雪の妖精・シマエナガがやって来た!
まんまるでフワフワの愛らしい姿。
そのラブリーな見た目から、昨今大人気の野鳥『シマエナガ(島柄長)』
エナガの北海道亜種で、雪の妖精とも呼ばれるスズメよりも小さな鳥です。
そんな可愛らしいシマエナガちゃん。
私も大好きで、シマエナガで有名な写真家さんのフォトブックを買い、そのオマケについてきたポストカードやカレンダーをトイレの壁に貼って朝な夕なにジーッと見つめたり写真をさすってみたりと、けっこうヤバめに愛でる毎日。
しかし、その本物を見たことはありませんでした。
あったとしてもカラダが小さくすばしっこいため、視認出来ていなかったのでしょう。
スズメなどもそうですが、寒い時期の小鳥が羽毛に空気を取り込んで、まぁるいフォルムになっているのを見たことがあるでしょうか?
私たちが写真などで目にする可愛らしいまんまるのシマエナガは、寒い冬に耐えるため膨らんだシマエナガなのですね。
北海道では特別珍しい鳥というワケでもないようですので、
いつかどこかで出会いたい╭( ・ㅂ・)و!
そう思っていたところ、なんと昨日そのチャンスに恵まれました。
しかも山や公園でもなく、我が家の窓から!
いつも座るソファの左手には庭に面した窓があるのですが、窓からそこそこ近い位置にあるジューンベリーに複数の白っぽい小鳥がパラパラと飛んできたのが見えました。
常連のシジュウカラかな?
そう思ったのですが、枝に残ったジューンベリーの実がほぼ食べ尽くされてからは、彼らは薄情にもあまり顔を出してくれません。
では君たちは誰?
よく見えない。。
このジューンベリーは株立ちで細い枝が密集しているので少々見づらいのです。
んん?
んんん?
シ、シシ
シマエナガちゃんキターーー!!!
手前の枝にピントが合ってるのは見逃して
窓越しとはいえ、ジューンベリーとの距離は3m強(大雑把に推定)。
カメラをセットするのにアワアワしていたのでしっかり数を数えられなかったのですが、6〜7羽の小さな群れのようです。
丸いねぇ。
オチリも可愛い。
フワ毛が陽射しに透けてます。
ピンボケだけどやっぱり可愛い!
羽の存在をあまり感じないシマエナガですが、ちゃんとあります(当たり前w)!
普段からカメラのスキルを磨いていれば小枝をウマイこと避けてジャスピンで撮れたのかもしれませんが、ワタクシの実力的にコレで精一杯でした(;´-∀-`)ゞ
でも初のご対面で写真にも収められ(8〜9割ピンボケですけども)満足です。
いつ飛んでいってしまうかとハラハラしながらカメラを覗きこんでいたのですが、けっこう長居してくれました。
感覚的には10分以上、細かい枝の中を移動しながら寛いでいたように思います。
しばらくすると、1羽、また1羽と少しずつ時間差で飛び去っていきました。
わずかに残ったジューンベリーの干からびた実でも見つけて食べていってくれたならいいのですが。
この小枝の多いジューンベリーの木、上にも書いたように写真を撮るには甚だ厄介なのですが、考えてみると小枝が密集しているからこそ小鳥が外敵から身を守るのに有効なのかもしれません。
近年、我が家ではジューンベリーの実をほとんど収穫しないためか(実が小さいですし)シジュウカラなどのカラ類やシメ、ムクドリ・ヒヨドリその他が時々やって来ます。
クチコミですかね?
ただの羽休めや移動のついでなのか、果実に興味がなさそうなアカゲラやヤマゲラなども来ることがあります。
たまにイタズラ者のカラスが細い枝につかまって枝を揺するのはちょっと困りますが…
小さくか弱いシマエナガが、目的地に移動する際の安全な休憩所として我が家のジューンベリーを選んでくれたというならば、写真を撮るのに苦労するくらい何ということはないですね。
来てくれてありがとう、シマエナガちゃん!
また来てね!
そう願いながらこの記事を書いていたワケですが、さっき書いた悪口が聞こえたのでしょうか。
『ジューンベリーの実がほぼ食べ尽くされてから顔出ししなくなった薄情なシジュウカラ』
が、1羽だけやって来て羽を休めていきました。
1枚こっきり、またもやピンボケでしか撮れず
シジュウカラさんに謝罪いたします( ̄人 ̄)
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前回から既に1ヶ月以上過ぎ、それなりにネタはあったのにも関わらず、何だか更新のタイミングを逃してグダグダしておりました。もうこのままウヤムヤに終わっちゃうのかなぁ…とか
シマエナガちゃんパワー、恐るべし!
せっかく更新を再開することが出来たので、備忘録がてらこの1ヶ月余りの写真を少々貼ってみますので、お時間のある方は覗いていってくださいね。
冬でもたまには美瑛ドライブ♪
今年は美瑛の丘も雪が少なくて草や地面が見えて一面真っ白の雪原は少なかった
2月上旬、渡り鳥の集まる片田舎の公園にて。
透き通る綺麗な水には大きなニジマスがいて、1匹のメスを巡って熾烈な争いが繰り広げられていました。
カップルはもう決まっているようなのですが、あぶれたオスがスキあらば繁殖に参加しようと躍起になっています。
メスが川床を掘り、カップルになったオスが横に並んでイザ!というタイミングを狙って他のオスたちが、我も我もとワーッと寄って行く。
嫁ニジマスを守ろうと旦那ニジマスが怒って追い払う、をずっと繰り返し。
すんごい大変そう…
観察していた約1時間半(←ずっとしゃがんで動画や写真を撮っていたら、冷え切ったのと足の痺れでなかなか立ち上がれずw)の間に数度の繁殖行動を見られましたが、なかなかカップルだけの繁殖はさせてもらえず結局他のオスもちゃっかり参加していました。
この池、他の女子ニジマスはいなかったんでしょうかねぇ…
観察の傍ら、池をバックに−10℃を下回る気温の中で長時間ウェディングドレスで写真を撮る海外からの観光客。ここで写真を撮るのが流行っているようだ…
何も羽織らせてもらえず長い時間肩を出したままの女の子、かわいそうにグッタリ雪の上に座り込んでて、オバチャンは「新郎、なんか羽織るものかけたげなさいよ。ニジマスを見習え!」って言いたくなったぞ。
2月の満月「スノームーン」
層雲峡・氷瀑まつり
会場は川のすぐ側に作られています。
暗くてスミマセンw
いろんな国のコインが貼り付けられた氷の招き猫
キミもヒグマの懐に抱かれてみないか?
2月上旬コロナウィルスが大きく取り上げられ始めた頃で、例年よりは中韓の観光客は少なく感じました。
この頃はまだコチラもノンビリした空気が漂っていてマスク装着で見に行ったのですが、ご存知の通り緊急事態の北海道、もうしばらくはイベントなどには近寄れませんね💦
明日は久しぶりの知人と外で食事などしながら近況を…と予定を立てていたのですが、諦めて自宅でのお茶会に変更しました。
早く収束してくれないと経済が動かなくなり、立ち行かなくなる会社やお店も増えそうで心配です。
あれ?シマエナガの背中みたいなカラーリングの毛むくじゃらが落ちてる。
まりちゃんは呑気でいいねぇ。
「んあ?」
ニュースを見ると不安ばかりだけど、まりちゃんを見るとホッとしますよ。
「そう?なんかよくわかんないけど良かった」
皆さまも充分お気をつけください。
それではまた次回、よろしくお願いいたします☆