北のはしっこ惑星

北海道LOVEな道産子主婦が、花、自然、飼い猫、写真、その他何でも楽しむブログ

フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ①

とうとう更新の間が過去最長、1ヶ月以上あいてしまいました。

皆さんお元気でしょうか。

ペロリンチョ

f:id:kapibara5168:20191127204258j:image

この1ヶ月にまたひとつトシを取り、来たる冬に備えて庭の冬囲いをしたり、久しぶりの友人たちとランチをしたり。

作業しやすいように葉っぱをむしったあとのバラのトゲ取り


f:id:kapibara5168:20191127204346j:image

f:id:kapibara5168:20191127204350j:image

f:id:kapibara5168:20191127204609j:image

f:id:kapibara5168:20191127204613j:image

普段スケートを見ない友人が「真央ちゃんが見たい」と言うので、旭川で開催された『浅田真央サンクスツアー』に行ってみたり、その友人が飼い始めた子猫にデレデレしたり。

味わい深い年寄り猫も好きな私ですが、ふわふわと柔らかな、生命のエネルギーに満ちた子猫もやっぱり愛おしい

f:id:kapibara5168:20191127205151j:image
f:id:kapibara5168:20191127205148j:image
f:id:kapibara5168:20191127205154j:image
f:id:kapibara5168:20191127205200j:image
f:id:kapibara5168:20191127205144j:image
f:id:kapibara5168:20191127205141j:image

 

それなりに話題はあったのですが気がつけばあっという間に1ヶ月。

気楽に気ままで良いと考えているブログライフですが、さすがにサボり過ぎました。

 

ということで久しぶりの更新です。

タイトルにあるように、

『2019 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会

へ行ってきた話などを、ゆる〜く語ってみようかと思います。

f:id:kapibara5168:20191127124109j:image

さて、このブログを始めてそろそろ2年半になりますが、その間にフィギュアスケート観戦についての記事はこれまで2回(実際の記事数はひとつの大会につき3〜4記事)、今回が3回目になりますね。

 

一応参考までにダラダラと貼っておきますが、気にせず飛ばしてダイジョブですのでお気遣いなくw

↓2018世界選手権(埼玉)

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

 

↓2017NHK杯(大阪)

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

north-hashikko.hatenablog.com

このように、一大会につき複数記事を上げておりますが、内容はフィギュアスケートの観戦レポとしては極めて薄い構成となっております( ̄▽ ̄)

正確に技術や点数を解説してくれるサイトはたくさんありますからね。

そのあたりはそういった専門サイトやブログにサクッとお任せして、道中のドタバタや食べたもの飲んだもの、会場での個人的感想など、雑記ブログらしいユルい観戦記となっております。

何せ書いている環境もユルい


f:id:kapibara5168:20191128101833j:image

f:id:kapibara5168:20191128101837j:image

ですので今回もそのカタチを踏襲して、その場の空気感?を大事に書いていこうかと。

 

それではどうぞよろしくお願いいたします♪

 

 

*******

 

さて今回は、「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券(特定チケット)」としてチケットが販売されました。

近年、さまざまなジャンルの人気のあるチケットが転売サイトで高額で取引されているそうですが、それはフィギュアスケートも例外ではありません。

100%ダフ行為を防げるかはわかりませんが、NHK杯のチケットがその対象になったのは良いことでした。

チケ取りが難関なのはわかっていましたので、当たればラッキー!くらいの気持ちで、あまり期待しすぎないよう気持ちを抑えて抽選に申し込みました。

これはかなりの幸運だったようなのですが、結果的に3日間全日のチケットを手にすることが出来ました。

※今年はチケット運が良すぎてコワイ

ネットなどを見ていると落選の悲鳴が飛び交い、自分が当たったことは嬉しい反面、悲しい思いをしている方も多いのだなと申し訳ない気持ちになったりも…

 

「チケットをご用意出来ませんでした」っていうメールを貰うとリアルに

_ノ乙(、ン、)_

ってなりますからねぇ。

 

しかし当たったからには全力で応援してこよう!

