特権階級
今年は雪が多いですこと。
うちも今、召使いのセバスチャン(仮名)が屋根から落ちた雪を片付けてるの。
この寒いのに、労働者階級はかわいそうねぇ。
でも仕方ないわよね。
だって私の白くて可愛い手で雪かきなんてさせられないでしょ?
この白い絹の手袋が汚れちゃう!
猫に生まれて良かった♪
あら、セバスチャンはどこへ行ったのかしら。
(まりもお嬢さま、肩が逞しくてらっしゃる…)
いたいた。鉄のスコップを取りに行ってたのね。屋根雪は締まって固いから。
※スコップとシャベル、地域によって呼び方が違うそうですね。ウチは大きいのがスコップ、小さい手持ちするものがシャベル…かな?どっちでも通じますが。
おほほ、しっかり働くんですのよ〜。
‼
なんか私の方に雪投げてきた!
もしやクーデター⁉︎
忠臣だと思っていたのになんてこと!
おのれセバスチャン…許さなくてよーーー!
「一人芝居楽しい?」
シーッ!のんたん、楽しいみたいだからそっとしておいてあげて!
あれ、まりちゃん、もうおしまい?
「気分害したからお城へ帰るの!」
まりもお嬢さまのお城、すんごいボロいっすね。
「由緒正しい古城なのよ!ほっといて。」
まあまあ、機嫌直して。少し遊ぶ?
………。
「遊ぶ♪」 単純でいいねぇ、まりちゃん。
「それとねーぇ、」
「そろそろ新しいお城、作ってよね。ボロ過ぎなの!」
ははっ、いいダンボールが手に入りましたら必ずや。
いやあ、お猫さまには抗えませんなあ。
はっはっは。
………ふう。
(少し静かにしてくれる?)
あっ、す、すみませんデシタ…。
寒い夜は月が綺麗
PCを覗き込みながらついつい夜更かし、昨夜もそうでした。
リクライニングチェアの右側にには窓、カーテンは開けたままです。
気がつくと青白い月の光が辺りを照らしていました。
そうそう、前日は『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』、満月でした。
窓から空を見上げると、満月ではないけれど充分丸いお月さま。
冷え込みがきつくなってきたので、放射冷却で雲一つない空にクッキリ浮かんでいます。
ちょっと外に出てみよう!
カメラを持って、薄い部屋着にパーカーを羽織っただけで出てみると、うわ!寒‼︎
スマホのアプリでは−16℃。
郵便受けに入れてある100均の温度計は、あれ?−12℃くらい。
だいぶ違うねぇ。
うわー、寒いー!早く撮って家入ろう。
カシャカシャカシャカシャ!
トリミングしています。ちょっと白いですかね?白黒写真みたい。
ネットの情報を探し、初めてマニュアルモードで撮ってみました。言いつけ通りの設定で撮りましたが、後からよく読むと、まだ改善の余地がありそうです。
半袖Tシャツにパーカー1枚、氷点下。三脚なし。
震えながら高い位置の月に向かって仁王立ちでカメラを構えると、グラングランと月が揺れます。
(三脚って必要だな…。)
死んでしまう。撤退。
ちなみに一応、スーパー・ブルー・ブラッドムーンとやらも前日撮りましたよ、おまかせモードで。
トリミングしています。全体にモンヤリしていますね〜。でもスマホで撮るよりは、だいぶそれらしく撮れました。
もう少し大きくキリッと撮れるレンズが欲しいですが、カメラを使いこなせるようになるまでガマンガマン。
すっかり冷え切って布団に潜り込んだ数時間後。もっと早朝は−20℃まで冷え込んだようです。
こらあぁ!また−12℃かー‼︎どう考えても−12℃ぽっちじゃないぞ。
どんなに冷えても−12℃以下になると、温度計自体が仕事を放棄する仕様のようです。
つまり一見、−24℃まで測れますよ♡と言っていながらズルをしているワケです。
君、リストラね。
※今この温度計は家の中でヌクヌクと過ごし(むしろ栄転?)、見てみると28℃を差しています。絶対に正しい温度を表示しないという、強い意志を感じました。そんなに暑くないぞ!
