まりも、病院へ行ってみる
お久しぶりです!
半月も更新しなかったのはブログ開設以来初めてですが、皆さまお元気でしょうか?
チマチマと庭のことや私用などを優先していたので久しぶりの更新にちょっとだけ緊張しますね〜(*´∀`)アハハン♪
えーっと。
ブログってどうやって書くんでしたっけ…?
案ずるより産むが易し。
とりあえず書き始めてみましょうか。
半月もありましたので書きたいことはいくつもあるのですが…
我が家の庭も、ずっとご無沙汰だった『上野ファーム』さんへ行ってきたことも日々の小さなことも。
でも今回はまりもさんで!
前回の更新から10日も過ぎた頃には、そろそろ更新しようとあれこれ下書きを始めたのですが、どうにも文章がまとまりません。
オバサンだからでしょうか、ちょっとサボると色々なことが鈍るようです。
そうこうしているうちに、何だかまりもさんの様子がいつもと少し違うことに気づきました。
何だかボーッしていたり、悲しいような不機嫌なような表情をしてチンマリ座っています。
お気に入りの場所でくつろぐことも、お決まりのヘソ天スタイルでゴロゴロすることもなく、少し暗めの場所でうずくまるように座っている姿が目立つようになりました。
ムッツリ…
目をつぶっている時は少し眉間にシワを寄せ、開いている時も丸い目がパッチリ開くことはなく、半目でクチはへの字でつまらなさそう。
猫のクチは元々への字だろ、というご意見があるとは思いますが、なんといいますか…ビミョーに違うのですよ。
うーん、口角の上がり方とか?
毛づくろいもしないし、とにかくションネリしている、そういう感じでした。
ションネリの図
家の中に入ったテントウムシを、短い脚で追いかけ、低空ジャンプで機敏にパンチを繰り出していた(捕まえられるワケではない)数日前とは明らかに違うテンションの低さ。
具合が悪いのか、季節の変わり目でイマイチ気分が上がらないだけなのか。
それとも何かにいじけているのか。
しかし、だからといって食欲がないわけではありません。
チーンと陰気な顔をしている割には、ごはんもオヤツもバッチコイ!←バッチコイの意味がわからないお若い方は自分でググッてみてね♡
オモチャでじゃらせば一応遊びます。
↓機嫌取りのため新しく購入した猫じゃらし
そういえばあまり遊んであげてなかったかも、と急に反省し猫じゃらしを振るい、日に1本と決めている『ちゅーる』も特別にもう1本サービス。
いつにも増して般若顔
顔はイマイチ暗いけれど美味しくいただいているようだ…
さあどうしましょう。
まりもは病気をしたことがないので、気軽に何でも相談出来るかかりつけ獣医さんがまだいません。
※以前の子たちがかかっていたところはドクターやスタッフや環境が変わってしまったので今は行かなくなってしまい獣医さんジプシー
【脳内シミュレーション】(´-`).。oO
先生「ハイ、どうしました?」
私 「猫が何だかしょんぼりしてて」
先生「そうですか、食欲は?」
私 「あります、普通に」
先生「グッタリしてあまり動かない?」
私 「かまえば遊びます」
先生「他に気になることは?」
私 「なんか違うんですよね…雰囲気が」
先生「」
こうなる気がします。
「何だか元気がなくて」
この主訴は獣医さんも困っちゃう。
ネットで調べたらそう書いてありました。
でも明日もこの調子なら先生が困ってもかまわない(ヒドイ)、行こうと決めて次の日。
少し元気なような、でもやっぱりグテッとしているように見えます。
食欲は変わらず旺盛。
ただ陰気なだけ
……(´-`).。oO
もう逡巡するのに疲れたので、以前まりもが避妊手術をしてもらった動物病院に行くことに決めて車を出しました。
運転は夫で、最初は後部座席にキャリーケースを置いたのですが、ただならぬ雰囲気に普段ほとんど鳴かないまりもさんが、
「ヒァ〜!ヒァ〜!」
と悲鳴をあげるので、狭い助手席の私の膝の上にケースを移動。
「重っ…」
こんなに重かったっけ?
しかし可愛いまりもさんの一大事、一刻も早く病院へ!
カーブの度に左右に揺れて、太ももに食い込むケースを押さえながら約40分(もう少し近ければねぇ)、ようやく到着です。
20分程度の待ち時間のあと、呼ばれて診察室へ。
最初に書いた問診票に、希望のドクターを書く欄があったので一応、避妊手術でお世話になった先生の名前に◯をつけてみたのですがサクッと無視され、若い先生とご対面。
問診票を見て、こりゃあ若手でいいなと判断されたかしらん。
まぁ確かに急を要する症状ではないので仕方ないですかねぇ。
おとなしそうな若い先生とのやり取りは、概ね↑の青赤の想定会話と大差なく、口の中を見たり触診や検温といった定番をひと通り終え、
「特別問題はなさそうですね」
やっぱりそうですか。
でもでも。
あのションネリ具合はいつもと違うし( ̄皿 ̄;!
「あのっ、昨日オヤツ食べている時にクチの中見たら歯茎が白っぽく見えてっ!貧血とかなんともないですかっ?」
↓コレ
過保護な飼い主として、「本当にウチの子大丈夫ザマスか⁉︎」的にちょっと食い下がってみる。
もう一度クチを開けてみる先生。
「普通ですねー、だいたいの猫ちゃんはこんな感じですよ」
「えっと、熱はなかったんですよね?」
「平熱です」
あとは念のため、健康診断も兼ねて血液検査をすることにして、私たちは一度診察室を出ました。
中から時折、まりもの「ヒァー」という声が聞こえて、採血に苦労しているらしい様子がドアのガラスの向こうに見えています。
まりも、ガンバレ。
採血が終わり、20分くらいで血液検査の結果が出たので説明を受けると、こちらも特に大きな問題はありませんでした。
良かった。
良かったけど。
じゃあ何であんなにへちゃむくれていたのか、まりもさんは。
(グッタリなのよ、ワタシ)
…ただの季節の変わり目にもの思いにふけっていただけなのでしょうか(´-`).。oO
いたって健康なのがハッキリしたため、せっかく来たのだからと、その後ワクチンを打って帰ってきました。
どこも悪いところがなく健康だったのはとても喜ばしいのですが、ひとつ予想外にビックリしたことがありました。
それは約5ヶ月前に比べて体重が900gも増えていたということです。
今年のGW終わり頃に更新した記事で、まりもの体重は5kgジャストです!と、ご報告しました。
それが今回の病院で計ったところ、
「5.96kgですねー♪」
と言われ、
( Д ) ゚ ゚
目玉が飛び出したわけです。
ろ、6kg…いつの間に⁉︎ 5ヶ月で?
