えするの撮れたー♪」
と、ニコニコおしゃべりしながらここから歩いてきたので、彼女たちは被ったのかもしれませんね。
若けりゃ、こんなヅラを被ろうがどうしようが、可愛いに決まっとる(#゚Д゚)!
と、ヒガミ根性丸出しにしながら、
「ホントに、インスタ映えする〜、って言うんだな」と、ちょっと感心(オバサン…)。
資料室のようなところ
入ってすぐ左に、一升瓶ならぬ『一斗瓶』が並んでいます。
一升瓶が1,800ml、その10倍の18,000mlの瓶ですね。
やっぱり大きい。
去年の記事で、「比較するものがないので大きさがわかりにくいのですが…」と書きましたが、他でもそういう意見があったのでしょうか、今年は傍に比較のための一升瓶が!
おかげでサイズ感がよくわかります。
昔作られていたお酒が陳列されています。中身はお酒のままなのかしら?
※陳列されているお酒については、去年の記事に載せています
酒器や、酒造りの道具など
見学の後はいつも通りに試飲コーナーで試飲をして、2本連れて帰ることに。
先程の『縁結び』と、もう一つは『国稀 純米吟醸』
こちらはまだ飲んでいないので、後からのお楽しみ。
「ふーん」
あれっ、引っ込んじゃったの?
「だって私は晩酌も出来ないし、ネズミもロクに投げてもらえないんだもの」
「つまんなーい」
そうだね、ごめんごめん!
今度はちゃんと、イヤになるほど投げるから許してよ。
「…武士に二言はないな?」
(武士じゃないけど)
ははー!仰せのままに!