「こいつ、悪いやつ?」
悪いヤツじゃないけどいいかげんなヤツなんだよ。
外に出たのはAM8:30頃、まだダイヤモンドダストがキラキラしていたので家に入ってカメラの設定をしたのですが、再度外に出るともう消えてしまっていました。残念。
早起きしないと無理ですね。
でもせっかくカメラを持ち出したので、まだ寒い空気感が残るうちに近場で何枚か撮ってきました。
枯葉も凍ります。
市民スキー場の中腹を通る道から見た街並み。この道、夏は通り抜け出来ますが、シーズン中は出来ません。
スキー場を背にして立つカーブミラー。
青い空に白く霜のついた枝が寒さを感じさせます。
凍りつく枝に留まるからすは寒くないのかな?
木々の枝は凍りついていても、よく見れば小さな芽が膨らんできています。
北海道はこれから最も寒い季節を迎えます。
寒いけれど、冬だからこそ楽しいこともたくさん!
スキー、スケート、雪遊びをしてからの温かい飲み物や食べ物、ストーブの暖かさ。
買いすぎたお酒だってジュースだって雪にズボッと埋めちゃえばいいのさ。
外に出しっぱなしは凍って破裂する危険があるので気をつけて!
郊外の光の少ない場所に車を停めて、泣きそうなほど冷たく澄んだ空気の中で見上げる満天の星空は、いつまでも見ていたい美しさ。
今の私は視力が落ちてしまって、あの頃と同じ星空を見ることは叶わないけれど(・ε・ )
寒くて嫌われがちな冬ですが、暖かくして寒さを楽しむのもなかなか良いものですよ♪
最後までお付き合いありがとうございました。
ではまた次回、よろしくお願いします☆
1月のアロマ教室(遅刻)
朝、簡単に家事を終わらせたあとソファに座り、鼻歌をフンフンしながら皆さんのブログを読み始めると、LINEの通知が入ってきました。
アロマ教室の先生だ(あれ…?)。
『おはようございます。今年もよろしくお願いします。
さて、今日は1月のカルチャーの日です。お待ちしていますが、向かっているところでしょうか?』
………( ̄▽ ̄)
ギャー!忘れてたー‼︎
教室の時間はAM10:30から、連絡が来たのはAM10:34。
いつもその月の第1週目にアロマ教室があるのですが、1月はお正月の関係で日にちがずれ、月末に日程が変わっていたのです。
前回からおよそ2ヶ月。
最近は自分の記憶力を信用していないので、カレンダーに赤字でメモしてあったのですが、それでも忘れてしまったのです。
ダメだこりゃ。
数日前に「よし、30日だな」と確認しておきながらこのありさま。
仕事を辞めてから、どうも日にちや曜日の感覚が曖昧でアヤシイので注意してたんだけどなぁ…。
おばちゃんやらかしちまったよ!
しっかりしてくれ脳ミソさんよぉ!
などと己の頼りない脳細胞を恨みつつ、今から行っても良いか聞いてみると、時間を30分繰り下げてくれると言います。
普段、生徒は私ともう1人だけの超少人数制なのですが、今日はその方のお子さんが体調を崩したのでお休みとのこと。
あれ、私1人ならいっそ今日は休むと言った方が良かったのかな?
という思いがよぎったのですが、もう行くと言ってしまったし…と急いで支度をして出かけました。
着いたのはちょうどAM11時頃。教室に飛び込み、家を出る時慌てて引っ掴んできたジュースを一本、先生に差し出して恩赦を願います。
いつもニコニコと穏やかな先生は、
「来てくれて嬉しいわぁ。」
「それじゃあ、って言ってお休みしちゃう人も多いから。」
良かった。来て正解だった。ナイス判断、私!
ところで先生、今日は何を作るんでしたっけ?
「今日はクレイパックを作ります。」
おお、そうでした!前回、もう1人の生徒さんから出たリクエストです。
希望した本人は来れなくなってしまったのですが、先生が材料の準備をしてくれているのでそのまま作成に取りかかります。
実は恥ずかしながらワタクシ、『フェイスパック』というものを一度もしたことがないのですよ…。
キチンと化粧をしなければいけない仕事にもついていたのですが、肌荒れもトラブルもない生来の丈夫さで、手入れはテキトーで済ませていたのです。
こんな機会がなければ一生パックというものを知らずに死んでいく運命だったかもしれません。
新しい体験はいくつになっても良いものです。ありがたく恩恵にあずかりましょう!
