フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ③
皆さま、こんばんは。
スマホでチマチマ記事を書くためか、この数日で肩と腕がすっかり死んでしまったトビーです。
皆さまの腕・肩・腰はお元気でしょうか。
今回は、前回記事の24時間以内に更新するミッションに挑戦していたのですがやっぱり失敗いたしました。
GPファイナルの前に更新してしまおうと思ったんですがねぇ…(;´Д`)
しかも今回も8900字超え。長くてスミマセン。
そんなワケで、お時間がある時にでも読んでいただけましたら☆
では、よろしくお願いいたします。
☆男子シングルSP☆
今回のNHK杯に日本人男子は3人出場しています。
羽生結弦選手と若手の2人(いや、羽生選手も24歳と充分お若いのですがw)が登場します。
(NHK杯公式サイトより)
左が山本草太選手19歳、右が島田高志郎選手18歳です。
両選手とも前半の第1グループでの滑走になります。
山本選手は4番目、島田選手はグループの6番目、最終滑走。
では山本選手から。
実は今回の山本選手の札幌・真駒内でのNHK杯出場について、私は感慨深いものを感じていました。
というのも、2016年に真駒内セキスイハイムアリーナで開催されたNHK杯で、私は初めて山本選手の生演技を見る予定だったからです。
しかし、山本選手の出場は叶いませんでした。
えーと。
間違うといけないので時系列をWikiで確認しながら書きますね。
ノービス、ジュニアと順調に成績を収め、将来の日本男子を背負って立つだろうと大きな期待がかけられていた山本選手は2016年3月、世界ジュニア選手権の直前に右足首を骨折してしまいます。
その後は順調に回復しているという報道にホッとしたのも束の間、7月に右足首内側のくるぶしを疲労骨折。
9月にボルトを埋め込む手術を受け、復帰予定だった10月末にまたもや同箇所を負傷してしまいます。
この2016年、山本選手は11月のフランス杯とNHK杯の2大会にアサインされており、華々しいシニアデビューを飾るはずでしたが全て欠場という辛いシーズンとなってしまいました。
ジュニア時代、羽生選手が憧れと言っていた山本選手。
初めてのシニアGPシリーズで同じ大会に出られるなんて嬉しいだろうなと、私もその競演を楽しみにしていましたので度重なるケガの末の欠場には気の毒で言葉もありませんでした。
その後ネットなどから情報を探ると、自身のTwitterから「フィギュアスケーター」の文字を削除してしまったり、ファンの間ではもしやこのまま辞めてしまうのでは…と心配されていました。
しかし2017年9月、2度の骨折と3度の手術を乗り越え、1年半以上のブランクの後、山本選手は中部選手権でフィギュアスケートに復帰します。
既にジュニア時代、4回転を跳べていた山本選手が跳んだジャンプは全て1回転でした。
その時のファンの反応は、全て1回転という事実に心を痛めながらも、山本選手が帰ってきてくれたことに対する感謝と喜びに溢れていました。
その後、少しずつ地道にジャンプを戻してきた山本選手。
昨年2018年には広島でのNHK杯に出場し、とうとう初のシニアGPシリーズデビューを飾りました。
この時の最高難度は3Aで、4回転は入れていませんでしたが6位の成績を収めています。
しかし今回、SP構成には4回転サルコーと4回転トウループの2本の4回転を組み込んでいます。
よくぞここまで。゚(つД`)゚。
足首にはボルトが入ったままと以前聞きましたので、今回もそうなのでしょうね。
無理は禁物ですが、山本選手の思うがままの戦いが出来ますようにと祈りつつ、演技を見守りました。
すいませんw 結局前置きが長くて('A`)
(NHK杯公式サイトより)
観客の皆さんは会場まで足を運ぶくらいフィギュアがお好きな方々ですから、山本選手のケガの事情を知っているファンも多かったと思います。
私の真ん前の列の2人組は、草太、と書かれた日本国旗を持っていました。
山本選手の登場に、ひときわ大きな拍手が起こります。
決めたー!!
拍手拍手👏👏👏
と思ったら。
次の単独ジャンプ、4回転トウループが抜けて2回転に。
OH…
男子のSPではジャンプは以下の3本を跳ぶことが決められています。
- 2回転または3回転のアクセル
- 3回転または4回転の単独ジャンプ
- 4回転または3回転+(3回転または2回転)のコンビネーション
※なお、コンビネーションはアクセルと単独ジャンプに使った種類のものは使えない
そして↑の2つ目の項目、単独のジャンプは、男子は必ず3回転か4回転と決まっています。
もしコレがピヨッと抜けて、2回転もしくは1回転になってしまったら?
0点です。
手心・優しさ一切なし。
4回転トウループは基礎点が9.5ありますから、これが2回転になってしまった瞬間に、予定していた9.5点は羽が生えて飛んでいってしまったワケですね。
上手くいけばコレに加点がついたわけですから、それが全てパァ
ジャンプをコケた場合も減点はされますが、点数が全く残らないということはありません。
「抜け」がとにかくマズイ。
SPにおける単独ジャンプの抜けは、かなりのアイタタタ…_:(´ཀ`」 ∠)なのです。
3Aは何とか着氷。
キレイな滑り✨
力強い表情でフィニッシュです
ジャンプはあともう少しでしたが、もともとスケーティングがとても上手ですので、ジャンプを失敗したとしても見どころの多い選手です。
SPは7位でした。
あ、今回の大会とは全然関係ないんですけど、昔見て可愛かった山本選手の「サンダーバード」、貼っておきますので良かったらどうぞ♪
(NHK杯公式サイトより)
出場した日本人選手はみんな細身のスラリとした選手ばかりですが、島田選手にいたっては見るたび抱く感想が、
「手足が長すぎて大変そう…」
それでも数年前と比べると体型がいくらから安定して、若干短くなった感があります…もっとコワイくらい手足が長かったw
そんな島田選手は18歳、本格的なシニアデビューは今季から。
コーチは今も絶大な人気を誇る元スイスの人気選手、ステファン・ランビエール氏。
昔も今もカッコいいです!
↓ご本人が黒歴史として封印したがっているというウワサのランビエール氏の動画ですが、ツライことがあってもコレを見ると必ず笑えるので、よくお世話になっていました
冒頭3Aは綺麗に決まったのですが、1本だけ組み込んだ4回転トウループは残念、転倒です。
コンビネーションも決め、盛り上がってきたところで何故か何もないところでいきなりのコケ。
足が絡まったように見えたのですが、やっぱり長過ぎる足が原因でしょうかw
恥ずかしそうな島田選手がスクリーンに映し出されると会場からも思わず笑いが
うねるランビエール氏
祈る島田選手、可愛いなw
ほのぼのキスクラ
島田選手はSP6位スタートです。
さあ。
このまま日本人選手つながりで羽生選手にいきましょう。
…フフ
さぞかし長く語ると思うでしょ?
(NHK杯公式サイトより)
いえいえ、もう羽生選手にアレコレ言うつもりは何ひとつございませんw
一応言うと、演技はとても素晴らしかったですよ!
会場の盛り上がりも最高潮でした。
最後のコンビネーションの4回転トウループは少々堪えましたが、きちんと3回転トウループもつけましたし、全体の美しさには何の影響もありません。
とにかく。
今シーズン、健康で怪我なくここまで来てくれた
もうそれだけで、元気に滑る姿を見られただけで、ファンとしては充分ありがたい気持ちです( ̄人 ̄)
長年トップを走り続け、特に海外からはフィギュア界のキングともGOATとも呼ばれる羽生選手ですが、その存在が大きくなるにつれ、心身ともに気苦労や周囲からの雑音が増えていったのもまた事実です。
※GOATとは「Greatest of all time(史上最高)」の頭文字にちなんだスラング
五輪連覇も果たしたし、
もう好きなように思うようにわがままに、幸せに生きておくれ
という心境。
たまに悪いコトするとかさぁ( ̄∇ ̄)
今現在の羽生選手はもう、誰が相手というより自分との戦いなのですね。
自分が理想とするもの、理想の自分を追い求め、追いつき、追い越してゆく。
って全然、
観戦記でも解説でもないw
SPの点数は109.34でした。
あともう少しくださいな
うん。
SPは日本人選手だけにして、FSにいっちゃいましょう。
え?
ホントはもうメンドクサくなったんだろうって?
そそそ、そんなことはありませんよ!多分
※ホントは下書きには海外選手のコトも書いたのですが、ここまで長くなりすぎたのでw
では。
☆男子シングルFS☆
この大会が終われば、GPファイナルへ進出する選手が全カテゴリ確定することとなります。
前回までの大会でファイナル進出を決めている男子シングル選手は、ロシアのアレクサンドル・サマリン選手と、アメリカのネイサン・チェン選手の2名です。
このNHK杯に出場し、直接ファイナルへの切符を掴む選手もいれば、表彰台のメンツにより進出が決まるのを画面の向こうで待っている選手もいます。
さあ、残り4枚の切符を掴むのは誰でしょうか?もう結果は出てますけどね
(NHK杯公式サイトより)
大歓声に迎えられた山本選手は3本の4回転のうち2本を決めました!
しかしコンビネーションの抜けがあり、それを何とかリカバリー。
満足のいく演技ではなかったと思いますがSPの7位からひとつ順位を上げ、6位となりました。
しかし、インタビューとか見てると落ち着いてるな…羽生選手より年上に見えるw
同じく大声援の島田選手。
4回転を二つ予定していましたが、冒頭の4回転トウループを転倒、もうひとつ予定していた4回転トウループは3回転ルッツに変更。
転倒に動揺せず、手堅くまとめましたね!
