草刈りの後のサプライズ
主人が庭周りの草刈りをしてくれました。開けた窓から、草を刈った後の青臭い、でも少し甘い香りがします。
いいにおいだなぁ
このにおいを嗅ぎながら昼寝をしたい
刈られた草には悪いけど
つられるように庭に出て、草ぼうぼうだった隣の空き地側に回ります。
すると庭に見慣れない花が咲いているのです。
…アガパンサスだ、何で?
↑今朝撮影した雨上がりの花の様子
記憶の引き出しを開けようと試みます。
ガッ、ガガッ、ゴトゴト、ゴッ…
なかなか開きません。
園芸店で何度か買おうかと思ったのは覚えていますが、そこそこ値段がしたので(800円くらい?)買わずにいました。
ちょっとづつ引き出しが開いてきます。
確かにちょっと高めだけど、別に買えないという程でもないのになぜ買わなかったのか?
それは「ウチでは育たない」という思いがあったからです。
今まで植えた植物に付いていた、札やラベルを保管していた箱を探ります。
ありました!種の袋についていたカードです。
内容量 約5粒、有効期限 2011.05
そう、種を蒔いた!思い出した!
有効期限から考えると2010年に種を蒔いたとして7年、ひっそりと庭の片隅で花を咲かせる時を待っていた?
手持ちの園芸書やネットで調べると、栽培はさほど難しくないが、種を蒔いて育てると花を見るのに3〜6年かかると書いてあります。
花どころか発芽した記憶もないので、ああ発芽しなかったんだな、ウチには合わなかったんだな、とその後苗を見かけても買わずにいたのです。
苦節7年
蝶、というより蛾みたいだけど、ようこそ!やっと開店しました!
背丈は1m超えです
よくよく考えるとここにスイセンを植えていたので、その葉っぱだと勘違いしていたのだと思います。
このスイセンの葉、しっかりしてるなーなんて思っていました(間抜け)。
隣の空き地との境目は草ぼうぼう地帯です。
その為あまり足を踏み入れないでいたのですが、今年初の草刈りのタイミングで出会えた7年越しのアガパンサスは、夕方だったのもあって青く輝いて見えました。
今聞こえる蝉の声、彼らと同じく約7年土中で力を蓄えていたと思うと、胸にくるものがあります。
頼むから来年も咲いてね