勇者がやって来た
台所で作業をしていると、先ほどまで2階のフリースペースでゴロゴロしていたまりもが近くに来て寝そべっていました。
何か主張したいことがある時は、あえて邪魔になる場所にどっかりと長く伸びるのが彼女のやり方ですが、今日は少し離れたところでくつろいでいるだけのようです。
↓自分に注目してほしい時
「冷蔵庫、開けちゃダメ!」
そこへ仕事中にも関わらず、ウロウロと彷徨っていた夫がまりもの横を通った時に声をあげました。
「あれ?あれあれあれ〜?」
あれあれウルサイな(#・∀・)と、若干イラッとしながら(夫が私を茶化す時によく使うフレーズなので)、何〜?どしたのー?と聞いてみると、
「ビクトリーマン!」
「ビクトリーマンがいる!」
何やら興奮気味の様子。
40代も半ばにかかろうとしている、いい大人が「ビクトリーマン」連呼。(夫は私よりも少し若いのです)
っていうか、
ビクトリーマンて何。
キン肉マンの仲間?
「ほらー(´∀`)!」
まりもの顔を指差して満面の笑み。
「レディの顔、指ささないでよ。」
(ねー、失礼よね!)
んー、どれどれ。まりちゃん顔見せて?
………。
ビクトリーマンだった。
(私の顔、なんかついてる?)
おお、これは。
まごうことなき勝利の証。
『V戦士まりも』降臨です。
君が勇者か。
急に人間2人が騒がしくなって訝しがるV戦士。
(うるさい…)
※イカ耳にて警戒中
「スマホが近い!」
いらつくV戦士がスマホを攻撃。
「ヤラレター!」
…ぐうぅ、無念!……バタッ!
勇者だったかどうかはともかく、V戦士まりもは目の前の敵を倒したようです。
まりもの額にくっついていたのはこれでした。
さっきまでゴロゴロしていたフリースペースに敷いてあるラグの毛足。
まりもはここで昼寝をしたり爪を研いだり、自分の部屋のように使っています。
爪を研いだことでラグから抜けてしまった毛が、うまいこと額にくっついてしまったようです。
のんの「ヤラセじゃなくて?」
何をおっしゃる、失礼な。
捏造してまでブログネタを作るほど落ちぶれてはおらぬ(`・Д・´)!
ありがたく記事にはするけどね♡
「ならいいけど。」
人聞きの悪いこと言わないの!
それにしても、ずいぶんとうまい場所に貼りついたものです。
まりちゃん、
持ってるね!
「でっしょー?」
「これで今年はビクトリー!」
いったい何に対してのビクトリーなのかはさっぱりわからないですが、満足げなので良しとしましょうか。
(スクラッチくじでも買おうかしら〜)
「受験生のみんな、御守りにしてもいいよ!」
だそうです♪
ではまた次回☆