そう決意しました。

f:id:kapibara5168:20191128111701j:image

 

少々脱線しますが、今やチケットがなかなか取れないという話から。

 

「キレイな服着たお姉さん」が氷の上でクルクル回るのに憧れて、冬休みに毎日バスで、隣の学区の中学校のグラウンドに張られたスケートリンクに通い詰めた子どもの頃。

何となく、TVでやっていればチャンネルを合わせるライトな視聴者層として過ごした若い頃。

少し真面目に見るようになったのはアラサーの頃。

かなり真面目に見るようになったここ十数年。

私にとってフィギュアスケートは、長年TVで観るものでした。

 

そんな私が意を決して初めて現地会場に足を運んだのは、2014年に札幌で行われたアイスショー、『スーパースターズ・オン・アイスin札幌』でした。

f:id:kapibara5168:20191127151955j:image

そう、

2014年といえばソチオリンピックが行われた年。

それからすぐのアイスショーです。

このチケットがいつ売り出され、いつ自分がポチッたのかハッキリ覚えていないのですが、この時は席を選んで買えたという夢のような状況でした。

※チケ取りの時点でまだ前の方の席が空いていたのに初の現地観戦に「ワタシみたいな観戦のシロウトが」と遠慮し、ワザワザ良くもない席を選ぶという謎行動(笑)

f:id:kapibara5168:20191128104448j:image

失意のショートからフリーで巻き返して6位入賞した浅田真央さんや、女子シングル金メダリストのアデリナ・ソトニコワ、男子銀メダリストのパトリック・チャンアイスダンス銀メダリスト、テッサ・バーチュー&スコット・モイア組

f:id:kapibara5168:20191128104509j:image

そして男子シングル金メダリスト、まだ少年の面影が残る羽生結弦選手

f:id:kapibara5168:20191128104524j:image

その他にも日本人有名選手たちや、優雅な滑りのカロリーナ・コストナー、カナダのクリケットクラブで良きライバルとしてしのぎを削ったハビエル・フェルナンデス選手も。

とても豪華な出演者陣です。

交通の便の悪さで本州のファンからは敬遠されがちな北海道だったとはいえ、今ならば激戦のプラチナチケット間違いなしだったのではないでしょうか。

 

そうそう!

この時、余興?で羽生選手がまだ習得中だった4回転ループを跳んでみせてくれたのもこの大会でした。

この頃、アクセル以外のジャンプの見分けが怪しかった私ですが、羽生選手がジャンプの軌道に入った途端、周囲の方々が急に静まり返って行方を見守る姿勢になったのを印象深く覚えています。

 

今から考えると、嘘のようなチケット状況でしたね。。。( ̄ー ̄ )

 

 

*******

 

さて本筋に戻りまして。

今年のNHK杯の日程は11/22〜24(金〜日)。

その1週間ほど前は寒くて荒れたため、『嵐』のコンサートにやって来た本州の方々が札幌市内で冬靴を買うニュースなどが流れていましたが、このNHK杯の3日間はお天気に恵まれました。

「ちょっとー、どこ行く気?」まりちゃん、目ヤニ目ヤニw

f:id:kapibara5168:20191127172004j:image

22日早朝に出発。

陸路で行けるってステキ。。。

f:id:kapibara5168:20191127171838j:image

穏やかな良い天気です。

天気予報はこの初日が一番寒く、後はどんどん暖かくなる予定。
f:id:kapibara5168:20191127171835j:image

車窓から見える朝靄の景色が、これから来る本格的な冬を予感させます。

 

 

ハイ、着きました!

札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナです。

開場時間の少し前くらいだったかな?

開場時間は11:00、最初のカテゴリのアイスダンスRD(リズムダンス)は12:30からです。

f:id:kapibara5168:20191127172822j:image

ここだけ見るとわかりませんが、この右側には既にビッシリと大行列が出来ています。

前方に並んでいる人は相当早い時間に来ていると思われます。

実際、私のスケ友さんである九州のNさんは「9時に来て並んだ」と言っていました。※Nさんはこれからも出てきますが、3月の世界選手権で、共に餃子を死ぬ思いで食べた同志です

開場時間からアイスダンスの12:30までは1時間半もあります。

今回はいつもより本人確認がしっかりしていて多少時間がかかるとはいえ、試合を見るだけなら朝の8時や9時に並ぶ必要はありません。

では何故こんなに早く並ぶのか。

それには理由がありまして、開場時間は11:00ですが、場内のリンクでは10:30〜11:30まで男子シングルの公式練習が行われていました。

つまり、早めに入れば男子の公式練習の後半(第2グループの選手たち)を見ることが出来るワケです。

その公式練習を見たい方々が、入場の大行列を見越して早く入場できる、前方のポジションを押さえに来ていたのですね。

皆さん、とても熱心です。

f:id:kapibara5168:20191128172457j:image

入場待ち列のかなり後方に並んでいた私が自席についたのは11:10頃、男子シングルの第2グループの練習が始まっていましたが、羽生選手の曲かけ練習も見ることが出来ました。

