北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

おかまいなしに時間は流れて

少し前まであんなに暑かった夏も過ぎ去り、北海道らしい冷涼な季節がやってきました。

朝晩はめっきりと冷え込み、今はもうあの夏の暑さは本当だったのかしら?と思うほどです。

あと2ヶ月もすればまた雪が降るなんて。

1年が過ぎる早さに驚くばかりです。

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さて。

そろそろ『2021夏の庭だより終』を、と思ったのですが、ずっと庭の話ばかりだったので今日は久しぶりにとりとめのないおしゃべりでもしようかと。

あ、とりとめがないのはいつものことでしたね(//∇//)ゞ

けっこう長文になってしまいましたのでお時間がある時にでも、「聞いてあげてもいいよ!」という方はどうぞお付き合いのほど。

 

*******

もう皆さんお忘れかと思いますが、不肖ワタクシ、健康診断リベンジのために減量・節酒(禁酒ではない)に勤しんでおりました。

起点は人生最高体重を記録した2019年1月正月明け。

久しぶりに乗った体重計に、

これアカンやつや…

道民なのに関西弁が出るくらいにはショックを受け減量を決意、アプリで体重管理を始めます。

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しかし少し減ったところで満足してしまいその後はダラダラ、気持ちリバウンドしつつも体重記録もせずに気ままに暮らしていました。

転機が来たのは昨年2020年10月、たまには受けとくかぁ!と思い立ち、4年半ぶりに受けた健康診断。

勤めていた会社での最後の健康診断(40代後半)では、酒飲みの指標γ-GTPが3ケタだった以外はコレといって問題はなかったのに、4年半後の昨年は懸案だったγ-GTPはもちろん、人生で初めて中性脂肪や悪玉コレステロールが基準値越えという結果に。

「そうなると思ってました」f:id:kapibara5168:20210916163140j:image

思えば(回想中)。

鉄の胃袋と、いくら飲んでも酔わず二日酔いもしない頑丈な肝臓を持ち、太りもせず健康で、「ワタシは一生太らない体質かも〜」と、おだっていた(調子に乗っていたの北海道弁)おバカな若い頃。

太りやすい薬を服用しているにも関わらず、仕事のストレスを飲んで食べて解消だぁー!!していた会社員時代後半。

仕事柄、夫が帰ってくるのが遅いため夕食が23時頃になるのも普通。

もちろん晩酌つき。

そして食べてすぐ寝る!!( ˘ω˘ ) スヤァ

むしろこの程度で済んでいたのがありがたいくらいかもしれません。

若い頃なら多少のムリもきいたでしょうが、年を重ねていけば体がもたないに決まっています。

気づけば若い頃の平均体重を10kg以上もラクラク超えていました。

ツケが回ってきたんだよ( ´)Д(`)

打ちひしがれる私に、ぽっこりぷよぷよのお腹が非情にささやきます。

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それまではγ-GTPの値ばかり気にしていましたが、中性脂肪と悪玉コレステロールも加わったとなれば、全体を下げるには節酒(禁酒はしないんですってば)もさることながらとにかくムダに増えた体重を落とすのが先決なのでは?

そこから改めて真面目に減量・節酒に取り組み、今年の初夏の頃には何とか無事に目標クリアと相成りました。

以下のグラフはアプリの2年半の記録です。

2019.1〜2021.6 f:id:kapibara5168:20210910144158j:image

タッチペンを持っていないので指先で書いたヘタクソな「サボリ期」の文字が悲しい。

2年半でトータル13kgほどの減量、ここ10年少々の間についた贅肉が落ちたという感じでしょうか。現在のBMIは20を小数点で超えるくらいで落ち着いています。

元々飽き性でガッツのない私としては相当頑張った方。

 

さあ。

ここまで来たら、あとはリバウンドしないうちに一刻も早く健康診断を受けて数値の改善を確認し(改善してる前提)

そして心置きなく祝杯をあげるんだ!!←この心がけがもうダメ

しかし今はコロナ禍、特別に具合が悪いワケでもないのに健康診断を受けに行ってもいいのかな?