ホッとした表情です。
総合順位はSPの6位から下がってしまいましたが(9位)楽しそうに演技してくれました。
175cmの長身に長い手足でスタイル抜群ですが、身体に似合わぬこの童顔。
18歳の男性には嬉しくない褒め言葉かもしれませんが、やはり可愛らしい。
いつかこの身体に顔は追いつくのでしょうか…
羽生選手は圧巻でした。
直前の6分間練習で入念に4回転ループの確認をするのを、観客も確認します笑
ファイナルはまだ確定していないとはいえ当確ですから、あとは如何に4回転ジャンプを揃えて完成度の高い演技をするかということ。
点数のことを言えば、今季の世界最高得点は羽生選手が持っていますので、目指すはカナダ大会で出した自身の322.59点超えです。
まさに自分との戦い。
過去の自分を倒すことが目標となります。
一体自分がどこまで行けるのか?
それが現役を続けるモチベーションの大きなパーセンテージを占めているのだと思いますが、なかなか過酷な旅路です。
吹きすさぶ風の音から始まる、エドウィン・マートンの『Origin(オリジン)』
最初の4回転ループは軸が曲がってヒヤリとしたものの根性で降りてみせます。
ループがキモだと知っている観客はひと安心の大きな歓声。
そのあとの4回転サルコーは完璧に美しく、会場は盛り上がります。
スピン・ステップ、3回転ルッツ、4回転トウループも決め、いよいよ後半へ。
後半冒頭にはカナダ大会での322.59点のうち20.90を稼いだ世界初の3連続ジャンプ、4T1Eu3Fが控えています。
うーんと、一般的な読みは、
でいいのかしらん。
が。
ここで3連の最初のジャンプ、羽生選手にとって難しくないはずの4回転トウループが2回転に抜けてしまいました。
観客の心臓、
止まる( ꒪Д꒪)
ショートプログラムとは違い、2回転になっても0点にはなりませんが、そのまま何もせずプログラムを進めていくと悲しい点数になってしまいます。
演技を続けながら失った点数を埋めるべく、リカバリーの構成を頭の中で組み直さなくてはなりませんが、ただ失敗したジャンプを跳び直せばいいワケではありません。
何かね、いろいろめんどくさいルールがあるんですよ。
そのルールに照らし合わせて違反にならないような構成を、演技をしながら考えなければならない。
エライこっちゃ。
特に羽生選手の場合は高い点数を見込めるコンビネーションを、更に高得点を狙える1.1倍のボーナスがつく位置に配置しています(フリーでは最後の3本)。
プログラム終盤の最後の3本ということは、失敗した場合リカバリー出来る箇所がない、もしくは限られるということです。
そういった事態を避けるために多くの選手はこういう崖っぷちの構成を組みません。
なのにそうしてしまうのが羽生選手なんですね。ある意味、変態
私はルールに書かれたことをザックリとしか理解していませんでしたので、羽生選手にこのミスが出た時、どのようなリカバリーの方法が最善なのかサッパリわかりませんでした。
ただひたすら、
あばばばば(((;°Д°;))))
となるばかりw
会場からは少しでも力になるようにと、思いを込めた手拍子が起こります。
羽生選手なら、決してここで諦めないということを観客は知っています。
ミスのあった3連ジャンプのあとの本来の予定は3A+3回転トウループでしたが、ここを4回転トウループ+3回転トウループに。
その次の予定3A+2回転トウループは、3A+1オイラー+3回転サルコーへ。
細かい計算のことはわかりませんでしたが、怒涛の如く予定構成を変えてきたのを見て、
とにかく、なんか、すごいリカバリーした!!!←表現が稚拙で申し訳ない
と。
会場は大興奮、割れんばかりの大歓声が、古い真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(失礼)の天井を吹き飛ばしそう。
全てのジャンプを終えたあとの見せ場の長いイナバウアーには、リカバリーへの感嘆と感動が加わって、悲鳴にも似た声が上がります。
クライマックスに向け手拍子はますます大きくなり、フィニッシュと同時に弾けるように観客がスタンディングオベーション。
スゴイもん見ちゃったYO!
↑観客の反応を一言で言えば、こんな感じでしょうかw
本来の構成が成功出来ればもちろんそれが一番良かったのでしょうが、この日の鬼のリカバリーは、それ以上に観客の心を捉えた気がします。
構成変更のこともあり、点数がどう出るのかが私にはわかりません。
多分カナダ大会で自分で出した今季の最高得点、322.59を目指していたハズですから、えーと。
あ、ワタシ算数苦手なんで電卓を使わせてもらいますねw
カナダ大会総合得点322.59 − 今回のSP得点109.34ですので213.25点が欲しいところですが結果は195.71点。
これでも充分高得点なのですが、この時少し、会場からため息が。
プーさんガクガク
のちにインタビューでこの時のことを聞かれ、「観客の期待を裏切ってしまった」と羽生選手は仰いましたが、それは違います。
観客は異次元のリカバリーに感動しこそすれ、ガッカリするようなことは何もありませんでした。
多分あの小さなどよめきは、これだけの素晴らしいリカバリーに対して、もう少し評価して欲しかったなジャッジさん…という気持ちではないかと思います。
私は、選手が失敗しても出来るだけ、あぁ〜⤵︎というような声は出さないように心がけています。
悪気はなくても選手に追い討ちをかけるようで、気が引けるので…
なのであの時もグッと口を結んで、小さな鼻息だけにしたんですがね笑
まぁ、ここを羽生選手が見ることなどないでしょうが、
羽生選手、会場の誰もそんなことは思ってなかったですよ←勝手に断言
と言っておきます( ̄▽ ̄)
さてさて。
これで男子シングルのファイナル進出者全員が確定しました。
既に決定していたネイサン・チェン選手、サマリン選手に加え、ドミトリー・アリエフ選手(ロシア)、ボーヤン・ジン選手(中国)、
そして今回のNHK杯出場者からは、ケビン・エイモズ選手(フランス)、羽生結弦選手(日本)です。
せっかくですから、今大会をおおいに盛り上げてくれたケビン・エイモズ選手も少々。
(NHK杯公式サイトより)
今季、一気にファンを増やしたのではないでしょうか?
私も以前は、面白い感じの選手だとは思いつつもそこまで興味はありませんでした。
しかし今季の活躍は目覚ましく、フランス大会では3位。
滑りが良くキビキビと動き、ユニークな演技をします。
そして何だか憎めないというか。
採点を待つ間ドキドキするからってコーチに甘えすぎ
感情がダダ漏れタイプ
結局使わなかった海外選手メモを今見返しているのですが、エイモズ選手については
- チャキチャキ音ハメ
- 動き良し
- 近くのおばさまが、「私エイモズ好きよ」と話しているのを聞いて、「うん、私も好きです」と言いそうに。
こんな感じですかね笑
4回転持ちですが高難度で勝負というよりも、表現も滑りも良い、見ていて楽しい選手。
すっかりファンになりました!
今大会では羽生選手に続く2位、銀メダルを獲得しました。
今回の表彰台は、金が羽生選手、銀がエイモズ選手、銅がカナダのロマン・サドフスキー選手でした。
ロマン君、その髪型はそれでいいのかい?それとも寝グセ?
もしかしてシニアの大きな国際大会で表彰台に乗ったのは初めてかな?
嬉しそう、良かったね!
(NHK杯公式サイトより)
キレイに右肩上がりの棒グラフみたいになっていますね笑
左のエイモズ選手が160cm、中央の羽生選手が172cm、左のサドフスキー選手が184cmで、ちょうど12cm刻み。
表彰式では羽生選手がサドフスキー選手に対抗して背伸びをするも、サドフスキー選手が背伸びを仕返して羽生選手完敗、といったような微笑ましい光景がありましたよ♪
和やかな良い表彰式でした。
NHK杯に行くといつもいてくれる三十路の2人、ヴォロノフ選手(ロシア)とビチェンコ選手(イスラエル)にも触れたかったのですが、今日は写真だけ。
引退せずに滑ってくれているだけで嬉しい。
ありがとうございました!
☆エキシビション☆
競技は終わり、残すはエキシビションのみ。
勝負の時間は終わり、音と光が織りなす華やかなアイスショーで3日間の大会を締めくくります。
ゲストに来ていた、ノービスクラスの男の子も、ジュニアの女の子もとても上手でしたよ!
(NHK杯公式サイトより)
そしてエキシビションのサプライズゲストとして、人気急上昇中のジュニアのアイスダンスペア、吉田唄菜(よしだうたな)さんと、西山真瑚(にしやましんご)君の二人が来てくれました。
(NHK杯公式サイトより)
今年2月に組んだばかりの若いカップルですが、8月に行われたジュニアGPシリーズ・アメリカ大会に初出場して、13組中6位と大健闘。
一度生で見てみたかったので嬉しいサプライズでした!
上手で華があります(*´ω`*)
今大会で衝撃のデビューを果たしたペアの三浦&木原組といい、日本にもようやくカップル競技に明るい光が差し込んできたのでしょうか。
これから楽しみでなりません。
およそ3時間の煌びやかなショーもそろそろ終わりの時間が近づきました。
大トリはもちろん羽生結弦選手です。
演目は松任谷由美さんの
『春よ、来い』
北海道で羽生選手と『春よ、来い』の組み合わせとなると、今年の24時間TVで、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)で大きな被害を受けた厚真町を訪れ、その後町民を招待したアイスショーでの演目が『春よ、来い』でした。
自身の被災体験(3.11)からずっと、災害の被災者支援を続けている羽生選手ですので、まだ傷を抱えている人々のことを考えた選曲だったのでしょうか。
ヤバイぞ。
この曲だけでも胸に来るものがあるのに、ピアノの旋律と羽生選手の柔らかい演技は涙腺に来るw
グッと目を見開いて我慢しました。
羽生結弦、北の大地で「春よ、来い」 エキシビションに登場 - フォトジャーナル - 産経フォト
ああ、楽しかった。
選手の皆さん、ありがとうございました!