今回の教室のレシピです。
☆材料☆
今回は、イランイラン2滴、ベルガモット2滴、ゼラニウムブルボン1滴です。
イランイランは濃厚な香りで普段あまり使わないのですが、今日のお勉強の1本だったので使ってみました。
2滴で完全に他の香りを食ってしまいました。1滴で良かったかなー。
作り方は簡単、全てを混ぜるだけ!
モンモリロナイトは金属に反応してしまうそうなので、容器もかき混ぜ棒も金属以外を使います。
クレイ(粘土)はすんなり溶けないので、ある程度混ぜたら蓋をしっかり閉めてシェイクシェイク!固まりがなくなるまでひたすら振る!
クレイと精製水が馴染んだら精油を入れます。精油もなかなか溶け込まないので、ひと通り混ぜたらまたシェイク!
全て綺麗に混ざりました。最初はシャバシャバしているのですが、少し時間を置くとアラ不思議!
くず餅のようにもっちりしたクレイパックに変身です。
今日のクレイは先生が選んで持って来てくださったため、予備知識は全くありません。
いくらか説明があった方が良いのではとグーグル先生にお伺いを立てたのですが、いろいろありすぎて書ききれないので諦めました。
ざっくり言うと、
『ナチュラルクレイ・モンモリロナイトはナノサイズの超微粒子であるため、なめらかな感触で傷をつけずに毛穴の奥までキレイに洗うことができる、くすみが取れる』
という効果があるそうです。
使い終わったガラス棒のクレイをティッシュで拭き取ろうとすると先生が、「あ!」と言って制止するので手を止めると、ガラス棒に残っているクレイを手の甲に塗ってくれ、少しそのまま待つように言われました。
数分後洗い流すと、…おや?少しですがクレイを塗った場所の皮膚が白っぽく明るくなっています。
ワタシ、どんだけくすんでいたのよ。
一応、色白で通っていたハズなのに、実はくすみ汚れていたということですか。
どうせなら、この三歩歩いたらすぐ忘れる脳細胞のくすみも取ってくれたらいいのにね。
正直、あまり美容に力を入れてこなかった人生なので、化粧品なんてどれもそう変わらんだろと思っていたのですが、これはなかなか。
日持ちしないので、一気にたくさん作るものではないようですが、自分で作るのも簡単なので、定期的に作っても良さそうですね!
クレイパックを作り終わったら、なんと先生がハンドトリートメントをしてくださると!
本当は、今日もう1人の生徒さんと交互にやってもらおうと思っていたそうなのですが、その方がお休みされたので先生が私に施術してくれるというのです。
「す、すみません〜、遅れたあげくトリートメントまで…。」
「いいのよ〜♪」
先生は天使。
では遠慮なく。
まずは手を温めてくれます。でも先生、私の方が手は温かいみたいです。
気持ちいいです〜。ほわぁ〜♡
手に骨のラインがないのは気にしないでください。子どもの頃から太った痩せた関係なく、手の甲の骨が埋まっているんです…。
すっかり幸せな気分になりました。先生ありがとうございます!見てないと思いますけど。
こんなことならジュース1本だけじゃ申し訳なかったなぁ…と思いながら、本日の教室は終了です。
クレイパックは案外簡単に作れるので、興味がある方は是非作ってみてくださいね♡精油は入れても入れなくても良いと思います♪
【備考】
先生に持っていったジュースは、お歳暮にいただいた北海道岩見沢市にある、
『NORTH FARM STOCK(ノースファームストック)』さんのジンジャーエール。
地元の農家さんと連携し、北海道の美味しいものを全国に発信するナチュラルブランドです。
黒のプレーンなジンジャーエールを飲んでみました。生姜がたっぷり沈殿しています。炭酸なのを忘れて思いきり振りそうになりました。
あぶなっ(;゚Д゚)
香りはすごく生姜、味はスッキリした美味しいジンジャーエールです!辛さはありませんが、たくさん入っている生姜のせいか、飲んだあと喉から胃までがポカポカするような感じです。これは新陳代謝が捗りそうです。
ジュース以外もいろいろありますよ!参考までに置いておきます♪
公式Webサイト↓
http://www.northfarmstock.com/
ではまた次回、
よろしくお願いいたします☆
勇者がやって来た
台所で作業をしていると、先ほどまで2階のフリースペースでゴロゴロしていたまりもが近くに来て寝そべっていました。
何か主張したいことがある時は、あえて邪魔になる場所にどっかりと長く伸びるのが彼女のやり方ですが、今日は少し離れたところでくつろいでいるだけのようです。
↓自分に注目してほしい時
「冷蔵庫、開けちゃダメ!」
そこへ仕事中にも関わらず、ウロウロと彷徨っていた夫がまりもの横を通った時に声をあげました。
「あれ?あれあれあれ〜?」
あれあれウルサイな(#・∀・)と、若干イラッとしながら(夫が私を茶化す時によく使うフレーズなので)、何〜?どしたのー?と聞いてみると、
「ビクトリーマン!」
「ビクトリーマンがいる!」
何やら興奮気味の様子。
40代も半ばにかかろうとしている、いい大人が「ビクトリーマン」連呼。(夫は私よりも少し若いのです)
っていうか、
ビクトリーマンて何。
キン肉マンの仲間?