 

昨年の健診では、予約しなくてもお好きな時にどうぞ〜と言われましたが、念のためクリニックに電話して確認。

「ワクチン接種が始まってすごく混んでいるので朝イチ来ていただくか、それ以外ならお電話を。今日はもう、おひとりさま健診入ってしまったのでムリですねぇ…。」

 

しまった。

そうです。

すっかり失念していました。

高齢者のコロナワクチン接種が始まったのは6月から。

5月くらいから、健診そろそろどうかしらと思い始め、機は熟したと電話したのがワクチン接種が始まって1週間ほど後のこと。

「タイミング悪すぎ」f:id:kapibara5168:20210916162632j:image

こちらのクリニックはワクチン接種が出来る施設だったため、ワクチン希望のお年寄りで押すな押すなの大盛況だったのでした。

そしてワクチンだけでなく、当然コロナ以外で具合の悪くなった患者さんも受け入れるワケですから、呑気に「健康診断を〜」とか言ってくる(おそらく)元気な人は正直遠慮して欲しいところでしょう。

高齢者が6月から接種になるのは知っていたのに迂闊でした。

5月までならイケた気がしますが時すでに遅し。

まだ体重管理も節酒も維持しなければならんのか…とガッカリはしましたが、まぁこればかりは仕方ありません。

その夜はキッチリと晩酌をキメ、次回リベンジに備えたのでした。

 

時は流れて秋。

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健康診断は残念ながらまだ受けられておりません。

最初に撃沈してから1ヶ月ほど経過した7月、言われた通り朝イチに行ってみたのですが、やはりワクチンで忙しくて無理だとのこと。

朝は車を夫が仕事で使うため(以前は車は1人1台でしたが今は兼用で1台のみ)その道すがらクリニック前に降ろしてもらったので、自力で帰ろうにもアシがありません。

歩いて帰るには距離があり過ぎるし、バスもイナカで本数が少なすぎて来ない、タクシーはもったいないからイヤ。

用事もないのに待合室(密)に居座るわけにもいきませんし、座って待てるような施設も周辺にはなし。

仕方なくジリジリと温度の上がっていく午前の太陽の下を、

「あはは、ウォーキング楽しいぃ〜〜」

と自らに言い聞かせ、夫がこの周辺に戻ってくるまでしばらく歩くことに。

30分ほど歩いた先で、開店したての涼しいスーパーで息を吹き返した頃にようやく朝の仕事先帰りの夫に拾ってもらうことが出来ました。

 

そんなこんなで挫けてしまい、健康診断再々トライのタイミングをつかみ損ねて現在に至ります。

ヒマそうなクリニックなり病院なりを新規開拓する、という方法もありそうですがソコまでしなくてもいいかなと。このご時世にヒマな病院ってヤバそうだし

手元にある市から送られてきた特定健診の期限は来年3月までですが、果たしてそれまでに使うことは出来るのか。

そしてその時までリバウンドせずにいられるのか!?

現在は節制を緩めつつも、以前のユルユル過ぎる生活様式に戻らないよう気をつけています。

↓ユルユル過ぎる生活様式のヒトf:id:kapibara5168:20210916163610j:image

そもそも健康診断さえ済めば、無罪放免好き放題!というワケにもいきませんしね。

過不足の少ない「程良い生活」に慣れる期間と思って過ごしていきたいと思います。

 

こうして、

リバウンド前に健康診断済ましちゃえ!の野望

が絶たれた現在ですが、ワクチン接種が遅れている我が街でもようやく我々世代にもワクチン接種予約の順番が回ってきました。

集団接種会場、もしくはかかりつけの医療機関で接種してくださいとのことですが、はて。

「かかりつけ医」の定義とは?