(NHK杯公式サイトより)
この長い記事をお読みいただいた皆さまもありがとうございました!
我ながら一体いつ終われるのだろうと心配になりましたが、これでようやく枕を高くして眠れそうです。
コメントをいただいた皆さまには、これから順にお返事に参りますので、今しばらくお待ちくださいませ<(_ _)>
今回、グウタラな自分的には割と頑張りましたのでリハビリ期間が必要かもしれませんw
もし次回の更新が年明けになったとしても、優しい皆さまには「しょうがないなぁ」と笑って、またゆるくお付き合いいただけましたら幸いです。
それではまた次回、よろしくお願いいたします☆
「良いお年を!!」
ずいぶん早いな!いや、まだ今年最後と決まったワケじゃないからw
フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ②
困った。
GPファイナルが始まるというのになかなか続きが書けないぞ。
いくらお気楽観戦記と言えど、いい加減な情報を書く訳にはいくまい。
そう考え、録画をチェックし観戦時の記憶と擦り合わせ作業をしているとつい見入ってしまい、あああああ、今日も時間切れだよ!になるという繰り返し。
まぁ、いっぺんに書こうとするからイケナイんですがね…( ̄ー ̄)
ということでようやく前回の続きです。
実際のタイムスケジュールと前後しますが、カップル競技の続きからまいりましょう。
ちなみに今回は8000字近くになっていますので、お時間がある時にでも読んでいただけたら☆
「長過ぎるから分けろよ!」と私の中の誰かが言っていますが、アーアーキコエナイ
ではでは。
☆アイスダンス☆
前日の面白衣装のRD(リズムダンス)から、本日のFD(フリーダンス)のパパシゼはシックです。
(NHK杯公式サイトより)
あ、今日も度々画面撮りで失礼いたします(会場は写真・動画撮影禁止)。
盛り上がる音楽とか、そういうものはないのですが何せ滑りが一級品。
ただただ見惚れて終わってしまいます。
からの、おふざけパパダキスちゃんw
会場スクリーンに映った最後の自分のポーズのマネ?
ギリシャ彫刻みたいな顔して面白いなんてズルイな…
当たり前のようにこのままフリーダンスも世界最高得点を更新して優勝・金メダルです。
(NHK杯公式サイトより)
2位・3位も前日のRDの順位と変わらずで、銀メダルがアレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン組(ロシア)、銅メダルがシャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ組(イタリア)となりました。
(NHK杯公式サイトより)
それにしてもステパノワさん、顔もスタイルも素晴らしいな
羨ましいぞ、ブキン君
3位ギニャールさんの攻めたメイクが会場スクリーンに大映しになると、客席からちょっとしたどよめきが起こる
若手カップル2組も表彰台には届かなかったものの、おおいに観客を沸かせました。
大きな声援を貰っていた、可愛いライラ・フィヤー&ルイス・ギブソン組(イギリス)は惜しくも4位
今回の私のお気に入り、ジュニアから上がったばかりのソフィア・シェフチェンコ&イーゴリ・エレメンコ組(ロシア)は6位でした
シニアでも活躍を期待します!
☆ペア☆
こちらも予想通り、というか予定通りスイ・ハン組が金メダルを獲得しました。
(NHK杯公式サイトより)
スイ選手にジャンプのミスが出たものの、こちらもアイスダンスのパパシゼ同様、世界最高得点を出しました。
全体が素晴らしいので、最初の方のジャンプ失敗は演技終わりには忘れてしまいました。
2位にカーステン・ムーアタワーズ&マイケル・マリナロ組(カナダ)、3位にアナスタシア・ミシナ&アレクサンドル・ガリアモフ組(ロシア)という結果になりました。
申し訳ないですが、今回2位と3位はスルスルっとスルーさせていただいて。
何と言っても、今回大きな驚きと喜びを与えてくれたのが日本ペア、
三浦 璃来&木原 龍一組
でした。
前日のショートは、試合を観ていた観客の心を一気に引き込みました。
(NHK杯公式サイトより)
地上波こそありませんでしたが、BSではカップル競技もライブ放送をしてくれましたので、衝撃を受けたTV前の視聴者も多かったのではないでしょうか。
長いペア不遇時代からようやく、新たな時代を築いてくれそうな日本ペアの誕生。
その生まれる瞬間を目の前で見たかもしれない
そんな感動がありました。
ちょっと話は逸れますが、最弱と言われ甲子園では常に1〜2回戦で敗退していた、昔の北海道の高校野球。
そんな時、綺羅星の如く現れた駒大苫小牧は道民を熱狂の渦に巻き込みました。
その日もTVで試合を見て応援していたのですが、ピッチャー交代が告げられ出てきたのは初めて見る強そうな面構えの2年生。
田中将大投手でした。
力強いスライダーやたしかなピッチングに「こんな子が2年生にいたのか!」と驚き、期待感で一杯になったのを覚えています。
スターが誕生する瞬間を見た、まさにそんな気持ちでした。
田中将大投手のその後の活躍は活躍は皆さんのご存知の通りです。
少し比較対象が大き過ぎましたかね^^;?
でも、それに近い感動があったのですよ。この結成3ヶ月のペアには。
木原選手のパートナーがなかなか定まらないのはハタから見てモヤッとすることもありましたが、今こうして素晴らしい相手と巡り合えたのは、必要な回り道だったのかもしれません。
あとはそれぞれにお別れしたこれまでパートナーの方々にも、良いお相手が見つかることを願うばかりです。
三浦&木原ペアは、直前の6分間練習でスロージャンプの練習中に他のペアと接触するアクシデントがあり、観客から悲鳴が上がりましたが、幸いケガもなくお互いに謝罪をして無事に演技を行うことが出来ました。
内容は3回転サルコーのスロージャンプにミスが出たものの、前日に引き続き息のあった素晴らしい演技を見せてくれました。
前日の演技はまぐれなんかじゃなかったというのを証明してくれましたね!
会場は新しい日本ペアの誕生に、惜しみなく大きな拍手とスタオベを送りました。
順位はSPの6位からひとつ上げ、8組中5位入賞です。
まだ生まれたばかりの日本ペアですが、これから成長を見守っていく楽しみが出来ました。
木原選手が27歳、三浦選手は17歳と歳の差はありますが、とても相性が良いとお見受けしますので末長く仲良く頑張っていただけたら…と願わずにはいられません。
ペア三浦・木原組 自分たちも驚く健闘の5位に笑顔 フィギュアNHK杯 - 毎日新聞
☆女子シングルSP☆
ようやくシングル競技まで辿り着きました。
(ペアの三浦&木原ペアに興奮し過ぎて、予定の長さをオーバーしてしまった笑)
さて、前記事で「今回大会は何らかのアクシデントがない限り優勝者は決まっているようなもの」と書きましたが女子のみ、ほんの少しだけ、どうなるかな?と考えていました。
1番の優勝候補は今年シニアに上がったばかりの3人の天才少女のうちのひとり、ロシアのコストルナヤ選手16歳。
(NHK杯公式サイトより)
日本の紀平梨花選手と同じ3Aを持っています。
それもものすごく質の良い。
それに加え、ただジャンプだけではない芸術性や表現の良さがあります。
他の2人のロシア少女選手は4回転を跳ぶこともあり、ややジャンプに偏ったイメージですが、コストルナヤ選手は3Aを跳べる上にそれらの要素も兼ね備えスキがありません。
しかし、先立って行われたGPシリーズ・フランス大会で完璧と思われるコストルナヤ選手の3Aに回転不足の判定が付き、物議を醸しました(この時同じ大会に出たザギトワ選手にも必要以上のマイナス判定が付き、この両選手や4回転持ちのトゥルソワ、シェルバコワを抱えるエテリコーチのチームへの何らかの思惑が働いたか?というような)。
採点競技の、いえ、フィギュアスケートの何だかなと思うところは、ジャッジの裁量が大き過ぎて、多くの人が「?」と思う採点が平気で行われること。
一定の基準が守られず、大会によって厳しかったりユルかったり、国、または選手によっても厳しく判定される人、見逃される人。
そんなことが日常茶飯事なので、大会毎にフタを開けてみるまでその傾向がわからない、というおかしな話になっています。
今回コストルナヤ選手やザギトワ選手にフランス大会同様のやり過ぎ基準を設けるのか、批判を受けたことで調整してくるのか。
一方、コストルナヤ選手との3A勝負が大きな話題になっていた紀平梨花選手にも、左足のケガが長引いていて大きな得点源となる3回転ルッツが入れられそうもないことなど不安要素が。
(NHK杯公式サイトより)
それを打開するために4回転サルコーを入れるかどうか?など様々な憶測が飛び交いました(実際、SP前日の公式練習では4回転サルコーを一度だけ降りています)。
とはいえ、紀平選手・コストルナヤ選手・ザギトワ選手の3人が順位はともあれ表彰台であろうというのが大方の予想です。
ところでこの大会は、紀平選手以外にも日本人選手が出場しています。
(NHK杯公式サイトより)
左:横井ゆは菜(ゆはな)選手
右:山下 真瑚(まこ)選手
横井選手は19歳と、紀平選手より年上ですが今年がシニアデビューです。
山下選手は昨シーズンデビューの16歳。
みんな、若くていいね。。。
|´-`)
若い子のパワーのおこぼれをもらおうwとフレッシュな演技に期待が膨らみます!