「ほらー(´∀`)!」
まりもの顔を指差して満面の笑み。
「レディの顔、指ささないでよ。」
(ねー、失礼よね!)
んー、どれどれ。まりちゃん顔見せて?
………。
ビクトリーマンだった。
(私の顔、なんかついてる?)
おお、これは。
まごうことなき勝利の証。
『V戦士まりも』降臨です。
君が勇者か。
急に人間2人が騒がしくなって訝しがるV戦士。
(うるさい…)
※イカ耳にて警戒中
「スマホが近い!」
いらつくV戦士がスマホを攻撃。
「ヤラレター!」
…ぐうぅ、無念!……バタッ!
勇者だったかどうかはともかく、V戦士まりもは目の前の敵を倒したようです。
まりもの額にくっついていたのはこれでした。
さっきまでゴロゴロしていたフリースペースに敷いてあるラグの毛足。
まりもはここで昼寝をしたり爪を研いだり、自分の部屋のように使っています。
爪を研いだことでラグから抜けてしまった毛が、うまいこと額にくっついてしまったようです。
のんの「ヤラセじゃなくて?」
何をおっしゃる、失礼な。
捏造してまでブログネタを作るほど落ちぶれてはおらぬ(`・Д・´)!
ありがたく記事にはするけどね♡
「ならいいけど。」
人聞きの悪いこと言わないの!
それにしても、ずいぶんとうまい場所に貼りついたものです。
まりちゃん、
持ってるね!
「でっしょー?」
「これで今年はビクトリー!」
いったい何に対してのビクトリーなのかはさっぱりわからないですが、満足げなので良しとしましょうか。
(スクラッチくじでも買おうかしら〜)
「受験生のみんな、御守りにしてもいいよ!」
だそうです♪
ではまた次回☆
夏の草花ふりかえり
全国的に寒波がやってきていますね。皆さんの地域は大丈夫でしょうか?
今回はタイトル通り、去年の夏にあれこれ歩いた際に見つけた草花の話をしたいと思います。
何故に今頃?
実はけっこう前に書いた記事なのですが、
寒くなって暖かい季節が恋しくなった頃の慰め用に、
と取っておいたものなのです。
こちらは間もなく、雪まつりや各地の冬のイベントを迎える一番寒い季節がやって来ます。
そろそろ頃合いでは(`・ω・´)?