今まで何匹も飼ってはきたものの、せいぜい3〜4kgの子ばかりだったので初めての数字です。
暖かい季節になったら以前よりカリカリを要求しなくなったなー、と思っていたのですがどうやら、のんのさんの分として別室に置いてあるカリカリをしょっちゅう食べていたようです(そっちの補充は夫の役目)。
そして最近、のんのさんがあまり缶詰のウェットフードを食べなくなったので、取り分けられたそれにも手を出していた…
そりゃあねぇ?
今朝起きたら腰痛で腰が曲がらなかったハズですよ。
原因は昨日の往復1時間半弱、狭い助手席でガッチリしたキャリーケース+まりも6kgで計8〜9kgを膝に乗せてブレないようにチカラを込めてホールドしていたせいですね。
重たかったもの。
これだけ短期間で体重が増えてしまったまりもさんですが、幸いなことに血液検査の結果には肥満による異常はありませんでした。
ぽっちゃりした猫は可愛くて大好きなのですがねぇ…
うむむ(^^;)
ちなみに、どこも悪くなかったのに病院へ連れて行かれて血を抜かれ、注射までされて帰ってきたまりもさんですが、その晩から何ごともなかったようにすっかり元のご機嫌な様子に戻りました。
いったいこの2〜3日の落ち込みようはなんだったのか。
猫ちゃんでも秋はもの憂げな気持ちになるんでしょうかねぇ?
↓病院から帰ってきて、ホッと一息まりもさん
おかげさまで、今日はいい顔でちゅーるを食べて
のんびり呑気な顔でヘソ天です♪
何はともあれ良かった良かった。
今回は、
「病院へいったけれど何ともなかったよ♪」(おデブ以外は)
というお知らせでした。
ではまた次回、よろしくお願いいたします☆
大雪 森のガーデン・秋2018②
前回の『大雪 森のガーデン・秋2018①』で、毛虫画像にも負けず見てくださった皆さま、誠にありがとうございます!
ガーデンが美しく保たれているのはガーデナーさんあってこそ!
また虫の話からで恐縮ですが、判断を保留していましたヒョウモンチョウ族の蝶について、読者さまから
「もしかするとウラギンスジヒョウモンではないか?」
とのコメントをいただき、改めて図鑑やネットとにらめっこで調べ直しました。
ボケ気味で裏側の画像もなく、かつ後翅(下側の翅←見分けに重要)も隠れてしまっているので絶対とは言えませんが、前翅のラインや黒い紋の入り方、性標のないこと、前翅の先端に入る白いマークなどから、ウラギンスジヒョウモンのメスではないかという結論に至りました。
前出の読者さまによれば、この種は「準絶滅危惧」に指定されており、もしこの個体がそうであれば、自然が豊かな証拠だろうということでした。
日本全国で見られる蝶であるということですが、改めて確認してみると2007年の環境省レッドリストで「準絶滅危惧」であった本種は、2012年には「絶滅危惧Ⅱ類」に一段階上がってしまったようです。
自然豊かな旭岳の麓の高原で、なおかつ花の咲き乱れるこのガーデンをテリトリーにすることが出来たこの個体はとてもラッキーなのかもしれません。
下の2枚の写真ですが、
左が前回載せたウラギンスジヒョウモンと思われる個体、右がその10日ほど前に来た時の(入場しないで帰った日)エントランスの花壇にいた蝶ですが一見似て見えてやはり違いますね。
右の方が華やかな感じがします。
せっかくなので、こちらも調べてみました。
確定は出来ませんが、「ウラギンヒョウモン」のメスではないかと…
両方正解と仮定すると
左→ウラギンスジヒョウモン
右→ウラギンヒョウモン
名前もまぎらわしい。
花も虫も、名前を覚えようと思ってもその量は膨大過ぎて、とてもじゃないけど覚えきれませんわ…
(;・∀・)ムリー
※上記の蝶の判別についても間違いなどありましたらご教示いただけると嬉しいです!
では蝶の話題はこれくらいにして、『大雪 森のガーデン』の続きにまいりましょうか♪
秋が深まる季節ですから、種や実をつけているものもたくさんあります。
咲き残りのエゾトリカブトの花と種子
言わずとしれた毒草で、昔のアイヌ民族はエゾトリカブトを矢毒に使いヒグマを倒したとか。
若葉の頃は食味の良い山菜と誤食される事故も多いそうですので、皆さまご注意を。
ただし!
エゾトリカブトは原料に使用されていませんが、トリカブトは漢方などで大事な役割を担う「ブシ末」などに加工される有用な植物でもあります。
花も綺麗ですし、嫌わないでくださいね。
(左)ルイヨウショウマ、(右)マムシグサ
ルイヨウショウマは実に付いている軸?の部分がピンクなんですね。もっと黒く色づくようです。
マムシグサの実は、去年の記事に載せたヤマシャクヤクの実ほどではありませんが、若干……な感じがします。
赤い実はたいてい可愛らしく見えるのに、ちょっとした形状の違いで毒々しく見えるのは不思議です。
マムシグサは有毒ですので、興味をそそられてもパクッ☆としたりしないでくださいね!
