北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

花の季節到来と乙女心

6月に入るとようやく我が家の庭にもチラホラと花が咲き始めました。

前回はバラの凍害のことでほとんど終わってしまい、せっかく咲いていたものもあまり載せられませんでした。

なので古いものから少しずつ。

 

あっという間に花が散ったジューンベリーは、もう小さな実をたわわに実らせています。

収穫はしないので、今年もたくさんの小鳥たちのお腹を膨らませるでしょう。

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水滴も綺麗。
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たった一株だけチンマリと植えてあるクリスマスローズ・メープルシフォン。

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GWに咲いて、今は種がついています。

性質上、親株と同じ花は咲かないかもしれませんが、種から育ててどんな花が咲くのか確かめてみるのもいいですね。
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もう散ってしまいましたが、フワフワと小さな白い蝶のように咲くポテンティラ・ルペストリスは、まだ寂しい我が家の庭で先陣を切って咲いてくれる可愛いヤツです。

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強健で、あちこちからこぼれダネで出てきます。

 

オリエンタル・ポピーは我が家では珍しい真っ赤な花色。

何色が咲くかわからないというブラインド買い?をして、ピンクや白を期待していたのですが、やっぱり赤だったよね笑

でも、自分ではあまり赤い花を買わないので良かったのかもしれません。

丈夫でよく増えます。

f:id:kapibara5168:20200620154055j:image上から割れるのかと思ったら下から割れた。そこはかとないエイリアン感。
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↑を撮ったあと、他をウロウロ撮影して戻ったらはずれかけのガワの一片が落ちて、クシャクシャの和紙みたいな花びらが顔を出していました。
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パッカン!と割れてクシャクシャがふんわり広がります。

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最初はちょっぴりガッカリした真っ赤な花色も、今はこの元気いっぱいな色が好きになりました。

油断すると増えすぎるのがたまにキズですけど💦

ちなみに今はもう、花びらはすっかり落ちて南米のサッカー選手のようになっています。

首元にイカしたストールつき

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そして前回記事のルピナス同様、勝手に生えてきてどんどん勢力を広げている野生のアイリスのような花。

未だに正しい名前がわからないので、ご存知の方がいらっしゃいましたら何とぞご教示を…

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去年も同じことを書きましたがこの花、入れてもらった庭土に入っていたんでしょうね。

あんまりいい土を入れてもらえなかったみたい

でもまあ可愛いからいっか!

とそのままにしてありますが結構大きめなので、本当はもっと目立たせたかった花たちが影に隠れがちなのがちょっと困り物です。

 

その一番の被害者なのがアストランティア・ローマさん。

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玄関の側、通路に面した場所で揺れていてほしかったのですが野生アイリスがその前面に出現してしまい、その背中側で咲くことになってしまいました。

栄養を取られるのかさほど大きくありませんが、それでも消えてしまうことなく長年咲いてくれているので、儚げな見かけによらず案外丈夫なようです。

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今年はクイーン・オブ・スウェーデンアイスバーグの凍害のせいで少し景色が寂しくなるかもと、いくつかの宿根草一年草も少々植えてみました。

植えてはみましたが、もともとある宿根草の隙間で心細そうな様子を見ると、一年草はやはり寄せ植えにでもした方が良かったかもしれませんね。

一年草

レディダリア・ユバf:id:kapibara5168:20200620171141j:image

ダークな色味の葉っぱに惹かれて。

越冬は難しそうなので、一年限りのつもりでアイスバーグの足元に。

 

クレロデンドルム・ブルーウィング

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『クレロデンドルム・ブルーウィング』

舌を噛みそうなこの植物、今まで見落としていたのでしょうか。

今年初めて存在に気付きました。

初めて見た時、ブルーの涼しげな色に一目惚れしたのですがその時は買わず、次に見た時にやっぱりいいなと購入。

原産地が「熱帯アフリカ」となっているので、北海道での庭植えは無理ですね。

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夏のピアスに良さそう♪

 

宿根草も。

これはもう花が終わった状態だったのでポットについていたラベルを。

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最近訪れた近郊の公園を歩いていた時に、足元の小道の脇にピンクの小花が丸く集まって咲く匍匐状に広がる植物を見かけました。