もしかすると忘れられているかもしれませんが、このブログのメインテーマは
『庭・花・自然』
あたりだったような気がします。※猫も、ですね。ああ、最近はカメラも!スケートもシーズンだし!時間が足りない(ノД`)
立ち位置を思い出すとともに、暖かい季節の話で、寒さをしばし忘れてみよう!みたいな感じだと思っていただければ。
『道端の草花愛好家』として、あえての季節外れ、ご容赦ください☆
夏の間、ブログで取り上げたいなと思いながら、他の記事を書いていてタイミングを逃してしまった(´ロ`ノ)ノ!という草花たちがメインとなっております。
ではよろしくお願いいたします♪
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
私はガーデンに咲く園芸種はもちろん好きですが、道端に咲いている花や木々を観察するのも好きです。
小学校の帰り道、休耕田のあぜ道が通学路をショートカットする道だったので、野イチゴを食べたりアカツメクサの蜜を吸ったり四つ葉のクローバーを探したりの道草ざんまい、そのクセが抜けないのかもしれません。
そして、そんな道っ端が気になって仕方がない私の、ドライブに行く時の相棒を紹介します。
道内の道端や山の中など、誰が植えたわけでもない植物が「ほぼ」網羅されている、北海道大学出版会『新北海道の花』
※「旭川の植物」は小冊子に近い感じですので補助的に使っています。
「ほぼ」と注釈を入れたのは、えっ、こんなに見かけるけどないの?というものが稀にあるからです。後述するものにも記載されていないものがありました。何らかの理由で分類上、この本の範囲ではないと判断されて記載がないということもあるかもしれません。
しかし、多くの植物が写真付きで記載されていて、かなりの確率で見つかります。
似た姿の草花も多いため 、後から撮った写真とつきあわせても「ん〜〜〜?」と迷う時もありますが、迷うほどたくさんの種類が掲載されているということでしょう。
ですので、もしかしたら似たものと名前を取り違えていることがあるかもしれません。その時はごめんなさい。教えてくれると嬉しいです♪
道端の花ゆえ地味な花が多いですが、よろしければお付き合いくださいませ(*´∀`*)
では、まずは『独活(うど)』からです。
上の2枚は、以前記事にした「美瑛パッチワークの路」にある、『愛を積む人』のロケ地跡で撮ったものです。
私の好きな『ノラニンジン』がたくさん咲いている場所のすぐそばで、広大な畑を見晴らしながら咲いていました。
ちょっと寂しげな様子で風に揺れていたのが印象に残っています。
これは別の日と場所で撮ったものです。小さな花火が一気に弾けたような様子が楽しいです。
夕方に撮ったものなので、西日で少し黄味がかって見えます。
山ウドと言えば山菜のイメージが強く、春先の若芽や茎ばかり頭に浮かぶので花を気にしたことがなかったのですが、この花を天ぷらにして食べたりもするようです。
私の住んでいるあたりでは聞かないので、地域によるんでしょうね。
上記にちょっと出た『ノラニンジン』で思い出したのですが、以前の記事でノラニンジンを取り上げた時、花が終わった後のワシャワシャが詰まった籠状の花穂を載せました。
カメムシがよくつく花なので、もしこの緑の籠を開けたならば、中にはカメムシのベイビーがどっさりとー((( ;゚Д゚)))‼︎、という妄想に震えたヤツです。
(開けたらどんな世界が広がっているのかしら…?)
「ふふ、何が入っているんだろうねぇ。」
普通に考えれば種とかなんでしょうけどね。でも万が一!
大量のカメムシベイビーが、こんにちはー♪ってこっちを見たらどうします?
『好奇心は猫を殺す』っていう諺もあるじゃないですか。
勇気ある撤退です。
秋、その後の姿を『上野ファーム』内にある射的山で見つけることが出来ました。
やっぱりなんかコワイ…( ;∀;)
ぐはあっ‼︎ と何かを吐き出したまま固まったような禍々しいお姿。
何とか可愛らしい表現をするなら、鳥の巣を真横にしたような、もしくはモヘアの帽子といったところでしょうか(苦しい)。
ヨーロッパからやって来た、
『アン王女のレース』
の別名を持つノラニンジン(セリ科ニンジン属)、
王女様なのに日本へ渡ってきたら「野良」ってつけられちゃうんですねぇ。気の毒。
実はこれが、私の頼りにする相棒に掲載されておらず、ひょっとして私の見たのは違うのかな…などと疑心暗鬼になっていたのですが、やはり昔からアイヌなどにも利用されていた、北海道に自生している落葉低木の『ノリウツギ』に間違いないように思います。
「木」に分類されて、「花」と謳っている本書には掲載しなかったのかとも思ったのですが、科は違えど似た感じの『カンボク』は載っています。
『ツルアジサイ』や『ヤマアジサイ』なども掲載されていないので、何か理由があるのかもしれません。
まさかアジサイ系がキライとか(´・ω・)⁉︎
もしノリウツギじゃなかったらご一報を!