山菜として有名なウドですが、たくさんの花火がぱちぱちと弾けるような花姿が可愛らしい。
実が熟すと黒くなるんですね。
調べているうちにわかったのですが、この実を採取して、自宅でウドの栽培をする方が時々いらっしゃるようです。
ただ、発芽させるにはそれなりにコツがあるらしく難しそう…
マイズルソウの実
綺麗な赤い実、熟す前のまだら模様もいいですね。食べても差し支えないですが、美味しくはないようです。
種類はなんだろう〜?ローズヒップ
リースにしたり、このまま枝ごと部屋に飾っても素敵♡
秋の花々を見ながらてくてく歩く。
コルチカム
ダリアの何か
マシュマロなどを焼いていたコーナーもすでに白い煙がくすぶるばかり。
歩いて奥まで行くと今年オープンした新エリア、交流体験棟のある「遊びの庭」に着きます。
前回の記事に載せた動画はこの建物の前に並ぶ椅子に座って撮りました。
連休のイベントで、中央は手作り作家さんたちのブース。
一瞬、打ち上げでキャンプファイヤーでもするのかしらん?と考えたのですが、組み方が違いますね。
みっちり積んであるし小鳥用の巣箱みたいの乗ってるし。
オブジェかな。
交流体験棟のテラスに置かれていた木製の…なんでしょ?
…機織り機(´-`).。oO?
大きな歯車がついていてコレを回せということのよう。
近寄ってみると
木琴ぽい。
調べてみるとこれといった名前はなく、インビジブル・デザインズ・ラボさん(音楽制作会社)が製作した、
『室内向け木琴』
だそうです。※外に出てるけど
歯車のハンドルを回してみたかったのですが、近くでワークショップをしているし、周囲はけっこう静かなので、とんでもない大きな音が出たら困るな…と断念。
もう一つ、同じ会社が製作した
『森の木琴』
遊びに来ている子どもたちが上から木の玉を転がしてくれたのを撮りました。
コ・ケ・カ・コ、ケ・コ・カ・コ…
不器用に、落ちそうになりながらも懸命に転がる木の玉が愛おしい。
上川町の間伐材を使って作られた木琴。
森を渡る風の音と子どもたちの声、イタヤカエデの鍵盤が奏でる素朴な音が、何とも平和な気持ちにさせてくれます。
転がすスタート地点まで登ってみました。
あら!気がつかなかったΣ(・д・ノ)ノ!
コケカコケコカコ、としか聴こえていなかった音。
バッハの『プレリュード』を奏でていたんですって!
さすが音楽に素養のないワタクシ、気がつきませんでした…
↓ちなみにこれがその曲。木琴バージョンはもう少しゆっくりですかね~
あっ、聞いたことあるある!
ではワタクシもバッハの『プレリュード』を奏でるべく、玉を転がしてみましょうぞ!
全長40mのコースを前に緊張の面持ち。
ドキドキ…
「上手くいくかな」
「緊張するねぇ…」
※ちなみに、私のムッチムチな手が出てきますが笑わないでやってください。子どもの頃から、太っても痩せても、手の甲に骨感がないマシュマロマンのような手なんですよ…細くて長い指、それは永遠の憧れ(T-T)
どうですか?
改めて聴くとそう聴こえませんか?
クラシックをよく聴く方ならすぐわかるのかもしれませんね。
木琴のスタート地点にまで登る横には
『鳥の目になるテラス』
が見えています。
コンセプトは『鳥が枝にとまって休むように、人もその目線で立てるようなテラス』だそう。
柵がない、というだけで怖くて端に寄れないチキンです。
ああ、満喫した。
コーヒー飲んで帰ろう。
もうそろそろ店じまいの時間。
ハンドドリップコーヒーとアイスコーヒー、美味しくいただきました。
暗くなる前に帰らなくちゃね。
秋はすぐに日が落ちてしまうから。
シーサー的な?
ヒグマ親子にキタキツネ、さよなら。
高原を見渡すカボチャさん、さよなら。
ハロウィンまでお勤め頑張って。
また来年来るよー!
↓一応去年の記事も貼っておきます♪
2回にわたりご覧いただきまして、ありがとうございました(・∀・)!
こちらは最近めっちゃ寒いです。今日の旭川、最低気温3℃
そろそろ庭の片づけをして冬に備えたいトコロなのですがここ数日、少し日が高くなって暖かくなるとテントウ虫を始めとする昆虫軍団が大発生して、ワタクシを庭に出してくれません。
秋〜初冬の間、もし私の更新が滞った時は、庭で虫や植物と格闘しているだけなので気にしないでくださいね!
ではまた次回、よろしくお願いいたします♪
大雪 森のガーデン・秋2018①
先週の連休の最終日、久しぶりに我が家から車で約1時間半弱の場所にある、『大雪 森のガーデン』(上川町)へ出かけてきました。
ガーデンの近くをぐるっと周回、人っ子ひとり、牛っ子一頭見当たらない
実はこの少し前にもドライブがてら、ぶらりとやってきたのですが閉園まで1時間を切っていたので中には入りませんでした(何せ、すごーくじっくり見て回るので時間が足りない)。
メドウセージの寄せ植え越しに入り口を伺う(不審)
エントランス付近をブラブラしたり、併設のレストラン『フラテッロ・ディ・ミクニ』製のアイスクリームを食べながら、建物の向こうに見えるガーデンをチラ見するだけでこの日はおしまい。
左のカップがフレッシュミルクとプラム&プルーンソルベ、右がフロマージュブランとピスタチオ
ピスタチオはきな粉の味が(スミマセン…)
中には入りませんでしたが、エントランスにある花壇を楽しむことができました。
花期の長いエキナセアは盛夏から秋まで楽しませてくれて本当に優秀!
次に来るのは来年かな、と思ったのですが、今年一度も来ないで終わってしまうのはちょっと寂しい…
ということで、改めて出かけることにしたのが連休の最終日。
今回、この記事を書き始めてみると1回では収めることが出来ませんでしたので、2回に分けて書かせていただくことにしました。
写真がほとんどですが、なかなか長いのでお時間のある時にでも読んでいただけたら幸いです♪
では始めましょう!