横井選手は可愛い?悪女を演じて8位発進。
コンビネーション予定の冒頭3回転フリップ+3回転トウループを失敗するも、後半構成を変えてリカバリー!
えらい!
山下真瑚選手。
(NHK杯公式サイトより)
アメリカ大会ではケガの影響で思ったような演技が出来ず悔しい結果でしたが、この日はノーミス!
大きな素晴らしいジャンプを決めてくれました。
悲しそうなアメリカ大会での表情を覚えていたので、はじける笑顔におばちゃん安堵したよ…
会場も温かい拍手に溢れていましたよ♪
さてここから本命の3人の選手を。
滑走順にアリョーナ・コストルナヤ選手から。
(NHK杯公式サイトより)
本当にロシアの女子は美しいよね…
顔だけ見たらもう嫁に行ってもいいくらい完成されてますけど、まだ16歳ですからw
フランス大会優勝のコストルナヤ選手、今回大会の中で一番高い構成を組んでいましたが、3Aの高さ・美しさ、スピードも速く全ての要素が軽々と完璧でした。
完璧が過ぎる。
(思わず「ハイ優勝!」と独り言が出てしまうくらいに)
多くの観客は、この大会でコストルナヤ選手を観るのを楽しみにしていたハズです。
演技が終わるか終わらないか、待ちきれずに飛び上がらんばかりのスタオベと鳴り止まない拍手が、観客の期待に充分応えたことを物語っていました。
やっぱり噂に違わぬ天才少女でしたね。
85.04点でSP世界歴代最高得点を叩き出しました…凄すぎ
そして次の滑走者がアリーナ・ザギトワ選手。
平昌オリンピックで金メダルを獲った女王ですら、あっという間に後輩が突き上げてくる…ロシアの女子シングルは過酷です。
先のフランス大会でもコストルナヤ選手と一緒だったザギトワ選手は2位でした。
ザギトワ選手も大人気の選手ですから登場した時の盛り上がりはハンパないのですが、やはり完璧だったコストルナヤ選手の直後という緊張が勝ってしまったか。
大きな得点源である3回転ルッツ+3回転ループを失敗してしまい、コンビネーションに出来ず。
その後も精彩を欠き、後半3回転フリップに3回転ループをつけようと試みるも1回転ループになってしまいました。
セカンドループは難しいと良く聞くのですが、付けやすい3回転トウループにせず3回転ループにこだわったところに、五輪女王の矜持を感じたのは考え過ぎでしょうか。
会場からは悲しげなザギトワ選手を励ますかのような拍手が大きく鳴り響いていました。
SP4位でのスタートです。
最終滑走は我らが日本の紀平選手。
今までと違う赤い衣装に身を包んでいます。
これも似合いますね!
(NHK杯公式サイトより)
去年2018年に続き、NHK杯での優勝を狙います。
冒頭3Aは高く綺麗。
女子にはかなりの高難度のハズの3Aですが既に安定感すら感じます。
ジャンプは最後の3回転ループは、ちょっとばかりおっとっとになりましたが、これくらいはご愛敬。
コストルナヤ選手という強敵相手にメンタル強いです!
それに、紀平選手の振り付けの動きは独特で何だかクセになります。
ウネウネしてるというか不思議な動き。
今季のテーマが『世界平和』、でしたっけ。
オリエンタル?な雰囲気で、神秘的で謎めいているというか。
あんな角度でウネウネ出来、且つキビキビと動けるというのはやはり身体能力や体幹がしっかりしているのでしょうね。
身体使いが上手い。
スゴイよ、梨花ちゃん!
音楽も途中から「ダバダバダバダバ…」と、呪文のようなダバダバが頭から離れず、女性の雄叫びのような高音も何を表現しているのかイマイチわからない…
が。
素敵プロと言えなくともこのプログラム、私はけっこう好きですw
得点は79.89で80点台には乗りませんでしたが充分凄かったです!
長くなりましたが、もうこのままFSまでいってしまいましょう!
☆女子シングルFS☆
翌日のフリー、コストルナヤ選手との約5点差を紀平選手が追う展開です。
前日のSP3位には復活の兆しのアメリカの実力者、カレン・チェン選手が入っていましたがFSの今日、コストルナヤ・紀平・ザギトワの3選手に割って入るのは至難の技です。
この3選手の中でトップバッターはザギトワ選手、SP4位。
GPファイナル進出のために是非表彰台に乗っておきたいところです。
会場スクリーンに映し出された五輪女王の表情は、緊張なのか決意なのか。
その眼差しに観客もシンとして、祈るような気持ちでリンクを見つめます。
さすがというか何というか。
ザギトワ選手は全てをほぼパーフェクトに遂行しました。
追い込まれているというのにメンタルが強いですね。
僅かにジャンプにミスがあったようですが、会場では気になりませんでした。
もちろんの大歓声、拍手、スタオベ。
会場の観客がどれほど喜んだか、果たしてTVからは伝わったでしょうか?
と言いながらも、鉄の女の異名を取るエテリ女史とのキスクラはそんなに嬉しそうではありません。
エテリコーチ、笑ってあげて…
SPの失敗のことを考えると、そこまで喜べなかったのかもしれませんね。
トップ選手は戦っている次元が違うのだろうなとつくづく。
(NHK杯公式サイトより)
コストルナヤ選手のひとつ前の滑走が紀平選手です。
前夜からFS当日朝まで、情報番組では今日紀平選手が4回転サルコーを入れてくるかどうかという話題で持ちきりでした。
4回転を入れずとも完璧に近い演技をすれば表彰台は堅いでしょうし、そうなればファイナルは確定です。
ここまで来ればあとは本人やコーチがどう判断するかだけの問題になりますね。
結果的に紀平選手は4回転サルコーは回避し3回転サルコーを選択しました。
後半3回転フリップからのコンビネーションの3Tにちょっとだけ減点がありましたが、ほぼパーフェクトに近い演技でした。
いやー、興奮しましたね。
ジャンピングスタオベですよ、もう笑
ハートの強さや冷静に判断する賢さに感服いたしました( ̄人 ̄)エエモンミタ ナムナム…
(NHK杯公式サイトより)
ところで録画を見ていて気付いたことが。
紀平さんの最後の方、会場全体で大盛り上がりで手拍子を打っていたのですが、録画で見るとそのタイミングが盛大にズレています。
会場ではそんなことはなかったのに、録画の中の手拍子は気持ち悪いくらいズレているのです。
これはTVだけ見た人は、
「今回の真駒内の客はなんてリズム感が悪いんだ!」
と思われたかもしれませんが、現地ではしっかりタイミングが合っていましたので心配なさらないでくださいね♪
逆にあのタイミングで会場全体が手拍子を打っていたらどうかしている、というレベルにズレていましたw
これは一体どういう加減なんですかねぇ?不思議です。
話を戻して。
最後から2番目滑走がコストルナヤ選手です。
もう何も失敗する気がしなかったコストルナヤ選手ですが、二つ目の3Aをステッピングアウト。
しかしそれ以外は全て美しく完璧でした。
(NHK杯公式サイトより)
はあ〜、眼福眼福✨✨
「まいったか!」の決めポーズ→すいません、ウソです
エテリチームの3人の天才少女のうち、体型変化が来ても一番上手く乗り切れるのでは?と言われているコストルナヤ選手。
高難度ジャンプを持つ細身の少女が次々と現れ、短期間で主役が交代するここ数年のロシア女子ですが、コストルナヤ選手は長く見てみたい選手の一人となりました。
息の長い選手になってくださいね!
ロシアさん、何とぞよろしくお願いします。
(NHK杯公式サイトより)
SP3位だった最終滑走のカレン・チェン選手はプレッシャーのせいか、思うような演技が出来ず9位に。
まだ復帰したばかり、気を落とさないでね…
日本の横井ゆは菜選手と山下真瑚選手も、4位・5位と頑張りました!
左:横井選手(4位)、右:山下選手(5位)
(NHK杯公式サイトより)
横井選手は3回転ルッツのコンビネーションが2回転になったのと、最後の3連続ジャンプでも抜けがあったことから1本余計に2トウループを跳んでしまう結果となり、点数がカウントされないという少々もったいないミスも。
しかしながら全体にはとても素敵な演技でしたので、本人もビックリの良い点数が出ました。
良かったですね!
演技直後、多分跳びすぎに気づいたと思われる瞬間の横井選手。表情の豊かな選手ですね笑
山下選手も良いジャンプを跳び、ノーミスに近い演技で笑顔で終わることが出来ました。
後半は疲れて身体が重そうでしたが、これはご本人も納得のいく結果だったでしょうか?
足の甲の痛みもだいぶ和らいでいるとのことで何よりです。
ケガや病気で身体が思うようにならず、辛い顔の選手は気の毒で見ていられないですからね…(´-`)
*******
何はともあれ、これでGPファイナルの女子が全員決定しました。
6人のうち4人がロシア選手です。
ロシアの3人の天才少女、トゥルソワ・シェルバコワ・コストルナヤにザギトワで4人。
あとの2人が、アメリカと日本から1人ずつですね。
ブレイディ・テネル選手と我らが日本の紀平梨花選手です。
うーん、やはりロシアは強かった…。
しかも最近、どこかでコストルナヤ選手が4回転を跳ぶ動画を見てしまいました。
これは紀平選手も4回転サルコーを入れなければ同じ土俵では戦えなさそうですね。
最近の高難度女子、ほとんどの男子選手よりも点数高いんですよね…
えーっと。
なので男子も負けずに頑張って!!?