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ピンとこないので、Google先生に尋ねてみた結果、〝その病院又はクリニック等で一定期間おきに決まって受診したり投薬を受けている人〟というような解釈が一般的であるようです。

私が体調不良時などでかかるのは、健康診断を受けようとした前述のクリニックです。

数年前は薬を貰うために毎月通っていましたが、ここしばらくは軽微なことや健康診断などでたまにしかお世話になっていません。

これは「かかりつけ」といえるのかどうか?

多分それには該当せず、集団接種なんだろうな〜と考えていましたが、8月末に念のため電話してみました。

「カクカクシカジカ、こんな感じでそちらにお世話になっているんですがコレって〝かかりつけ〟の、し、資格アリですか?」

かかりつけの資格、ってなんだよ!と自分にツッコミつつ返答を待っていると、

「他の医療機関にかかってますか?」

「そちらだけです(内科系は)」

「でしたら」

OK!!✨d(。ゝω・´)

その場で予約をし、9月中に日程をお知らせしますとのこと。

先日無事に連絡が来て、1回目を10月半ばに受けることになりました。

新しい形式のワクチンだしデマもすごいし、友人などにもけっこうな副反応があったりで少しコワイのが正直なところですが、若くもなく、何より子ども時代と成人後で2回の肺炎を経験し、風邪などでも気管支に影響が出やすい体質を考えるとリスクよりもリターンの方が大きいと判断しました。

夫は受けるとも受けないともまだ決めていないようですが、そこは家族と言えども個人の判断ですのでお任せするということで。

幸い今のところ、義父母も実父もワクチン接種後も無事に過ごしているのでありがたいです。

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*******

 

自分のワクチン接種の目処もつき何となくホッとしていますが、このコロナ禍で実父の状況に変化がありました。

父自身は89歳という年の割にはしっかりしている方かと思いますし(もちろん年齢なりの衰えはあります)、元々丈夫な人なのでまずまず問題はないのですが、今まで何度かこのブログでも登場したことのある父のカノジョさん(80歳)が入院してしまいました。

お付き合いは十数年になると思いますが、ここ数年は脚の調子が悪いと言って杖をついていたのが最近本格的に悪化し、まともに歩けなくなってしまったとのこと。

今まで数日に一度程度の割合で、独身の息子さんと一緒に住む自宅から自転車やバスを使って父のところに来ては世話を焼いてくれたり、コロナ前は一緒に居酒屋へ出かけたりと、配偶者を亡くしたもの同士で楽しみながら暮らしておりました。

それが7月上旬のカノジョさんの入院で、父は久方ぶりの完全一人暮らしに。

私はカノジョさんと一度ケンカになったこともありますが(↓以下参照)

同じ市内とはいえ、父と離れて暮らしている私にとっては大変ありがたい存在ですし、その後はケンカしていません笑。

 

もうハッキリ覚えていませんが、父からカノジョさんを紹介してもらった時は父は70代後半、カノジョさんは60代の終わり頃…だったかな??

それが、父はもう少しで90歳。

カノジョさんも80歳。

もちろん当時アラフォーだった私も等しくトシを取り、時の流れは何と早いことかとつくづく思います。

「ワタシもねぇ、6月で6歳になっちゃったのよ」f:id:kapibara5168:20210916164758j:image人間だと40歳ですってよ、まりちゃん

 

こういったワケで7月の半ば頃から、十数年ぶりに完全な一人暮らし生活になった父への生活フォローが始まりました。

ただ前述した通り、父は年齢なりの衰えはあるものの自力で通院したり近所へ買い物へ行ったり、除雪や家のまわりの草刈り作業などもゆっくりとですがまだ出来ます。

私がすることといえば、本人が使い方を忘れてしまった(ずっとカノジョさんにしてもらっていたので)古い洗濯機を操作したり、父には難しい作業の代行、主には食事のフォローです。