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連休最終日、イベントも開催されている日でしたが、例によってのんびり出発でしたので着いたのはお昼をかなり回った頃。
賑やかなイベントはあらかた終了です。
けれど、天気予報は雨や雷でしたがソコソコ天気は良かったので、ゆっくり森を散策することが出来ました。
広々としたウッドデッキのエントランスから入り口へ。
ハロウィン仕様
チケット売り場兼お土産を売っている建物で入場券を買って園内に抜けると、木板を敷いた広い通路にテーブルと椅子。
去年訪れた時に作ったバードコールはここで作りました。
これですね!
家に持ち帰ってからしばらくの間、窓の隙間からキコキコ鳴らして、鳥が不思議そうにあたりを見回すのをニヤニヤしながら見たり、不審げに鳴き返してくれたのを喜んだりと、たいそう満喫させてもらいました。
バードコールがなくても、電線にとまるトンビなどにこちらの姿が見えないようにして口笛をピュイーーッと鳴らしてやると、慌ててキョロキョロと音の出どころを探しているのも楽しい。
…くすくすくす(゚∀゚)ププッ、ココダヨー
ただしその姿を誰かに見られると、
「あの人…」
と変わり者扱いされる危険性が非常に高いので、皆さんが試すときはよくよく周囲を確認してからにしてくださいね♪
(いないか)
おっと脱線しました。
ではまいりましょう。
寄せ植えの赤いダリアが鮮やか!
花の名前はわかる範囲で書いていきますが、細かい品種など判断つきかねるものはザックリした表記でいきたいと思います。
間違いなどありましたらご指摘いただけるとありがたいです!
黄色のルドベキアはエキナセアと並んで、寂しくなりがちな秋の景色の救世主かも!
(左)白のフロックス・パニキュラータと(右)セダムの何か
銅葉のサラシナショウマ、いくつか品種があるようですが、我が家の庭にある『キミキフガ・ブラックネグリジェ』ともよく似ています。
キレンゲショウマ、黄色いナスのような蕾がぽってり可愛らしい
へレニウム
スッキサ・プラテンシス
紫の小さなピンクッションのよう
ウチの庭にこの子に似た白い花があるのですが、名前は『サクシセラ(スッキセラ)・フロステッドパールズ』
…サクシセラだのスッキセラだのスッキサだの、微妙に違ったりするようなんですが、名前は難しいですねぇ。
この花は私は馴染みのない花で、全くわからなかったのですが調べてみました。
多分ですが、スピードリオンという花かしら?と思います。
文句なしに可愛い♡
♪ピンポンパンポーン
ここでお知らせです。
以下、蝶の他、虫の写真が少々続きます。
苦手な人は飛ばしてくださいね。
すっごいキレイな色の毛虫も見つけちゃったんだあ⤴︎(*^^*)
毛虫の手前で再度予告しますね。
キレイな色なんですけど…一応。
ハイッ!
まずは蝶から。
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ルドベキアにとまるヒョウモンチョウ族の蝶。季節柄、羽が少し傷んでいます。一般的ならミドリヒョウモンなのでしょうが翅が下がってよく見えないので判断は保留します。
ベニシジミも見つけたけれど、カメラの準備に手間取っていたら飛んでいってしまいました。
寒くなったとはいえ、まだまだ花が咲き乱れるこの場所には、たくさんの昆虫が花の蜜を求めてやってきます。
オミナエシにたかるハチ…と思ったらハナアブっぽい。目ん玉が大きい!
今年我が家の庭には来た覚えがないモンキチョウ、ネペタの花色とよくお似合いです♪
さてさて、来ましたよ。
毛虫です。
でもねぇ、キレイな色なんですよ?
レモンイエローの毛皮を着て、赤いシッポ(?)はエビフライのようで。
でも、ハイッ!
おっかない人は
スクローーーーール!
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⇩
⇩
⇩
⇩
⇩
明るいレモンイエローでフワフワの長い毛がキレイ。触ろうとすると背中の黒いところを見せつけてきて「どうだぁ‼︎コワイか⁉︎」と威嚇するらしい笑
すごく元気に動き回っていたコチラは
『リンゴドクガ』
の幼虫です。
可愛いんだかコワイんだかわからない名前。
「ドクガ」と言いつつ、幼虫も成虫も毒はないそうで、とんだ濡れ衣を着せられているとも言えます。
成虫の写真をググッてみたら、
あら、モフモフして可愛い!
世間でも、
「モフモフでぬいぐるみみたい♡」
と言われているらしいので写真をお借りして載せようと思ったのですが、念のため夫に写真を送りつけてみたら、
「きもつわるい(←原文ママ)」
と返信が来たので、載せるのはやめました。
興味のある方は以下から確認してくださいね♪ ↓
予定外に昆虫コーナーに力が入ってしまいました。
綺麗なお庭の話だと思って読んでいただいた虫嫌いの方、スミマセン(人´_`)
ここから軌道修正しますので、もう少しお付き合い願います!
どんどん歩きましょう。
ここのアナベルはまだ白さも残っていて、傷んだ部分もあまりなくて綺麗
「DressGarden TWIN」
このボタニカルなふたつのドレス状の盛り上がりから上半身を出して写真を撮る、という趣向ですね。
造花ですが花冠も置いてありますので、ぜひ撮影してみてはいかがでしょうか。私は撮ったことないんですケド^^;
食べられそうなキノコに見えますが…謎
シダ(オシダ)の道←勝手に命名
歩くのに疲れたらこんな場所もありますよ!※真ん中の人は私ではありません
緑に浮かぶ空中デッキ!
いつも一度は腰かけて景色を眺めます。
椅子の後ろの木はミズナラ?