ということでようやく、残すところはあと男子シングルのみとなりました。
今回の②を更新したら、自分が心置きなくファイナルを観るために素早く③を更新する予定です。
日本時間12/6(金)早朝から、シニアの競技が始まりますから、何とかそれまでには……!
ってコトは24時間ないですねw
まぁ、間に合わなくても誰も困りはしないんですけども。
でも若い選手たちに力を貰ったので、自分へのケジメとして私も頑張る…頑張ってみる所存であります(`・ω・´)!
…でも書けなかった時はこれは聞かなかったことにしてくださいね♡
それでは今回の長い記事に最後までお付き合いいただけました方、もしいらっしゃいましたら心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!
それではまた次回、よろしくお願いいたします(イケるか、24時間以内!?)☆
フィギュアスケートNHK杯2019へ行ってきましたよ①
とうとう更新の間が過去最長、1ヶ月以上あいてしまいました。
皆さんお元気でしょうか。
ペロリンチョ
この1ヶ月にまたひとつトシを取り、来たる冬に備えて庭の冬囲いをしたり、久しぶりの友人たちとランチをしたり。
作業しやすいように葉っぱをむしったあとのバラのトゲ取り
普段スケートを見ない友人が「真央ちゃんが見たい」と言うので、旭川で開催された『浅田真央サンクスツアー』に行ってみたり、その友人が飼い始めた子猫にデレデレしたり。
味わい深い年寄り猫も好きな私ですが、ふわふわと柔らかな、生命のエネルギーに満ちた子猫もやっぱり愛おしい
それなりに話題はあったのですが気がつけばあっという間に1ヶ月。
気楽に気ままで良いと考えているブログライフですが、さすがにサボり過ぎました。
ということで久しぶりの更新です。
タイトルにあるように、
『2019 NHK杯国際フィギュアスケート競技大会』
へ行ってきた話などを、ゆる〜く語ってみようかと思います。
さて、このブログを始めてそろそろ2年半になりますが、その間にフィギュアスケート観戦についての記事はこれまで2回(実際の記事数はひとつの大会につき3〜4記事)、今回が3回目になりますね。
一応参考までにダラダラと貼っておきますが、気にせず飛ばしてダイジョブですのでお気遣いなくw
↓2018世界選手権(埼玉)
↓2017NHK杯(大阪)
このように、一大会につき複数記事を上げておりますが、内容はフィギュアスケートの観戦レポとしては極めて薄い構成となっております( ̄▽ ̄)
正確に技術や点数を解説してくれるサイトはたくさんありますからね。
そのあたりはそういった専門サイトやブログにサクッとお任せして、道中のドタバタや食べたもの飲んだもの、会場での個人的感想など、雑記ブログらしいユルい観戦記となっております。
何せ書いている環境もユルい
ですので今回もそのカタチを踏襲して、その場の空気感?を大事に書いていこうかと。
それではどうぞよろしくお願いいたします♪
*******
さて今回は、「チケット不正転売禁止法」の対象となる「特定興行入場券(特定チケット)」としてチケットが販売されました。
近年、さまざまなジャンルの人気のあるチケットが転売サイトで高額で取引されているそうですが、それはフィギュアスケートも例外ではありません。
100%ダフ行為を防げるかはわかりませんが、NHK杯のチケットがその対象になったのは良いことでした。
チケ取りが難関なのはわかっていましたので、当たればラッキー!くらいの気持ちで、あまり期待しすぎないよう気持ちを抑えて抽選に申し込みました。
これはかなりの幸運だったようなのですが、結果的に3日間全日のチケットを手にすることが出来ました。
※今年はチケット運が良すぎてコワイ
ネットなどを見ていると落選の悲鳴が飛び交い、自分が当たったことは嬉しい反面、悲しい思いをしている方も多いのだなと申し訳ない気持ちになったりも…
「チケットをご用意出来ませんでした」っていうメールを貰うとリアルに
_ノ乙(、ン、)_
ってなりますからねぇ。
しかし当たったからには全力で応援してこよう!
そう決意しました。
少々脱線しますが、今やチケットがなかなか取れないという話から。
「キレイな服着たお姉さん」が氷の上でクルクル回るのに憧れて、冬休みに毎日バスで、隣の学区の中学校のグラウンドに張られたスケートリンクに通い詰めた子どもの頃。
何となく、TVでやっていればチャンネルを合わせるライトな視聴者層として過ごした若い頃。
少し真面目に見るようになったのはアラサーの頃。
かなり真面目に見るようになったここ十数年。
私にとってフィギュアスケートは、長年TVで観るものでした。
そんな私が意を決して初めて現地会場に足を運んだのは、2014年に札幌で行われたアイスショー、『スーパースターズ・オン・アイスin札幌』でした。
そう、
2014年といえばソチオリンピックが行われた年。
それからすぐのアイスショーです。
このチケットがいつ売り出され、いつ自分がポチッたのかハッキリ覚えていないのですが、この時は席を選んで買えたという夢のような状況でした。
※チケ取りの時点でまだ前の方の席が空いていたのに初の現地観戦に「ワタシみたいな観戦のシロウトが」と遠慮し、ワザワザ良くもない席を選ぶという謎行動(笑)
失意のショートからフリーで巻き返して6位入賞した浅田真央さんや、女子シングル金メダリストのアデリナ・ソトニコワ、男子銀メダリストのパトリック・チャン、アイスダンス銀メダリスト、テッサ・バーチュー&スコット・モイア組、
そして男子シングル金メダリスト、まだ少年の面影が残る羽生結弦選手
その他にも日本人有名選手たちや、優雅な滑りのカロリーナ・コストナー、カナダのクリケットクラブで良きライバルとしてしのぎを削ったハビエル・フェルナンデス選手も。
とても豪華な出演者陣です。
交通の便の悪さで本州のファンからは敬遠されがちな北海道だったとはいえ、今ならば激戦のプラチナチケット間違いなしだったのではないでしょうか。
そうそう!
この時、余興?で羽生選手がまだ習得中だった4回転ループを跳んでみせてくれたのもこの大会でした。
この頃、アクセル以外のジャンプの見分けが怪しかった私ですが、羽生選手がジャンプの軌道に入った途端、周囲の方々が急に静まり返って行方を見守る姿勢になったのを印象深く覚えています。
今から考えると、嘘のようなチケット状況でしたね。。。( ̄ー ̄ )
*******
さて本筋に戻りまして。
今年のNHK杯の日程は11/22〜24(金〜日)。
その1週間ほど前は寒くて荒れたため、『嵐』のコンサートにやって来た本州の方々が札幌市内で冬靴を買うニュースなどが流れていましたが、このNHK杯の3日間はお天気に恵まれました。
「ちょっとー、どこ行く気?」まりちゃん、目ヤニ目ヤニw
22日早朝に出発。
陸路で行けるってステキ。。。
穏やかな良い天気です。
天気予報はこの初日が一番寒く、後はどんどん暖かくなる予定。
車窓から見える朝靄の景色が、これから来る本格的な冬を予感させます。
ハイ、着きました!
札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナです。
開場時間の少し前くらいだったかな?
開場時間は11:00、最初のカテゴリのアイスダンスRD(リズムダンス)は12:30からです。
ここだけ見るとわかりませんが、この右側には既にビッシリと大行列が出来ています。
前方に並んでいる人は相当早い時間に来ていると思われます。
実際、私のスケ友さんである九州のNさんは「9時に来て並んだ」と言っていました。※Nさんはこれからも出てきますが、3月の世界選手権で、共に餃子を死ぬ思いで食べた同志です
開場時間からアイスダンスの12:30までは1時間半もあります。
今回はいつもより本人確認がしっかりしていて多少時間がかかるとはいえ、試合を見るだけなら朝の8時や9時に並ぶ必要はありません。
では何故こんなに早く並ぶのか。
それには理由がありまして、開場時間は11:00ですが、場内のリンクでは10:30〜11:30まで男子シングルの公式練習が行われていました。
つまり、早めに入れば男子の公式練習の後半(第2グループの選手たち)を見ることが出来るワケです。
その公式練習を見たい方々が、入場の大行列を見越して早く入場できる、前方のポジションを押さえに来ていたのですね。
皆さん、とても熱心です。
入場待ち列のかなり後方に並んでいた私が自席についたのは11:10頃、男子シングルの第2グループの練習が始まっていましたが、羽生選手の曲かけ練習も見ることが出来ました。
失敗もあれば成功もあり、問題は特にないように感じました。
とにかく、ここ2〜3年の羽生選手はGPシリーズの第2戦目あたりでケガをしてしまい、そのシーズンを完走出来ないことが続いていました。
一ファンとしては、ケガなく健康で痛いところがなく、本人が思うように滑れていれば、もう充分なのです。
まぁ、ご本人はそれでは満足しないでしょうがね…笑
この公式練習が終わってしまえば、男子シングルは夜の19:05からの本番を待つだけとなります。
*******
日本からは、小松原美里&ティム・コレト組が出場の予定でしたが、小松原さんが9月に脳震盪を起こし、その後も調子が思わしくなく欠場となりました。
どうぞお大事に…。
さて、これから現地観戦の感想などをかいつまんで書いていこうと思いますが、その前にちょっとお耳を拝借。
今回のNHK杯の出場選手は各カテゴリ、トップ中のトップ選手という豪華なメンツが集結しています。
正直なところ、何らかのアクシデントがなければ優勝者は最初から決まっている、と言っても過言ではない大会です。
実際、その通りになりましたしねw
個人的にいろいろと注目している部分はありましたが、会場全体もピリピリせずに大会を楽しんでいる感じを受けました。
その様子や空気感をうまく伝えられるといいのですが…
では、いいかげん前置きが長いので始めましょうか。
たいしたことは書かないので、お気楽にお読みくださいw
☆アイスダンス☆
カップル競技は全くもって詳しくないワタクシ、ただ、「好き」とか「綺麗」とか、そういったフンワリとしたことしかわかりませんのでお許しを( ̄人 ̄)
アイスダンスに出場したのは9組。
まずは何と言ってもこの2人、
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組(フランス)※以下パパシゼ
(NHK杯公式サイトより)
文句なしの優勝候補です!