すっごく可愛い。

我が家のプンゲンストウヒの周りは、日陰になるせいか木が栄養を持っていってしまうのか花を植えてもあまり育たず(雑草はすごく生えるけど)、土を掘るとすぐ細かい木の根にあたるので新しく植物を植えるのも最近は諦めていました。

どうせ何も植えられないなら、グラウンドカバーになるようなもので可愛らしいものないかなぁ?と思っていた矢先に出会ったのがコレ。

名前はわからなかったものの偶然見つけたこのラベルで、多分そうだと思い購入してきました。

 

グラウンドカバーとしてはリシマキア・ヌンムラリアを以前から植えているのですが、我が家では少々蔓延り過ぎるので、今少しずつ場所を選んで整理しています。

フォプシスの苗を植えるのにスコップを入れると、何やらたくさん根に触れてちょっと怖いのですが強引に植え込み。

プンゲンストウヒの中心近くはリシマキア、通路側はこのフォプシス、とバランスが取れるといいのですが、そう上手くいくかどうかは果たして。

 

アキレア・ノブレッサ

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アキレア=ノコギリソウですね。

園芸店でこれを見た時思い出したのは、去年訪れた滝上町(たきのうえちょう)の『陽殖園』さんでのこと。

案内をしてくれる園主の高橋さんが道沿いの白い小さな花を触りながら、

「これ、ノコギリソウって言われて買ったんだけど、何か違うなーってずっと思ってて。でもやっぱりノコギリソウでいいらしいんだよね」

というようなことを仰っていました。

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ノコギリソウというと↓こういう感じのイメージが強いのですが、丸い小花バージョンもあるんだ、可愛いなぁと印象に残っていたのです。

セイヨウノコギリソウの参考写真お借りしました。

f:id:kapibara5168:20200620183154j:imageアキレアの育て方 - ガーデニングの図鑑

ネットで調べてみると、ノブレッサはアキレア・プタルミカという種の中の品種名になるようです。

『陽殖園』さんのものと同じ品種かはわかりませんが、何だか嬉しくなって買ってしまいました。

これも強健でよく増えるというので蔓延り過ぎないよう気をつけたいと思います。

 

ゲラニウム・マグニフィカム

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昔、青みのあるゲラニウムが欲しくて「ゲラニウム・ジョンソンズブルー」のラベルのついたポットを購入したところ、咲いたのは全く違う種類のピンクの花色でした(多分ビオコボという種)。

たまにあるラベルやタグの間違いですね。

花に罪はないのでそのまま植えてありますが、植えた場所が悪かったのもあり(プンゲンストウヒの近く&リシマキアの勢力が強く何を植えても負けてしまう)どんどん小さくなってしまいました。

ゲラニウムは丈夫で寒冷地ではよく育つとあるのに、その後買ったゲラニウムもいなくなったり、期待ほど大きくならなかったり。

手入れが悪いのか庭土が痩せているのかその両方か。

ウチとゲラニウムはイマイチ縁が薄いのかなと感じつつも再挑戦、アイスバーグの足元に植えてみました。

今のところは順調なようです。

 

あと、白いシモツケも買ったのですが、まだあまり良い写真がないので今回は省略ということで新入りのお話はここまでに。

 

ヤナギバチョウジソウ

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プンゲンストウヒの近くに植えられた割には頑張っていて、地味にですが毎年少しずつ花数が多くなっています。

買った当時「アムソニア・タバーナエモンタナ」というラベルがついていました。

海外のチョウジソウで日本のものとは少々違うようですが、水色の花色が涼し気でお気に入りです。

けっこう長く咲いてくれるのが嬉しい。

 

シャクヤク・ソルベット

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バラが咲く前に大輪の花を咲かせてくれます。

そして香りが素晴らしい!