デッキの上にはドングリ。葉っぱはミズナラではないですね。
ドングリと言えばトトロを思い出す…
長くなりました。
皆さまも(私も)お疲れでしょうから、本日はここまでにいたしましょう。
まだ元気だよ!時間もあるよ!という方にはこちらの動画を。
イベントブースの椅子に座って見回したものです。
終わりの時間が近づいてきて少し気だるいような空気が感じられ、近くで開かれているワークショップからの声が聞こえます。
枯葉が風でカラカラと地面を走る音が、もう秋なんだなぁと感じました。
それではまた次回、『大雪 森のガーデン・秋②』をよろしくお願いいたします!
言い訳と手作り石けん
先日初めて『今週のお題』に乗って、祖父母のことを書きました。
思い出についての温かいコメントなども多数いただき、名もなき一人の女性としての祖母の生きざまを、ほんの少しでも残せたことをとても嬉しく思っています。
ありがとうございました!
そして記事中に、
『低空飛行のB29のパイロットと目が合った』
と主張する祖母の思い出を綴りましたところ、仲良くさせていただいている読者さまよりコメントをいただき、
祖母、話を盛った疑惑
が持ち上がりました(`・ω・´)
伯父さまが戦争中に偵察機のパイロットをされており、B29など飛行機の話をよく聞かされたそうで、高度1万メートルを飛ぶB29のパイロットを肉眼でとらえることはほぼ不可能、目が合うほどの低空飛行ならば恐らく墜落すると…
言われてみればそりゃそうだ(笑)
目を輝かせて話を聞く孫娘に、うっかり話が大きくなったのでしょうか。
人間、ついつい武勇伝を語りたくなるもんね。
わかるよ、ばあちゃん。
ということで皆さん、ばあちゃんは
『気合でパイロットと睨み合った(つもり)』
ということで何とぞよろしくお願いいたします( ̄▽ ̄)
さてとお話変わりまして。
件の記事の登場人物の中で、思わぬ人気(?)を博したお方がおりました。
「え?誰?」
「ミズノさん」
「ああ、じいちゃんの囲碁友だった…」
「そう、ばあちゃんが原因の事故に巻き込まれた、あのミズノさん」
「まあ別に、ミズノさん自体は普通の人だったんでしょ?」
「ちょっとだけ図々しかった以外は普通のじいさんだったらしいけど」
「今日はその話なの?」
「いや、前フリだけ」
「何、その顔こわっ‼︎」
「なんか思わせぶりねぇ…別にたいした話じゃないんでしょ〜?」
「何でもあのヒト(私トビー)、連続で長文書くの耐えられないんですって」
「週に1〜2回しか更新しないクセに、いっちょまえなクチきくのねぇ」
前回、思い出に残るじいさんとして一瞬登場したミズノさんですが、ブクマなどで
「ミズノさんが気になってしかたない」
「ミズノさんのスピンオフを!」
というコメントをチラホラといただきました。
書くか…あの事件を…
いや、そんな思わせぶりに書くようなことでもないんですがね(´_ゝ`)プッ
ミズノさん自体には、特に可愛がってもらったとかの温かい思い出はないのですが、40年たってもなお、脳裏に鮮明に浮かぶ光景に家族以外のミズノさんが存在している、というのが何だか可笑しくて。
全ては定期的にアブナイことをやらかすばあちゃんのせいなのですが、せっかく頂戴したリクエスト、じっくり書かせていただこうと思います♪
しかしながら遅筆ゆえ、少々お時間を!
いろいろ撮った写真もあちこち出かけたことや出来事も、記事にしようかしら〜?って考えているうちに、この生来のトロさのせいで旬を逃してお蔵入り…
私にはよくあることです。
昨日は久々に、旭川近郊の町の観光ガーデンに出かけて楽しんできましたので、その写真や動画は旬を逃さずUPしたいと思っています。
ミズノさんの記事、忘れた頃に載ると思いますので、見つけたら読んでみてくださいね〜!
「まさか今日ってこれで終わり?」
さすがにちょっと言い訳だけじゃ寂しいねぇ。
じゃあ久しぶりにアロマ教室の話でも。
多分忘れられていると思うのですが、私は月イチで趣味のアロマ教室に通っています。
まだ辞めてませんよ笑!
数年前、劇薬を使ったり作成手順が複雑で完成まで時間がかかるコールドプロセス製法で趣味の石けんを作っていましたが、今やすっかり面倒になり、石けん作りはお手軽な石けん素地(石けんのモト)のお世話になっています。
今回一緒に授業を受けた方が、まだ手作りアロマ石けんの体験をしていなかったので、じゃあ9月はそれにしましょう!ということになりました。
今回のレシピと作業中の様子です。
【アロマ石けん(手ごね)】
手のひらサイズ一個ぶん
※注意
手ごね石けんも色々な作り方や添加するオプションがあります。
このレシピはかなりシンプルなレシピです。前に教室で作った時は、これに小匙1のハチミツを加えました。
ハーブティーなどの水分を使用せずオイルのみで作るものなどもあり、上記はあくまでもシンプルな作り方の一例としてお考えください。
作業の合間にこれを飲みつつ、石けんの材料にも使います。
精製水やハーブウォーター、フローラルウォーターなんかでももちろんOKですよ〜。
今回は先生があらかじめ石けん素地を計ってビニール袋(2枚重ねが安心)に入れておいてくれました。
これで一個ぶんです。
ハーブティーを石けん素地に注ぎます。
少し冷めてからの方がいいと思います。
モミモミ…こねこね。
ハーブティーを行き渡らせるように袋の上からしっかり揉みます。
まとまったら石けんのかたまりを少し凹ませて精油を5滴。
モミモミモミモミ。
よく精油を練り込みます。
これを2個分繰り返し、型に入れたり、好きな形に成型します。
今回は先生が持ってきてくれた2種類の型にギュッギュッと。
あとは家に持ち帰り、2〜3日乾燥させて出来上がり。
ちなみに今回使った精油は、一個ずつ別の香りにしています。
ひとつは、
もうひとつは、私が普段あまり使わない組み合わせにしてみました。
この日の授業はシナモンやクローブについてのお話があったのですがその流れで、
『オレンジポマンダー』
の単語が出てきました。
はて?