平昌オリンピック銀メダリスト、今年観戦した世界選手権でも圧巻の金メダルでした。
優雅で滑らか、私のようなシロウトが見てもわかる美しい滑りのカップルです。
本当に美しい…✨
しかし、そんな彼らは今季は笑いを取りに来たのでしょうか。
スケートファンの間では既に話題になっていたこの衣装。
それでええんかと。
エアロビですね。
しかも、それワザとでしょ?という色の組み合わせ。
衣装はともかく素晴らしいスタイルw
あ、ウチのTVの画面撮りでスミマセン。
滑りがぬるぬる。
フィニッシュのドヤもいい感じです。
多少の乱れはありましたが、サクッと世界最高得点です。
例えネタのようなコスチュームでも、滑りが素晴らしくてネタプロにならないのがスゴイ。
まるでエキシビションのようでした♪
パパシゼの次のカップルは、
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン組(ロシア)
(NHK杯公式サイトより)
パパシゼのヘンテコ衣装の後にいっそう映える、正統派金髪美女の華やかコスチューム。
美女過ぎるw
美しいステパノワさんにボーッと見惚れているうちに終わってしまいましたが、アラ?
会場のスクリーンに映し出された美女の表情が冴えません。
よく見ると綺麗にセットした髪のサイドが浮き上がっています。
生の滑りを見ていた時は気づかなかったのですが、ヘアピンが男性の衣装に引っかかってしまったようです。
で、ちょっとそこでもたついてしまったんですね。
点数を待つ「Kiss and Cry(通称キスクラ)」では綺麗な顔に涙も見えましたが、自己ベストを更新してパパシゼに次ぐリズムダンス第2位につけました。
アイスダンスRDは上位2組だけを取り上げましたが、若く初々しいこの2組も可愛らしかった〜!
(NHK杯公式サイトより)
左:ソフィア・シェフチェンコ&イーゴリ・エレメンコ組(ロシア)
右:ライラ・フィヤー&ルイス・ギブソン 組(イギリス)
このロシアの若いカップルは、去年のジュニアGPファイナルのチャンピオンだそうです。
とても目を引く感じがしましたので、今季シニアに上がってドンドン活躍してほしいです。
イギリスのフィギュアの選手というと、どのカテゴリにもあまり上位選手がいないイメージなのですが、大きな声援を受けてとても人気がありました!
☆ペア☆
優雅なアイスダンスの次は、アクロバティックなペア。
アイスダンスにはジャンプがありませんが、こちらには豪快なスロージャンプや高いリフトなどが目を楽しませてくれますね。
会場でも圧倒的な人気を誇っていたカップル
ウェンジン・スイ(隋文静)&ツォン・ハン(韓聡)組(中国)
(NHK杯公式サイトより)
上手いこと言えないのが歯痒いですが、キレがありながら情感たっぷり。
そして前にも何かで書いた気がするのですが、通常ペアの男性は背が高く体つきのがっしりした選手が多いのに、このハン選手は見た目明らかに小柄です。
どうやってあんなに高く、スイ選手を上手にブン投げられるのでしょうか。
とにかくスゴイや。
もちろんコチラもSP(ショートプログラム)第1位通過です。
そして。
今回の嬉しい驚きが、日本ペア!!!
三浦 璃来(りく)&木原 龍一組
(NHK杯公式サイトより)
木原君は元男子シングル選手ですが、2013年にペアに転向。
最初のパートナーは2012年にカナダのマーヴィン・トラン選手とのペアを解消した高橋成美選手ですが、その後あまり時を置かずにペア解消、その後も須崎海羽選手とペアを組みましたが3シーズンほどで解消していました。
相性ってものもあるだろうけれど、続かないなー、残念だなー、という気持ちになっていました。
最近、新しいパートナーが出来たのは知っていたのですが、何とまだ3ヶ月!
この試合が初めての国際大会でのお披露目だったそうです。
正直、高橋成美選手とマーヴィン・トラン選手のペア解消以来、パッとしない日本ペア(スミマセン)。
そもそも競技人口がシングルに比べて全然いないのですから仕方ないといえば仕方ないのですかね。
「今回はどのくらいの期間もつのだろうか…」
などと思いながら、ぼんやりと第1グループの入場を眺めていました。
すると、
おや?スイ・ハン組がいる
いやいや。
スイ・ハン組は第2グループ、まだ登場するはずはありません。
スイ選手に見えたのは三浦選手。
雰囲気が中国のスイ選手そっくり!
髪型もそうですが、体型も何だか似ています。
最初の数分、勘違いしていましたw
滑り出してまたビックリ!
何か今までになく上手くない!?←失礼
2人揃ってのジャンプも、スロージャンプもツイストも上手くハマってます。
この安定感…新鮮←失礼
とてもつい最近ペアを組んだとは思えない堂々とした演技。
これが相性、ってヤツなのかしら…?
会場全体が夢中になって応援していました。
割れんばかりの拍手です!
いい点数キターーー!
こんなにはしゃぐ木原君を見た記憶がない。
ヨッシャーーー!!
いつも日本ペアは最下位が定位置でしたが、これはもしやと思わせる演技。
結果8組中、6位でSPを折り返しました。
すごく良かったよ〜!
パチパチパチパチ👏
ああ、いいもん見た。
次は女子シン…
え?
もう6500字超えちゃった!?
どおりで疲れたと思った…(;´Д`)ハアハア
1ヶ月以上ぶりの更新なのに、ワタシ的に頑張りすぎました。
ということで今回はこれまで。
続きは次回にすることといたしましょう。
長い記事にお付き合いくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
それではまた次回、よろしくお願いいたします♪
結局いつもの
前回の更新から既に20日以上、いつものことですが皆さまお久しぶりです。
態度ワルイぞ、まりちゃん
さて、イキナリですが困ったことがあります。
最近の私の傾向として、
「更新たまーに、そのぶん一度に無理矢理詰め放題の長文祭り」
というパターンがデフォになりつつあり。
5000字超えもちょいちょいあって、最終的な編集以外をほとんどをスマホで行なっている私の、目・肩・腕・腰・精神に多大な負担をかけると同時に、せっかく撮った写真も旬を逃しっぱなしの周回遅れ。
収益のためでも有益な情報を発信しているわけでもなく、好き勝手に書き散らしているだけの雑記ブログですから、更新が滞ろうが誰に迷惑がかかるということもないのですが、出来ればボケ防止のためにも細く長く書き続けたい。
しかし、更新の間隔が開きすぎると、ブログをどうやって書いていたのかすら朧げになり、なかなか手が出ない。
膨大な写真もどうしよう。
ああ、困った。
困ったぞ。
「ホントにポンコツねぇ」
最近の話で記事を書くのを諦め、はてなの『お題スロット』を初めて回してみたもののピンと来ない。
…ハッ(`ロ´;)!!?
そういえば、こういう時や冬場に庭の話が出来ない時のためにワタシ、思いついた小ネタや書き残したいことを下書きにチョイ書きしておかなかったっけ?
そう思い出し、下書きを漁ってみました。
↓
『まりも嬢、ダイエットに成功する』
『ロボコンと冬祭り』
『ケンちゃんのプレゼント』
『カワウソ』
『オオジシギ』
『ウラさん』
『タケウチ爺さんのこと』
『ころちゃん』
『ルーツ』
※タイトルは練ってないのでテキトーです
………
………………
うーーーん、なんだろう。
この流れから唐突過ぎる。
ということで、
やっぱり素直に撮りためた写真などをしずしずと貼っていこうかと( ˙-˙ )
さんざん前フリしたあげく、誠に申し訳ございませんw
*******
前回の記事、十勝岳連峰の素晴らしい紅葉のあとも、いくつか紅葉を見に出かけてきました。
写真は、10月初旬〜中旬の上川町・層雲峡〜上士幌町・三国峠と、滝上町・錦仙峡です。
ではサクサク〜っと!
層雲峡名物・柱状節理にしがみつく紅葉を見ながら
このあたりはそそり立つ柱状節理の岩壁がずっと続いているのですが、こんな硬そうな場所にも文句を言わず、しっかり根を下ろしている木々はエライなぁ…
三国峠は、北海道の国道の中で一番標高の高い峠(標高1,139m)です。
トドマツやエゾマツの樹海の上を通る赤い橋が印象的
赤色の紅葉はほとんどなく、黄色と針葉樹の濃い緑が中心です。
もとより朝から天候が不安定で、峠に差し掛かる頃にはかなりどんよりw
撮った写真もかなり暗かったので、見やすいように明るく調整しました。
下に貼った動画が見たままの明るさです。↓
ちょうど見頃の時期だったのですが、紅葉を通り越して寒々しい、というか実際すごく寒かった…(8℃)
華やか、という感じの紅葉ではありませんでしたが、見渡す限りの樹海は圧巻でした!