失敗もあれば成功もあり、問題は特にないように感じました。

とにかく、ここ2〜3年の羽生選手はGPシリーズの第2戦目あたりでケガをしてしまい、そのシーズンを完走出来ないことが続いていました。

一ファンとしては、ケガなく健康で痛いところがなく、本人が思うように滑れていれば、もう充分なのです。

まぁ、ご本人はそれでは満足しないでしょうがね…笑

 

この公式練習が終わってしまえば、男子シングルは夜の19:05からの本番を待つだけとなります。

 

 

*******

12:30、まずはカップル競技のアイスダンスから。

日本からは、小松原美里&ティム・コレト組が出場の予定でしたが、小松原さんが9月に脳震盪を起こし、その後も調子が思わしくなく欠場となりました。

どうぞお大事に…。

 

さて、これから現地観戦の感想などをかいつまんで書いていこうと思いますが、その前にちょっとお耳を拝借。

 

今回のNHK杯の出場選手は各カテゴリ、トップ中のトップ選手という豪華なメンツが集結しています。

正直なところ、何らかのアクシデントがなければ優勝者は最初から決まっている、と言っても過言ではない大会です。

実際、その通りになりましたしねw

 

個人的にいろいろと注目している部分はありましたが、会場全体もピリピリせずに大会を楽しんでいる感じを受けました。

その様子や空気感をうまく伝えられるといいのですが…

では、いいかげん前置きが長いので始めましょうか。

たいしたことは書かないので、お気楽にお読みくださいw

 

 

アイスダンス

カップル競技は全くもって詳しくないワタクシ、ただ、「好き」とか「綺麗」とか、そういったフンワリとしたことしかわかりませんのでお許しを( ̄人 ̄)

 

アイスダンスに出場したのは9組。

まずは何と言ってもこの2人、

ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組(フランス)※以下パパシゼ

NHK杯公式サイトより)

f:id:kapibara5168:20191128175345j:image

文句なしの優勝候補です!

平昌オリンピック銀メダリスト、今年観戦した世界選手権でも圧巻の金メダルでした。

優雅で滑らか、私のようなシロウトが見てもわかる美しい滑りのカップルです。

本当に美しい…✨

 

しかし、そんな彼らは今季は笑いを取りに来たのでしょうか。

スケートファンの間では既に話題になっていたこの衣装。

それでええんかと。

 

エアロビですね。

しかも、それワザとでしょ?という色の組み合わせ。

衣装はともかく素晴らしいスタイルw

f:id:kapibara5168:20191128180619j:image

あ、ウチのTVの画面撮りでスミマセン。

滑りがぬるぬる。


f:id:kapibara5168:20191128182307j:image

f:id:kapibara5168:20191128182311j:image

フィニッシュのドヤもいい感じです。

f:id:kapibara5168:20191128182417j:image

多少の乱れはありましたが、サクッと世界最高得点です。

f:id:kapibara5168:20191128182750j:image

例えネタのようなコスチュームでも、滑りが素晴らしくてネタプロにならないのがスゴイ。

まるでエキシビションのようでした♪

 

パパシゼの次のカップルは、

アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン組(ロシア)

NHK杯公式サイトより)

f:id:kapibara5168:20191128183749j:image

パパシゼのヘンテコ衣装の後にいっそう映える、正統派金髪美女の華やかコスチューム。

f:id:kapibara5168:20191128184314j:image

美女過ぎるw
f:id:kapibara5168:20191128184317j:image

美しいステパノワさんにボーッと見惚れているうちに終わってしまいましたが、アラ?

会場のスクリーンに映し出された美女の表情が冴えません。

よく見ると綺麗にセットした髪のサイドが浮き上がっています。

生の滑りを見ていた時は気づかなかったのですが、ヘアピンが男性の衣装に引っかかってしまったようです。

で、ちょっとそこでもたついてしまったんですね。

点数を待つ「Kiss and Cry(通称キスクラ)」では綺麗な顔に涙も見えましたが、自己ベストを更新してパパシゼに次ぐリズムダンス第2位につけました。f:id:kapibara5168:20191128190608j:image

アイスダンスRDは上位2組だけを取り上げましたが、若く初々しいこの2組も可愛らしかった〜!