ちょっと側に寄るだけで辺りに漂う甘い香り。

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シャクヤクが咲くと庭は一気に活気づき、気持ちも急上昇⤴︎

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雨上がりにはシャクヤクの蜜が大好きなアリも姿を消し、美しさがいっそう際立ちます。

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ちなみにコチラ、もう一株ある別の品種のシャクヤクなのですが↓f:id:kapibara5168:20200623132253j:image

品種は『シャクヤク・エミールデバディーン』と書いてありましたが、ググッてもほとんど情報が出てきませんね。

一見するとソルベットと違いがわからず、真ん中のモシャモシャがソルベットより若干控えめなくらいでしょうか。

 

いくらソルベットが気に入ったからって、ここまで同じようなものを買わなくても良かったんじゃない?

と、当時の自分に問いかけたい。

 

それはともかくとして、やっぱり花は良いなぁ。

世の中が上へ下への大騒ぎでも、植物は黙ってちゃんと為すべきことをしているんだもの。

 

今年もまた花が見られて良かった。

 

ねぇ、まりちゃん?

お花綺麗だねえ。

「……」

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聞こえてる?

 

「聞こえません」

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いやいや、聞こえてるし。

「聞こえないったら聞こえなーーーい!」

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どど、どうしたの?

何か…怒ってます?

 

……しぃが…

 

ハイ?

「母さんには〝でりかしぃ〟がないのよ!」

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えっ?デリカ?

フロントグリルがゴツくてデッカイあの…

 

「ソレは◯菱の作ってるクルマでしょー!

母さんのそういう微妙なボケ、キライなのよー!!

うわーーーん!!!」

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ずいぶんおかんむりだねぇ…

母さん何か悪いことしたっけ?

 

「したも何も、ほらコレ!」

バン!

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ああコレ、こないだ動物医療保険のアニコムさんから届いたまりちゃんのバースデーカードだね。

これがどうしたの?

 

「母さんここ1年、ヒトにワタシの歳を説明する時いっつも『5歳です』って言ってたでしょ?」

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「ワタシ、〝今年5歳〟になるんじゃないのーー!ホントはもっと若かったのに1年ソンしたぁーーー!!」

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あー、そうそう!

そうなの。

なんか勘違いしちゃってたんだよね。

ゴメンねぇ。

でもさ、母さん自分の年だってすぐに思い出せないんだよ。

 

それに「ソン」って、むしろ思ってたより若くて1歳トクしたんじゃあ…

 

あのねぇ。

猫にとっての1歳がどのくらい重みがあると思ってるの?

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ハイこれ!猫の年齢換算表!

ハガキくれたアニコムさんから借りてきた!

ドン!

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人間の年齢でいうとねぇ

4歳なら32歳

5歳なら36歳

4歳も違うの!!

こないだ何かの用事でやって来たイケメン爽やかお兄さんにも5歳って言ってたし!!

 

母さんから見たら32歳も36歳もどっちも若いんだけどねぇ。

それにイケメン爽やかお兄さんだってまりちゃんを見て

『5歳か。。人間なら36歳だな』

なんてワザワザ思わないよ。

可愛いって言ってたじゃん?

 

母さんは乙女心を忘れちゃってるの!

ていうか、ないの!!

二度とないワタシの4歳(32歳)時代、返してよぅ!

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いやまあ、間違ったのはゴメンだけど、まりちゃんが何歳だって可愛いのは間違いないんだから許しておくれよ。

 

まりちゃんの前にいた姉さん猫たちも、いたいけな子猫時代はもちろん、元気いっぱいの若猫の頃も、ヨボヨボのおばあちゃん猫になってからも、ずっとずっと可愛かったよ。

 

むしろ年を取るごとに賢く可愛くなっていったから、まりちゃんもまだまだこれから可愛くなるよ!

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…そぉお?

何だかごまかされてる気がするけど…

ホラホラ、難しい顔しないで遊ぼう!

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その手には…

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とりゃあっ!!

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「やっぱりあの子は単純ねぇ」

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手が遅いので、数日かけてノンビリ記事を書いているとあっという間に庭の様子は変わっていきます。

出かけてきた場所もあるし、私の更新スピードでは追いつけないよどうしよう(;´Д`)

 

などと右往左往しつつ。

次回、またよろしくお願いいたします。

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