ぐうたら者の小さな決意
ベロニカピンクダマスク
今年も可愛らしく咲いてくれました
エキナセアルビースター
いつも元気にたくさんの花を咲かせます
ちょっと自分語りになってしまいますが 今年の夏は仕事を辞めてから2度目の夏になります
辞める前の数年間は本当に疲れてしまっていて、好きで始めたはずの庭仕事すら負担になってしまい、休みの日に草ぼうぼうの庭を恨めしく眺めていたものでした
本当に眺めるだけで何もしませんでした
元々がぐうたらなので、お迎えする植物はある程度ほったらかしでも大丈夫なものを選んでいます
しかしこの土地は夏の気温は30℃を超えることも多く、また冬の気温は−20℃を下回る日も珍しくありません
北国でガーデニングをされる方には、『ハーディネスゾーン』という用語はお馴染みかと思いますが、ざっくり説明すると、植物がどれだけの耐寒性を持つのか、その指標となる区域分けを表したものです
当地はハーディネスゾーン5、もう少し細かく言うと5bに当たるようです
aの方が少し厳しいようですが、どれほど違うのかまでは調べていません
ゾーンナンバー5は最低気温−28.8℃〜−23.3℃となっています
私の住む街では1902年に−41℃を記録しており、その気温を当てはめると2bに相当するそうです
ウソかホントか、子供の頃の祖父の昔語りで、「兵隊さんが番兵していて、そのまま凍ったんだ」と言っていました
ちなみにニュースで一番寒い町として取り上げられる陸別町は、更に厳しいゾーン4にあたります
暑くて寒くて雪深い(しかも庭には屋根から大量の雪が落ちて衝撃ハンパない!しかもそこにはバラが一本ある…)上に、庭の主は仕事でヘトヘト、我が家の植物の受難時代です
しかし、そんな中でも毎年健気にたくさんの花を咲かせてくれました
白蝶草(ガウラ)
これは去年の写真ですが今年もそろそろこの姿になるはずです
植物は、当然ながら自力でそこから逃げ出す事は出来ません
与えられた環境を全てとして、そこで芽吹いて葉を茂らせ、花を咲かせ実を結ぶ、その無心に生きる様に頭が下がります
クタクタになって仕事から帰り、庭を見ると草だらけの夕方の庭、花たちはシャンと咲いています
元気もらってたんだなぁ、草ぼうぼうで申し訳なかったなぁ
今年の夏は、草取りもう少し頑張るよ
という決意