どこかで聞いたぞ、オレンジポマンダー。
どこだどこだ。
脳ミソの中の錆びついた引き出しをガタピシと端から開けていきます。
あったーーー!
ハーブの先生、marrieさん(id:herballife)のブログで読んだんだった!
クリスマスの飾りにも使われる、果物とスパイスを使った西洋の香りの魔除け。
記憶の扉が開いて小躍りしていたら、先生が
「オレンジポマンダー風な香りで作ってみたら?」
と提案してくださり、そうすることにしました。
この日、先生が持参してくれた精油にオレンジスイートがなかったので、代わりにベルガモットを使うことにしました。
おお、普段自分ではブレンドしない香り!
乾燥させている間中、洗面所がシナモンの香りで充満しています。
1滴しか入れてないのにすげぇ!
(ばあちゃんの部屋にあったニッキ飴の匂いに似てる…)
そう思ったのは内緒です。
※厳密には違いますよ!
出来上がり!
marrieさん、イキナリ呼び出してごめんなさい(´Д` )
もし不都合があれば消しますので、言ってくださいね!
それにしても。
果たしてコレは本当にオレンジポマンダーの香りなのか?
実物の香りを嗅いだことがないから、よくわからないよ…。
誰か本物のオレンジポマンダーを作って、その香りを嗅がせてくれないかな。
なーんちゃって、他力本願!
「そういうの、いつか痛い目見ると思うのよね」
のんのさんはいつも私に厳しい。
ばあちゃん with G(爺)
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
はてなで書き始めて1年以上過ぎましたが、初めて『今週のお題』に乗ってみることにしました。
「めっずらしーい!」
なぜ急にそんな気になったのかというと、友人とメールのやり取りをしていたら、たまたま死んだばあちゃんの話が出たからです。
『最近、すっかり庭の話も、他所の観光ガーデンの話も北海道話もサボっているのにアチコチ手を出していいんかいな?』
と、チラリ頭をよぎりましたが、お題が偶然にも『おじいちゃん・おばあちゃん』でもあり(敬老の日があったので偶然というわけでもありませんが)、友人の
「いつまでブログ書いてるかなんてわからないんだから今書け」
というありがたいお言葉に、それもそうかと後押しされて備忘録として書くことにしました。
ついでに載せきれなかった写真を散りばめて挿絵代わりにすればいいじゃん⁉︎
脈絡ないけど( ´_>` )ハッハッハッ!
そうだそうだ、そうしよう!
ということで始めます。
**********
最初に言ってしまうと同居していた母方の祖父母とは血が繋がっていません。
それは母が養女だったからで、子どもを亡くした祖父母が子だくさんの親戚から一人もらった、という昔にありがちな話です。
それをいつ知ったかは記憶が定かではないのですが、小学生か中学生の頃、日常の普通の会話の中で母からさりげなく知らされました。
特にショックを受けるでもなく、
「へぇ、そうなんだー、でもじいちゃんばあちゃんに変わりないし」
そんな感じで答えたのを覚えています。
家の前の雑草にネジバナ発見!可愛い
頑固で、かつ口が達者な子どもだった私は親戚のおじさんなどから、
「あのキツイばあさんと渡り合えるお前、スゴイな!」
などと褒められ(?)、似てるわー、と言われてたのに今更、血が繋がっていませんと言われても変わりようがないのです。
急な雨に傘を持って学校に来た祖母を見て当時の担任も、
「お前とばあちゃん、ソックリだな!」って言ってたし。
知らされた次の日からも特に変わりなく日々を過ごし、結局祖父母は、私がそのことを知っているということを知らずに、二人とも長生きして他界しました。
祖父母は、これまた昔にはよくある話だと思いますが、親が決めた相手と結婚式当日に初めて会うというパターンだったそうです。
ばあちゃん曰く、
「次の日起きたらじいちゃんの従兄弟がたくさんいて、結婚したのがどの人なのかわからなかった」
というのを聞いて、昔ってすげーな!と感心したものです。
そのせいなのかあまり相性も良くなかったようで(笑)
小学校の低学年から高校卒業まで一緒に暮らしましたが、考えてみると祖父母が仲睦まじく会話している様子を見たことがありません。
私が今も思い浮かぶのは、10畳ほどの祖父母の部屋で、じいちゃんは近所のじいさんと囲碁を打ち、ばあちゃんはそれを我関せずとイヤホンをして、プロレスや素人民謡、時代劇や藤山寛美の新喜劇を見ている姿です。
そして私はそこに行って、後ろで囲碁を打つじいちゃんとミズノさんのことも気にせず、ばあちゃんと並んでオヤツを食べながらテレビを見るという、なんとも昭和感あふれる子ども時代を過ごしました。
ちなみにばあちゃんは、
と、理不尽にミズノさんを嫌っていて、子どもながらにミズノさん気の毒だなぁと思っていました。
ミズノさんは後に、無鉄砲なばあちゃんがやらかした室内事故に巻き込まれたりして、思い出に残るじいさんなのですが、本筋からズレますので今回は割愛します。
そして祖父母はひとつの布団に寝ていたのですが、並んで眠るスタンダードな方式ではありませんでした。
それぞれの頭はお互い逆になっていて、布団の両側から頭が出ている、というスタイルで寝ていました。
わかりにくいでしょうか?
