北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、その他何でも楽しむブログ

謎のハロウィン的イベントの想い出

ここ最近、ハロウィンが大変クローズアップされているようです。

私がハロウィンというものを認識したのは二十数年前のまだ20代の頃で、通っていた英語学校でのイベントでした(今はもうロクに話せませんが)。

外国人の先生たちと一緒に、仮装をしてパーティーをしました。

コスプレではなく、「仮装」です。

友人と一緒に黒い猫耳としっぽなどを作り、黒猫に扮した楽しげな写真が残っています。

 

そしてその時はもう大人だったのでやりませんでしたが、子どものイベントとしては

Trick or treat(トリックオアトリート)!

お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!(※意訳だそうですが)

子どもたちが大人を脅迫してお菓子をせしめる楽しい日ですね。

 

これを初めて聞いた時「あれ、このイベント、子どもの頃私やってたけど?」と昔を思い出しました。

 

それは『ローソク出せ』と呼ばれていた夏のイベント。

8月7日の七夕の夜、暗くなったら浴衣を着せてもらい、提灯に火を灯し、近所の子どもたちが集まって家々を歌いながら回ります。

※当地の七夕は1ヶ月遅れで行われます。

 

ローソク出ーせ、出ーせよ、出さないとかっちゃくぞ!オマケに食いつくぞ!

 

地域によって微妙に歌詞が違ったりしたようですが、ほぼ「トリックオアトリート!」と同じような使われ方です。

ただ、お菓子ではなくローソクを要求するところが違います。

 

片っ端から近所の家を練り歩き、玄関前で子どもたちがこの歌を歌うと、ガチャリとドアが開き、ローソクをくれます。

仏壇によく使う、細くて短めの白いローソクを、おばさんが1人に何本かずつパラパラと手のひらに乗せてくれます。私たちはきゃあきゃあと喜び、ありがとうございましたー‼︎と言って、また次の家へ行き同じことを繰り返します。

ローソクを貰うことに何の疑問も抱きませんでした。

たくさんローソクを貰うと、ヨシッ!と心の中でガッツポーズ。これは何かの洗脳だったのでしょうか。

 

しかしながら気の利く人というのはいるもので、時にはローソクと一緒に飴玉やミルキーなどのお菓子をくれるおばさんがいます。

お菓子くれるんだ!ローソクくれって言ったのにお菓子くれた!

初めてローソク以外を貰った時は感動しました。

 

なんていい人なんだ…!

 

貰ったローソクとお菓子を一緒くたに浴衣の袖に放り込み、またお菓子をくれないかなと薄く期待をしながら、次の家へ向かいます。

たまに居留守を使われたりもしましたが、楽しいので少し遠くの家まで足を延ばしてローソクやお菓子を狩りに行きました。

ゲリラ的に来られた家は迷惑だったでしょうね。ごめんなさい(^_^;)。

 

その後ローソクの割合は徐々に減り、お菓子の比率が上がり始めた頃、私は年齢が上がったので「ローソク出せ」を卒業しました。

今、私の住んでいる地域は子どもが少ないのであまり来ることはありませんが、子どもの多い地域はまだやっていると思います。

もちろん今はローソクをくれるという家はなく、時期になるとスーパーの特設コーナーに小分け出来るお菓子が並びますので、皆さんそれを利用しているようです。

 

何故こんなイベントが生まれ、しかも貰えるアイテムがローソクだったのかはわからないですが(調べればわかるかもしれませんが今回は想い出の回顧だけということで)、システムはハロウィンと激似ですね。元ネタはハロウィンなんでしょうか。

 

ちなみに当時は今ほど物騒な世の中ではなかったので、付き添いの大人などはおらず、子どもたちだけで夜歩きしていました。

そのため一度だけ、怖い思いをしました。数人で騒がしく歩いている横を、白い車がゆっくりと、何度も行ったりきたりするのです。何だかおかしいなと皆が思い始めた頃、窓ガラスがスーッと下がり、運転手の顔が見えました。

夜なのにサングラスをかけた男の人がニンマリしたので、私たちはぎゃあー!と叫び、こけつまろびつその場から逃げだしました。

何かされたわけではありませんが、真っ暗な夜にサングラスをかけた男の人は、子どもでも「ヤバい奴だ!」と感じました。

もう夜も遅いから帰りなさい、と声をかけようとした善意の大人の可能性もゼロではないでしょうが、結果的に私たちは貰ったローソクやお菓子をバラバラと振り落としてしまいました。

あんにゃろう…!

変質者とかをまだ知らない時代なので、収穫物を失くしてしまったことが、ただひたすら悔しかったのを覚えています。

 

ハロウィンのオバケと七夕の変質者、うん、リアルに怖いのは後者ですね!

何事もなくおばさんになれて良かったです(笑)。

 

ちなみに貰ったローソクは、家の仏壇に収納されて使われていました。

各家庭の仏壇のローソクが行き来するだけという、謎なイベントではありましたが、子どもだけで夜歩きが許される数少ない機会でしたのでスペシャルな日として想い出に残っています。

 

急激に普及したかに見えるハロウィンですが、将来子どもたちにはどんな想い出として残るのでしょうね?

楽しい想い出となりますように!

 

仮装もせず、かぼちゃアートもしていない、ハロウィン的なものは何も準備していない今年の我が家ですが、ちょっと昔のこんな写真を見つけました。

夫が出先で見つけたガチャガチャを回してGETした、うさみみ帽子を被らされているまりもの写真です。f:id:kapibara5168:20171028124837j:image

大変に不満であることを全身で表現中

 

普段から服も首輪も何一つ身につけない素っ裸(毛皮は着てますが)のため、いきなりヘンテコなものを被らされて遠い目になっています。

手を離すとソッコー脱いでしまいましたが、ハロウィンにかこつけて仮装写真といたします!

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(仮装楽しくない)

猫も楽しくない時は、心を無にしてやり過ごすんだとわかりました。

 

でも可愛いかったからまたやってもいい?

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いやどす。