こんな感じで山地や道路際などで見かけることが出来ます。
ひらひらとした真っ白な装飾花が、蝶が飛んでいるように綺麗です。
そしてノリウツギを撮影していた時に気付いた足元の小さなグリーン。
私は多肉植物はてんで不勉強で、名前など詳しいことはわかりませんが、ざっくりとセダムの仲間…と言っていいんでしょうか?
ウスユキマンネングサ、というものに似ている気がしますが確信はありません。
うちにあるアナベルの周辺にも、同じような植物が時々生えたりしていたのですが、特にかまうこともなくそのままにしていたらいなくなってしまいました。園芸店の土に混ざってやって来たのかもしれません。
あまりこの辺りの道端で多肉植物を見かけたことがなかったので新鮮でした(気付かなかっただけ?)。
もしどなたかこれの名前をご存知でしたら教えてください♪( ´θ`)
教えてちゃんでスミマセン。
では次、田園が広がる道路脇にアカツメクサと混じって咲いていました。
園芸店で売っているシレネ(フクロナデシコ)に似ています。
シラタマソウかと思ったのですが、シラタマソウは無毛とのこと、これはけっこう毛深いんですよね。
図鑑とネット、両方で頑張ってみたところ、マツヨイセンノウというものが毛が生えていて似ているのですが、若干花びらの形が違うような…。
一筋縄ではいきませんね〜。
うん、フクロナデシコの類い。友達。
誰かーーー(´Д` )!正解ーーー!
図鑑持ってるのに結局わからないんか…という話でもありますが、おおよその出自がわかるところまでは何とか調べることが可能です。
誰に求められたワケでも仕事でもないのに、何故調べてしまうんでしょうね(笑)
この心理を強引に青春時代で例えるなら、
『学校の行き帰りの通学バスや寄り道した街の中で、たまに見かける何だかちょっと気になる子』
どこの学校?名前は何ていうのかな?という、ちょっとした淡い気持ち(わかりにくいですかね…この例え)。
実際このシチュエーションで、気になる相手の学校や名前を調べ上げたなら、今ではストーカーとして通報されかねません。
しかし道端の草花なら、ストーカー扱いされる心配はない…。
セーフ!セーフです‼
特に何もなさそうな場所でしゃがみこみ、写真を撮ったり、角度を変えながら覗きこんだりしていると変な人に見られる可能性はありますが、通報されることは(多分)ないでしょう。
『物好きな人』
『目を合わさないでおこう』
このあたりで勘弁してくれそうです。
ホントはまだあるんです、未紹介の草花が。でもそろそろイヤがられそうなので、今回はこの辺で!
残りはまた別の機会にお付き合いいただけたら幸いです♪
季節外れのお話にお付き合いいただきましてありがとうございました!
寒い日が続くようです。皆さま体調を崩しませんようご自愛ください。
それではまた次回(*´ー`*人)☆
そんな日もあるよね
皆さん、こんにちは。トビーです♪
最近何だか眠たくて全然ピリッとしません。大寒を迎えて私は冬眠でもしようというのでしょうか。
まあ、毎日アゲアゲで暮らす必要もあるまいよ。
そのうちまたシャッキリするでしょ…と大した手も打たずにグータラしているわけですが、どうも猫にもそういう時があるようです。
まりちゃん、おはよー。
「んー、おはよ…。」
何だか冴えないね。調子悪い?
「うーん、どうかな。悪いような悪くないような。」
特に具合が悪そうでもないですが、いつものアホっぽい感じがありません。
何だか寂しいぞ。
テレビでも見ようか?
あっ、まりちゃんアブナーイ!ルパンにぶっ叩かれるよー‼︎
「カリオストロの城、何回観るの?」
「何が始まるの。」
面白動画だって!
「何してるの?」
何してるんだろうねぇ。
アイヤー‼︎ ドリルグルグルー。
(このへんテキトーに見ていたので状況に間違いがあったらごめんなさい〜)
「わけのわからない事するねぇ。ちょっと血出てんじゃん…。」
「荷物気をつけておろしてね。君、さっきも落としたから。」
ガッシャー!
「ほらね。おばちゃん怒っちゃった。気をつけてねとあれほど。」
「笑ってるし。あんなアホになれたら生きるのがラクそう。」
毒舌だね、まりちゃん。
そんなにテンション低いの珍しいけど、病院行く?
それともオヤツ食べる?