うーん、じいちゃんの頭が北なら、ばあちゃんは南を向いている、ということです。
「それ、なんかおかしくない?」
うん、おかしいんだけど、キミもシンクから出てくれないかな?邪魔
今考えれば不思議な寝方ですが、当時は全く疑問に思っていませんでした。
その方が窮屈ではない、という実利的な面からなのか、あまり存在を近く感じたくなかった、という感情からなのかは、今となっては知るすべはありません。
かと言って喧嘩をするわけでもないので、老夫婦というのはそういうものなんだろうと思って気にも留めず、私はじいちゃんばあちゃん両方と仲良く暮らしていました。
物静かで優しいじいちゃんは囲碁と古銭集めが趣味で、私はいつも、
「じいちゃん、古銭見せて」
と言って一緒に古銭を眺めながらウンチクを聞いたり、じいちゃんの白黒の囲碁の石をジャラジャラと意味もなくかき混ぜたり、花札の相手をしてもらったりと可愛がってもらいました。
しかしそんなじいちゃんの化けの皮が剥がれる時がやってきます。
私にはひたすら優しいじいちゃんでしたが、若い頃はかなりのヤンチャ者だったということが、私が成長するごとに少しずつ暴かれていきました。
ばあちゃんのアルバムを一緒に見ていると、明らかに親族ではない綺麗な着物の女性の写真が貼られていて、
「ばあちゃん、これ誰?」
と聞くと祖母は、
「これ?じいちゃんの愛人」
とこともなげに答えました。
「芸者さんで、大晦日にウチにやってきて、〝帰らない!〟って暴れてねぇ」
ふうん、と聞き流しましたが、どうしてワザワザ愛人の写真をアルバムに残していたのかまでは聞かずに終わりました。
聞いとけば良かった!と今更、野次馬根性が疼きます。
「じいちゃん、ひどくない?」
『巨人の星』の星一徹のようにちゃぶ台返しもしょっちゅうで、晩年の好々爺からは想像もつかない暴れ者だったじいちゃん。
お酒も一滴も飲まず、奈良漬けを食べるだけでも顔は真っ赤になり、納豆にも砂糖(!)をかけるほどの甘党で、お小遣いが足りなくなったと言えば自分の小銭入れから硬貨を渡してくれる、いつも囲碁盤に向かっていたおとなしいじいちゃん。
すっかりダマされていましたが、私はそれでもじいちゃんが好きでした。
けれど苦労人のばあちゃんは、じいちゃんに煮え湯を飲まされてばかりだったのですからあの素っ気ない態度も、並んで寝ないのもいたしかたありません。
農家の14人兄弟の一番上の子として生まれ、小さな弟や妹の面倒を見ながら家の手伝いをしていたばあちゃん。
子ども時代に飼い葉をザックザックと切る道具で、左の親指と人差し指の第一関節から上をウッカリ切り落としてしまい、短かい指だったけれど、裁縫も編み物も上手にこなす働き者。
戦争中は、外にいたらB29がスレスレの低空飛行で飛んできて、窓からサングラスの米兵がニヤリと笑ったのを見たと言っていましたが、きっとばあちゃんなら仁王立ちで睨みつけたんだろうと思うと、なんだかおかしい。
家のために必死で働き、好きでもない、プチ「火宅の人」であるじいちゃんと親の取り決めで結婚し、授かった一人息子を3歳で病気で亡くした祖母は、その後親戚から母を引き取り、当時としてはそれなりの教育を施して育て上げました。
ワガママひとつ叶わなかった自分の人生を恨むことはなかったのだろうか?
じいちゃんは他にどんな迷惑をかけたのか?←興味本位です笑
大人になった今、無性にばあちゃんと話してみたいです。
それでも、先ほどチラッとお話したミズノさんを巻き込んだ室内事故のほか、働き者ゆえのやり過ぎで起こした屋根雪の大崩落事件など、結果的にじいちゃんが無謀なばあちゃんの行動に迷惑をこうむるパターンもあり、多少の痛み分けは出来ているのかもしれません。
後年、祖母よりも先に母がこの世を去り、施設にいる祖母に母が来ない理由をどう説明しようかと考えあぐねていた頃、天の配剤でしょうか、祖母の痴呆が始まりました。
「今日はママ(母は家族からそう呼ばれていたので)はどうしたの?」
「風邪ひいて来れないんだ、よろしくってさ」
「ホントに体が弱くて困ったもんだね」
いつもこの会話で5年余り、亡くなるまで祖母は母が来ないことをそれ以上追求することはありませんでした。
病弱な母はそれまでも体調不良や入院などで祖母のところへ行けなかったことも多く、時間の感覚が鈍くなった祖母は疑問に思わなかったのかもしれません。
ふとした時、ひょっとして母がもういないことに気づいているのかな?と感じたこともありますが、それはもう誰にもわからない、空の向こうです。
血は繋がっていなくとも、ばあちゃんもじいちゃんも、私という人間を作ってくれた大事なルーツであり、人生の先生でした。
それにしても、もっともっと、ばあちゃんやじいちゃんの話を聞いておくんだったなぁ。
若かった頃は自分のことに忙しくて、大人やお年寄りの話になんて興味がなかった。
絶品だった漬物の作り方も聞いておけば良かったよ。
などとオバチャンになった今、激しく後悔しております。
お若い方、機会があったらお年寄りの昔話を聞いてみるのもいいかもしれませんよ!
ふぉっふぉっふぉっ!
しかし父母はどちらも真面目な人間なのに、父方母方、どちらもなかなかに破天荒な人物がいたようです。
父方の祖父は、荒くれ者の人足(にんそく)をまとめる飯場(はんば)の頭領で、家に何十人もの男たちが寝泊まりし、毎夜毎夜の喧嘩沙汰に祖母や賄いのお手伝いさんが刃物を隠したり、父はそんな空気に嫌気がさしていたそうです。
荒っぽい環境の中で育ったのにも関わらず、お堅い教師の道を選んだ父親の話も、そろそろちゃんと聞いておいた方がいいかもしれません。
そんな父も先日の敬老の日、曽祖父となる知らせを受けたようです。
8年の治療期間を経て、たった一人の孫娘(私の姪)が子どもを授かりました。
やれめでたや。
遠く離れた街に住む彼女や生まれてくる子どもに、そんな先祖のこぼれ話をする機会が訪れるかはわかりませんが、もしもの時の語り部として、私が記憶に留めておこう。
そんな風に思っています。
ああ、ガラにもなくこんな真面目に語って、ちょっとだけ恥ずかしい。
次回はもっとふざけようっと!
