秋風吹く
朝晩の風に、こちら道北地方はすっかり秋の気配が漂い始めています。
ここしばらくの雨がちなお天気と、そのせいでより一層庭仕事をしたくない私とのコラボ。
今、我が庭は「雑草」と呼ばれる植物たちが我が世の春を謳歌しております。
秋なのに。
「もう少しで枯れてしまうんだから、いっそこのまま知らん顔してしまおうか」
…そんな気になっている今日この頃です。
そんな中、2日ばかり晴天が続いたため、久々に庭へ出てみました。
おそるおそる。
ええ、草ボーボーの実態を直視したくなくて、庭をじっくり見ないようにしていたのです。
するとどうでしょう!
長雨の影響で、得体の知れないキノコがにょっきにょき!
ジブリっぽいと言えなくもない
プンゲンストウヒの下を中心に、お味噌汁なら何日ぶんも作れそうな。
…作りませんよ( ̄皿 ̄)
雑草&謎キノコに打ちひしがれながらも、久しぶりに花たちの様子を見て回りました。
バラが少し返り咲いています。
お手入れが悪いので、葉っぱはけっこう病気になってますね…
クイーン・オブ・スウェーデン
名無しのミニバラ
アプリコット・キャンディ
一季咲きのハズですが、今年植えたつるアイスバーグもいくつか咲いています。
返り咲くこともあるのね。
ちょっと得したー
このアイスバーグが我が家に来るに至った経緯はこちらに書いてあります♪
シャルロット・オースチン
秋にしてはなかなかたくさん蕾をつけてくれました。
ノリウツギも緑色から始まり白、今はもうピンクに変わろうとしています。
綺麗なピンクになったらドライフラワー作りの上手な友人を見習って、ひと枝ふた枝、ドライにしてみましょうか。
そして今年はブルーベリーの当たり年。
ちょっと見ぬ間にたくさんのブルーベリーが熟していて、慌てて収穫に取りかかりました。
完璧にキレイなものだけ収穫して339g、今年の総量は1kg超え。
既にけっこうな量を冷凍保存してあるため、今回は少し生のままお菓子に加工してみました。
ブルーベリー・ベイクドチーズケーキ、クリームチーズの箱のレシピ通りに。
正確に言うと溶かしバターを入れ忘れたんですけれど、特に問題はありませんでした。
細長く切って、ブルーベリーの紫が綺麗なチーズケーキバーに。
コーヒーと良く合います。
もう温かい飲み物が美味しい季節になりました。
前回のブルーベリージャムの時は、化学反応のコトを知らず、とんでもない色にw↓
月日は流れてもうはや9月。
そろそろ収穫の秋、各地で収穫祭や食のイベントも始まりますね。
9/1日曜日、富良野市で行われた
『ふらのワインぶどう祭り2019』
へ行ってまいりました。
少々不安定に思われたお天気も、着いた時にはピカピカの青空。
会場広場横の噴水はワイングラスをかたどったもの。
モニュメントは、北国で育つワインぶどうの力強さを表す黒を基調に、赤ワインの赤、白ワインの清楚さを表す白で彩られ、ワイングラスにそそがれる噴水がワインをイメージしています
だそうです。
ピカピカの青空に皆さん楽しそうに杯を重ねていました。
500円でワイングラスをレンタルし、1杯200円から。
高いものでも600円くらいだったと思うのでかなりリーズナブルに楽しめると思います。
グラスを割ってしまうと500円は返してもらえないのでそこは慎重に!
(・`ω´・ ●)キッ
食べ物も富良野の美味しい地場のものが、これまたお安く提供されており、ついアレもコレもと手が出てしまいます。
食べる前に写真を撮ろうと思ってもつい忘れて食べてしまうwチーズオムレツも食べかけ部分を避けて写しました
写真には残っていませんが、フランクフルトも美味しかったです。
まさに地域の皆さんに、豊かな富良野の恵みを還元しようというお祭り。
北海道の子供たちによるジャズ演奏や、ワインの銘柄当てコンテスト、地元の可愛い女子高生たちによるぶどう踏みの実演などを見ながら、楽しい時間が過ぎていきます。
『北海道ジュニアジャズワークショップ』の子どもたちによるジャズ
「もっと飲んでね!」と、お餅やおつまみを撒いたりサービス満点。
子どもたちのダンス発表などもあり、お酒のイベントながら老若男女・子どもたち、どの世代も楽しめる、大らかなイベントとなっていました。
ワインや飲食物を買うと福引補助券が貰えるので、帰り際に3回挑戦して2回ハズレ(ポケットティッシュ)、一つは5等で富良野市内で使える商品券500円。
5等で500円て、太っ腹じゃない!?
さっそく市内にある『FURANO MARCHE(フラノマルシェ)』にて、普段買わないちょっと良いバターと、エゾシカコロッケを購入しました。
道民だからといって、そうしょっちゅうエゾシカは食べないですからね?
まだ食べていませんが、お祭りのお土産に買った赤ワインと一緒に食べてみたいと思います。
お日さまが出ればまだまだ暖かいですが、時折吹く風に秋の気配が漂うようになり、虫たちの声も秋の音色になりました。
庭の見回りのあと、玄関を歩くバッタを発見。
家のドアにしがみつく緑色のバッタを眺めていると、写真の向こう側、右の後脚が欠損しているのに気づきました。
北海道の短い夏を、頑張って生きたのだなぁ…
と、小さな生き物に胸を打たれた秋の始まり。