「ではオヤツを。」
「ちゅーるはかつお節味に限るね。」
相変わらず険しい顔で食べるよね。テレビCMの猫たち、もっと和やかな顔で食べてるよ。
その後は器に残っていたカリカリをたいらげ、振り向いて
「なくなったよ?」
と追加を要請し、器に新しくカリカリが入ったのを見届けると、
「よし、補充完了。」
とばかりに食べずに立ち去りました。
食べ物に関してはしっかりしてるね。
カリカリ入れに欠品を許さない猫、それがまりもです。
お、珍しくキャットタワーに入ってる。
(うちの猫たちは、買ったのを後悔するほどキャットタワーを使いません。)
ヘッド部分が瞬殺で壊されたワイヤーつきのおもちゃ、芯の部分だけになってしまったのですが、ワイヤーがビヨンビヨンするのが楽しいらしいので、捨てずにタワーに取り付けてあります。
びよんびよん。
おりゃおりゃ!
びよんびよんびよん!
「ムフフ。」
まりちゃん、楽しい?
「割と。」
普通に元気だな。
「余は満足じゃ。」
まりもはいつもテンション高めなのでちょっと心配しましたが、どうやら特に具合が悪いわけではなさそうです。
まあ人間だって、どんなに陽気な人でも毎日アゲアゲ♪パーリィピーポーではいられないでしょうし、こういう日があっても不思議ではありませんよね。
1日半ほど、テンション低めでしたが今は元通りのまりもに戻りました。
老猫、老犬がいた時は、いつ誰が具合が悪くなるかといつもハラハラしていましたが、ふたりともまだ若いので、最近はその感覚をすっかり忘れていました。
若くても、ちょっとの変化を見逃さないことが大事だなぁと、気を引き締めることが出来たのは良かったと思います。
「たまに静かにしてみたら、とーさんもかーさんもすごく私をチヤホヤしてくれたのよー。チョロいわー♪」
確信犯かな?
何はともあれ、元気そうで良かったよ。
元気なら多少のことは目を瞑るからさ。
頼むよ?
**********
『本日の写真コーナー』
さて、ここからはちょっとだけ新しいカメラで練習したものの発表会を。
まだカメラに頼って撮ったものばかりですが、これからたまーに最後の方に載せていこうかしらと思っていますので、お時間のある方はお付き合いいただけると嬉しいです。
お忙しい方はすっ飛ばしてね☆
トリミングしてあります。以前、同じようなシチュエーションをスマホで撮ったものの、限界を感じたのが一眼レフに傾いた要因の一つでした。
↓コレがスマホで撮ったもの
まだまだですが、前回のモヤモヤを少し晴らすことが出来ました。
『川霧』
川霧といえば朝早くが定番ですが、これは日が落ちた後です。少しですが川面から蒸気があがっています。冷えてきたので、夕方にも蒸気の靄がかかったようです。朝方の川霧は、朝日のキラキラに白い霧が浮かんで幻想的ですが、水墨画のような川霧もいいなと思いました(小学生的感想)。
『美瑛、夕景』
早起きが苦手なので、朝焼けではなく夕焼けを狙おうというズボラから生まれた写真です(最後の1枚はトリミングしています)。
一つ思ったことが。
お目当てのところへ程良き時刻に行ってみると、レンタカーで乗りつけた派手なスキーウェアに身を包んだ大陸からの観光客の方々が、細い道を車数台で塞いで撮影中。
まあ自分は近場に住んでいるし、旅行中に綺麗な写真を撮りたいのもわかるので、その日その場所で撮らなくても大丈夫。
でも、クルマと人で道を塞いでしまって、通行するクルマに配慮しないのはどうかと思うよ?
向こうから来た地元のおじいちゃん、やっと通って憮然とした顔してたよ。私も無言でプレッシャーをかけ続けたらようやく端に寄せてくれたけど。
北海道の景色が綺麗だからと喜んでくれるのは嬉しい。
けれどもう少し、周囲や地元に気を配ってくれたら中国語で看板を立てられることはないと思うのにな。
こんなところで呟いても伝わらないとは思いますが(´-`)
自分も夢中になってこうならないようにしなくちゃ、と反面教師にさせていただくことにします☆
あれ、愚痴っぽくなってしまいましたね!イケナイイケナイ。
では最後は、雄大な山の写真でお別れしたいと思います!