実家の台所は使いにくいので、冷凍食品や半製品も使いながら自宅で調理した惣菜などを仕出し式に4〜6日に一度くらいの割合で届けています。


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「俺はメシなんて何でもいいんだ」

そう言って憚らない父は若い頃から食に興味が薄く、晩酌に少しのアテがあれば良いというタイプなので、お腹を膨らます食事というよりは酒の肴にもなるようなオカズが中心です。

毎日作って持っていくのが一番なのでしょうが、うるさく世話を焼きすぎると不機嫌になりますし(面倒)、第一に私がもちません。

自分で散歩がてらコンビニやスーパーへも行けますし、作った惣菜も冷蔵庫にさえ入れておけば数日くらいなら、古い食べ物に耐性のある父(笑)ならお腹を壊すこともないでしょう、多分。

ただし、時々冷蔵庫の中身を確認して傷んでいるものがないかのチェックは必要です。


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このように週に1〜2度ほどの仕出し屋・便利屋さん家業でも、持久力ポンコツの私にとってはそれなりに体力が削られるようです。

朝、自宅で簡単に家事を済ませてから惣菜を作って詰め、往復1時間の実家に届けて多少の作業をしてから買い物などをして帰るとドッと疲れが。

そのあとバッタリ眠り込んでしまい、気づけば夜なんてこともしばしばです。

「自分とこと実家と、料理作る段取りばっか考えててちょっと疲れたな(›´÷`‹ )」

油断するとすかさず下がろうとするモチベーションの維持のために、途中から作った惣菜を写真に収めるようになったのですがコレがなかなか効果があります。

何を作ったかの記録になるし、たまに写真をTwitterに載せたりなんかして「頑張ってる私エライ」と自己満足することで、ヨシ!また作るかぁ〜!という気持ちになれるので。


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しかしながら、はてなブロガーの皆さまやTwitterでお付き合いのある方々などのお話を伺うと、もっともっと大変な思いや介護をしている方々がたくさんいらっしゃって。

それを思えばこのくらいのことでヘコタレている場合ではありませんね。

私ももう少し頑張ってみましょう。

 

そんな折、父と話していて家族の年齢の話題になりました。

「じゃあお姉ちゃんは、ママ(←実は我が家はパパママ呼び)が亡くなった時のトシになったのか」

と遠い目の父。

私には10歳年上の姉(神奈川在住)がおり、今の姉の年齢がまさに母の没年齢とドンピシャ。

カノジョさんと仲良くしていても、ちゃんと母のことは覚えてくれているのですね。

 

母は24年前、私が29歳の時に63歳で病没しました。

私は自分の不手際やタイミングの悪さで看取りにも間に合わず、入院中のことも自分の未熟さゆえに後悔していることが今でも胸の奥にくすぶっています。

なので今、疲れただなんだとブーブー言いながらも89歳になった父の手伝いを出来ることは幸せなことなのでしょう。

あっ、うっかり私の年齢もバラしてしまいました笑

とりあえず、いずれやってくる父の見送りを済ませるのと母の年齢を超えるまでは。

それが今のところの自分の寿命目標?です。

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先日、カノジョさんは無事に脚の手術を終えてリハビリの病院へ移ったようです。

このご時世ですし、完全な同居家族というわけではありませんので父は一度もお見舞いに行けていません。

高齢ですので、父とカノジョさんがいつまで今までのように過ごせるかはわかりませんが、近いうちにふたりで再開の乾杯が出来ることを願っています。

それまでは何とか私が、父の健康を損ねないように頑張らねば。

ウン十年ぶりに実家の裏に行ったら咲き残っていたアジサイが綺麗だったので貰ってきました♪f:id:kapibara5168:20210916170202j:image

ああ。本当にとりとめのない話ですっかり長くなってしまいました。

お付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

次回は最後の『2021夏の庭だより』の予定です。

それでは本日はこれにてドロン!

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