帰りは夕陽に照らされる黄色い並木を見ながら
次は10月中旬、訪れたのは、錦仙峡。
今年の夏、2度ほどお邪魔した滝上町にあります。
旭川紋別自動車道・愛別ICから浮島ICまでの無料区間を使って約2時間強
1度目は終わりかけのシバザクラを見に、2度目はずっと来たかったガーデン『陽殖園』さんへ。
一応その時の記事を貼っておきますね♪
シバザクラは終わりかけでしたが、たまたま寄った錦仙峡が思いのほか美しかったので、紅葉の時期に来てみたいと思っていたからです。
この看板をその時見つけた
では散策開始!
「たきのうえホテル渓谷」さんの横の入り口から散策路へ。
道一本挟んだ別の入り口には、木彫りのキツネ、リス、ウサギがお出迎え
裏手のレストラン?が遊歩道に面していて、ここから景色を眺めながら食事が出来るようです。
これはイイですね〜!
前回訪れた時は、魚が必死のアタックを繰り返していた「洛陽の滝」
別の角度からも♪
整備された遊歩道には、モミジやカエデといった色鮮やかに紅葉する木がたくさんあるので見応えがあります。
これ以上選べなかったので、枚数が多いですけど、一気に貼っちゃいます。
重たかったらスミマセン( ̄人 ̄)
色とりどり〜♡
色鮮やかな景色の中にも、場所や植物の違いで雰囲気も変わります。
陽射しの加減もあり、何となくパステル調というか優しい色合
このあたりは流れがゆったりとしていて、ゆるゆると流れていく落ち葉がまるで金箔のように見えました。
赤い実やドングリがたくさん落ちていて、ここに住むリスたちだけではとても食べきれないでしょうね笑
パカッと割れたところから芽が
水に映る紅葉の色も綺麗でした。
気持ちの良い秋晴れの日、けっこうなものを見せていただき、ありがとうございました!
ナムナム…
さてと、帰ろ…
おっ?
何やら視線を感じるのですが。
「ヴッ…ヴヴゥ…」
わっ、ビックリした!
…ま、迷子かな?
そんな大口開けて、どうしたの?
「ヴワーーーン!!!」
ハイ。
遊歩道横にある暗渠(あんきょ)君でした。
人はどうしてすぐに、穴が三つあると人の顔に見えてしまうんでしょうねぇ?
…ほうほう。
シ、シュ、スュ、
というそうですよ、皆さん!詳しくは自分でググッてね(・∀・)♪
「大口ならワタシも負けなーい!!!」
うんうん、まりちゃんの勝ち。
買い物帰りに紅葉を
9月最後の日曜日。
スーパーでお買い物。
あまり買い込んでもねぇ…と思いつつ、10月増税前にお酒の1本2本、いやあともう1本。
ついでに本みりんや料理酒も1本ずつ。
…重たいな。
でもこのスーパー、今日はポイント10倍の日だし、9月末までキャッシュレス決済だと10%返ってくるんだよねぇ。
などと、思いっきり庶民っぷりを発揮して買い物を終えた帰り、せっかく外へ出たんだからと軽くドライブでもして帰ることにしました。
さて、何処へ行こう?
朝から計画的に考えていれば他にも行き先の選択肢はあるのでしょうが、大抵は無計画なので近場をウロウロして帰ってくる、ということになります。
ということで、いつもの美瑛方面へ。
前の週末に、そろそろ十勝岳の方は紅葉が来ているのでは?と思い、十勝岳・望岳台へ出かけてみたのですが、行ってみるとまだそれほどではないようでした。
その時よりもいくらか紅葉が進んでいるかしらん?
軽い気持ちで、液体ばかりでチャプチャプと重い買い物袋を後部座席に積んだまま、十勝岳方面へ。
雨がパラパラ、お天気はあまり良くありません。
平地でも、先週よりも木々が色づいてきています。
前方に見えてきた山の中腹が紅葉しているのが見えてきた頃、私はちょっぴり後悔していました。
「今日、カメラ持ってきてない…」
そう。
先週はまだあまり紅葉していなかったので、まだそんなでもないだろうと軽い気持ちでやって来たのでカメラは置いて来てしまいました。
(´;ω;`)
左へ行くと先週末出かけた『望岳台』方面、『北の国から』などでも有名になった無料温泉「吹上温泉」もこちらから行けます。
今日は真っ直ぐに『十勝岳温泉』方面へ。
少しずつ高度が上がり、鮮やかな紅葉が見えてきました。
もう、しっかり綺麗に色づいています。
工事中のブルーシートは見ないことに
車のすぐ側まで、紅葉したいろいろな種類の木の枝が迫ってきています。
着いたのは、標高1280m・北海道で一番高い場所にある、十勝岳温泉「湯元 凌雲閣」さんの裏手にある展望台。
ここの横から登山道に入れるようになっているので、登山の格好をした老若男女の姿もたくさん!
私はヘタレの体力ナシなので登山は無理ですが、こんな素晴らしい眺めを見ながら山歩きをするのは堪らないだろうな、と羨ましく思いました。
山に入らない私はここから見せていただきましょう。
。。。なんだかすごく綺麗そう。
シツコイようですが。
どうしてワタシはカメラを持って来なかったんでしょう…
先週末は持ってたのに( ゚皿゚)キーッ!!
とグダグダ言いつつも、スマホで写真を撮ってみましたので載せてみますね♪
お天気は今ひとつで風も強く、雲が流れて太陽が出たり隠れたりでしたが素晴らしい紅葉具合!
熱心にずっとファインダーを覗き続けるお爺さんや、歓声を上げる観光客
奥に見える荒々しい山肌は、江戸時代の安政4年に噴火した安政火口です。
もしかすると、私もこの場所で紅葉を見たのは初めてかもしれません。
少なくとも、こんなに緑・赤・黄色・オレンジ、その他の色が鮮やかな紅葉の景色は久々に見た気がします。
カメラがなかったのは本当ーーーーーに残念でしたが、動画も撮ってみましたのでよろしければ♪
風や川の音も聞こえることで、リアルな風景を感じられる気がします。
時々吹く強い風に雲が流され日が射すと、山の表情も変わります。
帰りは前の週末に来た『望岳台』を回って帰りました。
先程の凌雲閣の展望台よりも紅葉はずっと遠いところにありますが、こちらの方が人は多かったように思います。
どちらかといえば、噴煙の上がる荒々しい山を見る、というのがメインかもしれませんね。
今回は、カメラを持たずに行ったら紅葉最高潮!という、ちょっぴり残念なことになってしまいましたが、もしまた次の機会があれば、その時は必ずやしっかりと一眼レフを!
*******
さて、秋といえば食欲の秋。
先日出かけたアロマ教室で、他の生徒さんから秋の味覚をいただきました。
大きな栗〜〜〜!!!
…ではなく、手作りの栗パン!
皮の色はココア、中身はカスタードにマロンペーストを混ぜ込んだもの。
栗のお尻のザラザラした皮はクッキー生地にケシの実で。
フンワリ美味しい。
パン教室をされていたこともある方なので、当然ですがプロのお味でした。
栗つながりで。
実家に生えている栗のおすそ分けが来たので少々茹で栗に。
大きなものは更にヨソに分けてしまったので小さめが多いですが、何の手入れもされていない栗の木にしては立派で味もなかなか。
調べてみると、旭川は栗の北限に近いと思われます。
私が旭川に越してきた時が7歳、今の実家に先に住んでいた祖母が植えたものかと思いますので、樹齢はゆうに40年を超えている、もしくは50年近いのではないでしょうか。
大きさは栗パンにはさすがに及ばず
すっかり古びた実家と古びた父…おっと、高齢の父。
せっかく厳寒の地を長らく生き抜いてきた栗の大木。
いつかこの家と土地を手放す時が来ても、切られることなくまた誰かが秋の味覚を味わってくれたらいいな。
今はけっこう栄えて家も増えてしまった実家付近、その時こんな大きな木を残してくれるかはわかりませんけれど。
実際にやったら絶対にすっごく怒られて更に嫌われそうなので、カメラを使ったトリック?で、のんのさんの頭に栗を乗せてみました(* ̄m ̄)
では最後に、少しだけ青空が見えて明るくなってきた1枚を。
ではまた次回、よろしくお願いいたします☆
景色いろいろ
北国の夏は過ぎ去り、残されたのは草ボーボーの我が家の庭。
「どうせもう少しで枯れちゃうんだからほっておけば?」
という悪魔の囁きと、季節の変わり目のせいかすぐ落ちてくる雨粒になかなか重い腰が上がらずにいたのですが、やはりあまりにヒドイ。
天気のご機嫌の良い時を見計らって草むしりをし、冬に向けて宿根草や枯れ枝の整理をし始めました。
あれだけ賑やかに花々の間を飛び回っていた虫たちの姿は消え、たった3ヶ月前の初夏の煌きが遠い昔のようです。
それでも我が家の古株・白いガウラは無数の蝶々のように風に揺れ、今年2年目のアプリコット・キャンディは、涼しくなった今こそ本番!とばかりに張り切って蕾を開いていきます。
秋のバラは色が冴え、虫に齧られることもなく綺麗ですね。
一本だけ、家の中にお招きしました。
仲間と離れて寂しかろうと、昼間は庭が見える位置に飾っています。
ちょうど良い花瓶があいておらず、少々ゴツイ花瓶に
アナベルとノリウツギは、毎年茶色に枯れてしまってからザッパザッパと刈り倒し処分してしまうのですが、今年はドライフラワーを作るのが上手な友人に刺激され、色がまだ残るうちに少し刈り取りドライにしてみました。
雨で傷んだりあまりキレイではない部分もあるのですが、売り物ではないので良しとします
特に何も考えず、ザックリまとめて干しただけなので、友人と分けてから形にしようかと思っています。
どこに飾ろうかなぁ?