NHK杯公式サイトより)


f:id:kapibara5168:20191128191409j:image

f:id:kapibara5168:20191128191406j:image

左:ソフィア・シェフチェンコ&イーゴリ・エレメンコ組(ロシア)

右:ライラ・フィヤー&ルイス・ギブソン 組(イギリス)

このロシアの若いカップルは、去年のジュニアGPファイナルのチャンピオンだそうです。

とても目を引く感じがしましたので、今季シニアに上がってドンドン活躍してほしいです。

イギリスのフィギュアの選手というと、どのカテゴリにもあまり上位選手がいないイメージなのですが、大きな声援を受けてとても人気がありました!

 

☆ペア☆

優雅なアイスダンスの次は、アクロバティックなペア。

アイスダンスにはジャンプがありませんが、こちらには豪快なスロージャンプや高いリフトなどが目を楽しませてくれますね。

 

会場でも圧倒的な人気を誇っていたカップ

ウェンジン・スイ(隋文静)&ツォン・ハン(韓聡)組(中国)

NHK杯公式サイトより)

f:id:kapibara5168:20191128193230j:image

上手いこと言えないのが歯痒いですが、キレがありながら情感たっぷり。

そして前にも何かで書いた気がするのですが、通常ペアの男性は背が高く体つきのがっしりした選手が多いのに、このハン選手は見た目明らかに小柄です。

どうやってあんなに高く、スイ選手を上手にブン投げられるのでしょうか。

とにかくスゴイや。

もちろんコチラもSP(ショートプログラム)第1位通過です。

 

そして。

今回の嬉しい驚きが、日本ペア!!!

三浦 璃来(りく)&木原 龍一組

NHK杯公式サイトより)

f:id:kapibara5168:20191128200025j:image

木原君は元男子シングル選手ですが、2013年にペアに転向。

最初のパートナーは2012年にカナダのマーヴィン・トラン選手とのペアを解消した高橋成美選手ですが、その後あまり時を置かずにペア解消、その後も須崎海羽選手とペアを組みましたが3シーズンほどで解消していました。

 

相性ってものもあるだろうけれど、続かないなー、残念だなー、という気持ちになっていました。

最近、新しいパートナーが出来たのは知っていたのですが、何とまだ3ヶ月!

この試合が初めての国際大会でのお披露目だったそうです。

 

正直、高橋成美選手とマーヴィン・トラン選手のペア解消以来、パッとしない日本ペア(スミマセン)。

そもそも競技人口がシングルに比べて全然いないのですから仕方ないといえば仕方ないのですかね。

 

「今回はどのくらいの期間もつのだろうか…」

などと思いながら、ぼんやりと第1グループの入場を眺めていました。

すると、

おや?スイ・ハン組がいる

いやいや。

スイ・ハン組は第2グループ、まだ登場するはずはありません。

 

スイ選手に見えたのは三浦選手。

雰囲気が中国のスイ選手そっくり!

髪型もそうですが、体型も何だか似ています。

最初の数分、勘違いしていましたw

 

滑り出してまたビックリ!

何か今までになく上手くない!?←失礼

f:id:kapibara5168:20191128203642j:image

2人揃ってのジャンプも、スロージャンプもツイストも上手くハマってます。

この安定感…新鮮←失礼

f:id:kapibara5168:20191128203714j:image

とてもつい最近ペアを組んだとは思えない堂々とした演技。

これが相性、ってヤツなのかしら…?

 

会場全体が夢中になって応援していました。

割れんばかりの拍手です!

いい点数キターーー!

f:id:kapibara5168:20191128204235j:image

こんなにはしゃぐ木原君を見た記憶がない。

ヨッシャーーー!!

f:id:kapibara5168:20191128204627j:image

いつも日本ペアは最下位が定位置でしたが、これはもしやと思わせる演技。

結果8組中、6位でSPを折り返しました。

すごく良かったよ〜!

パチパチパチパチ👏

 

 

ああ、いいもん見た。

次は女子シン…

 

え?

もう6500字超えちゃった!?

どおりで疲れたと思った…(;´Д`)ハアハア

 

1ヶ月以上ぶりの更新なのに、ワタシ的に頑張りすぎました。

 

ということで今回はこれまで。

続きは次回にすることといたしましょう。

 

長い記事にお付き合いくださいました皆さま、誠にありがとうございました。

それではまた次回、よろしくお願いいたします♪

f:id:kapibara5168:20191128210734j:image