デルフィニウム受難
先日までの長雨ですっかり荒れている我が家の庭ですが、週末日曜日の大雨で更なるダメージに見舞われました。
「そのせいかしら、エアコンの室外機が壊れたの」まりちゃん、目がマヌルネコ風だね
ホントにびっくりするくらい次から次にモノが壊れるねぇ…
なんかもう慣れた( ´ ▽ ` )ノ♪
まあ、それはいいとして。
前回の記事で強風に折れてしまったデルフィニウムを載せましたが、今回の一番の被害者もやはり背高のっぽのデルフィニウムでした。
私の身長(158cm)を超えてからもジリジリと伸び続け、大きな花穂の蕾が開く頃には、一番背の高いもので170cmを超えるほど。
花穂の長さは大きなもので50cm強、小さなものでも25cm程度あります。
そして日曜日の大雨。
花穂に大量の雨を受けたデルフィニウムはどんどんうなだれていき、あっという間に最敬礼45°を超え謝罪会見並みに、そのあとは地面に頭を擦りつけんばかりに倒れ伏しました。
_(」∠ 、ン、)_
さすがにこの雨の中起こしに行くわけにも行かず、作業は連休最後の月曜日と相成りました。
こんな姿に…すまない、もっとしっかり支柱をしてあげたら良かったよ(ノД`)
倒れる少し前はこんなでした。
大きくなり始めにリング状の支えを入れてはいたのですが、今年は予想以上に大きくなったために多量の水を含んだ花穂が耐えきれなくなったようです。
ボンヤリ眺めていても仕方ありません。
作業開始!
あ、作業の間、皆さんはこのデルフィニウムの本来の姿を見て待っていてくださいね!
蕾が上がってきた頃の高さは胸のあたり
蕾にピンク色がさしてきた!
まばらにポコポコと咲き始める
淡い、ピンクと紫の中間のような色
花びらはシフォンのような質感
豪快な花姿ですが花のひとつひとつは繊細です
太陽の翳った日にカメラの設定を弄っていたら、なんとなく撮れた紫寄りの花色
また雰囲気が違って見えます
ふーぅ!
お待たせしました、何とか作業終了です。
冬囲い用の女竹が大活躍!…見た目はちょっとアレですが
はい、そこの人。
カッコ悪いと思っても口に出してはいけませんよ!
完全には折れていないものの、コキッと折れ曲がったものには試しに木の枝で作った添え木を当てて、
「大丈夫だ、キミは折れていない」
と言い聞かせ、固定して女竹に結わえつけます。
思い込みって大事だからね(・∀・)!
どうしようもなくボッキリいったもの、地面について汚れや虫がついたもの、大きすぎるものはバケツ行き。
彼等は玄関先で暮らしてもらいます。
背後は道具を入れるためのツールボックスとスノコで作ったゴミ箱隠し。風で倒れないようにこんなハンパな角度になっていますがお気になさらぬよう…
小さな蕾たちはまとめて花瓶やコップに。
以前に習っていたフラワーアレンジメントの先生は、小さな花も蕾も捨てることはありませんでした。
授業中、使えないかな?と小さな余った花材を使わずに置いておくと「ここに入れてあげたらいいんじゃない?」と、アドバイスをくれました。
先生が体調を崩されたのをきっかけに、3年ほど習ったフラワーアレンジメント教室は辞めてしまいましたが、その頃教えられた習慣は未だ抜けません。
よってこれも捨てずに玄関やトイレなどに飾ります。
そして何気に私はデルフィニウムの蕾が好きなのだ
他の庭の花と合わせてアレンジメントを作ればいいのでしょうが、それはちょっと面倒なのでこのままで。
小さめで汚れのない花穂は洗面所に置くことにしましょうか。
茎はボッキリいってしまっているので、短く安定感はありませんが、何とか水は吸い上げられるようです。
今日からここが君たちのおうちだよー。
グラグラ気味だけど仕方あるまい
そこを横切るケモノの姿
「ちょっとー、私のリラックスルームに何勝手に置いてるの〜?」
「カタツムリとかついてないでしょうね?」
ついてたヤツは外に置いてあるから大丈夫です
「私の部屋なんだから勝手にいじらないでほしいわぁ」
まあまあ、可愛い女子に花はつきものでしょ(ヨイショ!)?
「そりゃあまあねぇ…」
(よし!単純なのがキミのいいところだ)
「じゃあ、そろそろ出てってくださる?」
「それじゃあ皆さま」
(まりちゃん、なんかちょっとブサ…ゲフゲフ)
「ごきげんよう」
目がコワイよ、まりちゃん。
(そしてやっぱりマヌルネコ風)