そうそう、アナベルを選別しながら刈り取りをしていた時に見つけたお客さま。
顔を見ようと覗き込むと、やめて!と言わんばかりにソッポを向かれた
アマガエルさんは可愛い。
私が読ませていただいているブログの筆者さんが最近、お庭の花につかまるアマガエルを見ているうちに、苦手だったはずなのに愛着が湧いてきて可愛く見えるようになったと仰っていました。
アマガエルよ、やったね!
そんなアマガエルさんは、このブログのスマホ版のヘッダ画像にも長らく活躍してもらったり、何かとお世話になっています。
↓長いことブログの顔を務めていただいた写真
このゴージャスな椅子を狙う蜂にも怯まず
また来年、バラの椅子をご用意してお待ちしております♪
令和初の夏。
今年はあまりあちこち出かけることがありませんでした。
毎年パスポートを買って通った『上野ファーム』さんもとうとう行かずじまい。
近隣のガーデン巡りもほとんどせずにシーズンを終えてしまいました。
滝上町の『陽殖園』さんのみで力尽きた感(笑)
インパクトありましたからね〜。
それでも、長く寒く白い北海道の冬に耐えるべく、緑色の景色を目に焼き付けておこうとチマチマと近隣へドライブなどは出かけております。
9月の連休も、これといってどこかへ出かけたりはしなかったのですが、いつも通り美瑛方面をフラフラと。
中旬の連休の美瑛は観光客のピークも過ぎたのか、静かな秋を迎えていました。
おっ、放牧中の牛さん発見!
車を停めると、ん?なんだなんだ?とみんな一斉にコチラに歩いてきてビビる。
「なんか美味しいものくれるんじゃないの?」
「来て損した。みんな解散解散!」
そう言っていたかはわかりませんが、何かイイコトがあるわけではないと察した牛の皆さんは踵を返して去っていきましたw
激しいアップダウンの直線道路が2.5kmも続く「ジェットコースターの路」
美瑛の丘はトラクターなどが忙しく働いていました。
麦などは既に刈り取られ、剥き出しの土部分も多かったのですが、緑肥用のヒマワリやキカラシの黄色が目につきます。
キカラシの鮮やかさが、薄曇りの丘を明るく彩っていました。
前まではなかった、こんな看板が設置されていました。
元々この美瑛の丘の美しい景色は観光客のためのものではなく、畑を耕す農家さんの生活の場でしたが、あまりに風景として美しかったためにすっかり有名になってしまいました。
しかしそれは、ここで農業を営む人にとってマナーを守らない観光客との戦いでもあったのです。
長年旭川に住んでいる私も、昔から度々通らせてもらっているこの丘の道ですが、観光客が増えるにつれ外国語の
「畑の中に侵入しないでほしい」
旨の看板が増えていくのを見てきました。
また外国の方だけではなく、芸能人のCMやMVに使われて有名になった木にモラルのない観光客が殺到し、度重なる迷惑行為に耐えかねた所有者の方がその木を伐採してしまったこともあります。
観光客が増えても、その景観を作り出している畑の持ち主さんには負担が増えるばかりで利がない。
実際、私もそういう場面を幾度となく見ていましたので、ニュースを見てショックではありましたが、仕方のない判断だったのかなと考えていました。
しかし畑の持ち主の方々も、対立するばかりでは何も生まれないということでプロジェクトを立ち上げたのですね。
ただ、「立ち入り禁止!」と書いた看板を立てるのではなく、農家さんの思いを知ってもらうことで、観光客の畑への立ち入りがいけないことだと知ってもらう。
まだ始まったばかりの試みのようですのでどのように成長していくのかわかりませんが、誰にとっても良い形になっていくように願わずにはいられません。
それにしても、本当に綺麗だなぁ。
いつまでもこの美しい景色が見られますよう、願ってやみません。
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さて、すっかり朝晩涼しくなり寝やすくなった今日この頃。
猫たちも暖かい場所で気持ち良くお昼寝する景色が見られるようになりました。
新しい、あったか膝掛けをゲットしたのんのさん
まりもはみっしりした毛並みのせいか、暖かい毛布などはあまり必要ないらしい
まりちゃん、ヒマなら少し庭の片付けを手伝ってくれない?
「やーだよ!!!」
うん、知ってる。
言ってみただけ。
秋風吹く
朝晩の風に、こちら道北地方はすっかり秋の気配が漂い始めています。
ここしばらくの雨がちなお天気と、そのせいでより一層庭仕事をしたくない私とのコラボ。
今、我が庭は「雑草」と呼ばれる植物たちが我が世の春を謳歌しております。
秋なのに。
「もう少しで枯れてしまうんだから、いっそこのまま知らん顔してしまおうか」
…そんな気になっている今日この頃です。
そんな中、2日ばかり晴天が続いたため、久々に庭へ出てみました。
おそるおそる。
ええ、草ボーボーの実態を直視したくなくて、庭をじっくり見ないようにしていたのです。
するとどうでしょう!
長雨の影響で、得体の知れないキノコがにょっきにょき!
ジブリっぽいと言えなくもない
プンゲンストウヒの下を中心に、お味噌汁なら何日ぶんも作れそうな。
…作りませんよ( ̄皿 ̄)
雑草&謎キノコに打ちひしがれながらも、久しぶりに花たちの様子を見て回りました。
バラが少し返り咲いています。
お手入れが悪いので、葉っぱはけっこう病気になってますね…
クイーン・オブ・スウェーデン
名無しのミニバラ
アプリコット・キャンディ
一季咲きのハズですが、今年植えたつるアイスバーグもいくつか咲いています。
返り咲くこともあるのね。
ちょっと得したー
このアイスバーグが我が家に来るに至った経緯はこちらに書いてあります♪
シャルロット・オースチン
秋にしてはなかなかたくさん蕾をつけてくれました。
ノリウツギも緑色から始まり白、今はもうピンクに変わろうとしています。
綺麗なピンクになったらドライフラワー作りの上手な友人を見習って、ひと枝ふた枝、ドライにしてみましょうか。
そして今年はブルーベリーの当たり年。
ちょっと見ぬ間にたくさんのブルーベリーが熟していて、慌てて収穫に取りかかりました。
完璧にキレイなものだけ収穫して339g、今年の総量は1kg超え。
既にけっこうな量を冷凍保存してあるため、今回は少し生のままお菓子に加工してみました。
ブルーベリー・ベイクドチーズケーキ、クリームチーズの箱のレシピ通りに。
正確に言うと溶かしバターを入れ忘れたんですけれど、特に問題はありませんでした。
細長く切って、ブルーベリーの紫が綺麗なチーズケーキバーに。
コーヒーと良く合います。
もう温かい飲み物が美味しい季節になりました。
前回のブルーベリージャムの時は、化学反応のコトを知らず、とんでもない色にw↓
月日は流れてもうはや9月。
そろそろ収穫の秋、各地で収穫祭や食のイベントも始まりますね。
9/1日曜日、富良野市で行われた
『ふらのワインぶどう祭り2019』
へ行ってまいりました。
少々不安定に思われたお天気も、着いた時にはピカピカの青空。
会場広場横の噴水はワイングラスをかたどったもの。
モニュメントは、北国で育つワインぶどうの力強さを表す黒を基調に、赤ワインの赤、白ワインの清楚さを表す白で彩られ、ワイングラスにそそがれる噴水がワインをイメージしています
だそうです。
ピカピカの青空に皆さん楽しそうに杯を重ねていました。
500円でワイングラスをレンタルし、1杯200円から。
高いものでも600円くらいだったと思うのでかなりリーズナブルに楽しめると思います。
グラスを割ってしまうと500円は返してもらえないのでそこは慎重に!
(・`ω´・ ●)キッ
食べ物も富良野の美味しい地場のものが、これまたお安く提供されており、ついアレもコレもと手が出てしまいます。
食べる前に写真を撮ろうと思ってもつい忘れて食べてしまうwチーズオムレツも食べかけ部分を避けて写しました
写真には残っていませんが、フランクフルトも美味しかったです。
まさに地域の皆さんに、豊かな富良野の恵みを還元しようというお祭り。
北海道の子供たちによるジャズ演奏や、ワインの銘柄当てコンテスト、地元の可愛い女子高生たちによるぶどう踏みの実演などを見ながら、楽しい時間が過ぎていきます。
『北海道ジュニアジャズワークショップ』の子どもたちによるジャズ
「もっと飲んでね!」と、お餅やおつまみを撒いたりサービス満点。
子どもたちのダンス発表などもあり、お酒のイベントながら老若男女・子どもたち、どの世代も楽しめる、大らかなイベントとなっていました。
ワインや飲食物を買うと福引補助券が貰えるので、帰り際に3回挑戦して2回ハズレ(ポケットティッシュ)、一つは5等で富良野市内で使える商品券500円。
5等で500円て、太っ腹じゃない!?
さっそく市内にある『FURANO MARCHE(フラノマルシェ)』にて、普段買わないちょっと良いバターと、エゾシカコロッケを購入しました。
道民だからといって、そうしょっちゅうエゾシカは食べないですからね?
まだ食べていませんが、お祭りのお土産に買った赤ワインと一緒に食べてみたいと思います。
お日さまが出ればまだまだ暖かいですが、時折吹く風に秋の気配が漂うようになり、虫たちの声も秋の音色になりました。
庭の見回りのあと、玄関を歩くバッタを発見。
家のドアにしがみつく緑色のバッタを眺めていると、写真の向こう側、右の後脚が欠損しているのに気づきました。
北海道の短い夏を、頑張って生きたのだなぁ…
と、小さな生き物に胸を打たれた秋の始まり。