美瑛市街を抜けて、山方面へ走って撮ってみました。
前々々回の記事で、パッチワークの路から見える山々を大雪山連峰と紹介しましたが、正しく言うと『十勝岳連峰』です。大雪山系の中の十勝岳連峰、ということになりますね。
大雪山は一つの山ではなく、表大雪・北大雪・東大雪・十勝岳連峰を包含しているということで、何となく訂正しておきます。
地元の人間は、この辺り一帯をまとめて『大雪山』だと思っています。そうでない方はごめんなさい。
で、この山の名前は『オプタテシケ山』です。実は私も初めて名前を確認しました。
気になる方はググってね♡
ホントは最初、旭岳かなと思ったのは内緒です。
※旭岳の『地獄谷の爆裂火口』かと思いまして…。
全然区別ついてないよね。
ではまた次回、
よろしくお願いいたします( ´ ▽ ` )!
夏の雪
今年は雪が多いですね。豪雪に見舞われて、果てしない雪かきに追われた地域の皆さんの腰はご無事でしょうか。
北海道・道北の我が家も、時々載せる写真の通り、ほぼ雪に埋もれております。
順に11月、12月、1月の庭の積雪の様子ですが、全て初旬の撮影なので1ヶ月毎の変化がわかります。
最後の1枚は、屋根雪が溜まったり、駐車スペースの雪が庭に投げ入れられているので、自然な積雪としてはプンゲンストウヒのあたりですね。
冬囲いをした女竹がチラッとだけ、頭を出しています。
さあて、重い雪の中で耐えている我が家のバラは、春に無事に姿を現してくれるのでしょうか?
特に去年、屋根雪のせいでボキボキになったシャルロット・オースチンの生死は如何に。
答えの全ては雪の中。
あきらめて春を待ちましょう。
さて、雪に疲れた皆さん。
そろそろ輝く緑が恋しくありませんか?
こちらでは初夏にも雪が降るんですよ!
雪は雪でも、雪かきの心配はありません。
雪なんて降らないよ!って方もよろしければご覧ください♪
まりもの脚が案外長いのもわかります(笑)
我が家は一応住宅街ですが、近くに山や林が迫ります。
まりもがよく眺めている窓からの、去年6月下旬の風景です。
夫が長ーく、しつこーく使っていた古いiPhone4Sで撮影したものですが、なかなか綺麗に撮れているので載せてみました。
完全室内飼いなので、窓から見える景色が猫たちの外の世界の全て。
これはもう少し前、窓の側にキャットタワーを置いていた頃。
緑に浮かぶ猫です(笑)
こうしてのんびり過ごす猫たちの窓の向こうで、ふわふわと白い綿毛が、ゆっくりゆっくりと緑の中を流れていきます。
最初、綿毛といえばポプラかな?と思ったのですが、どうも白樺の綿毛のようです。
家の近くに白樺がたくさん生えている場所があるので、そこから来るのかなと。
毎年、初夏の暖かくて穏やかな日に、ポプラや白樺の綿毛が舞う姿はまさに夏に降る雪。
条件が良い日は、木々が一斉にその種子を送り出すのでしょう。
地面に降り積もるほどの、たくさんのふわふわが空を飛んでいきます。
網戸にびっしりと綿毛が張り付いてしまったり、建物の中に入り込んで掃除が大変、更にアレルギーを発症する場合もあるので迷惑と感じる人もいるようですが、景色としてはとても綺麗だなと、毎年うっとり眺めています。
えっ?冬は冬の景色でしょ!
って方はこちらをどうぞ。
ホントは私の好きな、「明るい空の下、ゆっくりまっすぐ降りてくるぼたん雪」の景色を撮りたかったんですけどね。
自然は思い通りにはなりませんから、先日撮った短い動画を。
おや、外が少し明るくなってきましたよ!
窓から見える西側の空も青くなってきました。
そろそろまた、外へ出て写真の練習をしましょうかねぇ?
「外へ行くなら『ちゅーる』買ってきてね!」
うん、わかったよ。
でも、言いたくないけどキミ最近太り気味だからね?気をつけて。
「その言葉、そっくりお返しします」
私も言われると思ったよ。
なんたる墓穴。