長文にお付き合いくださいました皆さま、ありがとうございました!
ばあちゃんのこと、少しでも文章に残せてよかったです。
ではまた次回、よろしくお願いいたします♪
「長話、疲れちゃったのよ…」
本日はまりもデー
【そのいち】
「はい?」
「なんでしょう」
「用事があるなら早く言っていただける?」
「それは?」
Vサイン!
「意味がわからないねぇ」
「ヒマなの?」
うん、ヒマなの
「まぁワタシも猫ですからね。出された指はとりあえず嗅ぎますよ、義務ですから」
スンスン
「…なんか変なもの触った?」
失敬な
それにしてもいいマズルですね
どれ
ゴシゴシ(ニヤニヤ)
「………」
まりちゃん、黒い口紅みたいなの塗ってる?
ムギュー(クスクス)
「…」
グリグリグリグリ
「」
「ウザい…」プスー(ため息)
(普段シツコイほど遊べとチョッカイかけてくるのにこの態度)
【そのに】
黒猫ちゃん発見!
違った、まりちゃんか
ずいぶん首がグンネリしてるけど大丈夫?
何かいるんですか
「てんとう虫」
「うかつな母さんが、てんとう虫が大発生してるのに窓を開けるからたくさん入ったの」
「反省して?」
うん、それは正直反省してる
それにしても、そんなにおSiriがはみ出して落っこちそうだよ?
「今捕まえるから黙ってて」
「…む!」「母さんがカメラ構えて見てるから逃がした」
人のせいか
「母さんのせいで…」フテクサレー
まだ言う?
「本日はこれにて終了ーーーーーお!かいさーん!」
ということですので皆さま、お久しぶりでしたがまりもさんのワガママにより撤収です。
また次回、よろしくお願いいたします♪
(捕まえた虫をムシャムシャしてるの、バレてないかしら…)
今日の空も綺麗だった
昨日はなかなか綺麗な夕焼けでした。
一日中寒くて、一番暖かい時間でも16℃、ちょっと寒過ぎ。
フロックス・パニキュラータ(白)
夕焼けが庭の白い花にピンク色の影を落とします。
ノリウツギのミナヅキもグリーンから白へ
いつもはもっと青みの強い紫に見えるブルーデイジーが、夕焼けの色で濃いピンクの花に見えます。
色は不思議ですね。
光などの条件が変わればその時々に見える色も違う。
見える景色が変わる。
この夕焼けの前日、スーパーに寄ってみたら、まだ新しく品物は届いていないようでした。
パンや大豆製品など、日配品の棚はすっからかんです。
魚は少し、肉はもっと少ない。
こんな景色を見るのは初めてで、何だか現実感がありません。
人も少なく、このスーパーってこんな寂しい感じだっけ?と、いつもの楽しげな店内放送さえ、どこか空々しく感じてしまいます。
とりあえず、切らしてしまった塩と油を買い、家路につきました。
実家・義実家ともにパンをよく買っているようなので困っているかなと、またパンを焼いて地震が起きてから2度目の配達。
めんどくさい成形は時間もないし、その気も起きないので単純に作ります。
膨らんだてっぺんが焦げ気味だけど気にしない
まだ今週いっぱいは物流の回復は難しそうですね。
本州から来るものも、北海道から各地にいく食材も。
流通がマヒする怖さを身を持って感じました。
しかし、いつもの酒屋さんからのLINEが届き、業務再開のお知らせと、
『自粛ムードになりがちですが、自分たちのような被害の小さかった者が北海道の経済を回すことで、結果として被災地のためになると思います。だから私たちも変わらずお酒を売り、経済に貢献します』※私の要約です
といった内容を見て、本当にそうだと思いました。
回せ!経済!
だから酒だって買うし飲むし、外食だってする。
不謹慎だとは思わない。
出来ることをするだけです。
計画停電の可能性があるので、2割の節電を呼びかけているせいか、ご近所さんの夜の明かりも少ない気がします。
am8:30〜pm8:30まで、ということですが、その時間を過ぎても明かりは増える様子はなく、外に出てみると闇の深さから目の悪い私でもたくさんの星を確認することが出来ました。
※イナカだから元々暗いんですけどね…更に暗い
綺麗な夕焼けといい、晴れ渡った夜空の星の数といい、明日の寒さを予感させる空でした。
明けて今朝の最低気温は7℃、最北の稚内は氷点下で霜が降りたとか。
クッソ寒いんですけど?アラヤダ、お下品…
今は夏の終わりなのか、秋なのか冬の始まりなのか、いったいいつなの( ̄▽ ̄)?
でも寒い代わりにバツグンに天気が良い。日中は18℃まで上がり、雲ひとつない爽やかさ。
青い空は気持ちも明るくしてくれます。
大丈夫、道民はへこたれない。
さて、珍しく真面目なことをおしゃべりしたような気がしますが、決してチーンとしていたわけではありません。
炭酸水の空き箱をたたんで束ねようとしたらやって来たこのお方。
「壊すの?それで遊びたい」
あいも変わらずあばら家のダンボールハウスを愛用しているまりも嬢、
(まだ作り直してやってないの⁉︎という声が聞こえる気がしますが、なかなかどうして本人が気に入ってるし)
不憫になって作りました。
『猫イライラBOX』
500mlペットボトル24本入りの箱を小さく作り直してあちこちに穴を開け、オモチャを中に入れます。
まりもは開いた穴から手を突っ込んで、中のオモチャを取りだす、という仕様です。
ただし固定もせず軽いので、箱はズリズリと移動し簡単には取り出せません。
少し大きめの穴から中に入ろうと試みますが当然無理。
どう?楽しい?気に入った?
「…」
「イライラするー!」
ごめんねぇ。
だってイライラBOXだもの。
そのうちイライラしないの作るから待っててね。
「頼むわよ、ホントに…」
今日は夕方まで雲ひとつない空、明日も晴れるね。
まりも嬢がダンボール宮殿で遊ぶ様子はコチラ♪